ゴルフクラブ試打日記。          

オノフ ドライバー プラス

オノフ ドライバー プラス
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは オノフ ドライバー プラス です。
Smooth Kick MP-610D
シャフトは Smooth Kick MP-610D です。
ロフトは10度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は65g、トルクは4.0、キックポイントは中元調子、バランスはD3、クラブ総重量は316gです。
ONOFF
久し振りに出会った『オノフ』のニュードライバーです。
本当にずいぶん久し振りのような気がします。
『オノフ』らしい、センス溢れるデザインになっていますし、様々なハイテクが組み込まれていそうな感じがします。
このドライバーも他のメーカーのドライバーに見られたような『ウェイト』のようなものが見えます。
これによって重心調整が行われているのでしょうか?
ゴルフクラブ
素振りをしてみると、なかなかの『しっかり感』だと思いました。
安定した感じがしましたし、タイミングもとりやすい感じがしました。
J
ボールを前にして構えてみても、これまでのオノフ同様の構えやすさだと思いました。
変なクセもないですし、すごく楽に構えることができました。
私好みの顔ですし、いいイメージのまま構えることができました。
試打を開始しました。
E
『球のあがりやすさ』という点では、やや『ディープヘッドドライバー』に近い感じがしました。
この角度から見ても、それほど『ディープヘッド』だとは思わないのですが、『シャローヘッド』独特の高く上がる『高弾道』という感じはしませんでした。
吹き上がりにくい『強弾道』といったところでしょうか?
最近『シャローヘッドドライバー』の試打を多くしていたせいか、このドライバーの弾道が珍しく、また懐かしく感じられました。
最近はあがりやすいドライバーが多くて、なかなか叩いていきづらいモデルもありますが、このドライバーは比較的叩いていけるタイプだと思いました。
『スインガータイプ』の方よりは、明らかに『ヒッタータイプ』の方に適していると思います。
日頃、『シャローヘッド』『シャローバック』形状のドライバーを使っておられる方は、結構上がりづらく感じられるかもしれません。
D
『打感』といういう点では、まずまず・・・・。だと思いました。
硬い感じではなかったのですが、それほど柔らかくて『吸い付く感じ』といえる打感ではないような気がしました。
全く嫌な感じの打感ではなく、むしろ好感を持てる打感ですが、それほどテンションが上がってしまうような感じの打感でもない感じがしました。
冷静なまま試打を続けることが出来ました。
H
『音』はとても好感を持てました。
練習に集中できる、いい音だと思いました。
F
『安定性』という点では、最近のドライバーの中では少し『シビア』な感じでしょうか?
決して『スイートエリア』も狭い感じはしなかったですし、シビア過ぎる感じはしませんでしたが、ミスすればそれが比較的敏感に伝わりやすい感じがしました。
あらゆるミスを帳消しにしてくれるドライバーではないですし、ある程度の『ミート率』が要求されるドライバーといえるのかもしれません。
ドライバーに『易しさ』を第一条件に求めておられる方には、やや合いづらいかもしれません。
しかし、ひと昔前の『プロモデル』といわれるようなタフな感じはしなかったですし、決して敬遠すべきドライバーではないと思いました。
K
『操作性』という点では、なかなかいい感じがしました。
比較的楽に左右に曲げていくことができましたし、ヘッド同様シャフトにも好感を持てました。
すごくマッチしていると思いましたし、こちらのイメージを伝えやすい感じがしました。
左右に曲げやすいですが、それほど大きく曲がりすぎる感じもしなかったので、とても安心してインテンショナルなショットを打てる感じがしました。
『半分マニュアル』『半分オートマチック』といったところでしょうか?
L
『飛距離性能』という点では、最近のハイレベルなドライバーが多い中、平均的な感じがしました。
正直いって『トップクラス』といった感じはあまりしなかったのですが、決して低いレベルではありません。
むしろ高いレベルにあるドライバーだと思います。
飛んだ時とそうでない時の落差が激しい、『一か八かの飛び』というタイプではなく、『平均的』にまとめていきやすいタイプのドライバーといってもいいのではないでしょうか?
私もそうですし、『一発の飛距離性能』よりも『操作性』『安定した飛距離性能』を求めておられる方もたくさんいらっしゃると思いますが、このドライバーはそういった方々にはとても頼れる相棒となってくれるのではないでしょうか?
G
聞くところによると、もう『ダイワ』というネーミングではなくなったのだそうで、『オノフ』といったほうがいいのかもしれません。
『ダイワ』というと、あまりにも『釣り具メーカー』のイメージが強すぎるからそうなったのでしょうか?
そういえば以前、同じ釣り具メーカーの『リョービ』も『ビガロスメディア』という素晴らしいユーティリティを発表し、とても打ちやすいと評判になり、しばらく『品薄状態』が続きました。
しかし、今は『リョービ』はゴルフ業界から撤退しましたし、私はそのニュースを聞いてとても残念に思ったことをよく覚えています。
I
この『オノフ』ブランドは、私はとても好きなので、これからもいいクラブを発表し続けて欲しいと思っています。
以前『TEAM DAIWA』のクラブを使っていたこともありますし、親近感を持っています。
片山晋呉選手が契約したことでもすごく話題になり、今年のマスターズでも大活躍しました。
驚くほどよく飛距離も出ていました。
N
このドライバーにも好印象を持ちましたが、他のクラブもライナップされるそうなので、私はそちらも期待して待ちたいです。