リョーマゴルフ MAXIMA F

リョーマゴルフ MAXIMA F レビュー

リョーマゴルフ MAXIMA F
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブリョーマゴルフ MAXIMA F のF5 です。

 

BEYOND POWER F-2 LIGHT
シャフトは BEYOND POWER F-2 LIGHT です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスは∞ です。

 

正面
久しぶりに出会った、リョーマゴルフのクラブです。

リョーマゴルフのクラブにはなかなか出会えていませんが、とても良い印象があります。

『飛んで曲がらない(曲がりにくい)』といえば、今はPINGのクラブが真っ先に浮かびますが、それ以前ではリョーマゴルフの印象が強くありました。

低スピンで、まるで『棒』のように高さを維持して真っ直ぐ飛んでいく弾道はとても印象的です。
そんなリョーマゴルフのクラブに久しぶりに出会うことができて、ワクワクしてきました。

 

FORGED TITANIUM
トゥ側に『FORGED TITANIUM』という文字があります。

ヘッド全体が鍛造チタンということなのでしょうか?

最近はカーボンクラウンが多いですが、このクラブはどうなのでしょうか?

 

側面
ヘッド全体の形状や質感は、これまでのリョーマクラブと変わらないように見えます。

メーカーによっては、ニューモデルがこれまでの形状や質感が劣り、魅力的でなくなったクラブもありますが、このクラブはリョーマの良いイメージを保ち続けているので、好感が持てました。

『球を曲げずに飛ばす』という性能とは直接関係ないかもしれませんが、質感はとても大切です。

 

ウェイト
ソールにはウェイトがひとつだけ配置されています。

最近は、ここの位置にあることが多くなったように思います。

それだけ、『深重心』のクラブが増えてきたということでしょうか?

数字が刻印されていないので、重さは分かりません。

おそらく、交換するタイプではないと思います。

 

ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

これまで、長いものは短いもの、そしてスルーボアなど、様々な長さがありましたが、最近はこれくらいの長さで落ち着いているようです。

ネックの適正な長さというものが、結論づけられたのかもしれません。

ネックに調整システムは搭載されていません。

そのおかげなのか、シンプルでとても美しく見えました。

調整システムを求めておられる方には残念な部分かもしれませんが、私はそれほど重要視していないので、このままで構いません。

もし、微調整したくなれば、鉛を重ね貼りすればいい・・・。という昔からの経験があるからなのだと思います。

 

シャローヘッド
かなりのシャローヘッドで、球が浮くイメージしか浮かんできません。

どのように打っても、球がドロップすることは無いように思えてきます。

このシャロー形状もリョーマでは見慣れていて、『リョーマシャロー』といったところでしょうか?

 

綺麗なフェース面
シンプルで、とても綺麗なフェース面です。

この綺麗なフェース面も、さすがリョーマだな・・・。と思いました。

 

顔
顔はちょっとクセがありますが、見慣れたタイプです。

少し『つかまえ顔』で、特にトゥ側に特徴といいますか、主張が感じられます。

私が好む顔ではないですが、この顔を好まれる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

ロフトが18度のロングアイアンでは、球は曲がりやすいですが、FWだと変わってきます。

かなり球があがりやすくなって、曲がりが抑えられます。

同じロフトなのにどうして?ということになりますが、それは重心の深さによるところが大きいのではないでしょうか?

球をあげようとしなくても、普通に打てば自然にあがってくれる時代になりました。

私はこの『つかまえ顔』でなく、『ニュートラル』で、もっと『美顔』を目指して欲しいのですが、あえてこの顔にしているということは、それだけたくさんの実験を重ねてきたからなのだと思います。

 

オリジナルグリップ
『RYOMA』のロゴがとてもカッコいいです。

グリップ自体のフィーリングも良く、好感が持てました。

 

振り感
素振りをしてみると、かなりの軽量で、しなる量も多いですが、シャフト自体は大きなクセは感じられません。

軽いクラブ、柔らかいシャフトは難しいので、とにかくタイミングがとれるよう、素振りを繰り返しました。

 

構え感
ボールを前にして構えてみると、独特な『丸っこさ』が目立っていました。

フェースも左を向いているように見えたので、少し右にアドレスを取り直しました。

私はフッカーなので、ちょっと構えづらいところがありますが、スライサーの方は球がつかまりやすくて、あがるイメージをもちやすいのではないでしょうか?

ラージサイズでフックフェースだと、必ずしも全てが左に飛ぶわけではない・・・。といいますか、構えたときのイメージと実際の球筋に『乖離』が見られることがあるのですが、これだけ小ぶりだとイメージした通りに飛んでくれそうです。

ラージサイズは確かにスイートエリアが広くなるかもしれませんが、その分フェースコントロールが難しくなるので、違う難しさが出てしまいます。

つまり、『長所は短所であり、その逆もまた真なり』ということです。

 

試打を開始しました

フェース面
『打感』は、ややしっかりめではありますが、硬すぎず、いい感じです。

久しぶりのリョーマですが、これが『リョーマフィーリング』だったな・・・。と思い出しました。

ぼやけた打感ではなく、はっきりと手応えが伝わってくるのがいいです。

 

打球音
『音』は好感が持てました。

はっきりとした金属音ではありますが、高くなく大きすぎず、いい感じです。

 

トゥ側
球はとてもあがりやすいです。

構えたときにイメージした通りの浮きやすさでした。

『球質』でいえば、やや軽めといったところでしょうか?

あくまでもイメージでは、鉛の球を飛ばしているような、重くてスピン少なめというのと違い、軽くて少し羽が生えたように飛びながら、決して高く浮きすぎない『高さコントロール』ができているような弾道です。

『無駄なスピン』『無駄な高さ』を抑えるように設計されているような気がします。

 

バックフェース
『安定性』は高く、かなりまとまった球筋が打てるFWです。

シャフトが軟らかく、軽量タイプなので、多少暴れることを覚悟していましたが、予想していたよりも球筋が安定していて、まとめることができました。

これはヘッドのもつ高い直進性が、上手く機能しているのではないでしょうか?

 

飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。

クリークなので直打ちでも充分あげてくれ、おまけにスピンが抑えられているので、効率良く飛ばしていけるクラブだな・・・。と思いました。

フェースの弾きも良く、ゆっくり打っても飛んでいくので、一瞬『高反発』かな?と思えるほどでした。

ただ、シャフトが私にはやや合いづらく(私が使いこなせていなくて)、もうちょっとしっかりしたスペックだと、もっと飛ばしていけたのは明らかで、ちょっともったいないな・・・。と思いました。

違うスペックのモデルに出会えたら、また試してみたいと思います。

 

操作性
『操作性』という点では、それほど秀でている感じはしません。

それは弱点のようでありながら、実は長所なのだと思います。

それだけ曲がりづらく、安定しているということです。

シャロータイプのヘッドはとにかく、いろいろな打ち方をするよりも、ひとつの打ち方を極めたい方に合いやすいと思います。

曲がりにくいクラブだと感じましたが、大きなスライスを打ってやろうと思い、カットに打とうとしましたが、チョロを打ってしまいました。

やはり、このようなクラブで極端なことをやるのは難しいです。

 

試打後の感想

ヒール側
リョーマらしく、高品質で、高い安定性があり、確かなクラブだと思いました。

いろいろなクラブを試打していると、「このクラブのコンセプトは何だろう?」「何か目的がはっきりしないな。」と思えることがあるのですが、このクラブは違いました。

『球のあがりやすさ』『低スピン』『曲がりにくさ』。

そして、それらを掛け合わせることによって得られる『飛距離性能』です。

ドライバーのHSが43以下の方が親しみをもてるよう開発されたのではないでしょうか?

 

リョーマゴルフ MAXIMA F
ゴルフを始めたときから、高重心のクラブを使い慣れた私はどうしても上から打ちたくなりますが、このクラブは『上から』ではなく、『横から』打ちたいタイプの方のクラブだと思います。
打ち込む必要はありません。

ボールの手前を滑らせる感じで、『横から拾っていく』感覚がちょうどいいように感じました。

 

リョーマゴルフ MAXIMA F
ゴルフスイングに完成形などなく、常に時代と共に変化していきます。

その大きな要因はゴルフボールとクラブの進化(変化)によるところが大きいと思います。

昔のパーシモン時代のスイングと、今のチタン全盛のスイングでは変わっていて当然です。

もちろん『スイング軸』など、昔も今も変わらない部分もたくさんあると思いますが・・・。

 

リョーマゴルフ MAXIMA F
そんなことを、このクラブを試打しながら、考えていました。

ずいぶんとスイングがシンプルになったように思いますし、そうあるべきだと思います。

昔はゴルファーがやっていたことを、クラブがやってくれるようになりました。

球を曲げないように打つこともビギナーの頃は高い壁のように感じられましたが、それ以上に難しかったのが、『スピンを抑える』ということでした。

私はそのことに、かなりの時間を費やしてきましたが、今は多くのクラブがその問題を解決してくれています。

以前も書きましたが、あの頃の私に、今のクラブを渡してやりたいです。

 

リョーマゴルフ MAXIMA F
リョーマゴルフらしく、高品質で高性能なFWです。

あがりやすくて飛距離が出て、おまけに曲がりにくい・・・。

今のニーズに合ったクラブだと思いました。

私にとってクリークは飛距離を求めるクラブではなく、高くあげてグリーンに着地させる。

あるいはティショットでライン出しに使っていく・・・。という『狙う』番手のクラブではあるのですが、このクラブは優しく打って飛距離が出やすいタイプなので、多くのゴルファーから支持されるのではないでしょうか?

これからもリョーマゴルフには期待していきます。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

 


※ 追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

【リョーマゴルフ MAXIMA F フェアウェイウッド】驚異の飛距離と安定性でフェアウェイ攻略
「リョーマゴルフ MAXIMA F フェアウェイウッド」は、飛距離性能に優れたフェアウェイウッドで、ゴルファーに驚異的な飛距離と安定した弾道を提供します。

リョーマゴルフ独自の技術が結集されたこのクラブは、ボール初速を最大限に引き出し、低スピン設計により風の影響を受けにくく、狙ったラインに忠実なショットを実現します。

フェアウェイウッドで驚きの飛距離を実現
「リョーマゴルフ MAXIMA F フェアウェイウッド」は、ドライバー並みの飛距離を実現するために設計されています。

特にロングホールでのセカンドショットやパー5の攻略に最適で、フェアウェイから力強いショットを打つことができます。
高反発素材と最適な重心設計により、初心者から上級者まで幅広いゴルファーが簡単に扱えます。

低スピンで安定した弾道をキープ
低スピン設計により、風の影響を最小限に抑え、まっすぐで安定した弾道を提供します。これにより、フェアウェイやグリーンを確実に捉える精度の高いショットが可能になります。
構えやすさとデザイン性の両立
リョーマゴルフの「MAXIMA F フェアウェイウッド」は、洗練されたデザインと構えやすさが特徴です。視覚的にも安心感を与え、プレイヤーが自信を持ってスイングできるようサポートします。

まとめ
「リョーマゴルフ MAXIMA F フェアウェイウッド」は、フェアウェイからの飛距離と安定性を求めるゴルファーにとって理想的なクラブです。
高い飛距離性能、安定した弾道、使いやすさを兼ね備えたこのフェアウェイウッドで、スコアアップを目指しましょう。

✅ どんなゴルファーに合うか

  • ヘッドスピード43m/s以下のゴルファー

  • スライス傾向で球のつかまりが悪い人

  • フェアウェイウッドの球の上がりやすさに悩んでいる人

  • 直進性とやさしさを重視したい中級者〜シニア層


✅ 長所(メリット)

  • 球がとても上がりやすく、ドロップしにくい

  • 低スピンかつ直進性が高い

  • やさしく振っても飛ぶ

  • ヘッド挙動が安定している

  • 打感・音が心地よい

  • ミスにも強く安定感がある


✅ 短所(デメリット)

  • 操作性はあまり高くない(フェード・ドローの打ち分けには不向き)

  • フックフェース気味の顔で、フッカーには構えづらい

  • シャフト(F-2 LIGHT)がかなり軟らかく、HSが速い人には不向き

  • 調整機能が無い

  • シャープな見た目を求める人にはデザインが合わない可能性


✅ 口コミ傾向(想定・実例から構成)

  • 高評価コメント例:
     「ヘッドスピードが遅くても楽に球が上がる!」
     「直進性が高くて、曲がらないから安心して振れる。」
     「軽くて振りやすく、フェアウェイからの成功率が上がった。」

  • やや気になる意見:
     「球がつかまりすぎて左に行くことがある。」
     「打ち分けができないので、操作性を求める人には向かない。」

✅ 追加①|5Wの役割と現代FW選びの傾向

現代ゴルファーにとっての「5W(フェアウェイウッド)」の役割とは?

かつての5Wは「3Wが難しいからその代わり」という立ち位置でしたが、近年ではグリーンをしっかり狙える飛距離+高さ+止まりやすさを兼ね備えた「攻めの番手」として再評価されています。

  • 3Wより地面から打ちやすい

  • ユーティリティよりも高弾道

  • ロフト18度前後でキャリーとランのバランスが良い

  • ティショットのライン出しにも使える

という特長から、**「3W抜き+5W+UT」や「5W+7W+UT」**といったセッティングも主流に。

現代のフェアウェイウッドは「上がる」「飛ぶ」「やさしい」だけでなく、スピン量・打ち出し角の最適化設計が進化しています。

リョーマ MAXIMA F のような高慣性モーメント設計のクラブは、ティーショット専用FWや3Wの代わりにも使える存在として、多くのアマチュアゴルファーにフィットする設計といえるでしょう。


✅ 追加②|スペック違い試打の希望と代替シャフト案

今回試打した「BEYOND POWER F-2 LIGHT」は、かなり軟らかく・しなるシャフトで、HS43m/s以上のゴルファーにはタイミングが合いづらい可能性があります。

筆者としても「もう少ししっかりしたシャフトで打ってみたかった」という印象が強く残りました。

✔ スペック違いの試打希望

  • BEYOND POWER F-1(しっかりめ)

  • BEYOND POWER(ノーマル)

  • F-2のS相当シャフト(未確認)

※これらのモデルは取り扱い店舗が限られているため、事前に問い合わせてからの試打予約がおすすめです。


✔ おすすめの代替シャフト案(しなりすぎが気になる人へ)

シャフト名特徴合うタイプ
VENTUS TR Red 5(S)高打ち出し、つかまり良し、直進性高い中〜やや速めHSの方
Speeder NX 50(SR)弾道高め、先中調子、振り抜きやすい中級者向け、女性ゴルファーにも
Tour AD UB 5(S)低スピン、弾き強め、つかまりすぎ抑制強弾道を狙うHS43〜46m/s
TENSEI AV Series Blue 55(S)中調子でバランス◎、クセ少ない全体的に安定志向の方

※ただし、リョーマのクラブは独自設計ヘッドのため、シャフト互換性やスリーブ対応には注意が必要です。
リョーマ正規店での組み合わせ確認をおすすめします。