ONOFF LABOSPEC RB-247K アイアンを試打レビュー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ONOFF LABOSPEC RB-247K アイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO 950 neo です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフト重量は97g、シャフトフレックスはS、トルクは1.7、キックポイントは中調子 です。

とてもカッコいいポケキャビです。
私はポケットタイプよりも、『通常の』といいますか、シンプルなキャビティアイアンが好きなのですが、このアイアンはひと目見て、カッコいいな・・・。と思いましたし、さすがセンスのいいオノフだ・・・。と感心しました。
ポケットにすることで、様々な恩恵が受けられますが、その最たるものが『易しさ』です。
しかし、易しさはあっても、不格好でカッコ良くないアイアンはたくさんありました。
易しさを追求しながら、いかにカッコ良くオシャレで所有欲を満たしてくれるかが勝負だと思うのですが、このクラブのデザイナーはとてもセンスが良くて優秀だと思います。

メカニカルなデザインです。
アイアンをよく、『怪獣』に例えることがあるのですが、このアイアンは『メカゴジラ』だな・・・。と思いました。
子供の頃、映画館でゴジラ対メカゴジラを観て、メカゴジラの強さ・カッコ良さに惹かれながらも、やはりゴジラを応援していました。
ゴジラは街を破壊しますし、必ずしも正義の味方ではないのですが、それでもゴジラが好きでした。
金属の体に様々な武器が備わっている人工物よりも、主な武器は口から吐き出す放射熱線と尻尾くらいしか無い、シンプルさにも惹かれていたのかもしれません。
周りにはキングギドラ派やガメラ派・モスラ派などがいましたが、私はずっとゴジラ派です。
ゴジラとウルトラマンが戦ったら・・・。
ゴジラとゼットンやレッドキングが戦ったら・・・。などと、子供の頃はこんな妄想ばかりしていました。
ポケキャビをこれまでたくさん試打してきましたが、ここまで美しくできるものだな・・・。と感心しました。

全体的に、やや厚みのある形状です。
こういったところはポケキャビらしく、マッスルバックのようなシャープさはありません。
軟鉄ということですが、ステンレスのような質感です。
軟鉄はその名の通り、軟らかくて、微調整しやすいイメージがありますが、このアイアンは少し硬くて冷たい印象をもちました。
ピカピカ光るミラー仕上げでないのはいいのですが、できればもう少し仕上げが美しいとさらに好感度があがるのに残念です。

彫りの深さはたっぷりあり、見るからに易しそうです。
こういうアイアンを見ると、『慣性モーメント』という言葉を思い出します。

鎧をまとったようなアイアンだな・・・。と思いました。

トップラインは少し厚めです。
これくらい厚みがあると、構えたときに少し気になるかもしれないな・・・。と思いました。

ネックは短めですが、今はこれくらいが多いです。

ホーゼルにある、このONOFFのロゴがカッコ良く、オノフのセンスの良さが見られます。

ソール幅は標準的です。

ソール形状は標準的で、バンスの効きが強調されています。

リーディングエッジの削りが目立ちます。
逆目のライでも、上手く抜けてくれそうですし、こういうアイアンも多くなりました。

フェース面には細かなミーリングがあります。
スコアラインと平行ではなく、斜めに刻まれています。

ONOFFのロゴがある、この赤いグリップがとてもカッコいいですね。
赤なのでよく目立ちますが、グリップにこの色を採用している方は多く、ゴルフ場や練習場でも普通に見かけます。

素振りをしてみた感じはまずまずです。
軽量タイプではあるものの、頼りなさはなく、普通に振ることができました。
私はもう少し重量感が欲しいですが、最近はこのシャフトをよく見かけるので、今年の流行はこれでしょうか?

ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。
クセがなく、ラインもイメージしやすいです。
これまでのポケキャビの顔ではなく、ノーマルキャビティのようで、この構えやすさにメーカーがかなりこだわったのではないでしょうか?
試打を開始しました

『打感』はソフトというよりは、やや『しっかりめ』で、これは予想通りでした。

球はあがりやすくて、イージーです。
タフさは全く感じません。

『安定性』は最高レベルに高く、ブレに強いアイアンです。
この『鈍感さ』は明らかに武器になります。
バックフェースのデザインを見ていたときから、かなり慣性モーメントが高いだろうと予想していましたが、それ以上に高い感じです。
ミスヒットによる、フェース面のブレ・乱れがほとんどなく、フェース中央でヒットしたように球筋は安定していました。
いわゆる『巨大』なアイアンで、このような『大船に乗ったような気持ち』になれるのは分かるのですが、この標準的な大きさと美顔で、ここまで安定性を出すのは凄いです。
カッコいいアイアンでありながら、寛容さはトップクラスなので、多くの支持を集めるのではないでしょうか?

『飛距離性能』は、かなり優れています。
一球目はちょっとミスヒットしたので、これは飛んでいないだろうな・・・。と思い、弾道を目で追ったのですが、ボールは真っ直ぐ、そして予想よりもかなり遠くで着地しました。
とてもカッコいいですし、アスリート向けのアイアンのようにも見えるのですが、この飛距離性能の高さはイージー系と変わりません。
今はアスリート向けのアイアンでも飛距離が出るように開発されているのでしょうか?
キャリーもしっかり出せますし、重心が低いせいか、それほど打ち込まなくてもボールは自然とあがってくれるので、ダウンブローが苦手な方にも親しみやすいのではないでしょうか?

『操作性』は、まずまずです。
カッコいいオートマチック系アイアンですが、顔がいいので、多少は曲げられるだろうと思っていました。
結果、思っていたよりは大きく曲げることが難しかったのですが、左右にも少し曲げられました。
いい意味で、慣性モーメントが邪魔をしています。
かなり真っ直ぐに近い感じで飛んでいくので、ストレート系の球筋の方はもちろん、ドロー系やフェード系が持ち球の方にも合いやすいのではないでしょうか?
試打後の感想

カッコ良くて易しい・・・。
これが、このアイアンに対する私の印象です。

カッコいいですが、気難しさは全くありません。
アイアンに易しさを求めたいけど、ラージサイズやボテッとしたアイアンは苦手で、オーソドックスなタイプが好きだ・・・。という方には、かなり相性がいいのではないでしょうか?

このアイアンと相性が良くない方は、
1.ラージサイズを好まれる方。
2.強いグースを好まれる方。
3.イージー系のアイアンが苦手な方。
4.オートマチック系ではなく、マニュアル系で自在に球筋を操りたい方。
5.アイアンで飛びを求めていない方。
6.アイアンの素材はステンレスでないと嫌だという方。
7.海外メーカーのクラブしか使いたくない方。
です。

私はあまりポケットキャビティに魅力を感じていないのですが、このようなカッコいいポケキャビなら、アリかな・・・。と思いました。
私には打感がもうひとつなのと、飛びすぎるので、実戦で使うことは無いと思いますが、もっと打感が良くなって、『ノーマルロフト』になると、相棒に迎えたくなるかもしれません。
ただ、おそらくアイアンはもう、昔のロフトには戻らない(戻れない)のではないか?と思っています。
アイアンの『番手ずらし』はこれからも続くように思います。
このアイアンは7番アイアンですが、もし『6』と刻印されていたら、『やや飛ぶ』アイアンだな・・・。という印象です。
私たちゴルファーはメーカーの数字に影響され過ぎています。
なので、これからはウェッジのように、ロフト表示して欲しいですし、それが自然の流れではないでしょうか?
アイアンだけ、番手の数字が刻印されていても、意味がありません。

オシャレで実用的なデザインです。
見た目の良さと、実用性のバランスが上手くとれていて、さすがオノフだと思いました。

これからもオノフには期待していきたいです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離・・・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
ONOFF LABOSPEC RB-247K アイアン 完全ガイド:飛距離と操作性を両立した高機能アイアン
はじめに
ONOFF LABOSPEC RB-247K アイアンは、グローブライドが展開するONOFFブランドのラボスペックシリーズに属する高機能アイアンです。
ラボスペックシリーズは「ゴルフスタイル、志向、パワー、レベルを超えて、オノフでプレーするより多くのゴルファーに最適なクラブを提供する」という理念のもと開発されており、RB-247Kはその代表的なモデルとして位置づけられています。
技術仕様とスペック
基本スペック
ヘッド素材: 軟鉄
ロフト角(#7): 30°
ライ角(#7): 61.5°
フェース構造の特徴
RB-247Kの最大の特徴は「ダイレクトリパルジョンフェース」と呼ばれるオノフ独自のアイアン専用フェース構造です。この技術的特徴は以下の要素で構成されています。
三段階肉厚設定
フェースを3段階の肉厚に設定することで、フェース下部のたわみを向上させています。これにより、実打点での反発力が大幅に向上し、ボールを強く押し出すことが可能になっています。
進化したパワートレンチ
フェース下部のたわみをアップする構造により、特にトップ気味のオフセンターヒット時の飛距離ロスを低減しています。
270度カップフェース構造
フェース全体の反発性能を高める構造により、従来よりも広いエリアで高い反発力を実現しています。
フルコアグルーブ
トゥ・ヒール部に施された3本の溝により、高初速エリアを左右にも拡大し、横方向のミスヒット時でも飛距離をキープします。
重心設計とバランス
番手別重心フロー設計
ONOFF独自の重心フロー設計により、ミドル番手(5-7)とショート番手(8-PW)で重心位置を最適化し、番手ごとに求められる機能を追求しています。
バイブレーションスタビライザー
反発性能の高いフェース素材・構造でありながら、ソール下部にバイブレーションスタビライザーを装填することで、ソフトな打感と心地よいフィーリングを実現しています。
ソール設計
ハイバンス設計
女子プロツアーで活躍するONOFF契約プロのアドバイスを基に、ダフリにくく抜けの良いハイバンス設計を採用。様々なライ状況で精度の高いショットを可能にしています。
フェース仕上げ
オノフフェースレーザーミーリング仕上げ
ルール適合でありながら優れたスピン性能を持つフェース面仕上げを採用。様々なインパクト方向に安定したスピン性能を実現し、打点ブレ、ラフや雨天時のフライヤーによるスピン量の低減を抑制します。
標準シャフトと選択肢
SMOOTH KICK MP-247(カーボンシャフト)
DAIWAのカーボンテクノロジーが生み出したオリジナル高機能軽量カーボンシャフトです。シャフト先端にタングステンを含有させることで、トゥダウンを抑制し方向安定性を高めています。ブルーカラーにマット仕上げを採用した高級感のあるデザインも特徴です。
N.S.PRO 950 neo(スチールシャフト)
軽さとシャープな振り心地、抜群のコントロール性能で評価の高い「N.S.PRO 950GH」の特性を継承した新しい軽量スチールシャフトです。大型化・ストロングロフト化するアイアンヘッドのパフォーマンスを最大限に発揮し、高く飛んで止まる球筋を実現します。
実際のユーザー口コミ・評価
ポジティブな評価
打感と操作性について
「某所では話題になっているアイアンですが昨年に購入済みです。KURO(2019)からの買い替えです。三木ゴルフにてKUROアイアン(2021)と打ち比べてこちらに決めました。」という実際のユーザーからのレビューがあります。
「懐もあって易しく見えます」という評価があり、構えやすさが評価されています。
飛距離性能について
「飛距離はほとんど差が無かったです。ロフト30度でKUROとの差が2度あるんですが誤差の範囲でした。ただし高さは247の方が高いです。簡単に上がります。」
球の上がりやすさ
「球はしっかり上がっていく」という評価があり、ボールの上がりやすさが確認されています。
改善点として指摘される要素
打音について
「打音はバチッ!って感じ」という評価があり、一部のユーザーには打音が気になる場合があるようです。
操作性の特徴
「操作性に関してはフック系は打ちやすいですがスライス系は難しいです」という具体的な特徴が報告されています。
ヘッドサイズ
「PWの顔がやや大きめで鈍重な」印象を持つユーザーもいることが報告されています。
長所と短所の詳細分析
主な長所
1. 優れた飛距離性能
ダイレクトリパルジョンフェースにより、従来モデルよりも飛距離性能が向上しています。特にトップ気味のミスヒット時でも飛距離ロスを最小限に抑えることができます。
2. やさしさと操作性の両立
赤アイアンのやさしさと黒アイアンの操作性を融合させた設計により、幅広いゴルファーのニーズに対応しています。
3. 優れた打感
バイブレーションスタビライザーの採用により、高反発でありながらソフトな打感を実現しています。
4. 高い寛容性
270度カップフェース構造とフルコアグルーブにより、ミスヒットに対する寛容性が高く設定されています。
5. 安定したスピン性能
オノフフェースレーザーミーリング仕上げにより、様々な条件下で安定したスピン性能を発揮します。
考慮すべき短所
1. 打音の好み
一部のユーザーには打音が気になる場合があり、好みが分かれる可能性があります。
2. 操作性の偏り
フック系の球筋は打ちやすいものの、スライス系の操作がやや難しいという特徴があります。
3. ヘッドサイズ感
PWなど一部の番手でヘッドが大きめに感じられる場合があります。
適合するゴルファーのタイプ
このクラブが適している方
1. 中級者から上級者
操作性と飛距離性能を両立させたい技術的に一定レベル以上のゴルファーに適しています。
2. 飛距離アップを求める方
現在使用しているアイアンよりも飛距離を向上させたいゴルファーに最適です。
3. ミスヒットに悩む方
トップ気味のミスヒットが多い方にとって、飛距離ロスを軽減できるメリットがあります。
4. 打感にこだわる方
高反発でありながらソフトな打感を求めるゴルファーに適しています。
5. 球の上がりやすさを重視する方
ボールを高く上げやすい設計のため、弾道の高さを求める方に向いています。
このクラブが適さない可能性がある方
1. 伝統的な打音を好む方
クラシックな打音を好むゴルファーには、現代的な打音が合わない可能性があります。
2. スライス系の球筋を多用する方
フック系の球筋の方が打ちやすい特性があるため、スライス系を主体とする方には向かない場合があります。
3. コンパクトヘッドを好む方
やや大きめのヘッドデザインのため、小ぶりなヘッドを好む方には適さない可能性があります。
4. 初心者ゴルファー
ある程度の技術レベルが前提となる設計のため、基本的なスイングが安定していない初心者には扱いが難しい場合があります。
ヘッドスピード別飛距離目安
具体的な飛距離データについては、公式サイトでの詳細情報が限定されているため、一般的なアイアンの飛距離傾向と、ユーザーレビューから判断すると以下のような傾向が予想されます。
7番アイアン(30°)での目安
ヘッドスピード35m/s: 約140-150ヤード
ヘッドスピード40m/s: 約150-160ヤード
ヘッドスピード45m/s: 約160-170ヤード
ただし、これらの数値は一般的な傾向であり、個人のスイング特性、シャフト選択、コース条件等により大きく変動することにご注意ください。
メンテナンスと注意点
日常のメンテナンス
クリーニング
ラウンド後は必ずフェース面のミーリング加工部分を丁寧にクリーニングし、スピン性能を維持してください。
グリップ交換
定期的なグリップ交換により、クラブ本来の性能を維持できます。
シャフト管理
カーボンシャフト選択時は、特に温度変化や衝撃に注意が必要です。
価格と入手方法
新品価格(参考)
標準的な小売価格は、シャフト選択により異なりますが、中古市場では比較的良好な状態のものが44,900円~53,880円程度で取引されている状況が確認されています。
購入時の注意点
フィッティング推奨
技術的特徴が多いクラブのため、購入前の試打やフィッティングを強く推奨します。
シャフト選択
カーボンシャフトとスチールシャフトで性格が大きく異なるため、慎重な選択が必要です。
競合他社製品との比較
RB-247Kは、飛距離性能とやさしさ、操作性のバランスを重視した設計となっており、同様のコンセプトを持つ他社製品と比較検討する際は、以下の点を考慮することが重要です。
独自技術
ダイレクトリパルジョンフェースは他社にはない独自技術であり、この反発構造が気に入るかどうかが選択の決め手となります。
ブランド特性
ONOFFというブランドの持つ技術的革新性と伝統的な日本の職人技術の融合に価値を見出せるかが重要な判断要素です。
総合評価とまとめ
ONOFF LABOSPEC RB-247K アイアンは、現代的なアイアン設計の要求事項である飛距離性能、やさしさ、操作性を高次元でバランスさせた優秀な製品です。特にダイレクトリパルジョンフェースによる飛距離性能の向上と、ミスヒットに対する寛容性の高さは特筆すべき特徴です。
中級者から上級者で、現在のアイアンに飛距離不足を感じている方、またはミスヒット時の飛距離ロスに悩んでいる方には特に適したクラブと言えるでしょう。一方で、伝統的な打音や感触を重視する方、スライス系の球筋を多用する方には慎重な検討が必要です。
購入を検討される際は、必ず試打を行い、自身のゴルフスタイルとの適合性を確認することを強く推奨します。技術的特徴が多いクラブだけに、フィッティングを通じて最適なシャフトとセッティングを見つけることが、クラブの性能を最大限に引き出すための重要な要素となります。
出典・参考資料
- ONOFF公式サイト – アイアン ラボスペック RB-247K
- マイキャディ – グローブライド/オノフ/ラボスペック RB-247K アイアンの口コミ評価
- ギアマニアの良品計画 – ONOFF LABOSPEC RB-247K
- BUZZ GOLF – 待望!3年ぶりの新作、”狙える、青”の万能っぷりたるや!
※本記事の情報は2025年5月時点のものであり、製品仕様や価格は予告なく変更される場合があります。購入を検討される際は、必ず最新の公式情報をご確認ください。


