とてもカッコいいクラブ、Zodia Z925 ドライバーを試打 レポート

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは Zodia Z925 ドライバー です。

シャフトは VENTUS BLUE です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は65g、トルクは3.1、キックポイントは中元調子、クラブ総重量は314g です。

とてもカッコいい、ゾディアのドライバーです。
ゾディアはウェッジやアイアンが素晴らしいので、ドライバーの印象はそれほど強くないですが、過去に試打したことがあります。
全身黒で統一されて重厚感がありますし、質感も良いです。

なんとも言えない、いい雰囲気があり、見とれてしまいました。
円盤のようなシャロー系のドライバーが多いので、このように適度な厚みがあるヘッドを見ると好奇心がかき立てられます。
この丸っこくて『塊感』のあるヘッドがとても魅力的です。

ソールには溝があります。
一時期よく見かけましたが、今は少数派といっていいのではないでしょうか?
溝に変わる新たな技術が確立されたのか。
それともまだまだ溝の効果は絶大なのか分かりませんが、こうして今も見られるということは一定の効果が期待できるということだと思います。

溝は浅いです。
この溝の幅や深さは、他のメーカーでもたくさん見てきました。

バックフェースには大きなウェイトがひとつだけ配置されています。
『3』という数字が刻印されているので、3gということでいいのだと思います。

ヒール側にもウェイトが配置されていて、『5』という数字があるので、5gということだと思います。
重心を深くし過ぎず、ヒール側に重めのウェイトをつけて、重心距離を短くしてつかまりやすくしているのでしょうか?
他にもいろいろな重さのウェイトが用意されているのかもしれません。
設計自由度の高いドライバーは、ウェイトなどのようにパーツを後から付け足すことによって、性能は大きく変わってきます。
なので、見た目だけでは判断ができないことが多くなりました。
見た目はとてもハードそうだけど、実際に打ってみたらイージーだった・・・。とか、球がつかまりやすくなって、スライスが抑えられた・・・。など、ウェイトの効果は大きいです。
昔は何枚も鉛を重ね貼りしていたこともありましたが、今はその必要はほとんど無くなりました。

ソールには『Carbon Composite(カーボンコンポジット)』という文字があったので、ソールのここの部分だということが分かりました。

トゥ側

ヒール側
比重が軽く強度の高いカーボンを使用することによって、ヘッド自体の軽量化に成功しているのだと思います。

ソールだけでなく、クラウンもカーボンでした。
カーボンクラウンが増えてきました。
フルチタンもまだまだ人気がありますが、カーボンクラウンに対するニーズも一定数あると思います。
私は構えたときに違和感が無ければどちらでもいいと思っていますし、今は構えやすいカーボンクラウンが多いです。
効果が出るはずなのに、実際に打ってみたら、それを感じ取れなかった・・・。ということを私はこれまで経験していて、カーボンコンポジットドライバーを所有していたことがありますし、他にもたくさん試打してきましたが、私はカーボンコンポジットには特にこだわっていません。
カーボンクラウンのドライバーが増えてきましたが、カーボンにすることによって、チープに見えてしまうドライバーもありますが、このドライバーはとても綺麗でチープさは全く無いので好感が持てます。

ネックの長さは適度にあって、こうして見てもオーソドックスなタイプのドライバーということが分かりました。
ネックに調整システムが搭載されていないので、調整システムを重視しておられる方には物足りないところがあるかもしれません。

Zodiaといえば、このオリジナルロゴの入ったソケットです。
性能とは直接関係ないところではありますが、こういった細かなところにこだわっているところに好感が持てます。
ゾディアファンの方にはたまらないのではないでしょうか?
こういったところは大手有名メーカーではなかなか見られません。

セミディープバックといっていいでしょうか?
最近ではほとんど見られない厚みのあるヘッドです。
シャローバックを好まれる方は親近感が湧きにくいかもしれません。
今は少ないですが、このような形状が昔はたくさんありましたし、ツアステドライバーを思い出しました。

思わず、ホーッとため息が出てしまうほどの美顔です。
最近はなかなか見られません。
ゴルフクラブはゴルフボールをターゲットまで運ぶための道具ではありますが、ゴルファーにとって大切な相棒ですし、見た目が大切です。
クラブは『愛でるもの』だと、再認識しました。
目尻が下がり笑みがこぼれ、猫がマタタビを嗅いだときの『フレーメン反応』に近い感じだったかもしれません。
今はフック系が圧倒的に多く、構えづらいけど、それを我慢しながら試打することが多いのですが、今日は違いました。
違和感のあるクラブだと、頭がズキズキすることがあります。
西遊記に例えるとするならば、孫悟空が悪さをすると頭につけている緊箍児が三蔵法師によって締め付けられ、孫悟空が苦しみ悶えるというのをTVで観たことがあるのですが、それに近い感覚です。
ちょっと大げさな表現かもしれませんが、そう思えるほど苦手なクラブもたくさんありました。
これが今の流れだから仕方ない・・・。慣れなきゃ・・・。と思っていても、どうしても納得できない部分があります。
なので、久しぶりにこのような美顔に出会って、気持ちの高ぶりが抑えられません。
ほんの少しだけフェースが被っているようにも見えたのですが、これくらいであれば全く問題ないですし、たくさん経験しています。

フェース面も綺麗に仕上げられています。
今でも、このフェース面がチープなドライバーを見かけることがありますが、このドライバーはとても綺麗で見とれてしまいました。
フェース面を見るだけでテンションがあがったり下がったりすることがありますが、今日は『爆上がり』です。
スコアラインがありますが、中央部分だけ溝が無くフラットです。
その両端と下の赤いスコアラインはわずかに凹んでいて、『溝』になっていました。
ヒッティングエリアが溝ではなく、フラットなのは昔からあり、最初はどうなんだろう?と思っていたこともありますが、今は普通になってきました。
ヒッティングエリアをフラットにするのは、強度が関係しているのでしょうか?
それくらい、フェースをギリギリ薄くしているのかもしれません。

Zodiaのロゴが入った、オリジナルグリップがとてもカッコいいです。

グリップエンドに☆があって、オシャレだな・・・。と思いました。
グリップエンドはグリップ交換時以外、あまり見ることのないですが、こういった遊び心は好感が持てます。

素振りをしてみると、良い印象をもちました。
結構しっかりしていてタイミングがとりやすいです。
ヘッドの効きもいいですし、インパクトからフォローにかけて加速感が得られます。
ヘッドもそうですが、シャフトはかなり軽量化・軟化しているので、タイミングを合わせづらく、遠慮しながら振っていくことが多くなってきたのですが、このシャフトにそんな気遣いは無用です。
重量感はそれほど感じないですが、『しっかりとした骨のあるタイプ』といいますか、『芯』を感じさせるシャフトです。
いわゆる『吊るし』のドライバーのSフレックスと、このシャフトのSフレックスはまるで別物という印象をもちました。
硬さや重さは人によって感じ方が変わってくると思いますが、おそらく2段階以上は違うのではないでしょうか?

とても構えやすいです。
国内メーカーらしい美顔で心が癒やされます。
今は少なくなりましたが、昔からこのような美顔はたくさんあり、良い思い出があるせいか懐かしく、リラックスできました。
シャープでカッコいい顔をしていますが、小顔タイプではなく、大らかさも感じさせます。
ほぼ中立に近いですが、どちらかというとつかまりやすそうな印象をもちました。
構えづらいクラブだと頭がモヤモヤすることもありますが、今日はすごくクリアで方向性への不安は全くありません。
私はこの顔が好きですが、強いフックフェースを好まれる方や、スライスに悩んでおられる方には右に飛びそうな印象をもたれるかもしれません。
ただ、スライサーの方でも強いフックフェースは苦手で、なるべくスクエアに近い顔が好きだ・・・。という方には、とても親しみのもてるクラブなのではないでしょうか?
試打を開始しました

『打感』はソフトというよりは、ややしっかりめです。
しかし硬くて後味の悪い打感ではなく、嫌な感じはしません。
次から次へと打っていきたくなりました。
『ライト』というよりは『ややヘビー』で『ゴツい』感じ・・・。といったらいいでしょうか?
このフィーリングは好感が持てます。

『音』という点では、静かな音を予想していたのですが、思っていた以上に大きく高めです。
しかし異音というほどではないですし、インパクトが緩むこともありませんでした。
周りが気になることもなかったですし、集中力が途切れることもなく、気持ちよく振り抜いていくことができました。
私はもう少し小さめの音のほうが好きですが、それは私が力任せに振って、どうしてもインパクトが強くなってしまうからだと思います。
この大きくて高めの音のおかげで爽快感が味わえるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

『球のあがりやすさ』という点では、思っていた以上にタフでした。
打つ前は高弾道を予想していましたが、やや抑えた感じの『中高弾道』といった感じです。
クラブ全体、結構ハードな印象をもちましたが、これはヘッドだけでなく、シャフトが大きく関係していると思います。
HSは最低、40後半以上が必要になってくるのではないでしょうか?
もっとソフトなシャフトを挿せば、ハードルが下がるのは間違いありません。

『安定性』は、なかなかいい感じです。
構えたときは大らかそうな印象をもちましたが、実際に打ってみるとオートマ系のミスに寛容なタイプではないものの、シャフトの安定感もありブレにくく、気難しい感じはしません。
球もフケにくく、しっかりホールドしてくれました。
スイートエリアの広さは、今のクラブの中では標準的といっていいように思います。
気難しさのようなものは感じませんが、『高い直進性』『あらゆるミスヒットを見逃してくれる』というタイプのドライバーではありません。
特にスライサーの方には、球がつかまりきらず、方向性が出しにくい・・・。ということがあるかもしれません。

『飛距離性能』は高いです。
私がフッカーだからなのか、一球目からハイドローのいい球を打たせてくれました。
弾きが強くパワフルで、球が吹き上がりません。
いわゆる『叩ける』ドライバーです。
この『叩ける』というのはヘッドも装着されているシャフトにも共通しているところで、良い相乗効果が出ているように感じました。

私がシャフトに求める『当たり負けしない』ということに、このシャフトはしっかりと応えています。
これは重さがどうとか、硬さがどうということではなく、あくまでも感覚的なことなのですが、このシャフトはボールに当たり負けせずに『後ろから押していける』タイプです。
勢いのある強い弾道を目で追いながら、ロスが少なく、効率よく飛ばしていけるドライバーだな・・・。と思いました。

『操作性』という点では、一球目からいい感じのハイドローが打てましたし、ドロー系が出やすいクラブだと思います。
ただこれは先ほども書いた通り、私がフッカーだからかもしれません。
右に曲げようと、カットめに打ってみましたが、イメージしていた曲線は描けず、わずかに右に曲がる程度でした。
最近はこのように、大きく曲げにくいドライバーが多くなったように思います。
それはヘッドの高性能化はもちろん、シャフトの性能が上がっているからではないでしょうか?
試打後の感想

かなりカッコいいドライバーで最初見たときから、見とれていました。
改めてクラブには『美しさ』というものが重要だと感じています。
このクラブもそうですし、これまでたくさんの美しいクラブに出会うことができた私はとても幸せなゴルファーです。

打つ前は、もうちょっとイージー系のドライバーかな・・・。と思いましたが違っていて、かなり『しっかりした』仕様になっています。
今のドライバーの中ではハードな部類に入るのは間違いありません。

大手有名メーカーのクラブがどんどん軽量化・軟化していて、それはマーケティングという点においては正しいのかもしれません。
しかし、そのスペックに満足できない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
最初から、軽すぎる・軟らかすぎるクラブを使ってしまうと、後で困ったことになってしまうかもしれません。
無理にクラブを重くしたり、シャフトを硬くしたりする必要は無いですが、どのスペックが自分に合っているのか、これから先、どのようなクラブにしていくべきか、考えてみるのもいいような気がします。

多少ハードでも練習を積んで、それを使いこなしてやる・・・。という気概も必要になってくるのかもしれません。
まずは見た目が好きになれるか。
そして、打感や音などのフィーリングは好きか。
その後に飛距離や安定性などはどうか。
ということに意識を向けるのが良いのではないでしょうか?
クラブの質感や顔などは大きな違いはあっても、今のクラブはハイレベルなものが揃っているので、データをしっかりとることも大切ですし、自分の感覚を大切にすることが求められるように思います。
いくら人から勧められても、自分がそのクラブを好きにならなければ上達は難しいですし、ゴルフが楽しくありません。
楽しむためにゴルフをするのです。

久しぶりに美しく、骨のあるドライバーに出会った感じがして、最初から最後まで、ずっと心が躍っていました。
今のドライバーの中では明らかにハードな部類に入るので、幅広い層に受け入れられないかもしれませんが、量販店に並ぶような吊るしのクラブのスペックが物足りない・・・。という方には、是非試していただきたいドライバーです。
ゾディアのクラブは男前という印象をもっていますが、このドライバーもまさにそんなタイプで、硬派で『叩き甲斐』があります。
ゾディアのクラブに接する機会は多くありませんが、やっぱりいいな・・・。と思いました。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝しています。
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
Zodia Z925 ドライバーは、多くのゴルファーから高い評価を得ているモデルです。
1. Zodia Z925 ドライバーの概要
Zodia Z925 ドライバーは、日本の老舗ゴルフクラブメーカー、Zodiaが開発した高性能ドライバーです。
特徴
柔らかく、心地よい打感を生み出します。
高い寛容性: 大きなスイートエリアと低重心設計により、ミスヒットにも強い安定した弾道を提供します。
低スピン設計: 強弾道と低いスピン量で、飛距離性能を最大限に引き出します。
豊富なカスタムオプション: シャフト、グリップ、ヘッド重量などを自由に組み合わせることで、自分に合ったセッティングが可能。
ターゲットゴルファー
中級者以上: ある程度のレベルのプレーヤーが、さらなる飛距離とコントロール性を求める場合に最適です。
打感にこだわるゴルファー: 軟鉄鍛造ならではの柔らかく、心地よい打感を重視するゴルファー。
カスタムクラブに興味があるゴルファー: 自分だけのクラブを作りたいというゴルファー。
2. Zodia Z925 ドライバーの技術的な解説
ヘッド構造
打感の良さだけでなく、フェースの反発性能も高めています。
低重心設計: 重心を低くすることで、高い打ち出し角と低スピンを実現し、飛距離アップに貢献しています。
調整可能なウェイト: ヘッド後方にウェイトを配置することで、弾道調整が可能です。
シャフト
豊富なシャフトラインナップ: Miyazakiシリーズをはじめ、様々なシャフトとの組み合わせが可能です。
カスタムフィット: ヘッドとシャフトのバランスを最適化することで、最大限のパフォーマンスを引き出します。
3. Zodia Z925 ドライバーの性能
飛距離性能
低スピン設計: 強弾道と低いスピン量で、最大限の飛距離を実現します。
高初速: 大きなスイートエリアと高い反発性能により、高い初速を生み出し、飛距離アップに貢献します。
方向性
高い寛容性: 大きなスイートエリアと安定した重心設計により、ミスヒットにも強い方向性を提供します。
つかまりが良い: 左へのミスを軽減し、安定したショットを打つことができます。
打感
心地よい打感は、多くのゴルファーから高い評価を得ています。
4. Zodia Z925 ドライバーの競合製品との比較
Zodia Z925 ドライバーは、他の高性能ドライバーと比較して、以下の点が特徴として挙げられます。
打感: 独特の打感は、他のドライバーにはない魅力です。
カスタム性の高さ: 豊富なカスタムオプションにより、自分に合ったクラブを作り上げることができます。
5. Zodia Z925 ドライバーの口コミ・評判
インターネット上には、Zodia Z925 ドライバーに関する多くの口コミ・評判が投稿されています。
これらの口コミを参考に、実際のユーザーがどのようにこのドライバーを評価しているのかを確認することができます。
良い口コミの例
打感が非常に柔らかく、心地よい
ミスヒットしても曲がらない
飛距離も方向性も満足している
カスタムすることで、自分だけのクラブに仕上げることができる
悪い口コミの例
価格が高い
ヘッドが小さいため、慣れるまで時間がかかる
シャフトとのマッチングが難しい
購入時の注意点
試打: 可能であれば、実際に試打をして、自分に合うクラブかどうかを確認しましょう。
フィッティング: プロのフィッターに相談し、自分に合ったクラブをセッティングしてもらいましょう。
7. まとめ
Zodia Z925 ドライバーは、高い性能とカスタム性の高さ、そして素晴らしい打感が魅力のドライバーです。中級者以上のゴルファーで、より良いスコアを目指したい方にはおすすめです。


