ゴルフクラブ試打日記。          

George Spirits GT450 ドライバー

George Spirits GT450 ドライバー を試打 レビュー

George Spirits GT450 ドライバー
今日はこのゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは George Spirits GT450 ドライバー です。

 

CRAZY BLACK 50
シャフトは CRAZY BLACK 50 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは7.4(S)、シャフト重量は66g、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。

 

正面
初めて出会った、ジョージスピリッツのクラブです。

以前からその存在は知っていましたが、こうして手にするのは初めてです。

何とも言えない、いい雰囲気がありますし、とてもカッコいいドライバーで見入ってしまいました。

思わず見入ってしまう、魅力あふれるクラブです。

全体的に黒いヘッドというのは、私はとても好きで、いい意味で力を込められる感じがします。

今年テーラーメイドから発売された白いヘッドのドライバーに、私はすごく好感を持っています

し、ある意味安心感のようなものを感じていますが、改めて『黒』という色はクラブヘッドの色にすごく適していますし『美しい』と感じました。

白いヘッドが登場して日が浅いですし、私はまだ所有していないので解りませんが、これから永く使っていくにつれ、汚れなどが目立ってしまうんじゃないかな?と少し思ったことを覚えています。

勿論、汚れたらすぐに拭き取ればいいわけですし、私はコースは勿論、練習場でクラブを使っても、その日のうちに必ず清掃するので、特に問題はないと思うのですが・・・。

新しいうちは『白』が綺麗でも、やがて黄色く変色したり、色々な汚れなどがヘッドに染み込んだりしないかな?などと思ってしまいます。

『ピンアンサー』などのように、使い続けていくうちにクラブがカッコよくなるのであれば、何の問題もないのですが、もし変な汚れやシミなどが付着してカッコ悪くなってしまったら・・・。と思うと、ちょっと心配です。

昔はそういったクラブが珍しく無く、チープに感じられるクラブもたくさんありました。

勿論、実際はそういった心配は無用なのかもしれませんが、なにぶん私はまだ購入していないので、永年使用に関する知識が乏しいところがあります。

 

George Spirits GT450 DRIVER
そういった点でも『黒』という色は、やはり『実績』がありますし、これまでずっと使い続けてきた色なので、やはり白とは違った意味での安心感があります。

『オーソドックスな部分の良さ』といったらいいでしょうか?

今は他のメーカーからも白いヘッドが発売されているようですが、白いヘッドの人気の火付け役は紛れもなくテーラーメイドですし、さすがだと思います。

私も白いヘッドにはすごく興味がありますし、特に『R11』はすごく気に入っているドライバーです。

しかし今の時点で、もし自分が購入するとならば、やはりこういったオーソドックスなクラブにいってしまうような気がします。

この『白』という色がもっと市民権を得れば、いずれ白いヘッドのアイアンやウェッジなども登場してくるのではないでしょうか?

 

側面
『ウェイト』が3つ付いていて、これまで出会った『クレイジー』や『JBEAM』のドライバーを思い出します。

このウェイトは取り外しができそうです。

こういったところも、これまでの『クレイジー』や『JBEAM』のドライバーとの共通点だと思いました。

 

George Spirits
『George Spirits』のロゴがとてもカッコいいですね。

ファンの方には、たまらないのではないでしょうか?

 

グリップ
グリップにも同様のロゴが入っています。

すごくカッコいいな・・・。と思いました。

ただ、グリップはクラブの中で、最も早く消耗する部分ですし、その度にこの『純正』のグリップに交換するのは、とても大変なことだと思います。

『ツアーベルベット』などのように安価で、しかも量販店などでも並べられていて購入しやすくなっていると、すごくいいのですが、実際は難しいのではないでしょうか?

他のメーカー(大手有名メーカー以外含めて)のロゴの入ったグリップなども同じことがいえます。

 

Designed For Athlete Golfers
ヒール部分に『Designed For Athlete Golfers』と記されてあったので、私は昨年試打した『CRZ450』を思い出しました。

ほぼ同型のヘッドなのでしょうか?

この『Designed For Athlete Golfers』という文章は、とても特徴的で強く印象に残っていたので、昨年の記憶が蘇ってきました。

『CRZ450』には、すごく惹かれ、購買意欲が強く刺激されたドライバーです。

なので、今日は心が浮かれてしまいました。

それと同時に、私自身の心の中に自然と湧き上がってくる購買意欲を抑えるのに必死です。

 

顔
『顔』を見ていても、やはりとても良くて
『好みの顔』です。

こうして見ているだけで、脳内快感物質の『ドーパミン』が放出されているような気さえしてきます。

同じクラブに出会うならば、やはりこういったタイプのクラブに出会えると、その日一日得をしたような気分になりますね。

何と言いますか、こういったクラブを見ているだけで、心の中にある『手かせ』『足かせ』が全て解き放たれて、自由になった気がしてきます。

 

振り感
素振りをしてみても、すごく振りやすいです。

ああ、こういった感じだったな・・・。と思い出しました。

『CRZ450』は初めて試打して以来、何度か試打を繰り返したのですが、今年になって初めてなので、『懐かしい』とまではいかないのですが、すごくいい記憶が蘇ってきます。

『CRZ450』の時にも感じていましたが、この素晴らしいヘッドと、振り慣れたクレイジーのシャフトとの相性がとても合っていると感じます。

大きなミスに対しては、それほど大きな寛容性は持っていないのかもしれないですが、ヘッドとシャフトのどちらもこちらの要求やイメージを上手く聞き入れてくれるクラブです。

変なクセがないので、すごくクリアな気分になれました。

 

構え感
ボールを前にして構えてみても、すごく構えやすくて思わず笑みがこぼれてしまいました。
フッカーには、とても構えやすいドライバーです。

左へ引っ掛けそうな感じが全くしません。

日本製ドライバーの美しさが充分に堪能できるドライバーです。

いい意味での脱力感を感じながら、すぐにセットアップが完了しました。

プラスイメージしか湧いてきませんでした。

前回『CRZ450』を初めて試打したときも、確か今日のように神経が昂ったように思います。

どのように打ったらいいんだろう・・・?などといった不安要素は全く無いですし、余計な気を使うことなく、こちら(プレイヤー側)主導でスイングできる感じがしました。

試打を開始しました。

打感

フェース面
まず感じたのが、その『素晴らしい』の一語に尽きる『打感の良さ』です。

一球打っただけで、すっかり魅了され、『CRZ450』の打感も素晴らしかったなあ・・・。と思いました。

聞くところによると、このドライバーのフェース面には『DAT55Z』という素材が使われていて、それがこの打感の良さや弾き感の良さにつながっているのだそうです。

そういえば、私が愛用している『CRZ435』にも『DAT55G』という素材が使われているそうなのですが、この『DAT』とは一体どういった素材なのでしょうか?

すごく興味があります。

打球音
『音』も、すごく良くて、ずっと聞いていたいです。

『インパクト音』を楽しめるドライバーといったらいいでしょうか?

叩いていくことに、何の躊躇もしません。

私はドライバーの音には、すごくこだわりますし、いくら他の性能が良くても『音』が良くないと、購買意欲が全く湧きませんが、このドライバーはすごく欲しくなります。

『音』という点だけで考えてみても、これだけ爽快感を感じさせるものは多くありません。

外見からのカッコ良さもありますが、フィーリングをすごく楽しめるドライバーです。

 

トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、最近のドライバーの中でも、かなり『タフ』なほうだと思います。

最近は少しずつ、このような『叩けるドライバー』が増えてきましたが、その中でも、このドライバーはタフな部類に入るのは間違いありません。

明らかにヒッタータイプの方に適したドライバーで『CRZ450』と共通する部分だと思います。

私はこういったタイプのヘッドに魅力を感じますが、タフに感じられ、敬遠される方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、先日試打した『フォーティーンDT111』とは、また違ったタイプのタフさだと思いました。

シャフトなどは勿論、ロフトなども同じスペックで揃えたら、まず間違いなく『DT111』のほうがこのドライバーよりもタフなような気がします。

 

バックフェース
『安定性』という点でも、結構シビアなほうかもしれません。

見た目の雰囲気から伝わってはきていましたが、それほど大きなミスを見逃してくれるドライバーではないと思います。

ドライバーに『ミスに対する寛容さ』を求めておられる方には、合いづらいかもしれません。

スイートエリアも、それほど広いとは感じませんでした。

そういった意味でも、一般的にそれほど敷居が低いドライバーだとはいえないかもしれません。

ミスに対してはある程度シビアで、しかも球があがりやすいとはいえないドライバーですが、先ほども書きました通り、この素晴らしい『打感』と『音』は、是非多くの方に試していただきたいです。

『易しい』『難しい』は別にして、まずは、この『フィーリングの良さ』を体感していただきたいですし、『フィーリングは性能の一部』です。

 

操作性
『操作性』という点でも、なかなかいい感じがしました。

『CRZ435』とはちょっと違いますし、それほどインテンショナルなショットを打っていくタイプのドライバーではないのかもしれませんが、左右に曲げてみることも、特に難しくありません。

フッカーの私には嬉しい、あまり引っかかり過ぎないタイプなので、安心できます。

スライスはいくらでも打っていくことができました。

うまく右方向に逃がしていけるドライバーなので、スライサーの方には、やや難しく感じられるかもしれません。

しかし、ヘッドの取り付けられている3つのウェイトを交換することによって、また違ったフィーリングを楽しめるような気がします。

ヒール側を重くすれば、もっと球がつかまりやすくなるのではないでしょうか?

 

飛距離性能
『飛距離性能』という点では、私はかなり魅力的に感じました。

ヒッタータイプには、かなり大きなパフォーマンスを発揮してくれるドライバーだと思います。

逆にいえば、叩いていかないとあまりいい結果は得られにくい・・・。といえるのかもしれません。

かなり好みが分かれるところだと思います。

『Designed For Athlete Golfers』と記されていたのは、ある意味正解なのかもしれませんが、決して『ハードヒッター限定』といった感じはしません。

スペックを選べば、少しは選択の幅ができるのではないでしょうか?

そういったところが『DT111』と異なるところだと思います。

しかし、基本的にはやはりヒッタータイプ向けのドライバーだと思いますし、ある程度ユーザー層は絞られてくるのかもしれません。

 

ヒール側
最初から最後まで、ずっと楽しませてくれるドライバーでした。

私にとって、かなり『ど真ん中』のドライバーでしたし、また何度でも試打してみたいドライバーです。

ただ、ひとつ残念なのは、せっかくこのような、いいクラブなのに、なかなか出会う機会がないということです。

決して幅広い層をターゲットにしているドライバーではありませんが、もし手にすることができたら、その魅力にどっぷりと浸かってしまわれる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

ターゲットが広くない分、そのターゲットに含まれる方には、強く印象に残るドライバーだと思います。

 

ジョージスピリッツ GT450 ドライバー
ジョージスピリッツのクラブを手にすることは初めてでしたが、昨年『CRZ450』に出会ったせいか、初めてのような気がしませんでしたが、今回一度きりではなく、また何度でもそのフィーリングを楽しみたいです。

飽きが来ないタイプのドライバーで所有欲も満たしてくれます。

このメーカーが『地クラブ』と言えるのかどうか、私には解りませんが、ひとつ言えるのは、やはり素晴らしいクラブを作るメーカーというのは、日本にはまだたくさんあるということです。

初めて出会った地クラブメーカーのクラブを試打した後に、いつも思います。

大手有名メーカーほどの知名度はなくても、その品質や性能が素晴らしいことは、多くの方がご存じなのではないでしょうか?

 

George Spirits GT450 DRIVER
価格設定も予想通り、やや高価なクラブではありますが、このフィーリング性能や飛距離性能を楽しむことができるのならば、決して高すぎることはないのかな?と思いました。

細かいことは考えず、とにかく球を打っているだけで、すごくいい気分にさせてくれるドライバーです。

今日は何度も脳が揺らされたような気がします。

 

George Spirits GT450 DRIVER
明日、早速仲間たちにこのドライバーのことを紹介してみようと思いました。

きっと彼らも気に入るだろうと思います。

彼らの喜ぶ顔を想像するだけで、こちらも嬉しくなってきますし、今日はなかなか練習を切り上げるタイミングが難しかったです。

ついつい『あと10球・・・。あと5球・・・。』といった具合に楽しんでしまいました。

初めて出会ったジョージスピリッツのクラブですが、これからも期待していきたいです。


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

George Spirits GT450 ドライバー:概要と特徴

George Spirits GT450 ドライバーは、競技志向のゴルファー向けに開発されたモデルで、450ccのヘッド体積と高反発フェースを特徴としています。フェース素材には日本製のDAT55Gが使用されており、優れた反発性能と打感を実現しています。ゴルフダイジェスト・オンライン+1ゴルフダイジェスト・オンライン+1


スペック詳細

※スペックはモデルやシャフトにより異なる場合があります。


長所と短所

長所

短所

  • 寛容性の低さ:​ミスヒット時の許容範囲が狭く、初心者には難しい。

  • 入手困難:​中古市場での流通量が限られており、状態の良いものを見つけるのが難しい。


ヘッドスピード別の飛距離性能

ヘッドスピードに応じた推定飛距離は以下の通りです。(個人差がありますので、参考程度にご覧ください)


口コミとユーザー評価

多くのユーザーが、GT450ドライバーの打感や操作性を高く評価しています。特に中・上級者からは、「狙った弾道を描きやすい」「打感が素晴らしい」といった声が多く寄せられています。


中古市場での評価と価格帯

現在、GT450ドライバーは中古市場で流通しており、価格は状態やシャフトの種類によって異なります。一般的には、20,000円〜40,000円程度で取引されています。


まとめ

George Spirits GT450 ドライバーは、競技志向のゴルファーにとって魅力的な選択肢です。高い反発性能と優れた操作性を備えており、適切なスイングができるプレーヤーには大きな武器となるでしょう。ただし、初心者やミスショットが多い方には、他の寛容性の高いモデルを検討することをおすすめします。


出典元・参考文献

※公式サイトでの情報が見つからなかったため、信頼性の高いゴルフ専門サイトの情報を参照しています。