ゴルフクラブ試打日記


      
2021年11月29日
  

ホンマ T//WORLD GS PROTOTYPE I ドライバー

                 

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今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
ホンマ T//WORLD GS PROTOTYPE I ドライバー です。



VIZARD FZ-5S
シャフトは VIZARD FZ-5S です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56.5g、トルクは4.75、バランスはD2、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は305g です。



正面
ホンマT//WORLD GS ドライバーのプロトタイプです。

以前、T//WORLD GS ドライバーを試打しましたが、そのプロトタイプということで、まだ開発途中(テスト中)で市販されないとか、プロ支給モデルなのかと思っていましたが、普通に一般ゴルファーでも購入できるようです。

プロトタイプということで、どうしても興味をもって見てしまいます。



側面
形状的にはラージサイズでシャロー感が強いヘッドです。

過去のモデルと変わりません。

カラフルなデザインもいいですが、私はこのようなモノクロ感が好きなので、カッコいいな・・・。と思いながら見ていました。



ウェイト
ウェイトがひとつだけ配置されています。

『9』という数字があるので、9gでいいのだと思いますが、他にもいろいろな重さが用意されているのでしょうか?



GAIN SPEED TECHNOLOGY
『GAIN SPEED TECHNOLOGY』と表示されていて、これは以前試打したドライバーと同じです。



ソールの溝
ソールには大きな溝があり、これも同じです。



溝の深さ
幅も深さもたっぷりあります。



ネックの長さ
ネックの長さは標準的です。

こうして見ると、全体的な質感もそうですし、この形状から、PINGのドライバーに似ているな・・・。と思いました。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、これも前に試打したモデルと同じです。



ネックのポジション
試打するのは、このポジションです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインはシンプルで好感が持てます。

このフェース面を見ても、やはりPINGのドライバーを思い出しました。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。

シャローバックではあるものの、フェース高は充分あります。

今主流の、ディープフェース&シャローバックタイプのドライバーです。



顔
顔は、なかなかいい感じです。

以前試打したドライバーはフックフェースの印象が強かったのですが、このドライバーはそれほどきつくありません。

どちらかといえば、少しつかまりそうな感じがしますが、ほぼ中立といっていいと思います。

バルジにいい具合にカーブが掛かっていて、扱いやすそうな印象をもちました。

バルジはストレートなタイプを好まれる方も多いと思いますが、私は昔から少しカーブを描いているほうが安心できるといいますか、親近感をもつことができます。

それは『フェースローテーション』をイメージさせやすいからなのかもしれません。

『艶消しクラウン』になっているのが、前回のモデルと違うところです。

この艶消しなところも、PINGのドライバーを思い出させました。



艶消しのクラウン
最近はカーボンコンポジットが多くなったので、このドライバーはどうかな?と思い、近くで見てみたのですが、どうやら違うようです。

しかし、今は『クラウンの軽量化』が多くのメーカーで採用されているので、おそらくこのドライバーもそうなのではないでしょうか?



オリジナルグリップ
HONMAのロゴの入ったグリップがカッコいいです。

昔からのホンマユーザーである私は懐かしさと同時に、テンションがあがります。

ゴルフキャリアだけは長くなってきましたが、このHONMAのロゴやモグラマークを見ると、昔を思い出しますし、初心に帰れるような気がします。



オリジナルグリップ
普通、グローブを着用しない右手の部分はツアーベルベット仕様でフィーリングを重視し、グローブをはめる左手の部分は凸凹感があって、グリップ力があります。

こういった工夫は大歓迎です。

多くのメーカーが、グリップに関しては『無頓着』といいますか、変わり映えしないことも多いように感じるなか、ホンマはグリップにも力を入れているようで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、全体的にやや軽量感がありながらも、それほど頼りない感じはしません。

シャロー&ラージサイズのドライバーが多くなり、それらはつかまりにくいという欠点があるので、それを補うためにフックフェースにしたり、『走り系』のシャフトが挿してあったりすることが多いですが、このドライバーに挿しているシャフトはそれほど走る感じはしません。

いわゆる『軽硬(かるかた)』というほどでもないですが、結構しっかりしていてタイミングも合わせやすいです。

このシャフトが純正なのでしょうか?

ホンマはヘッドだけでなく、シャフトにもこだわっていて、自社生産しているというのを以前TVで観たことがあります。

今は『ヘッドメーカー』『シャフトメーカー』と、分業化が進んでいますが、どちらも自作しているということは、まさにゴルフクラブにおいての『総合メーカー』といえるでしょうか?

ヘッドとシャフトの組み合わせは無数にありますが、この組み合わせをメーカーが推奨し、最大のパフォーマンスが得られるのかもしれません。



構え感
ボールを前にしても、好感が持てました。

シンプルな艶消しブラックが『静寂感』と『重厚さ』を醸しだし、落ち着いて構えることができます。

最近はクラウンマークのあるモデルが多くなりましたし、それ以外にも線や模様などが入っているものも見られるようになってきました。

私はできればクラウンマークが無いほうがいいですし、このシンプルなデザインは好感が持てます。

方向性への不安もありません。

投影面積が大きく、シャロー感もあるので、かなり大きく見えますし、その反動でボールが小さくピンポン球のように弾け飛ぶ姿が容易に想像できます。

ピンのドライバーはクラウンに突起物のようなものがありますが、このドライバーにはありません。

しかし、それでもやはりピンのドライバーに似ているな・・・。と思いました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はいい感じです。

前回試打したモデルと同じようなフィーリングです。

しっかりしているのですが、硬くなく嫌な衝撃も残りません。



HONMAGOLF T//WORLD GS PROTOTYPE I 1W
『音』は、はっきりしているのですが、甲高くなく落ち着いた感じです。

『サクサク系』といったらいいでしょうか?

後を引かず、次から次へと打っていける音です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、打つ前の予想とはちょっと違っていました。

このような形状と大きさ、そしてヘッド後方にウェイトが組み込まれていることもあり、普通の深重心タイプのドライバーで、いわゆるお尻が重く、インパクトでフェースが上を向きやすいタイプだろうと思っていたのですが、違いました。

球は普通にあがってくれるのですが、低スピン性能が高く、吹き上がる感じはしません。

見るからにイージー系ドライバーだと思わせておきながら、結構『叩ける』タイプのドライバーです。

軽量感はあるものの、ややタフな感じがします。

ヘッドの特徴もあると思いますし、走りすぎないシャフトも、この弾道の理由になっているのかもしれません。

スピン過多で吹き上がっていくタイプではなく、ある程度安定したスピンで飛んでいきました。



バックフェース
『安定性』は高く、乱れる感じはしません。

見た目通りのオートマチック系で、ラインを描きやすく大らかなところがあります。

最初構えたときは、やや『つかまえ系』かな?と思っていたのですが、実際はつかまり過ぎることもなく、フッカーの私でも左が気にならず、安心して打つことができました。

逆にスライサーの方は球がつかまらないと感じられるかもしれません。

そういった方は、プロトタイプではない、ーマルのGSドライバーのほうが合いやすいのではないでしょうか?

叩いても球がブレにくいところが気に入りました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり高いです。

叩いても吹き上がらず、適正な感じで伸びていきました。

『伸び方の安定性』といったらいいでしょうか?

途中で失速することなく、打ち出しからずっとスピード感が安定している弾道です。

野球のピッチャーに例えると、リリースしたところから、キャッチャーミットに届くまで、あまり球速が落ちないタイプ・・・。といったところでしょうか?

こういうピッチャーは打者として、とても打ちづらく苦戦しますが、ゴルフクラブでそれができるのなら大歓迎です。

ヘッドの形状や全体的な軽量感などから、もっとハードルを下げたスインガー向けのドライバーのように見えていたのですが、試打しながら、やはり『プロトタイプ』というだけはあるな・・・。と思いました。

HS40後半以上の方に使っていただきたいドライバーです。

ただ、できればもう少し重量のあるシャフトのほうが、もっと重くて強い球が打てたような気がします。

低スピン系の伸びがあるのですが、もう少し球(球質)を重くできればな・・・。と弾道を目で追いながら感じました。



操作性
『操作性』という点では、やや難しく感じましたが、左右にも少し曲げることができました。

球はそれほどつかまるタイプではないので、スライスに悩んでおられる方には、少し合いづらいところがあるかもしれません。

しかし、調整機能を使えばいろいろとカスタマイズできそうなので、試してみる価値はあると思います。



試打後の感想


ヒール側
いい意味で、打つ前と打った後との開きがあるドライバーです。

見た目はイージー系でも、結構『骨太』といいますか、使い手を選ぶドライバーだと思いました。

先ほども書きましたが、ヒッタータイプの方のほうが、このドライバーのもつ高いポテンシャルを発揮しやすいと思います。



HONMAGOLF T//WORLD GS PROTOTYPE I 1W
昔のプロトタイプといえば、まさに『プロ・上級者限定』で一般アマチュアには、ハードルの高いものばかりでした。

しかし、それから月日が流れて、アマチュアでも易しく打てるプロトタイプも出てきました。

このドライバーはプロトタイプの名にふさわしいといいますか、『誰でも』というような幅広い層をターゲットにしていないのが分かります。



HONMAGOLF T//WORLD GS PROTOTYPE I 1W
人によって好みが分かれると思いますが、前回試打したモデルと、このプロトタイプでは、私はこのプロトタイプのほうが好感を持ちました。

一番の違いはフェースの向きで、つかまり過ぎないところです。

フェースの弾きや音などは大きな違いは無いと思うのですが、これは打ち比べてみないと分かりません。

ソールに溝があることや、調整システムが搭載されていることなど、テーラーメイドを意識しているのかな?と思いましたし、全体的な印象はPINGのLSTに似ているような印象をもちました。



HONMAGOLF T//WORLD GS PROTOTYPE I 1W
昨年まで、しばらくホンマのドライバーにはあまり心がときめかなかったのですが、このドライバーにはときめきました。

すごくいいドライバーなので、また試打したいと思いますし、できればPINGのLSTと打ち比べてみたいな・・・。と思えるハイレベルなドライバーです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。