ゴルフクラブ試打日記。          

cobra DS-ADAPT LS Driver 9°と10.5°を打ち比べ

【試打比較】cobra DS-ADAPT LS Driver 9°と10.5°|飛距離・弾道・打感の違いを徹底レビュー

cobra DS-ADAPT LS Driver 9°と10.5°を比較試打

<左> 10.5°              <右>9°

先日、cobraの高性能ドライバー、DS-ADAPT LS の9度と10.5度を打ち比べてみました。

 

コブラ DS-ADAPT LS ドライバーに装着しているシャフト LIN-Q for COBRA

シャフトはどちらもLIN-Q for COBRAです。


<左> 10°のスペック

ロフトは10.5度

クラブ長さは45.25インチ

シャフトフレックスはS

シャフト重量は62g

バランスはD2

トルクは4.5

キックポイントは中調子

クラブ総重量は313g です。


<右>9°のスペック

ロフトは9度

クラブ長さは45.25インチ

シャフトフレックスはS

シャフト重量は62g

バランスはD2

トルクは4.5

キックポイントは中調子

クラブ総重量は314g です。


cobra DS-ADAPT LS ドライバーとは?

正面

<左> 10.5°              <右>9°

同じモデルのロフト違いを打ち比べる機会はなかなか無いので、貴重な体験です。

cobraのドライバーは昔からハイレベルですが、特に今年のモデルには魅力を感じています。

その中でも、LSは顔の良さなど、親近感をもっていて、一番好きなモデルです。

同じシャフトでスペックも同じということで、純粋なヘッドの比較です。

なかなかこういう機会は訪れません。

cobra DS-ADAPT LS ドライバー 比較

側面

<左> 10.5°              <右>9°

当然ながら、ヘッドの形や大きさは同じです。

ロフトが違うということで、ウェイトの配置など違いがあるかもしれない・・・。と思いましたが、こうして見る限り、違いはありません。

 

ネック長さ

<左> 10.5°              <右>9°

ネックの長さも同じです。

このドライバーは調整システムがとても優秀で複雑な調整ができますが、それを使えば、同じロフトになるのかな?と思いました。

たとえ同じロフトになったとしても、フェースアングルやライ角などの違いがでてくると思うので、『完全一致』とはならないと思いますが・・・。

 

顔

<左> 10.5°              <右>9°

どちらも美顔です。

シャッターを切るときに10.5度が少しズレてしまったので、このような写真になってしまい、大きな違いがあるように見えますが、実際は同じです。

どちらもフェースが被っていないので、思いっきり振り切れる顔をしています。

左への不安をかき消してくれる顔はとても魅力的です。

 

cobra DS-ADAPT LS Driver 9° 構え感

 

cobra DS-ADAPT LS Driver 10.5° 構え感

10.5°

どちらも、とても構えやすいです。

ロフトが違うので、『フェースの見え具合』が違いますが、それ以外は同じです。

当然ながら10.5度のほうが、フェース面が上を向いていて高くあがりそうな顔をしています。

これは人によって好みが分かれるところであり、『高弾道』をイメージしたい方は、10.5度のほうがいいと思いますが、私は『絶壁感』が欲しく、低いライナー系をイメージしたいので、9度の顔に魅力を感じました。

試打を開始しました。

打感

cobra DS-ADAPT LS Driver 9°と10.5° フェース面

<左> 10.5°              <右>9°

『打感』は互角です。

どちらも『しっかりめ』で、結構『ズシリ』と来ます。

軽めの打感を好まれる方は、この『ヘビー級のフィーリング』は合いづらいかもしれません。

ライトフィーリングはもちろん、このヘビーフィーリングでも、弾き感は抜群です。

ボールに充分、パワーが伝わっているな・・・。と感じられます。

球の上がりやすさ

cobra DS-ADAPT LS Driver 9°と10.5° トゥ側

<左> 10.5°              <右>9°

『球のあがりやすさ』という点では、明らかに左の10.5度のほうが優れています。

ロースピンモデルでも、この10.5度はハードルが高すぎないので、親近感をもたれる方は多いような気がします。

特にMAX-DMAX-Kの顔が苦手で、クセが無く、スピンを抑えながら、適度に高さも出していきたい・・・。という方には合いやすいのではないでしょうか?

テーラーメイド グローレFなど、ハイロフト&低スピンのドライバーが流行りましたが、それと近い印象をもちました。

高さや弾道は、人によって好みが分かれると思いますが、私は9度の弾道のほうが好きです。

これは『微差』ではなく、かといって『大差』というほどでもありません。

今はどのように打っても『あがっちゃう』ドライバーが多く、そこに『調整の余地』はありませんが、このDS-ADAPT LS Driverの9度は、低く抑えたいときはティを低めに、そして弾道を高くしたいときは少し高くして、アッパー気味に打っていったら『中高弾道』の球が打てるので便利です。

低弾道では、普段通い慣れている風の強いシーサイドコース。

そして中高弾道では、ちょっと離れた場所にある山岳コースや丘陵コースでティショットするシーンを思い浮かべながら打ちました。

どのように打っても確実にいえるのは、スピンが抑えられているので、風に強く、飛距離性能がズバ抜けているということです。

風に乗せたいのであれば、ある程度高さを出していくこともできますが、どのコースでも同じ球を打ち『ワンパターン』で攻めたいのであれば、低弾道が合っていると思います。

それほど多くないですが、コースによっては、ティショットで林越えを求められるホールがあり、そういったときには高さを出すか、スプーンなどFWを使うこともありますが、それ以外なら『低弾道一本』で攻めるのも有効です。

  1. シーサイドコース
  2. 丘陵コースなどで風の強い日
  3. フェアウェイが狭いホール
  4. 初めてラウンドするゴルフ場

では、クラブを少し短く持ち、『ライン出し』を徹底することがありますが、そのライン出しがこの9度のドライバーではちょうどいい感じです。

それは低スピンモデルでありながら、高い直進性もあるからです。

 

cobra DS-ADAPT LS ドライバー 10.5度と9度の比較写真 バックフェース

<左> 10.5°              <右>9°

『安定性』はどちらも高く、甲乙がつけられません。

厳密にいえば、ハイロフトである10.5度のほうが、少し安定感があるのかもしれませんが、こうして打ち比べてみると、それは大差ではなく、『微差』のように感じました。

9度でも、充分直進性を出していけます。

球がつかまり過ぎないですし、打ち出してから途中で曲がることもありません。

先日も書きましたが、昔のロフトが立ったドライバーやバックスピンが抑えられたドライバーは、その分だけ『サイドスピン』が掛かりやすくて曲がりやすいという欠点がありましたが、このドライバーも含め、最近のドライバーでは、そのデメリットを感じにくくなりました。

cobraはもちろん、TaylorMadeやPING・Callawayのドライバーもロースピンでありながら、安定性も高くなっています。

ドライバーに対する、ユーザーが求めるもの、第1位は『飛ばすこと』ではなく、『曲げないこと』なのだそうです。

確かにスコアメイクを考えれば、『飛ぶけど曲がる』よりも、少し飛距離を抑えながらも曲がりにくくトラブルにならないほうが圧倒的に有利です。

そんなユーザーの願いを今のドライバーはハイレベルで実現できています。

しかも『曲げない』だけでなく、余分なスピンを抑えて効率的に飛距離を伸ばせるようになっているのだから、凄いとしかいいようがありません。

cobra・PING・TaylorMade・Callaway。

どれも『安定性』『ロースピン』という、両立が難しいと思われていた課題が見事に克服されています。

どのドライバーもレベルが高く、なかなか優劣がつけられないので、自分の好きなメーカーや顔・打感などで選ぶのもアリではないでしょうか?

どれを選んでも、『豊かな未来』が待っているような気がします。

cobra DS-ADAPT LS Driver 9°と10.5° 打球音

<左> 10.5°              <右>9°

『音』も同じで、優劣は付けられません。

 

cobra DS-ADAPT LS ドライバー 10.5度と9度の比較写真 ヒール側

<左> 10.5°              <右>9°

『操作性』も大きな差はありませんが、あえていうなら9度のほうが、少し反応がいいように感じました。

どちらも『球のつかまり』が強調されたドライバーではないので、スライサーの方には合いづらいかもしれません。

しかし先ほども書きましたが、この2つのドライバーには、他のメーカーには無い、複雑で優れた調整システムが搭載されています。

これによって、かなり球筋が改善されるのではないでしょうか?

ショットにおいて、難しいのは球を曲げないことよりも、スピンを抑えることです。

これはかなり高い技術が要求され、一度上手くいっても、次のホールは分かりません。

しかし、今はそれをクラブが解決してくれるようになりました。

クラブの特長に合わせて、私たちゴルファーは『振っていくだけ』です。

難しい技術は要りません。

もちろん人によってHSなどは違ってくると思いますが、自分に合うものを選べばいいだけです。

このLSドライバーを初めて試打したときに、ロースピンモデルだから曲がりやすいだろう・・・。と予想していいたのですが、その予想が良い意味で裏切られ、何球打っても曲がらず真っ直ぐ飛んでいったときの驚きを今も忘れません。

『飛んで曲がらない』といえば、PINGが思い浮かびますし、今はTaylorMadeやCallawayもハイレベルな争いをしています。

しかし、その中にこのcobraのドライバーも間違いなく入っています。

cobraは他のメーカーほど、アピールが強くないかもしれませんが、間違いなく性能はピカイチです。

 

コブラ ロースピンモデルドライバー

<左> 10.5°              <右>9°

『飛距離性能』はどちらもかなりのハイレベルですが、私は明らかに9度のほうが優れていると確信しました。

ロフトが違うだけで、こうも違ってくるのか・・・。と弾道を目で追いながら感じていたのですが、ロフトが違うだけでなく、ヘッド内部の構造が違うのだと、後から知りました。

なかなかこういうドライバーはありません。

ロフトが違うだけで他は同じというのが普通ですが、ロフトが異なることで生じる弾道を最大限活かす設計になっているのではないでしょうか?

私は鈍感なゴルファーですが、1球打っただけで、弾道の力強さ・勢いの違いを強く感じることができました。

10.5度のドライバーも魅力的ですが、私は断然9度を選びます。

 

cobra Golf drivers

<左> 10.5°              <右>9°

ゴルファーで『飛ばしたい』を思わない方はひとりもいらっしゃらないと思います。

プレイヤーの技量や年齢やキャリアという個性によって、求める飛距離というものが違ってくるかもしれません。

このドライバーは、いわゆる『幅広い層』に対応しているモデルではなく、明らかにターゲット層を絞っています。

だからこそ、そのターゲット層に当てはまる方にとって、魅力的な相棒になってくれるドライバーです。

他のメーカーのドライバーも素晴らしいですが、『飛ばし』にこだわっておられる方には、是非試していただきたいです。

誰にでも合うドライバーではないかもしれませんが、クラブのもつポテンシャルと、ゴルファーのもつポテンシャルが見事に融合すれば、圧倒的なパフォーマンスを発揮してくれるドライバーだと思います。

『飛ばしたいなら、このドライバーを試すべき』と、私は多くの方に伝えたいです。

それくらい、高性能で魅力的なドライバーです。

 

他のcobraレビューはこちら


 ※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

1. Cobra DS-ADAPT LS ドライバーの概要

Cobra DS-ADAPT LSドライバーは、低スピンで強い弾道を求める上級者向けに設計されたモデルです。空気抵抗を減らすための最新のエアロダイナミクスデザインが特徴で、高いヘッドスピードと飛距離を実現します。また、調整可能なウェイトシステムとロフト角のバリエーションにより、プレイヤーのスイング特性や好みに応じたカスタマイズが可能です。


2. ロフト角9°と10.5°の違い

ロフト角の違いは、主に以下の点に影響を与えます:

  • 打ち出し角度:​9°は低め、10.5°はやや高めの打ち出し角度となります。golfworx.co.uk

  • スピン量:​9°はスピン量が少なく、10.5°は適度なスピンがかかります。

  • 弾道の高さ:​9°は低弾道、10.5°は中高弾道となります。

  • 飛距離の特性:​9°はランが多く、10.5°はキャリーが伸びやすい傾向があります。

これらの特性により、プレイヤーのスイングスピードや求める弾道によって適切なロフト角を選択することが重要です。Golfstead


3. ヘッドスピード別の推奨ロフト角と飛距離性能

以下は、ヘッドスピードに応じた推奨ロフト角と予想飛距離の目安です:

ヘッドスピード(mph)ヘッドスピード(m/s)推奨ロフト角キャリー飛距離の目安(ヤード)
~95 mph~約42 m/s10.5°200~230y
95~105 mph約42~47 m/s9°または10.5°230~260y
105 mph以上約47 m/s以上260y以上

📌 補足

  • 42m/s以下(初・中級者向け):球が上がりやすく、キャリー重視の10.5°が合いやすい

  • 45m/s前後(中〜上級者向け):打ち出し条件や弾道の好みに応じて選択

  • 47m/s以上(パワーヒッター):9°の低スピン設計を最大限に活かせる


ヘッドスピード別 キャリー飛距離の比較

✅ グラフ内容まとめ:

  • 横軸:ヘッドスピード(m/s)

  • 縦軸:キャリー飛距離(ヤード)

  • 青線:9°ロフト

  • オレンジ線:10.5°ロフト

🔍 分析ポイント:

  • 低ヘッドスピード帯では10.5°が有利(キャリーが伸びやすい)

  • 高ヘッドスピード帯では9°の方がランが出やすく、飛距離を最大化できる可能性あり

  • 42〜47m/sの中間層では、弾道特性と好みに応じた選択が重要

✅ 【出典・参照元一覧】

🔹 製品仕様・試打レビュー参考


🔹 ロフト角別・ヘッドスピード別データ

  • TrackMan Golf(データ分析例としての参考)
    TrackMan PGA Tour Averages
    → ヘッドスピード別の理想キャリー・ロフト選びに関する基礎知識

  • GOLFWRX / Golf.com / GolfDigest Japan
    → ロフト角9°と10.5°の試打比較記事、フィッティング傾向を元にした傾向推定


🔹 弾道イメージ・グラフ・図解


UST Mamiya社製オリジナル LIN-Q for COBRAの特徴

UST Mamiya社製の「LIN-Q for COBRA」は、コブラ社のドライバーやフェアウェイウッド向けに特別に設計された高性能カーボンシャフトです。このシャフトは、プレーヤーのスイング特性や求める弾道に応じて最適なパフォーマンスを提供することを目的としています。

特徴

  1. 高品質素材の採用: シャフト全体に高強度・高弾性の「トレカ®T1100G」を使用し、先端部には「トレカ®M40X」を配置しています。これにより、方向性の良さと当たり負けしにくい強度を実現しています。

  2. Q・Ply Coreテクノロジー: UST Mamiya独自の技術である「Q・Ply Core」を採用し、シャフトの余分なしなりやねじれを抑制。これにより、安定したスイングとインパクトを可能にし、飛距離と方向性の向上に寄与しています。

  3. 振り心地と弾道のリンク: 「振り心地と弾道がリンクする」をコンセプトに設計されており、スムーズな切り返しから安定したインパクトまで、一貫したフィーリングを提供します。

適したゴルファー

出典元

これらの情報を参考に、ご自身のスイング特性や求める弾道に合わせて、最適なシャフト選びを検討されることをお勧めします。


​フジクラ社製オリジナル SPEEDER NX for COBRAの特徴

フジクラ社製の「SPEEDER NX for COBRA」は、コブラ社のドライバー向けに特別に設計された高性能カーボンシャフトです。このシャフトは、フジクラの最新技術を駆使し、振りやすさと飛距離性能の向上を目指して開発されました。ゴルフダイジェスト・オンライン

特徴

  1. 中調子の設計: 「SPEEDER NX」はEI分布上、中調子に設定されており、スムーズな振り抜きをサポートします。

  2. VTCテクノロジーの採用: 新技術「VTC(Variable Torque Core)」により、先端と手元のトルクを適切に調整し、フェースターンをしやすくしています。これにより、アッパーブローでのインパクトが容易になり、高初速・高弾道を実現します。

  3. 振りやすさと安定性の両立: 中調子のタイミングの取りやすさと、VTCによる安定性を兼ね備えており、しっかりと球をつかまえ、高初速・高弾道を実現するモデルに仕上がっています。

適したゴルファー

これらの特徴から、「SPEEDER NX for COBRA」は、飛距離と方向性の向上を目指すゴルファーにとって、有力な選択肢となるでしょう。

✅ 出典元一覧

🔹 シャフトスペック・特徴・技術解説

🔹 フジクラ公式製品ページ(参考情報)

  • SPEEDER NX for COBRAは、VTC(Variable Torque Core)を搭載し、先端と手元のトルクを最適化。

  • 中調子設計により、タイミングの取りやすさと安定性を両立。

  • 飛距離アップを求めるゴルファーや、右へのミスを減らしたいプレーヤーに適している。


グラファイトデザイン社製TOUR-AD GC 6の特徴

グラファイトデザイン社の「TOUR AD GC 6」は、現代のゴルファーのスイング進化や高性能クラブヘッドに対応するために開発された、中調子のカーボンシャフトです。以下に、その特徴と適したゴルファーについて詳しくご紹介します。

特徴

  1. 先端部の強化(先太形状): シャフト先端部の内径を従来よりも太く設計することで剛性を向上させ、インパクト時のねじれや変形を抑制しています。

  2. ADシールドの採用: 中間部から手元部にかけて、周方向にカーボン繊維を配置することで、シャフトのつぶれを防ぎ、全体の剛性バランスを最適化しています。

  3. 高いミート率とボールスピードの実現: これらの技術により、スイング中の安定性が向上し、高いミート率とボールスピードを実現します。

適したゴルファー

  • スイングに安定性を求めるゴルファー: シャフト全体の剛性バランスが良いため、スイング中の安定性を重視するプレーヤーに適しています。

  • 高慣性モーメントのヘッドを使用するゴルファー: 先端部の強化により、大型ヘッドや高慣性モーメントのクラブヘッドとの相性が良く、ヘッドの挙動を安定させたいゴルファーにおすすめです。ゴルフダイジェストミナ+1ゴルフダイジェスト・オンライン+1

  • フェード系の弾道を好むゴルファー: 試打結果から、フェード系の弾道が出やすい傾向があり、フェードを持ち球とするゴルファーにマッチします。

これらの特徴から、「TOUR AD GC 6」は、スイングの安定性を求め、高慣性モーメントのヘッドを使用し、フェード系の弾道を好むゴルファーに特に適したシャフトと言えます。

✅ 出典元一覧(2025年4月時点)

🔹 公式スペック・技術解説

  • Graphite Design(グラファイトデザイン)公式サイト
    TOUR AD GC 製品情報
    → 特徴・剛性バランス・設計意図・ターゲットゴルファーに関する正確な記述あり
    → 特に先端部強化(先太設計)、ADシールド(中〜手元部のつぶれ抑制)に関する技術的解説はこのページが信頼性高い一次ソースです。


🔹 試打レビュー・ユーザー傾向の参考

  • みんなのゴルフダイジェスト(GDO)
    グラファイトデザイン TOUR AD GC 試打レビュー
    → 実際の打ち出し弾道傾向(ややフェード系)、大型ヘッドとの相性に関するコメント
    → フィーリング面の評価やヘッド挙動の安定性についても参考になります。


🔹 補足として参考になった文献・構成根拠

  • GolfWRX/THP Forum(海外ゴルフフォーラムの投稿)
    → TOUR AD GCシリーズに関する使用感やクラブヘッドとの相性、競合モデルとの比較の記述あり(正式な出典記載は割愛)


フジクラ社製SPEEDER NX VIOLET 60の特徴

フジクラ社製の「SPEEDER NX VIOLET 60」は、2024年に登場した高性能カーボンシャフトで、初代「SPEEDER NX」の後継モデルとして位置付けられています。本シャフトは、ヘッドスピードの向上と安定した弾道を実現するための最新技術が搭載されています。

特徴

  1. DHXテクノロジーの採用: 新たに導入された「DHX(Double Helix X)」テクノロジーにより、45度以外の第2のバイアス層を追加。これにより、先端と手元のねじり剛性が約10%向上し、ヘッドスピードの向上と安定した弾道を実現しています。

  2. 中調子の設計: 中調子の設計により、振りやすさと高初速・高弾道の両立を実現。これにより、スムーズなスイングと飛距離の向上が期待できます。

  3. 大型ヘッドとの相性: 先端部の剛性が高められており、高慣性モーメントの大型ヘッドとの組み合わせでもヘッドのブレを抑制し、安定したインパクトを可能にします。

適したゴルファー

  • ヘッドスピードを向上させたいプレーヤー: DHXテクノロジーによりヘッドスピードの向上が期待でき、飛距離を伸ばしたいゴルファーに適しています。

  • 安定した弾道を求めるプレーヤー: 先端部の剛性強化により、インパクト時のヘッドのブレを抑制し、安定した弾道を実現します。スポーツナビ

  • 大型ヘッドを使用するプレーヤー: 高慣性モーメントの大型ヘッドとの相性が良く、ヘッドの挙動を安定させたいゴルファーにおすすめです。

これらの特徴から、「SPEEDER NX VIOLET 60」は、ヘッドスピードの向上と安定した弾道を求めるゴルファーにとって、有力な選択肢となるでしょう。

✅ 出典元一覧(2025年4月時点)

🔹 製品スペック・技術情報・ターゲットユーザー

  • GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)公式シャフト特集ページ
    フジクラ SPEEDER NX VIOLET | GDOシャフト情報
    → DHXテクノロジーやねじり剛性の向上、ターゲットユーザー(ヘッドスピード向上を目指すゴルファー)に関する公式コメントあり

🔹 試打レビュー・実践インプレッション

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

感謝しています。