ゴルフクラブ試打日記。          

オノフ アイアン 2010年モデル

オノフ アイアン 2010年モデル
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは オノフ アイアン 2010年モデル の7番 です。
NS PRO950GH
シャフトは NS PRO950GH です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、トルクは1.9、キックポイントは中調子、バランスはD0、クラブ総重量は410gです。
オノフ アイアン
『オノフ』のニューアイアンです。
とても現代的でオノフらしいデザインだと思いました。
センスがあってオシャレです。
ゴルフクラブ
かなり『彫り』が深くて空洞が大きい『ポケキャビ』です。
見るからに『易しさ重視』のアイアンだと思います。
この角度から見ていると、何となく以前試打したこともある『PRGR eggアイアン』を思い出していました。
それほどこの形状は、最近では珍しい感じがします。
H
『ソール』は、かなり厚いです。
I
『ホーゼル』も、やや短めですし、『グース』がよく効いています。
最近は結構両極端なアイアンに出会ってきているような気がします。
M
ボールを前にして構えてみると、『大らかさ』を感じるアイアンだと思いました。
『ラージサイズアイアン』です。
『グース』も、やはり目に付きます。
しかし、それほど構えづらい感じはしませんでした。
自然にすんなりと構えることが出来ました。
『トップライン』も、やや厚めで、やはり『低重心化』されている感じがしました。
最近よく見られる『はらって打てるアイアン』といえるのかもしれない・・・・。などと考えていました。
E
素振りをしてみても、まずまず・・・。だと思いました。
以前に比べ、ずいぶんとこの『軽量感』には慣れてきた感じがします。
苦手意識も少しは和らいできましたが、それでも気を抜くと、とんでもないミスを連発してしまいます。
何度も念入りに素振りを繰り返しました。
私は今年出会ってきた『オノフ』のアイアンの中で、『オノフ アイアン プラス』がとても気に入っているのですが、このアイアンもなかなかいい感じだと思いました。
試打を開始しました。
D
『安定性』という点では、やはりこの形状通り、とても高性能だと思いました。
『フェース全体がスイートエリア』ではないか・・・?と思えるほどのかなりの『ワイドスイートエリア』です。
全くシビアな感じはしません。
私もずいぶんと気分を楽にして打つことができました。
私は『ラージサイズ』『軽量』だと打点がバラついてしまうことも多いのですが、今日は程良くまとめていくことができました。
このアイアンをすごく打ちやすく感じました。
C
『球のあがりやすさ』という点でも、さすがです。
この形状通りのかなりボールが浮きやすい感じがしました。
ボールを上から潰していく・・・・。というよりは、ボールの『横っ面』を引っぱたいていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?
『ダウンブロー』が苦手な方でも、このアイアンはかなり打ちやすく感じられるのではないでしょうか?
このアイアンも、最近の他のメーカーのアイアンに見られるように『ソール』部分に『タングステンウェイト』が組み込まれています。
この『ワイドソール』だけでも、すごくあがりやすい感じがするのに、それに加え『タングステンウェイト』、『NS PRO』という具合に、かなり『あがりやすさの条件』が揃っているように思います。
アイアンでは球があがりきらずに、いつも難しく感じておられる方や、もっと『浮きやすさ』『弾道の高さ』を出していきたい方には、とてもいい感じで打てるのではないでしょうか?
このアイアンは『ロフト30度』ということですし、かなり『ロフト』が立ってはいますが、そのままでは『6番アイアン』になってしまうので、こういった工夫を組み合わせることによって、『あがりやすさ』『打ちやすさ』を追求しているのだと思います。
B
『打感』という点では、まずまずという感じかな・・・?と思っていました。
こういったタイプのアイアンですし、これまでの経験から、ある程度の予想はついていましたし、その予想から外れない感じの打感でした。
『マイアイアン』や、最近のハイレベルな『軟鉄鍛造アイアン』とは、また違った感触ですが、このアイアンの打感に対して嫌な感じは全くしませんでした。
割としっかりしている感じがしましたし、ボヤける感じはしませんでした。
ただいつも感じているアイアンがあまりにも素晴らしいので、そういった意味では差がついても仕方ないのだと思いました。
O
『飛距離性能』という点では、やはりずいぶんとよく飛んでくれます。
もうこういったアイアンは、すっかりと『市民権』を得たような気がします。
私にはなかなか慣れない感じはしますが、このようなタイプのアイアンを求めておられる方もたくさんいらっしゃるのだと思います。
店員さんの説明によると、このアイアンは『ハイパーエフェクトゾーン設計』といって、L型構造にすることによって反発エリアの拡大させ初速向上につなげてあるのだそうです。
それにより、飛距離性能が高くなっているのだそうです。
その説明を聞いても、私の鈍い感性ではそういった創意工夫を敏感に感じ取ることは出来ませんでしたが、よく飛ぶアイアンであることに違いはないと思いました。
こういった工夫はすごいことだと思いながらも、やはりアイアンの飛距離というのは『ロフト』と『長さ』だな・・・・。などと考えていました。
N
『操作性』という点では、なかなかいい感じがしました。
私にとってはこのアイアンは『ラージサイズ』になってしまうのですが、それをあまり感じさせない扱いやすさです。
このアイアンは『ドローボール設計』になっているのだそうで、それによって、より飛距離を稼いでいくことができるのだそうです。
私は実際に打ってみて、確かに『ドローボール』も打ちやすかったですが、『フェードボール』も打ちやすい感じがしました。
やはりそれほど球筋を操作するタイプのアイアンではないのかもしれませんが、結構程良い感じで扱いやすいと思いました。
やはり全体的に『バランスのとれた設計』になっているからではないか・・・?と思いました。
J
どの角度から見ても、程良い感じで抑えられているように感じられました。
あまり極端過ぎるところがないように感じられましたし、それがこの好印象につながったような気がします。
かなりの『ワイドソール』ではありますが、それが嫌みに感じることはありませんでした。
G
『易しさ』を追求しながらも、決して欲張っていない感じがしました。
『飛距離』も出せますが、ある程度のコントロール性は残しているような気がします。
『オノフ』らしい、『センスの良さ』を感じました。
K
『飛距離』を追求しつつも、『打ちやすさ』『構えやすさ』など、あらゆる面でバランスのとれたレベルの高いアイアンです。
このような易しくてハイレベルなアイアンでゴルフを楽しんでみるのもいいものだな・・・・。と思いました。