ヤマハ インプレスX V201 ドライバー

YAMAHA inpresX DRIVER
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ヤマハ インプレスX V201 ドライバー です。
Fujikura ROMBAX 6J10
シャフトは Fujikura ROMBAX 6J10 です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.8、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は316gです。
YAMAHA inpresX DRIVER V201
待望のヤマハのニュードライバーです。
私はずっと首を長くして待っていました。
なかなか新製品が発表されないので、いつかいつかと待っていました。
今日は、やっとその新製品に出会うことが出来て、とても嬉しく思いました。
ヤマハ V201
これまで通り、とても美しいデザインです。
ヤマハの『センスの良さ』を感じます。
こうして見ていても、色々な『ハイテク』が散りばめられているような気がします。
かなりの『高機能』でありながら、決して『見た目の良さ』を損なわない開発の仕方に、私はいつも好感を持っています。
いくら高機能であっても、構えづらかったり、どこか違和感を感じてしまうと、そのせっかくの高機能が活かされないことも多いと思うのですが、このドライバーにはすごくいい印象をもちました。
ヤマハ インプレス ドライバー
これまでのヤマハのクラブは素晴らしいものばかりだったので、このドライバーにも期待感が膨らみます。
この『見た目の美しさ』だけで、かなり打ちやすそうな雰囲気が伝わってきます。
私の苦手とするタイプではなく、むしろかなり得意としているタイプなので、自然と気持ちが高ぶってきました。
先日、とても素晴らしいドライバーに出会って以来、ずっとそのドライバーのことばかり考えているのですが、今日のこのドライバーにもすごく好感を持てそうな気がしました。
さすがは『ヤマハ』といった感じがしますし、ヤマハのクラブには、『信頼感』を持っています。
ドライバー試打 ヤマハ インプレスX V201
素振りをしても、いい感じでした。
バランスもいいですし、シャフトも結構しっかりしている感じがしました。
タイミングが合いやすそうな感じがしましたし、ブレる感じはしませんでした。
振っていて、『タフ』な感じは全くしませんでした。
ヤマハ インプレスX V201ドライバー 構え感
ボールを前にして構えてみても、ヤマハのドライバーなので『予想通り』といえるのですが、すごくいい顔だと思いました。
こういった感じは、これまでの歴代のドライバーにもいえることだと思います。
左へ行きそうな感じがしないので、安心して構えられます。
『丸形』と『洋梨型』の、ちょうど中間くらいの感じかな?と思いました。
ヘッドがやや大きく見えましたが、扱いづらい感じはしません。
ヘッド後方が少し伸びているように見えたので、『直進性』が高い設計になっているのかな?と、これまで同様のドライバーを試打してきて感じます。
試打を開始しました。
D
まず感じたのが、その『打感の良さ』です。
一球目から、すごくいい感触を味わうことが出来ました。
『ヤマハ独特の柔らかさ』を感じました。
こういった打感の良さは、これまでのヤマハのドライバーに感じられたような気がします。
打っていて、とても心地いい感じの『後味の良い』感触です。
このヘッドの美しさに比例した、打感の良さだと思います。
H
『音』も、すごくいいです。
『爽快感』を感じられます。
ヤマハのドライバーの『質の高さ』を充分に感じ取ることができます。
『構えやすさ』『打感』『打球音』という、フィーリング性能の三要素が揃っているドライバーだと思いました。
こういった音なら、何球打っても疲れにくい感じがします。
さすがはヤマハのドライバーだと思います。
しかし、こういった『フィーリング性能』が高いことは、これまでのヤマハのクラブにはずっと備わってきていたことなので、良い感じを持ちつつも、それほど驚くことはありませんでした。
それだけ、これまでずっと『質の高いクラブ作り』をしてきたメーカーなのだと思います。
F
『球のあがりやすさ』という点でも、私は比較的よくあがるタイプだと思いました。
『ロフト10度』ということもありますし、それほど『タフ』な感じはしませんでした。
『ディープ・ヘッド』には見えなかった、このヘッド形状ですが、かといって『シャロー・ヘッド』ともいえないような気もしますし、ちょうど『中間型』といえるのでしょうか?
私は薄い感じの『ヘッド厚』よりも、どちらかというと『立体的』な感じのヘッドが好きなのですが、このヘッドの厚みには好感を持つことが出来ました。
高~い高弾道・・・・。という感じではありませんでしたが、比較的よく上がる感じがしました。
『中弾道』と『高弾道』の中間に位置している『中高弾道』といったところでしょうか?
どちらかというと、私の感覚では『高弾道』に近い感じがしました。
E
『安定性』という点でも、すごくいい感じがしました。
決して球が暴れやすいタイプのドライバーではないと思います。
構えたときに左へ行かなさそうな感じがしていたのですが、実際に打ってみるとやはりつかまり過ぎないので、安心して叩いていくことができました。
左右に散らばる感じもしなかったですし、球をまとめていきやすい感じのドライバーだと思いました。
『シビア』な感じは、全くしませんでした。
見た目のカッコ良さとは別に、比較的『敷居が高すぎない』ドライバーといえるような気がします。
M
『操作性』という点では、まずまず・・・。でした。
球がつかまり過ぎないドライバーだとは思いましたが、『フック』も比較的楽に打たせてくれましたし、『スライス』も打つことができました。
ただ、やはりそれほど曲がりやすいドライバーという感じはしなかったので、適度な操作性の良さを感じつつも、やはりこの高い『直進性』を利用した方がいいような気がします。
これまでにもよく見られた、『何が何でも曲がらないドライバー』というのではありませんし、曲げようとすれば比較的楽に曲げられるドライバーです。
しかし、このドライバーに自然に備わっている性能を活かした方が、確率の良い攻めが出来るような気がしました。
YAMAHA inpresX DRIVER V201 SHAFT Fujikura ROMBAX 6J10
このシャフトも操作しやすい感じがして、その『長さ』を感じさせない『扱いやすさ』だと思いました。
ちょっと前までの長いクラブは『曲がる』『扱いづらい』といったマイナス面がありましたが、このドライバーにはそれを殆ど感じませんでした。
今では『45.25インチ』というのは、決して長い部類には入らないのかもしれません。
シャフトの性能の向上に伴い、その長さが少しずつ伸びていっているような気がします。
ドライバーだけでなく、いずれアイアンやウェッジなども長くなってくることもあるのでしょうか?
だとすると、かなりゴルフが難しくなると思いますし、もしそのままだったとしたら、ますますドライバーとそれ以外のクラブの『長さの違い』が顕著になってくるような気がします。
『クラブセッティングのバランス』が崩れてくるかもしれません。
N
『飛距離性能』という点では、すごくいい感じです。
左へ行かない・・・。という安心感からか、私にとってはすごく叩きやすいので、結構強めにいってみたのですが、すごくいい感じでボールを飛ばしてくれていました。
このヘッドにも、これまでのヤマハのドライバーに感じられていた『ハイレベルな弾き感』を感じられました。
よく弾いてくれてるなあ・・・・。と思いました。
一方シャフトのほうも『走り系』というよりは、どちらかというと『粘り系』といえるのかもしれません。
それほど強く『加速感』は感じませんでした。
タイミングがとりやすく、暴れにくいので気持ちよく叩いていくことができたせいか、大きな飛距離を稼いでいくことができました。
「ヤマハのドライバーはよく飛ぶ・・・・。」
と、私の周りではいわば『常識』となっている言葉なのですが、今回のこのドライバーも、その例外ではないと思いました。
G
どの角度から見ても、ヤマハらしい品のある美しさを感じることができます。
今日は35球程、球を打っていったのですが、最後までいい感じのまま試打を終えることが出来ました。
『フッカー』の私にはとても易しく感じられたドライバーでした。
球がそれほど強くつかまり過ぎることもない感じがしたので、日頃『スライス』に悩んでおられる方には、ひょっとしたら少し難しく感じられるかもしれません。
スライスを抑制してくれるドライバーではないような気がします。
I
しかし、比較的『ニュートラル』な感じのドライバーのように感じられたので、
『クラブの性能でスライスを抑制する・・・。』
というのではなく、
『こういったドライバーで練習しながらスライスを直していく・・・・。』
といった考えをお持ちの方には、とても合っているような気がします。
見た目はかなり難しそうに見えるかもしれませんが、実際はそれほどでもないので、『向上心』を強く持っておられる方には、決してハード過ぎるドライバーではないような気がします。
Q
ヤマハのドライバーには、これまでもシャフトに貼られたスペックを表示しているシールに、『対象ヘッドスピード』が表示されていて、このドライバーの場合は『44~49m/s』となっています。
あくまでも目安だとは思いますが、このように表示してくれているのは、とても解りやすくていいことだ・・・。と前から思っていました。
J
この範囲から見ても、結構幅の広いゴルファーをターゲットにしていると思うので、この範囲にある方は是非一度試してみる価値はあるのではないでしょうか?
こういった美しいクラブでゴルフをすると、楽しさが倍増するような気がします。