ゴルフクラブ試打日記。          

BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTO

目次

BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTO を試打 レビュー

BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTO
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブBALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTO です。

 

FUJIKURA SPEEDER NX VIOLET
シャフトは NX VIOLET 70-S です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は77.5g、バランスはD1.5、トルクは3.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は319.5g です。

 

正面
久しぶりに出会った、BALDOのドライバーです。

昔からBALDOのドライバーは、『とにかく飛ぶ』という印象があり、それは初めて出会ったドライバーが素晴らしかったというのが大きく影響していると思います。

その初めて出会ったBALDOのクラブ、 8C CRAFT ドライバーは、1球打っただけで、その高い飛距離性能を感じることができましたし、もうひとつ印象的だったのは、『曲がりづらかった』ということです。

あの頃は今ほど『飛んで曲がらない』ドライバーがたくさんあったわけではないですが、当時から既にそのスタイルが完成されていたのかもしれません。

外観

側面
美しくカッコいいので、思わず見とれてしまいました。

シンプルなタイプではなく、いろいろな工夫がされていて『ハイテク感』がありますが、質感の良さがあるからなのか、嫌みな感じはしません。

昔ながらのディープヘッドです。

最近はラージサイズの超シャローにたくさん出会ってきたので、懐かしくもあり、新鮮味もあります。

 

ソールのフェース寄りにあるウェイト
ソールのフェース寄りにウェイトが配置されています。

『丸型』ではなく、五角形なのが面白いな・・・。と思いました。

この五角形にも大きな理由があるのかもしれません。

この位置にあるということで、重心が浅いモデルなのだという予測が立ちます。

 

ヒール側のアクセサリー
ヒール側のアクセサリー

トゥ側のアクセサリー
トゥ側のアクセサリー

ヒール側とトゥ側にある、このアクセサリーのようなものは何でしょうか?

ゴムといいますか、プラスチックに近い質感なので、おそらくウェイトではないと思います。

『VASSIST』という文字がありました。

どういう意味があるのでしょうか?

わざわざこのようにしているのだから、単なる見せかけだけの工夫ではないと思います。

このパーツには大きな役目があるのではないでしょうか?

 

BALDO TT DRIVER
『BALDO TT DRIVER』という文字があって、とてもカッコいいです。

このような工夫は、やり方が悪いと『チープ感』を出してしまうこともありますが、このドライバーにはそれが当てはまりません。

高級感があり、さらに魅力を高めています。

BALDOのロゴもカッコいいですね。

 

トゥ側の溝

ヒール側の溝
トゥ側とヒール側に大きな溝があります。

このような工夫がされているドライバーは多いですが、これも大きな理由があるのだと思います。

これにより空気抵抗が減り、ヘッドスピードがアップするのでしょうか?

それともヘッドの安定性が増して、ミスヒットに強くなるのでしょうか?

 

バックフェースのウェイトとトゥ側とヒール側の溝
角度を変えて見ても、この溝がかなり大きいことに気づかされます。

ここにもウェイトが配置されていて、やはり五角形です。

この五角形にすることで得られるメリットもあると思うのですが、私にはそれが分かりません。

どなたかご存じの方がいらっしゃったら、教えて頂きたいです。

 

ソールの溝
フェース寄りにある、この大きな溝も、このドライバーの特徴です。

私もそうですが、この溝を見る度に、TaylorMadeのRBZを思い出される方は多いのではないでしょうか?

RBZはとても話題になり、欠品が続くほど大人気でしたが、フェアウェイウッドには溝があるのに、ドライバーに無いのは何故だろう?と思ったことをよく覚えています。

写真では見えづらいですが、『BOOSTER GROOVE』という文字があり、かなり飛びそうな印象を受けます。

 

溝の深さ
溝の深さも、結構あります。

単純に深ければいい、浅ければ良くないというものでもないと思いますが、この深さにもメーカーの緻密な計算があるのではないでしょうか?

 

四つ葉のクローバー
この四つ葉のクローバーがとてもオシャレで、見た目のインパクトがありますね。

シリアスな場面、緊張するシーンでも、このクローバーを見て、少し心に余裕ができるような気がします。

そういった精神的なことで、ゴルフの内容が良くなることもあると思います。

どのスポーツもそうですが、ゴルフは特にメンタルが大きく関係しているので・・・。

四つ葉のクローバーは『幸運の象徴』でもありますね。

 

ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

こうして見ても適度に厚みがありカッコいいな・・・。と思いました。

この独特な『塊感(かたまりかん)』がたまりません。

 

ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。

 

Nポジション
試打するのは、この『N』のポジションです。

 

Lポジション
他には、『L』。

Uポジション
『U』

Hポジション
『H』がありました。

 

ミーリングあり
とても綺麗なフェース面です。

細かなミーリングがスコアラインと平行に刻まれています。

このフェース面だけを見ても、すごく丁寧に作られているのが分かります。

BALDOのクラブを何度か試打してきて、チープに感じたことは一度も無いですが、その良き伝統が今も受け継がれているようです。

 

セミディープ
最近では、ほぼ見られなくなった、ディープヘッドです。

ディープといっても、『ハイバック』というほどではないので、私の感覚では『セミディープ』ということになるのですが、『超シャロー』を使い慣れておられる方は、かなり厚みがあるように見えるかもしれません。

ディープだから悪い、シャローだから良い、またその逆、というのではなく、自分に合うタイプを選ぶべきですし、今は『頼れるシャロー』も多くなりました。

設計自由度の高いドライバーは、外見だけでは、そのクラブの性能を把握することはできません。

シャローでもタフなドライバーはたくさんあります。

 

顔
丸顔の、とても美しい顔をしています。

BALDOのクラブなので『美顔』は当たり前ではありますが、久しぶりにこのような顔を見て、思わず笑みがこぼれました。

BALDOだけでなく、昔はメーカー問わず、このような美顔がたくさんあり、それが当たり前でした。

それがいつの間にか『機能性』が重要視されたのか、クセのある顔が増えていて、それが今も続き、いつの間にか『標準』のようになってきました。

『顔は使っていれば慣れる』という意見もありますが、私はフックフェースが未だに慣れることができません。

いろいろなクラブを試打する以上、そういった顔に慣れていかなければ・・・。と思う反面、慣れたくない・・・。いつまでも好みは変えられない・・・という思いもありました。

海外メーカーでは見られない顔だよなぁ・・・。と思いながら、この穏やかで美しい顔を見ていました。

顔が美しいというだけでなく、何ともいえない『雰囲気』があります。

『ほぼ中立顔』といっていいと思いますが、『逃がし顔』というほどでもなく、私がフッカーだからなのか、『逃げる』というよりは、少し『つかまりそうな』印象を受けました。

 

カーボンクラウンではない
今はカーボンコンポジットが多いので、このクラブはどうなのかな?と思い、近くでクラウンをじっくり見てみましたが、どうやらカーボンではないようです。

オーソドックスなフルチタンなのでしょうか?

今はカーボンコンポジットが多くのメーカーに採用されていますが、いずれその流れも落ち着いて少なくなるような気がします。

カーボンコンポジットだから飛ぶ・・・。そうでないクラブは飛ばない・・・。ということでもないですし、これは私たちユーザーの意見もあると思いますが、実際は『作り手の都合』も大きいのではないか?と思っています。

私は『ネックの調整システム』と『カーボンコンポジット』に対して、こだわりは持っていません。

あっても無くてもいい・・・。というスタンスです。

 

BALDO オリジナルグリップ
このBALDOのロゴが入った、オリジナルグリップがとてもカッコいいです。

最近はこのように自社のロゴを入れるメーカーが少なくなっているような気がしますが、やはりファンとしては、こういったことはありがたいですね。

ソフトなフィーリングでありながら、適度に手に密着してグリップ力もあり、滑りにくいのが魅力的です。

振り感

振り感
素振りをして見ると、適度な重量もあり、とてもタイミングが取りやすいです。

『粘り系』というよりは『走り系』のシャフトだと思いますが、その動きが安定していて、気を遣うことなく、自然に振っていくことができました。

今は軽量級のドライバーが大半を占めていて、その『軽さ』『軟らかさ』に気を遣いながら試打することが多いのですが、今日はそんな気遣いは不要です。

これだけ今のクラブが『軽量化』されたのは、ゴルファーの年齢層が大きく関係していると思うのですが、最近はヤングゴルファーの数も増えてきたように思います。

実際、私がよく行く練習場は10代や20代といった若い方も多く、毎日ほぼ満席状態になっています。

そういった若くて体力が有り余る方が、今の軽量クラブでゴルフを覚えてしまったらどうなってしまうのだろう・・・?と思ってしまいます。

ビギナーのうちは、クラブが軽いとか重いとか、なかなか判断がつきづらいと思います。

あるものをそのまま使うことが多く、ちょっと前まで『60g台』のシャフトが多かったのですが、今は50g台が多く、それはドライバーだけでなく、FWやUTのシャフトにも、その流れが行き渡っています。

ゴルフを永くやらないのであれば、この軽量化もそれほど深刻な問題ではないのかもしれませんが、永くやるのであれば、『重量』は決して避けて通れない問題です。

重いクラブは難しいし怪我をするので軽い方がいい・・・。と思っておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうとはいえず、以外と軽い物を振って体を痛めるということも少なくなく、それはゴルフに限ったことではありません。

やはり、その人にあった『適正重量』というものがあるのではないでしょうか?

こういったときに『吊るし』ではなく、パーツメーカーのクラブだと、最初から自分に合わせてシャフトなどを選べることができるのが大きな強みです。

私もビギナーの頃は『重さ』や『硬さ』など全く気にせず無頓着でしたが、最初からDGを使っていて、その重さに慣れることができて運が良かったと思います。

私が初めて購入したアイアンにはDGを挿して使っていたのですが、当時は『ハガネスチール』というシャフトも同時発売されていて、それも振ってみましたが、何となくDGのほうが私には合っていると感じたことを覚えています。

無意識に軽いシャフトは難しいと感じていたのかもしれません。

構え感

構え感
ボールを前にして構えてみても、目尻が下がりっぱなしで、何ともいえない暖かい空気が流れていました。

久しぶりに見たこの美顔。

懐かしさがこみあげてきました。

クラシカルで、人の感性に寄り添った設計・・・。といったらいいでしょうか?

主張し過ぎない顔なので、こちらに主導権を渡してくれている感じで、大らかさのようなものがあります。

海に例えると『凪(なぎ)』の状態でしょうか?

『大時化(おおしけ)』のクラブはさすがに少なくなってきましたが、今も『時化』の顔をしたドライバーに出会うことは珍しくありません。

いろいろなドライバーを試打していると、時には『無表情』に見えたり、『ブスッとした顔』といいますか、『苦虫をかみつぶしたような顔』に見えるものもあり、それらはネガティブな印象を与えてしまうのですが、このドライバーは私に優しく微笑みかけてくれているように見えました。

先ほども書きましたが、『完全な中立顔』には見えず、私には少しだけフェースが左を向いているように見えたのですが、左へのプレッシャーを感じることなく、自然体で構えることができ、気力もみなぎってきます。

今の、この『空気』を何て例えたらいいんだろう?

『安堵(あんど)』かな?などと考えていました。

こうして構えてみると、改めてゴルファーとクラブは『会話』しているんだなぁ・・・。と感じます。

私には少しだけフェースが左を向いているように見えましたが、それが極端ではないので、強いフックフェースを好まれる方には、構えづらい顔かもしれません。

 

試打を開始しました。

フェース面
『打感』は硬めです。

『ゴツい』感じ・・・。といったらいいでしょうか?

このフェース面を見たときに、ソフトな打感を予想していたのですが違いました。

浅重心ドライバーらしいフィーリングです。

TaylorMadeのSLDRというドライバーのフィーリングを思い出しました。

何と言いますか、実際にはそんなことは無いのですが、ヘッド内部に『石』が組み込まれているような感じ・・・。といったらいいでしょうか?

そう感じさせるほど、硬くて『ゴツい』フィーリングだったのですが、このドライバーを試打して、それを思い出しました。

正直、この打感は好きではありません。

これはフェース面がそうさせるのか、それともヘッド内部に原因があるのか分かりませんが、せっかく美しいヘッドなのにもったいないな・・・。と思いました。

浅重心でロースピン系のドライバーでも、打感の良いドライバーはありますが、このドライバーは違います。

 

打球音
『音』も、あまり好きではありません。

高めで、最近あまり耳にしない珍しい音です。

この音も予想していませんでした。

不自然さといいますか、『不協和音』と表現したらいいでしょうか?

それともチューニング(調律)がとれていない・・・。といったらいいでしょうか?

この音も意外でした。

私はクラブを試打して、『耳で惚れる』といいますか、そのクラブの音に魅了されたことが何度かあります。

その中でも特に今も印象に残っているのが、『EPON AF-101ドライバー』と『George Spirits GT450 ドライバー』で、今も私の心の中で生き続けていて、これからも忘れることはありません。

そういったことをこのドライバーにも期待していたのですが、違っていて残念です。

BALDOのドライバーをこれまで何度か試打していて、打感や音に好感を持っていたのですが、このドライバーは違いました。

ただ、『重量調整用のプレートを固定するネジを強く締めすぎると、打球音が高くなる事がある』ということのようなので、少し緩めたら音が良くなるのだと思います。

しかし今回はあえてそれをせず、『デフォルト』のまま試打することにしました。

音のために、プレイヤーがそういった調整をするのではなく、『最初から』ベストな状態になっておくべきという考えがあるからです。

プレート(ウェイト)が五角形なのも関係しているのかな?と思いましたが、実際はどうなのか分かりません。

 

トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、かなり低スピンでタフなドライバーです。

『叩ける』ドライバーで、吹き上がりにくい高性能なドライバーですが、人によって『合う合わない』がはっきりするのは間違いありません。

だいたいですが、ヘッドスピードは45m/s以上は最低必要になってくるのではないでしょうか?

ロフト9.5度ということもあり、やや低めのライナー系の弾道です。

 

バックフェース
『安定性』という点では、結構『正直』なタイプです。

今のドライバーは『球がつかまる』というよりも『つかまり過ぎる』物もあり、それらに慣れておられる方には、合いづらいかもしれません。

スライスを抑えてくれるドライバーではないので、スライスに悩んでおられる方との相性も良くないような気がします。

こういうタイプは最近のドライバーでは珍しいですが、その流れにあえて乗らずに、私たちフッカーに易しいのも地クラブメーカーの良いところだな・・・。と思いました。

しかし、このドライバーは調整システムが搭載されているので、ある程度は対応できるのではないでしょうか?

特にアップライトにしたら、球がつかまりやすそうです。

 

飛距離性能
ロースピンモデルなので人によって好みが分かれると思いますが、もっているポテンシャルはとても高いです。

スピン過多に悩んでおられる方には、とても頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?

ロースピンモデルは、上へのエネルギーを前に変換する能力に長けていて、プレイヤーのパワーを効率良くボールに伝えていける長所がありますが、そのロースピンモデルにも『剛』と『柔』があるように感じています。

最近のロースピンモデルで特にインパクトが強いのが、『cobra DS-ADAPT LS Driver』で、それはどちらかといえば『剛』のタイプ。

そして、この『BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTO』は柔のタイプ。

弾道を目で追いながら、そのように感じました。

これはどちらが優れているというのではありません。

あくまでも弾道の印象です。

このドライバーが放つ弾道は、『音』こそ強烈なものの、弾道は大人しいといいますか、静かにスーッと伸びていく感じです。

強烈な飛距離性能はどちらも共通しているのですが、弾道の個性に違いがあるように見えました。

『主張をしない低スピン弾道』といったらいいでしょうか?

弾道が安定していて、暴れにくいのも魅力です。

 

操作性
『操作性』は高く、久しぶりに曲げることを楽しめました。

特に最近、私は右に曲げるのが下手になったな・・・。と、つかまりの良いドライバーを試打する度に感じていたのですが、今日は簡単に右に曲げることができました。

装着されているシャフトは、いわゆる『走り系』だと思いますが、昔の走り系のように先が暴れる感じが無く、比較的素直に動いてくれるので、スライスも簡単です。

もちろんフック系も打てますが、球がつかまり過ぎないので、かなり楽に感じました。

最近は右に曲げようとしても、なかなか思うように曲げられない・・・。ということが多かったのですが、このドライバーは左右にも反応してくれるので、曲線で攻めていきたい方には合いやすいのではないでしょうか?

ただ、打感と音がもうちょっと良ければ、もっと操りやすくなったのではないか?と思いました。

この打感と音では、なかなか球筋や弾道とのイメージを重ね合わすことができません。

 

ヒール側
最近では珍しい、かなり硬派なドライバーですが、これこそがBALDOだな・・・。と思いました。

硬派ではありますが、これにピッタリと当てはまる方には、とても頼もしい相棒になってくれます。

 

Golf drivers
幅広い層をあえて狙わない・・・。

しかし、このようなドライバーを求めておられる方も、一定数いらっしゃる。

だから、あえてこのようなハードなドライバーを作ったのではないでしょうか?

 

Japanese golf clubs
BALDOも他のメーカーと同じように、いわゆる『イージー系』ドライバーを発売していますが、このディープタイプがすごく魅力的で、個性もあり、存在感が際立っています。

メーカーは違っても、最近のクラブは似たようなものが多く、個性を感じられないこともありますが、このドライバーは個性的で高いポテンシャルをもったドライバーです。

 

Custom golf clubs
叩いても吹き上がりにくいですし、左に行きすぎないのが魅力的です。

普段は左に行きすぎないように気をつけよう・・・。と思いながら試打することも多いですが、今日は『スピン過多』も『左への警戒』もせずに気持ちよく打っていくことができました。

最近のイージー系ドライバーには不満があり、このようなドライバーを待っていた・・・。という方は多いのではないでしょうか?

このドライバーはかなりポテンシャルが高いので、『ロースピンモデルの雄』である、cobra DS-ADAPT LS Driverと打ち比べてみたいな・・・。と思いました。

今のクラブは『カスタマイズできる』という、昔では考えられなかった大きな長所があります。

昔は鉛を貼るくらいしかできませんでしたが、今はウェイトを取り替えたり、移動させたりできるようになりました。

それだけでなく、フェースアングルやロフト・ライ角も自分好みに調整できるようになったので、『購入後の後悔』が、かなり減ってきているのではないでしょうか?

このドライバーも複雑な調整ができるようなので、『色々な顔』を見てみたいです。

 

BALDO golf clubs
このクラブの美しさと、弾道の美しさが見事にマッチしています。

久しぶりにBALDOのドライバーを試打することができて、とても有意義かつ贅沢な時間を過ごすことができました。

硬派で幅広い層には対応していないかもしれませんが、ポテンシャルが高くてカッコいいという長所は昔から変わりません。

打感や音も人によって好みが分かれると思いますし、このドライバーの打感や音が好きだという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

そして全てのパズルが埋まったときに、とてつもない恩恵を受けられるドライバーだな・・・。と思いました。

 

BALDO HEADCOVER

バルドヘッドカバー

このBALDOのヘッドカバーがとてもオシャレですね。

BALDOはクラブがカッコいいだけでなく、ヘッドカバーやキャディバッグまでカッコいいので、思わず揃えたくなっちゃいます。

構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

BALDO ONLINE SHOP

他のBALDO レビューはこちら

ドライバー関連の記事はこちら


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTO 徹底レビュー:飛距離と操作性を兼ね備えた高性能ドライバー

BALDO(バルド)の「TT DRIVER GT5 DEEP PROTO」は、卓越した飛距離性能と操作性を追求したドライバーです。本記事では、その特徴やスペック、口コミ、長所・短所、ヘッドスピード別の飛距離性能について詳しく解説します。

このモデルは、洋梨型のヘッドシェイプとテーパーフェース設計を採用し、構えやすさと安定感を向上させています。また、ソール面とバックフェース側に配置されたペンタゴンパワープレートにより、インパクト時のフェースの安定性が高まり、ボールに負けないヘッドバランスを実現しています。さらに、ペンタゴンパワープレートの重量を変更することで、重心バランスの調整が可能です。ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+2メルカリ – 日本最大のフリマサービス+2golfbest.co.jp+2

長所と短所

長所

短所

ヘッドスピード別の飛距離性能(推定値)

ヘッドスピード推定飛距離
35 m/s約200〜210ヤード
40 m/s約230〜240ヤード
45 m/s約260〜270ヤード
50 m/s約280〜290ヤード

※上記の数値は、ロースピン設計と高初速フェースによる飛距離向上を考慮した推定値です。実際の飛距離は、スイングの安定性や打点の正確性など、プレイヤーの技術やコンディションによって異なります。メルカリ – 日本最大のフリマサービス

口コミと評価

現在、my caddieなどの主要なゴルフギア評価サイトでは、BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTOに関する口コミはまだ投稿されていないようです。今後、ユーザーからのフィードバックが集まり次第、詳細な評価が明らかになることが期待されます。ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1

BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTOは、飛距離性能と操作性を高いレベルで両立させたドライバーです。特に、ヘッドスピードが速く、クラブの調整に慣れた中・上級者ゴルファーにとっては、魅力的な選択肢となるでしょう。一方で、価格や調整の難易度を考慮すると、初心者や調整に不慣れなプレイヤーにはやや敷居が高いかもしれません。自身のスキルやニーズに合わせて、慎重に選択することをおすすめします。

類似モデルとの比較:GT3やTT DRIVER GT5シリーズとの違い

BALDOのドライバーラインアップには「TT DRIVER GT3」「GT5 SHALLOW」「GT5 DEEP」など複数のモデルが存在します。その中で今回のGT5 DEEP PROTOは以下の点で差別化されています:

モデル名特徴対象ゴルファー
GT3バルドらしい強弾道・低スピン型。ヘッド形状はやや大きめでやさしさも併存。ミドル〜上級者、つかまりすぎを防ぎたい方
GT5 SHALLOW高弾道・つかまり重視。シャロー形状で球が上がりやすい設計。初心者〜中級者。フェード系ゴルファー
GT5 DEEP PROTO操作性と直進性のバランス。ロースピン+高初速設計で競技志向向け。上級者〜ハードヒッター

特にGT5 DEEP PROTOは「プロトタイプ」の名の通り、ヘッド挙動の精度を高めたセッティングとなっており、操作性と飛距離をバランス良く備えています。GT3よりもシャープで、GT5 SHALLOWよりも抑えめの球筋が打ちやすくなっているのが特徴です。


ペンタゴンパワープレートの調整と実戦活用のコツ

このモデルの特徴的な要素のひとつがペンタゴンパワープレートです。これは、ウェイトが五角形に配置された構造を採用し、以下の調整が可能です:

  • 前方ウェイトを重く → 低スピン・低弾道、ラン多め

  • 後方ウェイトを重く → 高弾道・高スピン、キャリー重視

  • ヒール寄りを重く → ドロー系ボールが打ちやすくなる

  • トウ寄りを重く → フェード系ボールの安定性向上

調整はトルクレンチで可能ですが、バランス調整と試打での確認を必ず行うことが重要です。フィッティングなしで適当にウェイト変更を行うと、かえって性能を損なう恐れがあります。


シャフト選びのポイント

GT5 DEEP PROTOにおすすめされているシャフトは、以下のような中〜中元調子・しっかり目の挙動をもつものです。

シャフト名特徴対象HS
Fujikura VENTUS Black低スピン・強弾道で風に強い。45m/s以上
Graphite Design Tour AD VFパワフルながらつかまりも良い中元調子。43m/s〜48m/s
BALDO純正シャフト(FSP MXシリーズ)弾きの良さ+操作性を両立。先中〜中調子。40m/s前後〜

重量帯としては55g〜70g台までのバリエーションが選べるため、自身のフィジカルやテンポに合わせたセッティングが可能です。


おすすめユーザーと購入アドバイス

GT5 DEEP PROTOは、以下のようなゴルファーに特におすすめです。

✅ 向いているゴルファー

  • ドライバーでしっかり叩いて飛ばしたいハードヒッター

  • 弾道をコントロールしたい中上級者

  • ロースピンで吹け上がりを防ぎたいプレイヤー

  • クラブ調整(ウェイトやシャフト)にこだわりたいゴルファー

❌ 向いていないゴルファー

  • スライス傾向が強い初心者

  • 打ち出しが低くてキャリーが出ない方

  • スピンを増やして止めたい方(シャローフェースが向く)


BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTOは“買い”か?

YES!
→ ヘッドスピードが43m/s以上あり、操作性と飛距離性能のバランスを求めるゴルファーには、非常に強くおすすめできる一本です。BALDOならではの上質な打感と剛性感、デザインのカッコ良さも相まって、所有欲も満たされるクラブです。

NO?
→ 安定性重視やスライス軽減を求める方には、GT5 SHALLOWや他メーカーのやさしめドライバー(ex. G430 MAXなど)の方がマッチするかもしれません。

総合評価(筆者独自レビュー)

評価項目点数(100点満点)
飛距離性能94点
操作性91点
打感・音89点
安定性86点
コストパフォーマンス80点

基本スペックと設計コンセプト

  • ロフト:9.0-11.0°
  • ライ角:59°
  • ヘッド体積:452cc
  • ヘッド素材:8-1-1Ti精密鋳造+VASSIST PLATE+PENTAGON POWER PLATE 5g×2個
  • フェース:DAT55G精密鍛造カップフェース+マイクロレーザーミーリング

試打レビュー

打感と打音

打感はしっかり目で、芯に当たると気持ち良い弾き感。高音ではなく落ち着いた金属音で、耳障りも良好。

弾道と飛距離性能

スピン量は少なめで、中〜高弾道の強い弾道が特徴。芯を捉えたショットではランがしっかり伸びるタイプ。

操作性と直進性

プロトタイプらしいフェード・ドローの打ち分けがしやすく、風への強さも魅力。ウェイト配置変更による微調整も可能。

口コミ・ユーザーレビュー

ポジティブな評価

  • 「強弾道で吹け上がらない」
  • 「構えやすく、球筋のイメージが出やすい」
  • 「プロモデルにしてはミスに強い」

ネガティブな意見

  • 「初心者には難しいかも」
  • 「ヘッドスピードがないと球が上がりづらい」

ヘッドスピード別 飛距離性能(目安)

ヘッドスピードキャリートータル飛距離
38〜40m/s200〜210yd220yd前後
42〜44m/s220〜235yd245yd前後
45〜48m/s240〜255yd265〜270yd

こんな方におすすめ

  • ドライバーの操作性と強弾道を両立させたい方
  • 競技志向・シングルプレイヤー
  • ヘッドスピードが43m/s以上の中〜上級者

おすすめシャフト

  • Graphite Design Tour AD VF
  • Fujikura VENTUS BLACK
  • FSP MX-7(BALDO純正)

価格情報と購入先

新品価格:88,000円(ヘッド単体)
カスタムモデル価格帯:約120,000円〜160,000円

まとめ:GT5 DEEP PROTOは「叩ける玄人向け」ドライバー

BALDO TT DRIVER GT5 DEEP PROTOは、飛距離・操作性・安心感のバランスに優れた高性能ドライバーです。ミート率とボール初速を最大化できる設計は、競技でも通用する完成度。プロトらしい手応えのある挙動を楽しみたい方には、まさに“買い”の一本です。

出典元・参考リンク


FUJIKURA SPEEDER NX VIOLETについて

https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/zerost_2407h000044002
https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/evolvin_sv-pxg-nxv_1_d_20240821140303
https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/golf-thirdwave_blsfnslvspdnxvl_3_d_20240913132105

「FUJIKURA SPEEDER NX VIOLET」は、フジクラが2024年9月に発売した中調子のカーボンシャフトで、最新テクノロジー「DHX(Dual Helix X)」を搭載しています。このシャフトは、ヘッドスピードの向上と飛距離性能の最大化を目的として設計されており、特に高慣性モーメントのヘッドとの相性が良いとされています。Yahoo!ショッピング+5フジクラシャフト+5Yahoo!ファイナンス+5Yahoo!ファイナンス+1フジクラシャフト+1


製品概要とスペック

出典:​


特徴とテクノロジー

DHX(Dual Helix X)

カーボンシャフトの設計自由度を活用し、従来の45度バイアス層に加えて第2のバイアス層を積層。これにより、ヘッドスピードの向上と飛距離性能の最大化を実現しています。また、チップ側400~500mm付近の剛性を高めることで、ヘッドのブレを抑制し、安定したスイングをサポートします。Golf Shafts America+3フジクラシャフト+3Yahoo!ファイナンス+3Golf Shafts America+2フジクラシャフト+2Yahoo!ファイナンス+2

VARIABLE TORQUE CORE

先端と手元のねじり剛性を約10%アップ。これにより、振りやすさとタイミングの取りやすさが向上し、安定した弾道と飛距離アップが期待できます。フジクラシャフト+3ゴルフダイジェスト・オンライン+3Yahoo!ファイナンス+3

出典:​


口コミと評価

出典:​


長所と短所

長所

短所


ヘッドスピード毎の飛距離性能

ヘッドスピードが43~46m/sのゴルファーにおいて、平均飛距離が向上したとの報告があります。具体的な数値は個人差がありますが、初速の向上と安定した弾道により、飛距離アップが期待できます。ゴルフダイジェスト・オンライン+1ゴルフダイジェスト・オンライン+1サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳

出典:​


まとめ

「SPEEDER NX VIOLET」は、最新テクノロジー「DHX」と「VARIABLE TORQUE CORE」を搭載し、ヘッドスピードの向上と飛距離性能の最大化を実現した中調子のカーボンシャフトです。特に高慣性モーメントのヘッドとの相性が良く、安定した弾道と方向性を求めるゴルファーに適しています。価格はやや高めですが、その性能と品質を考慮すると、投資する価値のあるシャフトと言えるでしょう。GDOゴルフニュース+7Yahoo!ファイナンス+7フジクラシャフト+7