YAMAHA INPRES DRIVESTAR TYPE/S アイアン レビュー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは YAMAHA INPRES DRIVESTAR TYPE/S アイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO 850GH neo です。
ロフトは25度、クラブ長さは38インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は88g、キックポイントは中調子、バランスはD1、クラブ総重量は386gです。

ヤマハの新しいアイアンです。
派手さは無く、落ち着いたデザインですが、かなりハイテクっぽい雰囲気が伝わってきます。
形状

やや大顔でフェース高が低いタイプのアイアンです。
いわゆる『イージー系』といっていいと思いますが、数年前のモデルよりも、コンパクトですっきりしているように見えました。


バックフェースに組み込まれているものが、大きな存在感を放っています。
この位置にあるということは、おそらくウェイトの類いで、重心を深くする狙いがあると思うのですが、ただのウェイトではないような気がするのですが、どのような効果が期待できるのでしょうか?
ヤマハのアイアンは軟鉄のフォージドアイアンも素晴らしいですが、このようなハイテクタイプのイージー系アイアンも傑作を世に送り出しています。

こうして見ると彫りは浅く、『ハーフキャビティ』のようにも見えますが、バックフェースにはウェイトのようなものが『後付け』され、通常のキャビティではなく、中空構造になっているのだろう・・・。と想像力を働かせました。

トップラインは少しだけ厚く見えましたが、これくらいであれば『標準の範囲内』といっていいと思いますし、構えたときに気にならないような気がします。

ワイドソールタイプのアイアンですが、ワイドソールの中では平均的な広さに見えました。
バックフェースに組み込まれているパーツが目立っているので、広さが強調されているようです。
ワイドソールを好まれる方は、この広さは安心感をもたれやすいのではないでしょうか?

ソール形状は丸さが強調されているのではなく、どちらかというと平らに近いタイプです。

リーディングエッジは少し削られていて、昔からよく見られます。

トレーリングエッジも微妙に丸さがありますが、これもそれほど目立っていません。

ネックは短めで、やや太く、いわゆる『寸胴体型』といっていいアイアンです。
私はもう少し細くて長いほうが好きですが、『横からはらう』イメージで打ちたい方は、親しみのもてる形状なのかもしれません。
アイアンというクラブは『正直』といいますか、ウェッジもそうですが、ドライバーほど設計自由度が高くないので、外見でおおよその性格がつかめます。
なので、全てではないですが、『見た目が性能』ということがいえるのではないでしょうか?
ドライバー以上に、自分好みの形というものが出やすいのが、アイアンやウェッジといっていいように思います。

ホーゼルには、お馴染みの『YAMAHA』の刻印。

綺麗なフェース面です。
ミーリングなど、特別な工夫は見られませんでした。

装着されているグリップには『YAMAHA』のロゴが入っていて、カッコいいです。
あえて色をつけていないところがいいな・・・。と思いました。

素振りをしてみると、軽量タイプではあるものの、試打し慣れた軽量スチールで、既にコツのようなものはつかんでいるので、何回か素振りを繰り返してタイミングを整えました。
私は昔から、軽量タイプのクラブを振ると、オーバースイングになりがちなので、意識的にコンパクトに振るよう心がけています。
それと軽いからといって、決して『手打ち』にならないよう、ゆっくりと全身の力を使って振っていくことも意識しています。

ボールを前にして構えてみると、思っていたよりもクセがきつくなく、好感が持てました。
過去のモデルでは大顔過ぎてボールが小さく見えてしまい難しく感じたことや、グースがきつくてイメージで出なかったりしたのですが、このアイアンはそこまできつくありません。
シュッとしていて見とれる・・・。ということは無いのですが、方向性も気にならないですし、普通に構えることができました。
以前も書きましたが、『難しいクラブ』というのは『イメージが出ないクラブ』です。
いくらスイートエリアが広かろうが、球があがりやすかろうが、構えたときに、良いイメージが出ず、マイナスイメージや不安しか浮かんでこなかったら、難しいクラブということがいえます。
そういった点でも、このアイアンは難しくないイージー系のアイアンという印象をもちました。
試打を開始しました
打感

『打感』は予想していたよりも良くて、いい意味で意外でした。
中空独特の『ペチャッ』とした打感なのかと予想していたのですが、違いました。
ソフトでくっつくようなフォージドアイアンの打感ではなく、ややしっかりめの打感ですが、硬すぎず適度にマイルドなところがありました。
昔から『機能性重視』のクラブはフィーリングが置き去りになっていることが多かったように思うのですが、このアイアンはフィーリングにも力を入れているのでしょうか?
だとしたら、さすがヤマハだと思います。
いくら易しくて親しみやすいクラブでも、打感や音が良くないと、すぐに飽きてしまうような気がするのですが、このアイアンなら長くもつような気がしました。
球の上がりやすさ

『球のあがりやすさ』という点では、見た目通りで、かなりイージーになっています。
(ドライバーの)HSが40以下の方でも、楽に上げられるのではないでしょうか?
『上から潰してスピンを掛けて』というのではなく、ただボールの『横っ面』をフェースで触れさせるだけで、自然とあがって飛んでいく・・・。という印象をもちました。
安定性

『安定性』も高く、かなり大らかなアイアンです。
大顔過ぎないので、さらに易しくなっているように感じました。
それはどういうことかといいますと、適度に球がつかまりやすくなっている・・・。ということです。
大顔タイプでは反応が遅すぎて、プッシュして球が右に出てしまうこともありましたが、このアイアンにはそれが見られません。
大顔にしたらグースを強めにするのが、いわば『セオリー』のようなところがありましたが、大顔以上に強いグースが苦手な私は苦戦することも多かったです。
なので最初の何球かは大きなミスショットをしてしまうこともありましたが、このアイアンはいい感じでまとまってくれていました。
操作性

『操作性』という点では、大らかさが勝っているので、敏感に反応するタイプではないですが、小さい曲がり幅で勝負でき、やや大顔ではあるものの、グースも利いているせいか、球がしっかりとつかまってくれます。
私はゴルフを始めて間もない頃はひどいスライサーでしたが、それでもグースネックは苦手でしたし、今もそういうグースが苦手なスライサーの方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか?
このアイアンはグースタイプではありますが、それほどきつくないので、そういった方々にも受け入れられやすいのではないか?と思いました。
飛距離性能

『飛距離性能』は高く、キャリーもしっかり稼ぐことができるアイアンです。
『ハイヘッドスピーダー』の方が、より遠くに飛ばしていくというよりは、『ローヘッドスピーダー』や『ミドルヘッドスピーダー』の方が易しく飛ばしていけるタイプのアイアンだと思いました。
縦横のスイートエリアも広いので、少々のミスヒットに影響されず、『オートマチック』に飛ばしていけるタイプのアイアンです。
アイアンに飛距離と大らかさと軽量感を求めておられる方には、是非試していただきたいと思いました。
試打後の感想

最近はアイアンの飛距離性能競争にも一段落といいますか、少し落ち着いてきたように思います。
アイアンの飛びにも、そろそろ限界がきているように思いますし、何よりスコアメイクにおいて、飛びすぎることはメリットよりもデメリットのほうが大きいと、多くのゴルファーが気づいてきているのではないでしょうか?

私の友人も、以前はディスタンス系アイアンを使っていたのですが、縦の距離感がバラバラになり、大きなスランプに陥り、昔使っていた『ベーシックタイプ』のアイアンに戻して、スコアが改善されました。

私の友人以外にも、同じような経験をされた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
アイアンには確かに飛距離が求められるのかもしれませんが、『スピン量』も、決して無視できません。
スピン量が足りないと、アイアン本来の役目である、グリーンに止めることが難しくなるからです。
このヤマハのアイアンも確かによく飛ぶのですが、スピン量は少ないのではないか?と思いました。
私は練習場にいるときも、ホームコースをイメージしながら球を打っているのですが、たくさんのアイアンを試打していて、グリーン上に着地させて止めるイメージが出づらいものがあるのですが、このアイアンもそんなタイプのように思えました。

しかし、それは実際のコースに行って試してみないと詳しいことは分かりません。
ただ、おそらくですが、雨が降った後の受けグリーンならともかく、硬めの砲台グリーンではおそらく奥にこぼれてしまうだろうな・・・。と思いました。

易しさがギュッと恐縮されたアイアンですが、昔のようにボテッとしていなくて、かなり改善されているように感じます。
正直言いまして、性能的には過去のモデルと大差ないように感じましたが、見た目の印象が改善されたように感じ、そこにメーカーも力を入れたのではないか?と思いました。

チープさが無く、質感もいいので、さすがヤマハだな・・・。と感心しながら練習場を後にしました。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
ヤマハ インプレス DRIVESTAR TYPE/S アイアンとは?
ヤマハ インプレス DRIVESTAR TYPE/S アイアンは、ヤマハゴルフが開発した、飛距離性能と操作性を両立させたアイアンです。前モデルからさらに進化し、より多くのゴルファーから支持を集めています。
長所:
初心者ゴルファーでも扱いやすい!
高い寛容性: 大きなスイートエリアと高い重心設計により、ミスヒットにも強く、安定したショットが打てます。
飛距離性能: 新素材の採用により、ボール初速がアップし、飛距離が伸びます。
操作性の高さ: さまざまなロフト角とシャフトの組み合わせにより、自分に合ったクラブを選ぶことができます。
美しいデザイン: ゴルフバッグに入れても様になる、スタイリッシュなデザインです。
短所:
価格帯: 高性能なクラブのため、価格帯はやや高めです。
慣れが必要な場合も: 新しいテクノロジーを採用しているため、慣れるまで時間がかかる場合があります。
過去のモデルとの比較
前モデルとの比較では、以下の点が挙げられます。
飛距離性能の向上: 新素材の採用により、飛距離性能が大幅に向上しています。
操作性の向上: より多くのゴルファーが扱いやすいように、操作性が向上しています。
デザインの洗練: よりスタイリッシュなデザインになっています。
初心者ゴルファーへのアドバイス
初心者ゴルファーが、このアイアンを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
洗練されたデザインは、見た目にも楽しませてくれます。構えやすく、アドレス時の安心感も抜群です。
4. 他のアイアンとの比較
他のアイアンと比較すると、インプレス DRIVESTAR TYPE/Sアイアンは、飛距離性能とやさしさを両立している点が特徴です。
他のキャビティバックアイアンとの比較: 同様の価格帯のキャビティバックアイアンと比較すると、飛距離性能と操作性のバランスが優れています。
ゲーム改善型アイアンとの比較: ゲーム改善型アイアンに比べると、操作性が高く、より本格的なゴルフを楽しみたいゴルファーにおすすめです。
5. まとめ:初心者ゴルファーにおすすめできる理由
インプレス DRIVESTAR TYPE/Sアイアンは、初心者ゴルファーがスコアアップを目指す上で、非常に魅力的なクラブと言えるでしょう。
高い飛距離性能: よりグリーン近くまでボールを運び、バーディーチャンスを増やせる。
高い操作性: ミスヒットに強く、安定したショットが打てる。
美しいデザイン: ゴルフをより楽しくしてくれる。
もちろん、すべてのゴルファーに合うとは限りません。購入前に必ず試打を行い、自分に合ったクラブかを確認することが重要です。
このアイアンは、どのレベルのゴルファーに向いていますか? A. 初心者から中級者まで、幅広いレベルのゴルファーにおすすめです。
他のメーカーのアイアンと比べて、ヤマハ独自のテクノロジーにより、飛距離性能と操作性のバランスが優れています。
女性ゴルファー向けのシャフトも用意されているので、女性ゴルファーでも安心して使用できます。
結論
ヤマハ インプレス DRIVESTAR TYPE/Sアイアンは、飛距離性能と操作性を両立させた、初心者ゴルファーにもおすすめのアイアンです。スコアアップを目指している方は、ぜひ一度試打してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ヤマハ インプレス DRIVESTAR TYPE/S アイアンは、飛距離性能と操作性を両立させた、魅力的なアイアンです。
初心者ゴルファーでも扱いやすく、スコアアップを目指す方におすすめです。
ただし、価格はやや高めなので、予算と相談しながら選びましょう。


