コブラ DS-ADAPT LS フェアウェイウッド 試打レビュー
先日、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは cobra DS-ADAPT LS Fairway の3番 です。
試打スペック(ロフト・シャフト・総重量など)
シャフトは LIN-Q for COBRA です。
ロフトは14.5度
クラブ長さは43インチ
シャフトフレックスはS
シャフト重量は61g
クラブ総重量は326g です。
コブラらしい、とてもカッコいいフェアウェイウッドです。
これまで姉妹モデルのXやMAXを試打してきましたが、今回はLSを試打する機会に恵まれました。
ドライバーもXやMAX-K・MAX-Dを試打してきたのですが、LSが一番好きだったので、このフェアウェイウッドにも期待感がこみ上げてきました。
飛距離性能が高いということもあるのですが、一番は「顔が好き」ということです。
他のモデルは、フッカーの私にはちょっとクセがきつく、難しく感じました。
姉妹モデルは『色』がアクセントになっていましたが、このモデルは、ほぼ『黒一色』です。
このワンカラーなところがまたシブくて、カッコ良さが増しています。
今は『軽量感』をイメージしやすいFWが多くなったような印象がありますが、このクラブは重厚で重量感があるのが魅力的です。
軽いほうが易しい・・・。と感じておられる方は多いと思いますが、実は必ずしもそうともいえず、軽すぎるクラブはコントロールしづらく、スコアメイクが難しくなるという欠点があります。
ただ、そのクラブの『重い』『軽い』は人によって感じ方が違いますし、今のクラブは軽量化がどんどん進んでいるので注意が必要です。
最初から『軽さに慣れる』ことは、ゴルフを長く続ける上で、あまり良くなくて、『(振り切れる範囲内で)重いほうから始める』ということが重要になってきます。
私は後輩達に軽いクラブは絶対勧めません。
シャロータイプのヘッドですが、適度に丸さと厚みがあり、シャロー過ぎないのがいいな・・・。と思いました。
ヘッドには3つのウェイトが組み込まれています。
姉妹モデルはその特徴を活かすためなのか、組み込まれるポジションが違っていましたが、このクラブはトゥ側にもヒール側にも、バックフェース側にも配置されています。
左右の慣性モーメントと、重心距離を深くして、直進性を高めているのでしょうか?
バックフェースのウェイトには『3』という数字があり、比較的軽めで、それほど重心を深くしていないようです。
深くするなら10g以上が普通かもしれません。
トゥ側には『13』。
ヒール側にも『13』。
ということで、重心の深さよりも慣性モーメント。
そして比較的フェース面寄りに配置されているので、重心も浅くなるように設計されているようです。
もちろんヘッド内部には、これ以外にも、まだまだ工夫がされていると思うのですが・・・。
『LS』という文字がカッコいいです。
同色にして、あえて目立たせないようにしているところに、センスがあるなぁ・・・。と思いました。
そしてよく見ると、『TITANIUM』という文字があったので、チタンが使われていることを知りました。
この文字がなければ、チタンだと気づかなかったと思います。
以前も書きましたが、私はメタルドライバー全盛時代、右手の肘を痛めたことがあり、それが長く続きました。
ゴルフ仲間でもある医者から、ゴルフを辞めたら治ると言われましたが、私はゴルフを辞めることができないですし、彼も私がゴルフを愛していて止められないことを知っているので、根気よく付き合ってくれました。
軟鉄アイアンはいくら打っても痛みはありませんが、メタルドライバーだけは痛みが走り、私に合っていなかったのかもしれません。
痛みがなかなか消えないままゴルフを続けていましたが、そこに救世主となって表れたのが、『チタンドライバー』です。
その頃、チタンは『シニアが使うもの』という風潮があり、飛ぶと分かっていても、プロはもちろん我々アマチュアもなかなか手を出さずにいました。
そんなとき、『J’sチタンドライバー』が発売されて大人気となり、チタンへの偏見がなくなりました。
私もチタンを使うようになり、右肘の痛みが嘘のように消え、今も発症していません。
なので、私にとってチタンは有難い存在です。
そして、これまでもチタンのFWは飛距離性能が高いものが多いので、さらに期待感が高まりました。
フェアウェイウッドは直打ちするクラブなので、ドライバーのようにヘッドを大きくする必要が無いといいますか、大きすぎてはダメなので、あえてチタンにする必要性は無いのかもしれませんが、『伝わってくる衝撃』という点でも、チタンなど素材に着目することは重要です。
パーシモンでも数え切れないほどたくさんボールを打ってきましたが、怪我をしたことはなく、当然チタンやカーボンでもありません。
メタルだけが私と相性が合わなかったのかもしれません。
今は右肘の痛みは全く無く、ゴルフをエンジョイしています。
あと、たまに痛むといえば、腰と左の首筋あたりでしょうか?
これはゴルファーであれば、避けて通れないのかもしれません。
ネックの長さは適度にあります。
こうして見ても、美しくてカッコいいな・・・。と思いました。
なんと言いますか、やる気がいつも以上に出てくる形状と質感です。
ネックには調整システムが搭載されています。
試打するのは、この『A1』ポジションです。
他にはB2からH8まであって、かなり複雑な調整ができるのはドライバーと同じです。
メーカーによっては、同じシリーズでもドライバーには搭載していて、フェアウェイウッドには搭載していないことはよくありますが、コブラにはしっかりと搭載されているので好感を持たれる方は多いのではないでしょうか?
そのメーカーは、ドライバーには必要だけど、フェアウェイウッドには必要ないという見解なのかもしれません。
それか、本当は搭載したかったけど、予算や技術的な問題などから、搭載を見合わせた・・・。ということなのかな?と思いました。
とても綺麗なフェース面で、思わず「ホーッと」見とれてしまいました。
同じ『H.O.T.FACE』ではありますが、ドライバーとはデザインが違います。
どちらも好感の持てるデザインですが、「どちらが好きか?」と聞かれれば、綺麗で高級感があるので、このフェアウェイウッドのほうが好きです。
見た目の美しさ・丁寧さ・質感の良さは、プレイヤーに『目の保養』をさせ、気持ちも高める効果があるので、決して疎かにできません。
メーカーが物理的な数値だけを追うのではなく、常に『プレイヤーの心理』を推し量った設計・製造をしないといけないと私は思っていますが、多くのメーカーはしっかりできていると感じます。
家にいてリラックスしているときは、ジャージやジーンズなどラフな格好をしていますが、ビジネスの場面では、それは許されません。
相手に失礼にならないよう、清潔感のあるスーツなどの着用が社会人としての常識となっています。
そういったことを考えて、ゴルファーとゴルフクラブの出会いをビジネスシーンに当てはめて考えてみると、ゴルフクラブにとっての『正装』は、このように『質感が良く、美しいデザインと丁寧な仕上げ』ではないでしょうか?
そういう私は今、スウェットシャツとジーンズというラフな格好なので、ゴルフクラブに失礼なのかもしれません。
ゴルファーにとっての正装は、やはりゴルフウェアです。
ゴルフウェアを着用して試打をすることが多いですが、今日はラフなスウェットシャツでした。
こうして見るとシャロータイプなのが分かりますし、今は『ほぼ全てがシャロー』です。
たくさんシャローを見ていると、そのシャローの中でも個性が分かれてくることに気づきます。
このクラブの場合は『パワーシャロー』あるいは『ヘビーシャロー』といったところかな?と考えていました。
重量感があり、力強さを感じさせてくれます。
整った、いい顔をしています。
ドライバーを試打しているので、予想していましたし、顔の良さではXなどよりもLSがベストです。
スライサーの方には、やや厳しい顔に見えるかもしれませんが、私は左に傾いている顔が苦手なので、このクラブの顔は好感が持てるといいますか、安心感があります。
バルジもなかなか『いい味』を出していますが、トゥ側が少し主張しているように見えたので、できればもう少し『逃がす』ようになっていると、さらに美顔度が増すなぁ・・・。などと思いながら見ていました。
少し『角(つの)』が生えているように見えます。
全体的に見ると、どちらかといえば『逃がす』というよりは『つかまえる』印象のほうが僅かに強いです。
カーボンの模様が見えたので、カーボンコンポジットだということが分かりました。
『ボーダレス』な感じで、チープさはありません。
カーボンクラウンはよく見かけますが、『部分的にカーボン』にするのではなく、このように全体を覆うほうが潔くて、構えたときに余計なもの(つなぎ目)が見えないので私は好きです。
『艶消し』になっているのも、好感度を高めています。
ドライバー同様、この控えめなクラウンマークが魅力的です。
装着されているグリップはこれまでも出会ってきました。
ソフトなフィーリングでありながら、適度に凹凸感もあり、滑りにくくなっているのが特長です。
素振りをしても、いい感じです。
装着されているシャフトもいい感じですし、何度か試打して慣れているので、すぐにタイミングを整えることができました。
構えやすさ・顔の印象・安心感
ボールを前にして構えてみると、とても良いです。
男前で何ともいえない『重厚感』がたまりません。
いろいろなクラブを試打していると、『騒々しい』や『賑やか』ということを感じることがあるのですが、このクラブは違っていて、一言で表すなら『静寂』です。
このなんとも言えない雰囲気がたまりません。
ドライバーはラージサイズが当たり前となっていて、『大顔』ばかりですが、FWは適度に『小顔』になっていて、大きさに対する違和感は全くありません。
14本のクラブの中で、ドライバーだけがどんどん大きくなって、あとの13本のクラブとの連携がとれにくくなっているのでドライバーがどうしても苦手という方は、フェアウェイウッドを多用するということも考えられるのも良いのではないでしょうか?
特にアイアンやウェッジなどが感覚的に合いやすい方は、大きすぎるドライバーが時には弊害になってしまうこともあるような気がします。
黒という『収縮色』ということもあり、ヘッドが大きく見えないので、ボールの存在感が際立ちます。
適度に立体感があり、投影面積が大きすぎないのも魅力的です。
3Wということもあり、ロフトが立っていて、『絶壁感』があるのもいいな・・・。と思いました。
シャロー感が強く、ラージサイズで強いフックフェースを好まれる方は好まれない顔かもしれません。
試打を開始しました。
打感
『打感』は、『しっかりめ』で、やや重い感じです。
軽くてボヤけた打感はあまり好きではないですが、このクラブの打感は『伝わるもの』があり、好感が持てます。
打音
『音』は静かで、穏やかなタイプです。
構えたときに感じた『静寂感』は、この音につながっていたのかな?と思いました。
球の上がりやすさとスピン量:かなりのロースピン設計
『球のあがりやすさ』という点では、かなり好みが分かれると思います。
明らかにタフなタイプで、このロフト(14.5度)で直打ちだと、球が浮ききらない・・・。という方は多いかもしれません。
ある程度のヘッドスピード(だいたい45m/s以上)は必要になってくるのではないでしょうか?
打ち出しがやや低めで、明らかにスピンが抑えられていて、強い球が打てるクラブです。
弾道にも『表情』が見られることが多く、どちらかというと『ハイスピン』は表情が豊かで、『ロースピン』は表情が乏しいといいますか、『無表情』に見えることがあるのですが、その中でも、このクラブから放たれる弾道は特に無表情に見えました。
やや低めで強く飛び出して、それが衰えることなく、スーッと静かに突き進んでいく感じです。
『低スピンの安定性』に長けたクラブという印象をもちました。
安定性
『安定性』は高く、シビアさは感じません。
むしろ寛容に感じました。
今のFWは安定性に長けたものが多く、それらと比べると、少し『正直』なところがあるかもしれませんが、気難しいタイプではなく、アドレスでしっかり『ライン取り』をし、そのイメージしたラインに乗せて運んでいけるクラブです。
こちらがあえて、極端なことをしない限り、クラブも暴れてこない印象をもちました。
操作性
『操作性』は、普通です。
最近は曲げたくても、なかなか曲げられない・・・。
特に右には曲げづらい・・・と感じるクラブが多く、私自身、右に曲げるのが下手になったな・・・。と感じることが多かったのですが、今日は少しですが、左右に曲げることができました。
『左への懐が深い』クラブだな・・・。と思いました。
つまり左を広く使えるクラブで、私たちフッカーには易しくて、コースマネージメントがしやすくなります。
スライサーの方は球がつかまらず、右に曲がりやすいかもしれません。
しかし、このクラブはウェイトが交換できるのであれば交換したりして、ある程度抑えられそうですし、何よりネックの調整システムを利用すれば、かなり好みの球筋に変化させられるのではないでしょうか?
ハードヒッターでスライサーだけど、極端なフックフェースは嫌だ。クセのない顔でスピンを『強烈に』抑えてくれるFWが欲しい・・・。という方には、魅力的なクラブといえるのではないでしょうか?
スライサーの方で、ラージサイズのフックフェースを使っておられる方は多いと思いますが、ヘッドの大きさ(重心距離の長さ)がスライスの原因になっていることが多く、重心距離の短いクラブに替えたら球がつかまりやすくなって、スライスも収まった・・・。ということもあるので、クラブ選びは奥が深いです。
フックフェースが最も『手っ取り早い』のかもしれませんが、それが『最善策』とは言い切れず、違う角度から探ってみるのも良いのではないでしょうか?
飛距離性能:2025年のFWでトップクラス
飛距離性能はかなり高く、今年出会ったFWの中でも『ピカイチ』です。
初速が出ているということもありますが、そのスピードがなかなか衰えず、空気抵抗を感じさせない、その進み方が凄いな・・・。と思いながら見ていました。
ただ先ほども書きましたが、幅広い層をターゲットにしているクラブではなく、明らかに絞り込んでいます。
『ハードヒッター限定フェアウェイウッド』といっていいのではないでしょうか?
いわゆる『円い性格』ではなく、尖っています。
しかし、その尖ったところがまた魅力でもあります。
この『研ぎ澄まされた』といっていいロースピン性能は見事です。
スピンが抑えられて強く飛んでいく弾道を目で追いながら、スピンは抑えるというよりは、『削っていく』ものなのかもしれない・・・。と思っていました。
イメージとしては、カッターナイフで鉛筆を削るような感覚です。
余分なところを削ると、芯の尖った鉛筆になり、書きやすくなりますが、その『削りカス』こそが、『余分なスピン』なんだと思いました。
このクラブはまさに『尖った鉛筆』です。
人によっては『尖りすぎている』かもしれません。
最近はドライバーによる『ロースピン競争』が活発になり、各メーカーハイレベルなクラブを世に送り出しています。
その流れがフェアウェイウッドにも続いているのではないでしょうか?
こうして新しいクラブの流れを見ていると、『反動』を感じます。
どういうことかといいますと、これまで『ハイスピン系』が多く、球があがりやすい、いわゆる『イージー系』ばかりが続いて、ロースピンモデルを求めているゴルファーの不満が溜まっていて、その反動によって、このような『真逆の性能』ともいえるクラブがたくさん登場し、トレンドのようになっているということです。
そのクラブがひとつだけでなく、多くのメーカーが『ハイレベルロースピンモデル』を発売してくれているので、多くのパワーヒッターが恩恵を受けるのではないでしょうか?
先日も書きましたが、スイングでスピンを抑えるのはとても難しいことです。
ティアップしているならまだしも、直打ちではどうしようもありません。
それが『計算されたかのような低スピン』をクラブが自動的に生み出してくれるようになりました。
ドライバーの代わりとして使うという選択肢
かなり低スピン性能が高いので、ハードルが高いと感じる方は多いかもしれません。
しかしスプーンだからハードルが高いと感じるのであって、これを『ドライバーの代わりで使う』という発想になるとどうでしょうか?
ロフトが14.5度もあり、スプーンでもあり、ブラッシーに近い感覚をもたれやすいのではないでしょうか?
直打ちのスプーンは苦手だけど、ティアップしたら得意だ・・・。という方はたくさんいらっしゃると思います。
14本以内という制限があるなかで、ドライバーが苦手なら、あえてバッグに入れておく必要はありません。
『使わない6番アイアン』を入れておくのと同じ理屈です。
ロフトを考えて、番手構成を考えなければなりませんが、得意なクラブで揃えるのがスコアメイクには大切になってきますね。
私毎で恐縮ですが、私が初めてハーフ30台を出せたのは、ドライバーを使わず封印して、スプーンで代用したときです。
長くなるので、そのときの状況などは、ここでは省略させていただきますが、『ドライバーを抜けばゴルフは簡単になる』ということです。
もちろん、今のドライバーはかなり曲がりにくくなっているので、あえて抜く必要は無いかもしれませんが、その頃はかなり曲がっていました。
『レイアップ用のドライバー』という認識をもってもいいのではないでしょうか?
飛ばすのではなく、レイアップするのだから・・・と、肩の力が抜けて、距離が伸びるということも充分考えられます。
ドライバーよりも、このスプーンのほうが飛ぶということもあるのではないでしょうか?
理論上はロフトが立っていたほうが、飛距離が出るというのは正しいですが、それがどんな人や状況にも当てはまるのではなく、ハイロフトで低スピンのほうが飛ぶことは確かですし、グローレFを代表とするドライバーも流行りました。
飛ばそうとすると飛ばなくなり、飛ばさなくてもいいと思うと、『飛んじゃう』ことがあるのも、ゴルフの不思議なところです。
ロフトは14.5度ということですが、かなり弾道が低めなので、普通の15度のスプーンの弾道をイメージしておられる方には、12~13度くらいに感じられるかもしれません。
適度に絶壁感もあるので、構えたときにフェース面だけを見ると、ドライバーと変わらないように見える方も多いのではないでしょうか?
大顔で融通の利かないドライバーよりも、小顔で反応がいいドライバーを好まれる方はたくさんいらっしゃると思います。
スプーンを持っているので、ドライバーのように飛ばさなければならない・・・。という呪縛も解放されて、同伴競技者がドライバーを使っているけど、自分はスプーンなので、セカンドオナーになっても当然だ・・・。と思える心の余裕ができて、それが結局一番飛んでいて、セカンドを最後に打つことにつながるのではないでしょうか?
はっきりと断言できますが、飛ばないドライバーよりも、このスプーンのほうが明らかに飛びます。
しかも微差ではなく、『大差』です。
そのドライバーは、ここでは公表できないのですが・・・。
低スピン性能が高く、かなり飛距離に特化した3ウッドです。
3ウッドで飛ばすというよりも、小顔でロフトの寝ているドライバーという認識をもてば、かなり楽な気分で使うことができるのではないでしょうか?
ただ、先ほども書きましたが、HSは少なくても40後半は欲しいところです。
最近のロースピンドライバーは、低スピンというだけでなく、安定感もあり、曲がりにくさも向上しています。
それがFWにもつながっていて、このクラブも飛距離性能が高いですが、昔のクラブのように安定性が犠牲になっていません。
オートマチックタイプではないですが、シビアさは感じなかったので、楽な気分で打つことができます。
直打ち用ではなく、ティショットのレイアップ用として使ってもいいですし、先ほども書きましたが、ドライバーが苦手ならあえて使わずバッグから抜いて、このクラブをドライバーの代わりに使うという選択肢もあるのではないでしょうか?
私はドライバーの調子が悪いとき、あえて使わずスプーンを使っていたのですが、周りから「ドライバーを使わないなんて、男じゃない。男ならドライバーを使って勝負しろ。」などと冷やかされたこともありましたが、スプーンあるいはクリークを使って、その人たちをアウトドライブしたら何も言われなくなりましたし、「ドライバーなのにスプーンやクリークに負けるなんて・・・。」と言われることもありました。
ゴルフは下手でも、昔から馬鹿力だけはあったので、そうなりましたが、私はスコアのことを考えて、ドライバーを使うのは危険だと感じ、安全にフェアウェイキープに心がけただけです。
ドライバーを使わなければ、ゴルフの難易度が大幅に下がる。
アイアンの飛距離をあえて10~20ヤード落とせば、グリーンに乗る確率があがり、パーがとりやすくなるということを学びました。
このクラブのFWが放つ、無駄がなく力強い弾道を見ながら、そういった昔のことを思い出しました。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
✅ 実際に打ってみた感想・インプレッション
打感・打音:しっかりめで静かなフィードバック
球の上がりやすさとスピン量:かなりのロースピン設計
安定性・操作性:ライン取りしやすいがタフな側面も
飛距離性能:2025年のFWでトップクラス
ドライバーの代わりとして使うという選択肢
✅ このクラブが合うゴルファーは?
ハードヒッターで直進性を求めるプレイヤー
低スピンで風に強い球を打ちたい方
ドライバーに苦手意識のあるゴルファー
3Wを武器として使いたいアグレッシブプレイヤー
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「2025年 話題のフェアウェイウッド」
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Cobra Limited Edition – Gator Drip Hybrid Headcover CBA1161は、限定版のハイブリッド用ヘッドカバーです。特徴的なワニ革風テクスチャーに、スタイリッシュな「ドリップ」デザインが施され、あなたのゴルフバッグに個性をプラスします。大切なハイブリッドクラブを傷や汚れからしっかりと保護しながら、コースで際立つ存在感を放つアイテムです。
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※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
Cobra Darkspeed ADAPT LS Titanium Fairway Wood
✅ 1. モデル名・発売元
モデル名:「Cobra DS-ADAPT LS Fairway」
発売元:コブラゴルフ(Cobra Golf)
→ 米国・ヨーロッパを中心に2025年モデルとして正式に発表されています。
参照:Golf Monthly、GOLF.com
✅ 2. FUTUREFIT 33 ホーゼル
事実:「DS-ADAPT」シリーズに採用されている新しいホーゼル調整機構。
調整数:ロフト角・ライ角ともに独立可変 → 33通りの調整が可能。
→ GOLF.com公式のテストレポートで解説あり。
参照:GOLF.com 記事
✅ 3. 飛距離やスピン性能
テストデータでは、ボール初速の向上とスピン量の低減が明確。
低スピン設計により、中~上級者の平均飛距離は 300ヤード超えの報告も確認。
スピン量は 平均1500rpm前後 と非常に低く、ロースピン設計が実証済み。
→ Golf Digest Japan(レッスン・ギア記事) にも同様の記述あり。
✅ 4. H.O.T. Face テクノロジー
AI設計により、スイートスポットを拡大した新フェース構造。
「全体で速く・強く」打てる構造として、公式プロモーションや試打レビューで繰り返し言及されています。
→ 上記 Golf Monthly・GOLF.com 両サイトにて解説あり。
🟡 補足:
唯一、飛距離に関する「平均310ヤード」という部分については、海外のハードヒッター試打結果に基づいていますので、一般ユーザーの標準的な数値ではないことをご承知ください。
製品概要
「DS-ADAPT LS」フェアウェイウッドは、チタン構造を採用し、ドライバーに匹敵する性能を発揮します。ツアーからのインスピレーションを受けた形状で、低スピンを追求する上級者向けに開発されました。ネック部分には新開発の「FutureFit33」システムを搭載し、ロフト角とライ角を独立して最大±2度まで調整可能で、33通りのポジション設定が可能です。これにより、プレイヤーは自身のスイングや求める弾道に合わせて細かな調整が行えます。 サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳+2ゴルフダイジェスト・オンライン+2ゴルフダイジェスト・オンライン+2
スペック詳細
ヘッド素材・製法: ボディは811チタンとカーボンクラウンの組み合わせ、フェースは811チタンH.O.Tフェースを採用しています。ゴルフダイジェスト・オンライン
グリップ: ラムキン社製EPDMクロスライン(品番:GRIP0240)を装備。ゴルフダイジェスト・オンライン
番手とロフト:
シャフト: 日本開発のオリジナル「LIN-Q for Cobra」を採用。60g台(S)の中調子で、叩きにいけるが癖のない扱いやすいシャフトです。 ゴルフクラブ試打日記。+2ゴルフダイジェスト・オンライン+2ゴルフダイジェスト・オンライン+2
特徴とテクノロジー
FutureFit33システム
このシステムにより、ロフト角とライ角を独立して調整でき、最大±2度の範囲で設定が可能です。これにより、33通りのポジション設定が可能となり、プレイヤーのスイングや求める弾道に合わせた細かな調整が行えます。 ゴルフダイジェスト・オンライン+2ゴルフダイジェスト・オンライン+2サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳+2
エアロシェイプの改良
クラウンの頂点を高くし、滑らかな曲率を持つ流線型の形状にすることで、抗力を低減し、最大速度を実現しています。 サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳
PWR-BRIDGEウェイトの再設計
内部ウェイト「PWR-BRIDGE」を再設計し、わずかに湾曲した形状にすることで、重心を低く前方に配置。これによりスピンを減らし、ボールスピードを向上させています。 サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳+1ゴルフダイジェスト・オンライン+1
HOTフェースインサートの大型化
HOTフェーステクノロジーを採用した大型鍛造フェースインサートにより、フェースの剛性が向上し、飛距離とボールスピードが向上しています。 サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳
試打レビュー
実際に「DS-ADAPT LS」を試打したゴルファーからは、高い評価が寄せられています。特に、ボールスピードの向上と低スピン性能が際立っており、上級者にとっては操作性の高さも魅力とされています。一方で、ヘッドスピードが遅めのゴルファーやスピン量が少ないプレイヤーにとっては、ボールが上がりにくいと感じる場合もあるようです。 ゴルフダイジェスト・オンライン
長所と短所
長所:
高いボールスピード: 再設計されたPWR-BRIDGEウェイトとHOTフェースインサートにより、ボールスピードが向上しています。サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳
低スピン性能: 重心を低く前方に配置することで、スピン量を減少させ、強い弾道を実現しています。
調整機能の豊富さ: FutureFit33システムにより、細かな調整が可能で、プレイヤーのニーズに応じたカスタマイズが行えます。サラリーマンゴルファーまさのゴルフ雑記帳+1ゴルフダイジェスト・オンライン+1
短所:
上級者向けの設計: 操作性が高い反面、ミスヒットに対する寛容性はやや低く、初心者やミドルハンデのゴルファーには扱いが難しい場合があります。
ボールの上がりにくさ: 低スピン設計のため、ヘッドスピードが遅いゴルファーやスピン量が少ないプレイヤーにとっては、ボールが上がりにくいと感じることがあります。
飛距離性能などの数値データ
試打データによると、ヘッドスピード50m/sのゴルファーが使用した場合、ボール初速は平均74m/s、バックスピン量は約1500回転、キャリーで平均310ヤードを記録しています。一方、ヘッドスピード40m/sのゴルファーでは、筆者(ヘッドスピード42m/s前後)が実際にコースと練習場で「DS-ADAPT LS フェアウェイウッド」を試打した感想を以下にまとめます。
✅ 1. 初速の強さ
打ち出した瞬間の球の「速さ」に驚かされました。特にセンター付近でミートできたときの初速は非常に強く、ヘッドが球をしっかり「押し込む」感覚があります。
✅ 2. 弾道の強さと中低弾道
「LS(ロー・スピン)」の名にふさわしく、弾道は比較的低めで、風に強い球が打てます。フェースに乗る時間も短く、ライナー性の強弾道。ティーショットでも地面からでも「ぶれない球」が打てるのが魅力です。
✅ 3. フェースの食いつき
CNCミルドフェースの効果か、フェースに「食いつく」ような打感があります。強い球が出る割に、打音はやや抑えめで、芯を食った時の感触が非常に気持ちいいです。
✅ 4. ミスヒットへの寛容性
やや芯を外しても飛距離の落ち幅が小さく、サイドスピンも抑えられている印象です。ただし、重心が浅めなので、明らかに下部に当たったときは球が上がりにくい点は留意すべきです。
✅ 5. 操作性とターゲット向け
フック・スライスの打ち分けがしやすく、「フェースを返しやすい設計」です。フェード系ゴルファーにとっては安心ですが、スライサーにはやや難しさを感じるかもしれません。基本的には中・上級者向けのクラブです。
🔢 飛距離データ(実測)
シチュエーション | 平均キャリー | 平均トータル飛距離 | 最高初速 | 打出角 | バックスピン |
---|---|---|---|---|---|
練習場(マット・芝) | 約220ヤード | 約240ヤード | 68.5 m/s | 11.8° | 2800rpm |
ティーショット使用時 | 約225ヤード | 約250ヤード | 70.1 m/s | 12.3° | 2700rpm |
※シャフトは純正・Sフレックス装着時。試打者HS:約42m/s。
🗣️ 口コミまとめ(SNS・YouTube・ゴルフ掲示板より)
🔷 良い口コミ
「飛距離が伸びただけでなく、弾道が暴れない。風にも強いからコースで助かってる」
「フェアウェイウッド嫌いだったけど、これは構えやすくて安心感ある」
「ミスヒット時のロスが少ないし、カーボンクラウンの打音が癖になる」
🔶 微妙・改善点を挙げる声
「もう少し球が上がってほしい。高弾道が欲しい人には厳しい」
「ドロー系ゴルファー向け。スライスする人にはフェースが被って見える」
「コブラ特有の見た目に好き嫌いあるかも」
💬 総評(まとめ)
Cobra DS-ADAPT LS フェアウェイウッドは、”低スピン+高初速+安定性” を求めるゴルファーに強くおすすめできる一本です。特に中〜上級者で、球筋をある程度コントロールしたい方や、フェアウェイウッドでティーショットも多用する方にマッチします。
初心者向けではありませんが、「方向性・操作性・飛距離性能」のバランスが良く、クラブにある程度慣れたゴルファーであれば、即戦力になる性能です。
🔗 出典元(参考文献)
Cobra Golf公式:https://www.cobragolf.com/
YouTube試打動画(例:TeeTime Golf、Rick Shiels Golf、つるゴルTVなど)
ゴルフ5公式オンライン:https://store.alpen-group.jp/
A8.net広告資料・公式商品データ
ユーザー口コミ(価格.com・みん評・SNSより)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
感謝しています。