cobra DS-ADAPT LS Driver

目次

cobra DS-ADAPT LS Driverを試打レビュー

cobra DS-ADAPT LS Driver
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブcobra DS-ADAPT LS Driver です。

 

UST Mamiya社製オリジナル LIN-Q for COBRA
シャフトは LIN-Q for COBRA です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、バランスはD2、トルクは4.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は313g です。

 

正面
コブラの新しいドライバーです。

今も、昨年試打した傑作ドライバーが忘れられません。

前作と同じく、黒で統一されていて、とてもカッコ良くて、しばらく見とれていました。

色だけでなく、全体的な大きさや形も魅力的です。

最近はこのドライバーのように『塊感(かたまり感)』のあるドライバーが少なくなりました。

コブラは昔から硬派なイメージがありますが、それが今も受け継がれているようです。

 

側面
この立体感といいますか、『球体感』がたまりません。

最近はシャロー形状でも、このドライバーのように、ソールに丸みがあるものが多くなり、平らで『円盤』のようなタイプは少なくなったような気がします。

ウェイトが配置されていて、前のモデルのマイナーチェンジといっていいと思います。

昨年のLSドライバーはかなり凄いドライバーなので、後継モデルである、このドライバーにも期待感が膨らみます。

 

トゥ側のウェイト
トゥ側には『3』。

 

ヒール側のウェイト
ヒール側には『10』。

 

ヘッド後方のウェイト
ヘッド後方『3』。

ということで、ヒール側に重量をもってきて、重心距離を短くする配置になっています。

これが初期設定なのでしょうか?

重心距離が長めなドライバーを好まれる方は、このウェイトの配置は不満かもしれませんが、交換が出来そうです。

私は重心距離が短め(ドライバーであればだいたい『35mm以下』)が好きなので、このまま試打することにしました。

 

ソールのカーボン模様
カーボンの模様があるので、ソールにもカーボンが使われているのが分かります。

こういったところはテーラーメイドやキャロウェイ・PINGと同じです。

今はカーボンがトレンドなのでしょうか?

 

ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

ヘッドに厚みがあり、やや小ぶりに見えたからでしょうか?

『力感』溢れるヘッドに見えました。

 

ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。

 

A1
試打するのは、この『A1ポジション』です。

最初パッと見たときは『R1』に見え、R1ってどういう意味だろう?レギュラーの1かな?などと考えていたのですが、よく見たらAだということが分かりました。

 

B2
B2

 

C3
C3

 

D4
D4

 

E5
E5

 

F6
F6

 

G7
G7

 

H8
H8

他にはB2~H8まであり、かなり複雑な調整ができそうです。

色々調整してみたいですが、おそらくA1が標準だと思うので、今回はこのポジションで試打することにしました。

 

フェース面のデザイン
フェース面は独特なデザインです。

指で触ってみたら、少しザラザラしていたのですが、凹凸は無く、FF(フラットフェース)です。

溝にしていないということは、フェースの弾きを良くするためにギリギリまで薄くしながら、強度を保つためなのかな?と思いましたが、本当のところは分かりません

フェース面のスコアライン(溝)はスピンに関係するだけでなく、雨の日のラウンドで、フェース面に水が溜まらないよう排水する役目があるのは多くのゴルファーが知るところではありますが、あえてそうしないメリットもたくさんあるのだと思います。

いろいろなドライバーを試打していると、フラットフェースは意外と多いことに気づきます。

全く線が無いと、ユーザー心理として購買意欲が湧かないおそれもあるせいか、線のように『描いて』いるものも少なくありません。

 

H.O.T.FACE
フェース下部には、『H.O.T.FACE』という文字があり、過去のモデルにも見られました。

 

こんもり盛り上がったクラウン
クラウンが、こんもり盛り上がっています。

これを見て、懐かしいな・・・。と思いました。

最近はなかなか見られません。

このようにまでして、フェース高を維持しているには、それなりの理由があるのではないでしょうか?

 

セミディープ
シャローバックではありますが、ヘッド全体で見たら、セミディープといっていいように思います。

昔の『ゲンコツ』のような、ディープヘッドが当たり前の時代では、明らかにシャローヘッドになるのですが、もっと薄いものが増え、それが主流になっているので、基準が変わっているようです。

それは決して止まることなく、時の流れに同調して、常に動いています。

 

顔
凜々しい男前です。

コブラのドライバー、そしてLSタイプでは、当たり前の顔といっていいのかもしれません。

この顔の良さは予想していましたし、その予想通りが嬉しいです。

黒という色もありますし、適度に厚みもあるせいか、少し小ぶりに見えました。

今はいかに投影面積を大きく見せるか・・・。ということを競っているように感じるので、この小ぶり感は好感が持てますし、なぜか安心感がありました。

それは『融通が利く』ということや、『イメージの出しやすさ』につながるからだと思います。

 

カーボンクラウン
カーボンコンポジットなのが分かります。

ソールを含め、ヘッド表面積の割合でいうと、カーボンのほうが大きいようです。

チタン&カーボンというよりは、割合が多いほうを優先すると、カーボンチタンドライバーになります。

いずれチタンの割合が0(ゼロ)になって、『フルカーボン』が登場してくるのかもしれません。

 

クラウンマーク
この控えめなクラウンマークがコブラらしいです。

これも前のモデルと共通しています。

私はクラウンマークがあってもいいですが、できれば無いほうが好きです。

しかし、このマークは全く邪魔に感じません。

 

装着されているグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。

特別感はありませんが、無難で特に不満はありません。

 

振り感
素振りをしてみると、いい感じです。

最近は軽量タイプが多く、それに合わせて振っているので、シャフトが暴れないように・・・。といったように、余計な気を遣うことが多いですが、今日はありません。

ライバルメーカーである、テーラーメイドやキャロウェイ・PINGなどはどんどん軽量化が進んでいますが、このドライバーは違います。

もちろん、テーラーメイドやキャロウェイ・PINGも、『ロースピンモデル』はハードヒッターをターゲットにしているので、おそらくもっと重量のあるスペックにしていると思うのですが・・・。

最近のドライバーが軽すぎるとか、軟らかすぎると不満に感じているのですが、私以外にも同じように感じておられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

メーカーの出すクラブで『軽さに慣らされてしまう』と、長い目で見た場合、良くないこともあると思います。

ゴルフを真剣にやらない。永くやらずすぐ辞めるというのであれば、スペックにこだわる必要はないと思いますが、生涯のスポーツとしてゴルフ道を歩んでいくのであれば、今だけでなく先を見ながらプレーしたり、相棒であるクラブを選ぶ必要があるのではないでしょうか?

ちょっと前まで、シャフトは60g台、ドライバーの総重量は300~310g台が普通だったのですが、どんどん軽量化していきました。

 

構え感
ボールを前にして構えてみると、とても良いです。

左右のどちらかでいえば、少しつかまりそうな印象を受けました。

ロフトが10.5度ということで、こうして構えていてもフェース面がよく見え、球が高くあがりそうです。

実際は10.5度よりも、もう少しロフトが寝ているように見えたのですが、あまり気にしないようにし、弾道の高さだけをイメージしました。

少しだけつかまりそうな顔ですが、左右への不安はありません。

 

試打を開始しました

フェース面
『打感』はソフトではなく、しっかりめです。

軽いというよりは、結構『ズシリ』ときました。

フェース面を見たとき、どのような打感なのかイメージが湧かなかったのですが、こうして打ってみると、フェース面のデザインと合致したようなフィーリングです。

すごく惹かれる打感ではないですが、苦手ということもなく普通で、弾き感があります。

 

打球音
『音』は高すぎず大きすぎず、小気味良い金属音で好感が持てました。

何と表現したらいいのか分かりませんが、「弾いてるな~」と感じさせる音です。

 

トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、LSモデルらしいロースピンで、今のドライバーの中でも、かなりタフなドライバーなのは間違いありません。

普段、9度や9.5度を使ったおられる方も、まずはこの10.5度を試してみられるのが良いのではないでしょうか?

ロフトが寝ているので、打ち出しの高さは出せますが、ある程度HSが無いと、キャリーが伸びず、途中でドロップしてしまうかもしれません。

構えたときはもっと高弾道をイメージしていたのですが、中弾道タイプといっていいと思います。

打点で高さを変えやすいのが、ディープフェースの良いところです。

つまりフェースを縦に使えるということです。

これはシャローフェースではできません。

シャローフェースだと、打点の数はほぼ一点に絞られますが、このようにフェース高があると、『高』『中』『低』を使うことができます。

真ん中より少し上でアッパー気味に打っていったら、一球目とは違う高弾道で飛び出していきました。

 

飛距離性能
『飛距離性能』は素晴らしいです。

ライナー系の強い球が打て、これなら風の影響も最小限に抑えられます。

フェースの弾きが良くパワフルでスピンが抑えられているので、『上へ上へ』ではなく、『前に前に』飛ばしていけるドライバーです。

私もそうですが、スピン過多に悩んでおられる方はたくさんいらっしゃると思います。

そういった方々に、是非このドライバーを試していただきたいです。

昔のように確率の低い特別な打ち方をしなくても、普通に打っているだけで、簡単にスピンを減らせます。

 

バックフェース
『安定性』が高いのも、このドライバーの特長です。

昔のロースピンモデルは左右に曲がりやすい欠点がありましたが、今はかなり研究が進んでいるせいか、左右の曲がりが抑えられています。

なので、打ち出し方向さえ間違わなければ、途中から曲がることも無いので、効率良く飛ばしていけます。

スイートエリアも広そうですし、いい意味で『鈍感』なドライバーだな・・・。と思いました。

ロースピンモデルでありながら、気難しさは全く感じません。

左右(曲がり)を気にしないでいいので、上下(弾道の高さ)だけを意識して打っていけるのがとてもいいです。

 

操作性
『操作性』という点では、少し苦戦しました。

このドライバーもそうですが、最近のドライバーは本当に曲げにくくなっています。
特に右に曲がりにくいです。

私はフッカーなので、右よりも左へ曲げるほうが得意ということもあるのですが、今日もオープンスタンスでカットに打ってみたのですが、ボールは殆ど右に曲がらず、打ち出した方向(センター)に飛んでいきました。

今のドライバーが高性能すぎて、昔の技術がどんどん役に立たなくなっているようです。

クラブはボールで変わり、スイング理論はクラブで変わると言われてきましたが、まさにそんな状態です。

私はゴルフ雑誌を読まないので、今はどのような『スイング理論』や『上達のコツ』が書かれているのか分かりませんが、このような曲がりにくいドライバーで操っている記事があれば興味があります。

しかし、実際はインテンショナルなショットを打つよりも、最近のドライバーの曲がりにくさを上手く活用したほうが合理的で結果もいいと思うので、そのような記事が書かれているような気がします。

昔はゴルフ雑誌を読むのが楽しくてたまらなかったのですが、今は全くといっていいほど興味がありません。

かといってゴルフへの情熱が無くなったわけではなく、むしろ高まっています。

今流行りのドライバーをたくさん試打していて、右に曲がりにくくなってスライスを打つのが下手になったのかな?と思い、マイドライバーで打ってみたら、普通にスライスが打てて、ホッとしました。

それくらい、今はドライバーが右に曲がりにくくなっているということです。

 

試打後の感想

ヒール側
全身黒で統一され、この『モノクロ感』がたまりません。

力強さも感じられ、何よりカッコいいです。

コブラのブランドイメージにピッタリ合います。

コブラといえば、私はグレッグ・ノーマン選手やヘール・アーウィン選手、そしてジョン・デーリー選手を思い浮かべますし、今はリッキー・ファウラーのイメージも強いです。

私の記憶が確かなら、おじいさんが日本人で、ミドルネームは確か『ユタカ』だったと思います。

今年も大活躍を期待しています。

 

New golf clubs
このようにバックフェース付近にウェイトが配置されていると『お尻』が重くなるので深重心となり、インパクトからフォローにかけてフェースが上を向きやすそうにも見えるのですが、実際はそんなことはなく、バランスがとれていました。

このウェイトはおそらく、『浅重心』になりすぎないようにしているために配置されているのではないか?と思いました。

他にも違う重さのウェイトを取り付けられるのであれば、どのように変化していくのか興味があります。

 

Golf drivers
明らかに低スピンタイプなので、幅広い層にマッチしたドライバーではありません。

なので、多くの支持を集められないかもしれませんが、このスペックがピッタリと当てはまる方もたくさんいらっしゃると思うので、そういった方にとって、かなり頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?

できれば、ヘッドスピードは45m/s以上はあったほうがいいかもしれません。

 

cobra golf clubs
昔から『スライス3年、フック5年』と言われていましたが、このドライバーを含め、今のドライバーは本当に曲げにくくなっています。

昔のように打ち出す方向は良かったのに、途中から左右に大きく曲がってOBになった・・・。ということにはなりにくいです。

私はビギナーの頃から、数え切れないほどたくさんのOBやロストボールを打ち、ボールを無くしてしまいました。

方向性は素振りなど効果的な練習を積んで改善できますが、スピン過多はかなりの難敵で、いろいろと打ち方を変えてみましたが、上手くいかず悔しい思いをたくさんしてきました。

しかし今はクラブが簡単に克服してくれるようになりました。

スピンを減らすためにどうすればいいか・・・?ということが常に頭にあった私は、このようにクラブが助けてくれる時代が来るとは思っていませんでした。

完全にクラブの恩恵を受けています。

Top golf clubs
低スピン性能に長けていて、『硬派』といいますか、『骨太』なドライバーですが、近寄りがたいタイプではなく、どこか『笑みを浮かべている』といいますか、親しみやすさも残っているように感じました。

『マイルドロースピン』といったらいいでしょうか?

テーラーメイドやキャロウェイ・PINGのロースピンモデルも素晴らしいですが、私は改めて、このコブラのロースピンモデルに魅力を感じました。

この力強い弾道が頭から離れず、なかなか寝付けないだろうな・・・。と思いながら、練習場を後にしました。

構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

このクラブの長所と短所

長所と短所はあくまでも私が感じたものです。なので、人によっては長所と短所が逆になることもあると思います。

そして、クラブの優劣を示すものではありません。まさに『長所は短所』です。

長所:顔がいい。音が静か。ロースピンで飛距離を出せる。安定感があり曲がりにくい。テーラーメイドなどのライバルメーカーが1本10万円を超えているのに、このドライバーは10万円を切っていて、コスパが良い。

短所:ロースピンなので人によっては球が浮かず距離も出ない。曲げにくい。軽量クラブを使っておられる方には重く感じられるかも。


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

COBRA DS-ADAPT LS Driver 完全レビュー:2025年モデルの性能・口コミ・評価を徹底解説

Max Workability With Added Forgiveness

メーカー公式ページより

結論:低スピン・高初速を求める上級者向けの最高峰ドライバー

COBRA DS-ADAPT LS ドライバーは、コンパクトな445ccのヘッド形状で、前方に配置された重心設計が特徴です。高い操作性を有し、最速のボールスピード、低スピン、低弾道を求める上級者向けモデルです。

DS-ADAPT LS Driver features a compact 445cc Tour-inspired shape and forward-positioned C.G. for better players who demand maximum ball speed, low spin and lower trajectory with complete workability and control.

本記事では、2025年最新モデルであるCOBRA DS-ADAPT LS Driverの詳細スペック、実際の使用者による口コミ、飛距離性能、適合するゴルファータイプまで、購入を検討している方が知りたい情報を網羅的に解説します。

理由:COBRA DS-ADAPT LS Driverの基本性能と特徴

基本スペック(メーカー公式仕様)

DS-ADAPT LS ドライバーは、コンパクトな445ccのヘッド形状で、前方に配置された重心設計が特徴です。

ヘッド仕様

  • ヘッド体積:445cc
  • 標準ロフト角:9.0°、10.5°
  • ロフト調整:FF33システムで±2°調整可能
  • 重心位置:前方配置設計
  • 左利き用:受注生産のみ

価格

  • 定価:¥80,600(税込)

搭載テクノロジー

New Internal Adaptive Weighting System 内部ウェイト調整システムにより、弾道の微調整が可能です。

FF33(FutureFit33)アダプター FF33でそれぞれ±2°まで調整可能な革新的な調整システムを搭載。ロフト角とライ角を独立して調整できます。

選択可能シャフト(メーカー公式仕様)

①フジクラ社製オリジナル SPEEDER NX for COBRA

  • フレックス:SR、S
  • シャフト重量:53.0g(SR)、55.0g(S)
  • トルク:5.6(SR)、5.4(S)
  • 調子:先中
  • 長さ:45.5インチ
  • バランス:D3.5

②UST Mamiya社製オリジナル LIN-Q for COBRA

  • フレックス:SR、S
  • シャフト重量:58g(SR)、62g(S)
  • トルク:4.6(SR)、4.5(S)
  • 調子:中
  • 長さ:45.25インチ
  • バランス:D2

③グラファイトデザイン社製TOUR-AD GC 6

  • フレックス:S
  • シャフト重量:65g
  • トルク:3.1
  • 調子:中
  • 長さ:45.25インチ
  • バランス:D2

④フジクラ社製SPEEDER NX VIOLET 60

  • フレックス:S
  • シャフト重量:67g
  • トルク:3.4
  • 調子:中
  • 長さ:45.25インチ
  • バランス:D3

⑤フジクラ社製24VENTUS BLACK 6

  • フレックス:S
  • シャフト重量:66g
  • トルク:3.2
  • 調子:手元
  • 長さ:45.25インチ
  • バランス:D3

具体例:実際の使用者による口コミ・評価

飛距離性能に関する口コミ

「LS」 ヘッドスピードは45.2m/s、初速は66.2m/sと非常に高初速でした。スピン量は1901rpmで低スピン、打ち出角度は15度と適正値、飛距離は273yと抜群の飛距離性能を示しました。

ヘッドスピード:約45 m/s ボール初速:約66 m/s 打ち出し角:約14度 バックスピン量:約2,500 rpm キャリー:約290ヤード

ヘッドスピード別飛距離データ

ヘッドスピード45m/s前後のゴルファー

実測データに基づく性能値:

  • ヘッドスピード:45.2m/s
  • ボール初速:66.2m/s
  • 打ち出し角:15度
  • バックスピン量:1901rpm
  • キャリー距離:273ヤード

ヘッドスピード40-45m/s のゴルファー

推定性能値:

  • ヘッドスピード:42m/s
  • ボール初速:約62m/s
  • 打ち出し角:14-16度
  • バックスピン量:2200-2500rpm
  • キャリー距離:250-270ヤード

ヘッドスピード45m/s以上のゴルファー

推定性能値:

  • ヘッドスピード:47m/s
  • ボール初速:約68m/s
  • 打ち出し角:13-15度
  • バックスピン量:1800-2200rpm
  • キャリー距離:280-300ヤード

DS-ADAPT LS Driverの長所・短所

長所

高いボール初速 前方重心設計により、インパクト時のエネルギー伝達効率が向上し、高初速を実現しています。

低スピン性能 low spin and lower trajectory with complete workability and controlを実現する設計により、ランも含めた総飛距離の向上が期待できます。

高い操作性 コンパクトな445ccヘッドと前方重心により、意図的な弾道調整が可能です。

豊富な調整機能 FF33システムにより、ロフト角とライ角を独立して調整できるため、個々のスイングに最適化が可能です。

短所

上級者向けの設計 低スピン・低弾道特性により、ヘッドスピードが不足するゴルファーには球が上がりにくい可能性があります。

寛容性の限界 The DS-ADAPT LS Driver is designed for skilled golfersであり、ミスヒットに対する寛容性は、より大きなヘッドのモデルと比較して限定的です。

価格の高さ 定価¥80,600と高価格帯のため、コストパフォーマンスを重視するゴルファーには負担となる可能性があります。

このクラブが合うゴルファー・合わないゴルファー

合うゴルファー

ヘッドスピード42m/s以上のゴルファー If your swing speed is between 90-105 mph, DS-Adapt LS offers all around performance – distance, accuracy, and forgiveness.

弾道をコントロールしたいゴルファー 意図的にフェードやドローを打ち分けたい上級者に適しています。

低スピンを求めるゴルファー 現在使用中のドライバーでスピン量が多すぎると感じているゴルファーに最適です。

調整機能を活用したいゴルファー FF33システムを使い、細かな弾道調整を行いたいゴルファーに向いています。

合わないゴルファー

ヘッドスピード40m/s未満のゴルファー 低スピン設計のため、十分な飛距離を得られない可能性があります。

高弾道を求めるゴルファー lower trajectory設計のため、高い弾道を求めるゴルファーには不向きです。

寛容性を最優先するゴルファー 445ccのコンパクトヘッドのため、ミスヒットに対する寛容性を最優先する初心者には適していません。

予算を抑えたいゴルファー ¥80,600という価格設定のため、コストパフォーマンスを重視するゴルファーには負担となる可能性があります。

他モデルとの比較

DS-ADAPT Xとの違い

DS-ADAPT Xは、より幅広いゴルファーを対象とした設計で、LSモデルと比較して寛容性が高く設定されています。

DS-ADAPT MAX-Kとの違い

MAX-Kは最大寛容性を重視した設計で、LSモデルの操作性重視とは対照的な特性を持ちます。

DS-ADAPT MAX-Dとの違い

MAX-Dはドロー特性を強めた設計で、LSモデルのニュートラルな特性とは異なります。

購入前に確認すべきポイント

試打の重要性

購入前には必ず試打を行い、自分のスイングとの相性を確認することが重要です。特に、低スピン特性が自分のスイングに適しているかを確認しましょう。

シャフト選択

5種類のシャフトオプションがあるため、自分のスイングスピードとスイングタイプに最適なシャフトを選択することが重要です。

調整機能の活用

FF33システムの調整機能を最大限活用するため、フィッティングを受けることをお勧めします。

まとめ

COBRA DS-ADAPT LS Driverは、低スピン・高初速を求める上級者向けの高性能ドライバーです。compact 445cc Tour-inspired shape and forward-positioned C.G. for better players who demand maximum ball speed, low spin and lower trajectory with complete workability and controlという設計思想通り、操作性と飛距離性能を高次元で両立しています。

ヘッドスピード42m/s以上のゴルファーで、弾道をコントロールしたい方、現在のドライバーでスピン量が多すぎると感じている方には最適な選択肢となるでしょう。一方で、寛容性を最優先する初心者や、ヘッドスピードが不足するゴルファーには不向きな場合があります。

購入を検討される際は、必ず試打を行い、自分のスイングとの相性を確認することが重要です。また、豊富な調整機能を活用するため、プロによるフィッティングを受けることをお勧めします。


出典元