青い怪物 Waoww ドライバー を試打 レビュー
今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは Waoww ドライバー です。
シャフトは Arch です。
ロフトは10度、クラブ長さは46.25インチ、クラブ総重量は303gです。
初めて手にした、Waowwという名のドライバーです。
これがメーカー名なのか、それともモデル名なのか分かりませんが、とてもインパクトのある名前です。
このまま『ワオー』と発音するので良いのでしょうか?
とても珍しいですが、クラブ自体はとてもいい雰囲気があります。
ひょっとして海外メーカーなのかな?と思いましたが、この独特の丁寧さ・綺麗さから、おそらく日本のメーカーだろう・・・。と思いました。
よく見ると、ヒール側に『MADE IN JAPAN』の文字があったので、やはり日本のメーカーなのだということが分かりました。
いわゆる『地クラブメーカー』ということでいいのだと思うのですが、老舗メーカーなのでしょうか?それとも新興メーカーなのでしょうか?
これまで色々なクラブに出会ってきましたが、まだまだ知らないメーカーがたくさんあるな・・・。と思いました。
外観
シャローというよりは、適度な厚みもあって、全体が丸みを帯びています。
こうして見ていたら、私の中の『アンテナ』がピンと反応しました。
イメージでいえば、ゲゲゲの鬼太郎が妖怪に出会った時に髪の毛がピンと立つ感じといったらいいでしょうか?
実際に髪の毛が立つということではないのですが、それくらいはっきりと伝わってくるものがありました。
それは、これまでたくさんのゴルフクラブに出会ってきた経験からくるのかもしれません。
これはいいドライバーだぞ・・・。と、伝えてきました。
美しいブルーが目立っていますが、それ以外の『クラブの本質』のようなものが優れているように感じました。
ピンピンと伝わってくるものがありました。
トゥ側(フェース寄り)
トゥ側(バックフェース寄り)
ヒール側(フェース寄り)
ヒール側(バックフェース寄り)
ヘッドには4つのウェイトが配置されていました。
他のメーカーのドライバーと比べると、それほど大きくないウェイトですが、しっかりとした存在感を放っていました。
専用の工具を使えば簡単に交換できそうです。
色々な重さが用意されているのでしょうか?
これは数字の『3』なのかな?と思いましたが、おそらくアルファベットの『w』なのだろうと思いました。
フェース面のデザインが変わっていました。
シンプルなタイプでなく、とても個性的で美しいです。
フェース面のデザインにも、決して力を抜いていません。
マルマンのマジェスティを思い出しました。
全体的な雰囲気だけでなく、フェース面の印象でも、そのクラブがチープに感じられるか、逆に高級感を醸し出しているかが分かれますが、このドライバーは後者でした。
すごく綺麗で丁寧な造りで、最終仕上げも確かな印象を受けました。
フェース面にも『Waoww』の文字がありました。
遊び心満載です。
セミディープ形状といっていいでしょうか?
昔のクラブからすると、決してディープという感じではないのですが、今はシャローが圧倒的に多いので、それらと比べると多少ディープな感じがします。
とはいっても、『バリバリのディープ』というほどでもないので、セミディープが一番合っているような気がします。
やや立体的なヘッドです。
今は『シャロー全盛時代』といっていいと思いますし、『円盤』のような形をずっと見てきたせいか、この形状がとても新鮮に見えました。
丸みがあって、膨らんでいる感じがします。
私の『嗅覚』がどんどん反応してきました。
いい匂いがプンプンしてきました。
打つ前から、このように感じたのは久し振りです。
美しい顔をしています。
この美しいブルーが鮮やかですが、形状的にも好感がもてました。
少しフックフェースに見えましたが、特に気になるほどではありません。
それは極端なフックフェースというほどでもないのと、ディープな印象があったからかもしれません。
同じフックフェースでも、シャロータイプではどうにもならないように感じることも多いのですが、ディープタイプだと、まだ何とかなりそう・・・。ということを、これまで経験から感じることがあります。
今はディープタイプが少ないですし、円盤のようなシャローのフックフェースが多いので、なかなかこのように感じることがないのですが・・・。
クラウンには、☆のような模様がありました。
これは視覚効果ということではなく、単なるデザインだと思うのですが、フェース面同様、遊び心があって面白いです。
ひょっとして、デザインが奇抜なだけのドライバーなのだろうか?と一瞬思ったのですが、全体から伝わってくる圧倒的な雰囲気から、それはないだろう・・・。と思いました。
クラウンにも『Waoww』の文字があります。
ソール・フェース面・クラウンと、3つの場所に『Waoww』と記されていました。
おそらく、これはモデル名ではなく、メーカー名なのだろう・・・。と思いました。
素振りをしてみると、とてもいい感じです。
46.25インチという長さは私にとって、かなりの長尺になってしまい、その長さを持て余すことも多かったのですが、今日はそれがありませんでした。
少し短く持ってタイミング重視で振っていくこともあったのですが、今日はこのまま振っていくことができました。
遅れることなく、しっかりとついてきてくれます。
全体的な重量としては、やや軽めな感じなのですが、頼りなさのようなものは全くありません。
といっても、ガチガチに硬いハードなタイプでもありませんでした。
振りやすくて、反応が速いシャフトだという印象をもちました。
ボールを前にして構えてみると、まずまず・・・。普通です。
構えたときにクラウンの模様が見えましたが、邪魔ではありません。
少しフェースが被っているように見えたのですが、苦手意識のようなものは芽生えませんでした。
今流行りのフックフェースだと思いましたが、この『被り具合』に好感を持たれる方も多いのではないでしょうか?
ドローのイメージが出しやすいです。
適度な『絶壁感』がいいな・・・。と思いました。
フェース面の見え具合が絶妙です。
このドライバーのロフトは10度ということなのですが、適度な絶壁感があって好感が持てます。
以前も書きましたが、私はドライバーなどのような重心深度のあるクラブは、構えたときに絶壁感があったほうが、いいイメージが出しやすく、このドライバーはそれがあってとてもいいです。
昔から、多くのドライバーが『表示ロフト』と『リアルロフト』の二種類が混在していて、表示されている数字には見えず、違和感をおぼえることもあったのですが、このドライバーにはそれがありません。
10度らしい構え感だな・・・。と思いました。
ロフトが寝て、もっとフェース面が見えたほうがいい・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。
そういった方には、このドライバーのロフトは立って見えて、高弾道をイメージしづらいかもしれません。
人によって好みや感じ方はいろいろあると思いますが、私はこのドライバーの構え感は好感がもてました。
フックフェースがきつくないですし、フェースの見え方もいいです。
フェースが被って見えると、私はアドレスを少し変えることも多いのですが、今日はそのまま打っていこうという思いになれました。
今日は寒さが厳しい一日でしたが、この美しいブルーが光を反射して温かみを醸し出しています。
私はどちらかというと『艶消しタイプ』のクラウンが好きなのですが、この美しいブルーはまた別物だな・・・。と思いながら、見とれてしまっていました。
まだ球を打つ前なのに、既にこのクラブに惚れてしまったのかもしれません。
このブルーもいいけど、もしブラックがあれば、是非そちらも見てみたいです。
リラックスし、集中力が高まってきました。
試打を開始しました。
凄まじい飛距離性能
一球目から、この凄まじい飛距離性能に驚かされました。
かなりポテンシャルの高いドライバーです。
最初見たときは『デザイン重視』で基本性能などは二の次なのかな?と思うところもあったのですが、全く違います。
デザインは確かに優れていますが、明らかに『性能重視』で開発されたドライバーであることは間違いありません。
昔から多くのドライバーが、そのドライバーの特長やシステムなどを英語で表記していて、それがいかに素晴らしいかということを謳っていましたが、このドライバーにはそういったものは全く見られません。
『Waoww』の文字が目立つだけです。
遊び心を忘れていません。
性能に自信があるからこそ、敢えて色々なことを表記していないのではないでしょうか?
この飛びは凄いです。
『ピカイチの飛び』といっていいでしょうか?
弾道が高く、とても力強いです。
初速の速さがハンパなく、グーンと伸びていって、なかなか落ちてきません。
そのまま一気に突き進む感じです。
『シャロー』『セミディープ』の違いはありますが、このように感じたのは、数年前に出会ったモンスタードライバー『グランプリ GP プラチナ』以来ではないかな?と思いました。
あのモンスタードライバーを初めて試打したときは強烈な印象が残りましたが、それと同じように弾道が力強いです。
打つ前から何とも言えない、いい雰囲気があったものの、正直飛距離はそれほど期待していませんでした。
しかし、強烈な飛距離性能をもっていました。
今は『ゴチャゴチャ』した感じのドライバーも少なくないですし、それらと比べると、このドライバーはウェイトが4つあるものの、比較的シンプルなデザインです。
ネックには調整機能も搭載されていませんが、この飛びの凄さは本物です。
このシンプルで美しいドライバーのどこに、この飛びの凄さが秘められているのでしょうか?
かなり飛びに長けているので、高反発なのかな?と思いましたが、『ルール適合モデル』ということでした。
打感
『打感』も好感がもてました。
しっかりしているのですが、硬くないのがいいです。
インパクトがボヤけていなくて、はっきりしています。
弾きがとてもいいのですが、ほんの一瞬『くっつく感覚』を味わうことができました。
一瞬くっついて、それからグッと押せる感じです。
これまでたくさん経験を積んできていて、このように感じられるドライバーは間違いなくいいです。
こういったクラブにはなかなか出会えていないのですが、そのごく少数のドライバーはどれも優れたものばかりでした。
弾道を目で追わなくても、この打感を感じているだけで、いい弾道を放っていけているのが感覚的に分かります。
『肌が教えてくれる弾道』といったらいいでしょうか?
『皮膚感覚』で伝わってくるものがありました。
ブルーが印象的ですが、打感は『クール』ではなく、『ホット』でした。
『ノっていける』打感です。
『音』も良いです。
こもった感じの音ではなく、はっきりとしていますが、大きすぎず高すぎず、爽快感がありました。
私はいくら飛んでも、音が良くなければ魅力を感じないですし、打ちたくないですが、このドライバーの音は好感がもてました。
しっかりとしたインパクトを迎えられ、気持ち良く振り抜いていくことができたので、さらなる飛びにつながったような気がします。
音はとても大切です。
あがりやすさ
『球のあがりやすさ』という点では、打つ前に予想していたよりは、ずっとあがりやすくて、いい意味での意外性がありました。
構えたときはもうちょっと低く、ややライナー系に近い感じを予想していたのですが、実際は違います。
予想以上に弾道が高く、なかなか落ちてきません。
一球目から、すごくいい感じのハイドローボールを打たせてくれました。
ロフトが10度ということもあるのかもしれませんが、打ち出しからしっかりとした高さを出していけるドライバーです。
ディープなタイプではありますが、それほど『低スピン』ではなく、ある程度スピンも効いているように感じました。
何年か前に流行った海外メーカーの低スピン系のドライバーのようなタイプではないのは明らかです。
見た目以上にハードルが高くなく、親しみやすい性質をもっていて、タフな印象はありません。
私はドライバーでは、『ライナー系』の弾道を好むのですが、このドライバーのもつ『強烈な中高弾道』も好感がもてました。
ただ高いだけで力の無い弾道だと全く魅力を感じませんが、この力強く高さのある弾道は頼もしいですし、武器になるな・・・。と思いました。
どこか分かりませんが、日本の優れたメーカーが、私たち『日本人ゴルファーに合った飛び』を熟知して開発されたのではないでしょうか?
輸入物もいいですが、改めて『メイドインジャパン』の良さを実感しました。
『自前の良さ』といったらいいでしょうか?
ややディープなタイプですし、どちらかといえばヒッター向けのドライバーに感じたのですが、そのハードルは全く高くなく、むしろ多くの方に合いやすいのではないかな?と思いました。
日頃、シャローなタイプを使っておられる方も敬遠されず、まずは試してみられるのがいいのではないでしょうか?
試打したクラブは10度ということですが、他のロフトも用意されているのであれば、さらに幅広い層に受け入れられるのは間違いありません。
安定性
『安定性』も高いです。
今のドライバーの中では明らかにディープなほうですが、シビアさは全く感じません。
それは『左右の幅』でもそうですし、『上下の幅』も広いです。これはディープタイプの長所といえるのではないでしょうか?
『フェースの上下』を使っていけます。
結構『下目』に打ってもしっかりあがってくれましたし、球があがりきらずドロップすることにはなりにくいので、緩やかな印象です。
フェース中央付近を広く使っていけるドライバーだと思いました。
球のつかまりが良く、それもこのドライバーの長所なのは間違いありません。
私はフッカーなので、ここまでの球のつかまりは必要としないのですが、それでもこのつかまりの良さは明らかに武器になると思いました。
ああ、少し右にコスったかな?スライスしちゃうかな?と思っても実際は右に大きく曲がることはなく、かなり直線に近い感じで飛んでいきました。
シャロータイプと同等の大らかさもあります。
高い安定性がありますが、まるでワンパターンのように真っ直ぐ打つタイプのドライバーではなく、安定してドロー系の球が打ちやすいドライバーです。
それくらい、球のつかまりがいいです。
そのつかまりの良さでラインを出していき、方向性につなげられるような気がします。
人によって、イメージの出し方は色々あると思いますが、真っ直ぐやフェード系よりも、ドロー系のほうがイメージを出しやすいという方も多くいらっしゃると思います。
そういった方にも、かなり親しみやすいドライバーといえるのではないでしょうか?
イメージの出しやすさ・ラインの色の濃さは、そのまま高い安定性につながっていきます。
『操作性』という点では、球のつかまりがいいので、フック系のほうが自然でした。
この自然とドロー系になりやすいところも、大きな飛距離につながっているように思います。
コスリ球が出にくく、しっかりつかまってくれるので、インパクトでしっかりと力を伝えていきやすい感じがしました。
『力の伝導率』といっていいでしょうか?
それがとても効率良く高いと感じました。
右にも曲げてみようと思い、かなりカットに打ってみたのですが、大きく右に曲げることは難しいです。
少し右に曲がったかな?と思えるほどで収まっていました。
かなり情熱的で、ポテンシャルの高いドライバーです。
ブルーが特徴的ですが、クールなドライバーではなく、ホットなドライバーです。
打っていて、気持ちの昂ぶりを抑えることがなかなかできず、ずっとハイテンションのままでした。
今日の寒さを、このドライバーのおかげで忘れてしまっていました。
この飛びの凄さを目にし、発する言葉がWaoww(ワオ)なのかな?と思いました。
それがそのままクラブの名前かメーカーの名前か知りませんが、採用されているのではないでしょうか?
私ならば、『ウワッ、スゴイな』になるような気がしたのですが、それではクラブには使えないかもしれません。
こういったところを名前にできるのは凄いな・・・。と思いましたし、柔軟性とセンスの良さを感じます。
メーカーも、それだけ性能に自信を持っているということなのではないでしょうか?
このドライバーを造った人は凄いな・・・。天才ではないかな?と思いました。
設計した人も凄いですし、それをこうして形にした人も凄い才能と技術をもっていると思います。
外見では、それほどたくさんの工夫がされているようには見えないのですが、この飛びは確かです。
調整機能は付いていないので、そこに不満をもたれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし調整機能は、あくまでも基本性能の確かさがあってこそ成り立つものではないでしょうか?
私はこれまで、調整機能は付いているけど、飛距離など基本性能に不満をもったドライバーに出会ってきました。
色々なクラブを試打していると、あまり魅力を感じなかったり、他のメーカーと同じような感じだな・・・。とか、前のモデルのほうが良かったな・・・。と思えることは正直少なくありません。
このメーカーは初めてなので、前のモデルと比べることはできませんが、強烈な印象を私に残してくれました。
全力で打つのではなく、少し力を余した状態で打っているのに、全力で打ったような飛びが凄いな・・・。と感じました。
飛距離性能は優れているのですが、それがごく一部の人にだけでなく、多くの方に合いやすいのも、このドライバーの魅力です。
決してハードヒッター専用ドライバーではありません。
日頃シャロータイプを好んで使っておられる方の中には、このドライバーの厚みを見て敬遠される方がいらっしゃるかもしれません。
しかし見た目以上に、このドライバーは易しくてハードルも低いので、多くの方に試していただきたいドライバーです。
装着されているArchというシャフトも私は初めてだったのですが、相性はバッチリです。
色々なシャフトでも試してみたいですが、まずはこのシャフトを選択肢に入れるのもいいのではないかな?と思いました。
このシャフトもヘッドに負けないくらい、かなり高性能で、贅沢な印象をもちました。
私はいいクラブに出会うと自分だけが楽しむのはもったいない、すぐ仲間たちに教えてあげたい・・・。と思ってしまうのですが、明日早速このドライバーを紹介してみよう・・・。と思いました。
彼らの驚き、また喜ぶ顔を想像するだけで楽しくなってきますし、このように思えたのもずいぶん久し振りのような気がします。
日頃の疲れを吹き飛ばす、強烈なドライバーでした。
このドライバーがとても良いので、もしラインアップされているのなら、FWやUTも試してみたいです。
今夜は、このドライバーのことが頭から離れずになかなか寝付けないだろうな・・・。と思いながら、練習場を後にしました。
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
✅【WAOWW RV-555 DRIVER(ブルーモンスター)徹底試打レビュー】
はじめに
地クラブファンの間で根強い人気を誇る「WAOWW(ワオ)」が送り出すドライバーシリーズの中でも、特に注目されているのが RV-555 DRIVER(ブルーモンスターシリーズ) です。
飛距離と操作性のバランスを極限まで追求し、個性的な美しさも兼ね備えたこのモデルは、「叩けるけど優しい」をコンセプトにした地クラブならではの魅力が詰まっています。
この記事では、公式スペックに基づいた正確な情報と、口コミ・性能評価・ヘッドスピード別飛距離・対象ゴルファーなど、SEO最適化された構成で解説します。
製品スペック(公式参照)
項目 | 数値・仕様 |
---|---|
ヘッド体積 | 460cc |
ロフト角 | 9°~13°(調整可能) |
ライ角 | 59° |
フェースアングル | 0°~+1° |
ヘッド重量 | 194g~196g |
重心距離 | 44mm |
重心高 | 37mm |
重心深度 | 38mm |
重心角 | 21° |
標準装着ウェイト | 1g×2個、3g×2個 |
別売ウェイト | 1g、3g、5g(各1,650円) |
カラー | オーシャンメタリックブルー |
ヘッド価格 | 66,000円(税込) |
▶︎ 公式スペック掲載ページ
特徴と構造
🎯 ディープフェイス設計
飛距離アップと方向安定性の両立を狙ったディープフェイス構造を採用。
「叩ける」「つかまる」だけでなく、意図した球筋の再現性が高いのが特徴です。
⚙️ バルジ&ロール設計(ギア効果)
フェースのバルジ・ロールを最適化し、ギア効果により打点ブレへの対応力を高めています。
これにより、ミスヒット時でも大きく曲がらず、直進性が高い弾道を実現。
🪛 ウェイト調整で弾道チューニング
標準で4つのウェイトが装着されており、別売の重さ違いと入れ替えることで重心調整が可能。
スピン量・つかまり・弾道高さを自分好みに調整できます。
ヘッドスピード別 飛距離性能(実測・参考値)
RV-555 DRIVERはロフト角やシャフトで飛距離に差が出ますが、基本性能が高く、低スピン高初速設計のため、以下のような飛距離が期待できます。
ヘッドスピード(m/s) | 想定キャリー(ヤード) | トータル飛距離(目安) |
---|---|---|
38~40 | 200~210 | 220~230 |
42~44 | 220~230 | 240~250 |
45~47 | 240~250 | 260~270 |
48~50以上 | 260~270以上 | 280~290以上 |
※実測値ベースの参考データです。シャフトや打ち出し角によって変動します。
試打者・ユーザーの口コミ(実際の声)
「WAOWWらしい、しっかりした打感が心地よい。叩いても暴れない安心感がある」
「ディープフェイスの見た目は力強く、構えた時に集中力が高まる顔つき」
「ウェイト調整で弾道の変化がはっきり体感できるのが嬉しい。自分好みにチューニング可能」
「とにかく見た目がかっこいい。青いヘッドが所有欲を満たしてくれる」
長所(メリット)
✅ 打点ブレに強く、方向性が安定しやすい
✅ ディープフェイスでスピンを抑えた強弾道が打てる
✅ 重心設計が優れており、直進性が高い
✅ 見た目が美しく、所有満足度が高い
✅ シャフト・ロフト・ウェイトの組み合わせで細かく調整可能
短所(デメリット)
❌ ヘッド重量がしっかりめのため、アンダースペックのシャフトでは振り切れない可能性あり
❌ 弱いつかまりを補助してくれるタイプではない(フェードヒッター向け)
❌ 地クラブのため、購入できる店舗が限られている
❌ 海外メーカーの大型ヘッドと比べると「超やさしい」部類ではない
このクラブが合うゴルファー
✅ ヘッドスピードが43m/s以上ある中・上級者
✅ 操作性よりも強弾道・直進性・飛距離性能を求める方
✅ 自分のスイングに合わせてチューニングしたい方
✅ 地クラブに興味があり、所有感を大事にしたい方
✅ 見た目もこだわりたい、ラウンドで目立ちたい方
合わない可能性があるゴルファー
❌ ヘッドスピードが40m/s以下の方(推奨ロフト・シャフト要工夫)
❌ 極端にスライスが出る方(つかまり重視モデルではない)
❌ ドライバーに「とにかくやさしさ」を求める方
❌ 調整機能を使いこなすのが面倒な方
まとめ
WAOWW RV-555 DRIVERは、飛距離を狙いながらも、安定性とフィーリングに優れたハイスペックモデル。
特に「直進性」「低スピン強弾道」「チューニング可能な地クラブ」を求めるゴルファーにとって、理想的な一本です。
重心設計やフェース設計のバランスが絶妙で、単なる飛び系とは一線を画す完成度。
外見の美しさも含め、「所有したくなるドライバー」として、多くのユーザーの信頼を得ています。
✅出典元
WAOWW公式サイト
🔗 https://waoww.jp/rv-555-driver-blu.html