今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ONOFF FAIRWAY WINGS AKA のU5番 です。
シャフトは MP-516U です。
ロフトは23度、クラブ長39.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は59g、トルクは3.8、キックポイントは先中調子、バランスはD1、クラブ総重量は353gです。
オノフらしい、オシャレなユーティリティです。
以前、ドライバーやフェアウェイウッドを試打しましたが、デザインの統一性がとれているので、とてもいいです。
オノフのクラブは機能的でありながら、目でも楽しませてくれます。
全ての番手で揃えたくなります。
形状的にはオーソドックスな感じです。
極端にディープでも、シャローでもなく、標準的といっていいと思います。
ネックの長さはノーマルな感じです。
ソールには1本だけ溝がありました。
ドライバーは3本、フェアウェイウッドは2本でした。
ヘッドの大きさによって、溝の数も変えているようです。
フェース面には細かなミーリングがありました。
これもドライバーやフェアウェイウッドにありました。
セミシャローといっていいでしょうか?
ディープな感じはしません。
今はこういうタイプが殆どだと思います。
顔はまずまずでした。
見とれるようなことはなかったのですが、易しさを感じさせる顔だな・・・。と思いました。
少しつかまえ顔に見えたので、ちょっと警戒しないといけないかな?と思いました。
ユーティリティとしては、平均的な重さだと思いますが、シャフトがよく走るタイプでした。
こういったところはオノフらしいです。
オノフのシャフトは走り系のイメージがあります。
釣り竿でいうと、『投げ竿タイプ』が多いように思います。
ボールを前にして構えてみると、ちょっと独特な感じがしましたが、これまでも経験しているので、特に不安はありませんでした。
左へつかまりそうだったのと、ちょっと高くあがり過ぎそうなイメージが出たので、方向性も高さも、少し抑え気味に打っていきたいと思いました。
逃がすというよりは、少し包む感じがしました。
細工をするイメージがなかなか出なかったので、まずはこのクラブに任せて振っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。
『打感』はソフトで好感がもてました。
この美しいフェース面のイメージに合うソフトフィーリングです。
『音』も、いい感じです。
心地いい音が優しく耳に飛び込んできました。
球はとてもあがりやすいです。
タフな感じは全くありません。
『安定性』という点では、スイートエリアも広めで寛容さを感じました。
球のつかまりがいいので、易しく感じられる方も多いのではないでしょうか?
ヘッドがもつ球のつかまりやすさと、シャフトの走りの相乗効果が得られているように感じます。
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。
ヒッタータイプの方よりは、どちらかというとスインガータイプの方に合いやすいUTといえるような気がします。
弾道も高くしっかりと浮いてくれますし、キャリーをしっかり出していけます。
フェース面が仕事をしてくれているUTです。
弾きがいいです。
『操作性』という点では、まずまずだと思いました。
私はフック系のほうが出やすい感じがしましたが、右に曲げるのも難しくありませんでした。
球離れがいいですし、あまり細工をするタイプではないように思いますが、いざというときにはそれなりに対応してくれそうだな・・・。と思いました。
オノフらしいセンスの良いデザインと、機能性のバランスがとれたUTだと思いました。
ONOFF FAIRWAY WINGS AKA
- 2016年6月12日
- グローブライド(オノフ)
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