ヤマハ RMX VD/X アイアン

ヤマハ RMX VD/X アイアン を試打 レビュー

ゴルフクラブ インプレッション ヤマハ RMX VD/X アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブYAMAHA RMX VD/X アイアン の7番 です。

 

TENSEI TR i
シャフトは TENSEI TR i です。

ロフトは28度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は71g、キックポイントは中調子、バランスはD1、クラブ総重量は388gです。

 

正面
とても個性的なヤマハのアイアンです。

どこが個性的かと言いますと、その形と大きさで、バリエーションが豊富なヤマハアイアンの特徴といっていいと思います。

あらゆるユーザーに対して、対応していくという姿勢なのかもしれません。

 

側面
ラージサイズのアイアンです。

この大きさに安心感や親近感をもたれる方は多いのではないでしょうか?

 

トゥ側のウェイト
トゥ側に大きなウェイトが配置されています。

これだけラージサイズだと、それでなくてもトゥ側に重心が集まってしまいそうですが、それがさらに顕著になった形です。

一般的にアマチュアはトゥ側に打点が集まりやすいという、昔『タラコ』のCMで見たことがあるのですが、それが今も続いているのでしょうか?

人にもよるかもしれないですが、たとえ最初はトゥ側でヒットしていても、練習を積んで技術が上がっていたら、いずれセンターや、ややヒール寄りでヒットすることになりやすいように思うのですが・・・。

そういった意味では、このアイアンはビギナーの方を対象としているのかもしれません。

 

彫りの深さ
彫りの深さは普通ですが、こうして見ても『はめ込み型』なのが分かります。

 

トップライン
トップラインは、やや厚めです。

 

ソール幅
ワイドソールですが、広すぎるという感じはしません。

こういったところが、数年前のラージサイズアイアンとの違いだと思います。

 

ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

ここの部分も昔のラージサイズと違うところで、短くすればいいというものでも無いのかもしれません。

ある程度ネックの長さがあることにより、操作性が高まって、扱いやすくなった・・・。と感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ヒール側の膨らみ
ヒール側にある、このフィンのようなものが、このアイアン最大の特徴で、これは過去のモデルでも見られました。

この効果は、ある程度ヒール側にも重心をもってくるためだとか、スイング中の『トゥダウン』を抑制するものなのかと思いましたが、実際のところは分かりません。

メーカーによる深い研究によって生み出されたもので、大きな意味があるのだと思います。

 

ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、ごく普通の『スタンプタイプ』です。

フェース面にはあまり力を入れていないのかもしれません。

 

装着されているグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプで、『可もなく不可も無く』といった感じです。

グリップひとつとってもテンションが上下しますが、今日はどちらにも動かず淡々と見ていました。

 

振り感
素振りをしてみると、これだけの大顔アイアンでありながら、軽量感があるのが凄いといいますか、ちょっと違和感があります。

全然重く感じないですし、スイング中ブレーキが掛かることもありません。

この『大きくて軽い』というところも、メーカーが力を入れているところなのではないか?と思いました。

昔のような『無垢』といいますか、ワンピースタイプのアイアンで育った者からすると、かなりの重量をイメージしますが、実際はそうでもなく、むしろ軽いので、ヘッドの中にいろいろ工夫されているのが分かります。

 

構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していたよりもクセがきつくなく、いい意味で意外でした。

おそらく、前に試打したVD40と同じような顔だろうと思っていたからです。

しかし実際は全く違っていて、この VD/X アイアンのほうが『面長感』が緩和され、すっきりしています。

VD40は扱いづらそうだな・・・。と構えたときに感じたのを覚えていますが、このアイアンはそれほどではありません。

とはいっても、見とれるようなこともないですし、できればもっとコンパクト感が欲しいです。

ラージサイズアイアンの中では構えやすいということであり、通常のアイアンとはやはり『別枠』で考えたほうがいいというところは変わりません。

大顔でグースの利きもはっきりしていますし、トップラインの厚みも目立っています。

頭の中がモヤモヤしていますが、これはもう仕方ないことなのだと自分自身に言い聞かせました。

 

試打を開始しました

フェース面
『打感』はまずまず・・・。といいますか、予想通りでした。

柔らかいということはなく、やや薄めで大味な打感です。

使い慣れたタイプのアイアンだと、インパクトのときに、フェース面のどこに当たったか、打感だけで大体分かりますが、このアイアンだとそれができません。

しかしそれは私の感性の鈍さと、こういうタイプに不慣れで経験値が不足しているということは間違いありません。

こういうタイプもどんどん球数を増やしていかなければ・・・。という思いもありますが、どうしても普段は好きなタイプに偏ってしまいます。

 

トゥ側
球はあがりやすく、タフなアイアンではありません。

このようなタイプなので、上から打つというよりは、ソールを利用して打っていくほうがいいような気がします。

ヘッドをなるべく水平にしてボールを拾っていくイメージがいいように感じました。

 

バックフェース
『安定性』も高く、ラージサイズの長所が感じられます。

実際に打ち比べていないので、はっきりとしたことは言えませんが、おそらく以前試打したVD40よりも、こちらのほうがいい結果が得られるのではないでしょうか?

スイートエリアの広さは大差なくても、こちらのほうがブレにくい感じがしました。

大らかさを利用して、いい意味でアバウトに打っていけるアイアンです。

 

飛距離性能
『飛距離性能』も高く、軽く振ってキャリーを稼げるタイプですが、この飛びの凄さは過去にも経験したことがあります。

『番手無視』タイプのアイアンで、どこまで飛ぶのか、そしてそれをどうしたら制御していけるのか分かりません。

この飛びは確かに凄いですが、人によって好みが分かれるところだと思います。

 

操作性
『操作性』という点では、このような大顔タイプなので、反応速度は多少劣ってしまいますし、自在に操ることは難しく感じました。

私としては結構極端にして曲げてみようと思って打ったのですが、なかなか曲げることができません。

打った方向に、そのまま曲がらず、『ズドン』と飛んでいくような感じです。

操るタイプではないですが、この安定感は多くの支持を集めるのではないでしょうか?

 

試打後の感想

ヒール側
斬新なアイデアとメーカーの高い技術が結集されたアイアンという印象をもちました。

 

ゴルフ ゴルフクラブ ヤマハ RMX VD/X アイアン
『ニューフィーリング』といったらいいでしょうか?

これまでの感覚を大切にするのではなく、新たな時代に入ったのかもしれません。

 

ゴルフ ゴルフクラブ YAMAHA RMX VD/X アイアン
このアイアンも含め、そのように感じさせるアイアンが多くなってきました。

 

ゴルフ ゴルフクラブ YAMAHA RMX VD/X アイアン
そういった打感を好まれる方が、このアイアンのもつ高い機能性を上手く生かしていかれるのだと思います。

 

ゴルフ ゴルフクラブ YAMAHA RMX VD/X アイアン
クラブがイージーになれば、そして飛ぶようになればスコアが良くなるかは別問題ですが、クラブのハイテク化が止まりません。

 

ゴルフ ゴルフクラブ YAMAHA RMX VD/X アイアン
これからもヤマハがどのようなハイテクアイアンを生み出すか、とても楽しみです。

構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

RMX VD IRON/X

ヤマハ RMX VD/X アイアン 完全ガイド

目次

  1. 製品概要

  2. 技術解説:一体精密鋳造+タングステンウェイト

  3. スペック詳細

  4. 口コミレビューまとめ

  5. 長所・短所

  6. このアイアンが合うゴルファー・合わないゴルファー

  7. ヘッドスピード別 飛距離目安

  8. まとめ

  9. 出典元


1. 製品概要

ヤマハ RMX VD/X アイアンは、飛距離性能と操作性の両立を狙うゴルファーへ向け、高初速フェース高比重タングステンウェイトを搭載。上級者には弾道調整のしやすさ、中級者には安定した飛距離を提供するモデルです 。


2. 技術解説:一体精密鋳造+タングステンウェイト

  • AM355P一体精密鋳造:ムラのない薄肉設計を可能にし、高初速フェースエリアを広げる 。

  • 高比重タングステン+樹脂バッジ:飛びとやさしさを両立する重心設計で、重心深度と安定性を向上 。


3. スペック詳細

番手ロフト(°)ライ角(°)シャフト(NS PRO 950GH neo)長さ(インチ)バランス重量(g)
#52262.5098.038.00D2404
#62562.7598.037.50D2411
#72863.0098.037.00D2418
#83263.2598.036.50D2425
#93763.5098.036.00D2433
PW4363.7598.035.50D2441
AW4964.0098.035.25D3445
SW5564.0098.035.00D4451

4. 口コミレビューまとめ

  • 初速性能:「打球感がスプリング感強く、初速性能が抜群」(GolfDigest)

  • 安定性:「ミスヒットのブレに強く、フェースが走る感じ」(GolfDigest 三者三様)

  • 打感フィードバック:「薄くても打感が柔らかく、操作感◎」(Global Yamaha)


5. 長所・短所

長所

  • 飛距離性能:高初速フェースで同HS帯上位の飛びを実現 。

  • 許容性:重心深度設計により高い初速安定性 。

  • デザイン:ヘッド上部の薄肉形状で上級者好みの顔 。

短所

  • スピン調整:やや低スピン寄りで、サイドスピン量が少ないためフェード系打ち分けに慣れ要 。

  • シャフト硬度:950GH neoは若干硬質で、 HS40未満には扱いづらい可能性あり。


6. このアイアンが合う/合わないゴルファー

合うゴルファー

  • HS45m/s以上の中~上級者

  • 飛距離操作性を両立したい方。

  • フェーススピードを活かして球をしっかり弾かせたい方。

合わないゴルファー

  • HS40m/s未満のビギナー(950GH neoの硬さで振り負ける可能性)。

  • 超スピン重視で高弾道狙いのスピンキープ派。

  • ロングアイアンのスイートエリア重視でやさしさ最優先の方。


7. ヘッドスピード別 飛距離目安

※ドライバー換算HSの一般値より算出

HS (m/s)7番アイアン 飛距離 (Y)
35130~140
40150~160
45170~180
50185~195

8. まとめ

「ヤマハ RMX VD/X アイアン」は、初速性能重心設計を両立し、中~上級者ゴルファーにマッチする逸品です。飛距離を追求しつつ、慣性モーメント設計でミスにも強く、操作性も兼備。HS45m/s以上の方を中心に、スピードを活かした飛びを追求するゴルファーへ特におすすめします。


9. 出典元

  • RMX VD/X IR 製品情報|ヤマハ ゴルフ

  • 試打レビュー|GDO ゴルフギア情報

  • 20名による試打|Golf Digest Special

  • RMX VD/X IR 英語版|Yamaha Global

  • 飛距離目安コラム|ALBA