- 1 Zodia CG collection Ⅱ ウェッジを試打レビュー
- 2 ※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
- 3 Zodia CG collection Ⅱ ウェッジ – 軟鉄鍛造の真髄を体感する地クラブの傑作
- 4 はじめに
- 5 Zodia CG collection Ⅱ ウェッジの基本情報
- 6 詳細スペック情報
- 7 技術的特徴と性能
- 8 設計思想と形状特徴
- 9 性能面での長所
- 10 性能面での短所・注意点
- 11 このクラブが合うゴルファー
- 12 このクラブが合わないゴルファー
- 13 セッティング上の考慮点
- 14 他モデルとの比較
- 15 購入・カスタマイズ情報
- 16 メンテナンス・管理方法
- 17 まとめ
- 18 出典
Zodia CG collection Ⅱ ウェッジを試打レビュー

先日、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは Zodia CG collection Ⅱ ウェッジ です。

シャフトは N.S.PRO MODUS3 WEDGE105 です。
ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは中調子、バランスはD0.9、クラブ総重量は449g です。

ゾディアのウェッジです。
初めて試打してから、ウェッジといえばゾディアというくらい、私の中では存在感が大きくなっています。
先日試打したSV-W101とは、また異なります。

シンプルでオーソドックスなウェッジです。

最近はトップラインが『テーパー』になっているウェッジも多くなりましたが、このウェッジは一定の厚みを保っています。

ただ、バックフェースのデザインが物足りないといいますか、はっきりいって不満です。
チープに見えますし、デザインのセンスが良くありません。
過去に試打したモデルがあまりにも良かったから、それと無意識に比較してしまっているのかもしれませんが、それを差し引いたとしても好きにはなれません。
好感度が下がるまでには至りませんが、少しテンションが下がりましたし、打つ前から目で楽しめなくなっています。
このウェッジよりも、昔のモデルのほうが圧倒的に好きです。

シンプルかつフラットな形状で好感がもてます。

トップラインは少し厚く見えましたが、これくらいであれば、特に気になることは無さそうです。

見事な曲線美・・・。といったらいいでしょうか?
とても美しく、いい雰囲気があります。

ソール幅は標準的で、トゥからヒールにかけて、テーパーになっていなくて、ストレートです。
最近はこのようなタイプが多くなったような気がします。
この角度から見ても、かなりリーディングエッジが削られているのが分かります。

ソール全体も緩やかに丸みを帯びています。

リーディングエッジが大きく削られています。
それは『深く』というよりは『浅く幅広く』という感じです。
軽く『面取り』というよりは、結構『ガッツリ』削られています。
ひと目で分かるほど、リーディングエッジが大きく削られていると、逆目のライでも何とかなりそうで勇気をもらえます。
このリーディングエッジの削りに好感を持たれる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

リーディングエッジと比べると、トレーリングエッジの削りは小さいです。

ネックは適度な長さがあって、好感が持てます。

Zodiaオリジナルソケットが、カッコいいです。

フェース面には細かなミーリングがあります。
一口にミーリングといっても、いろいろなタイプがありますが、このウェッジのミーリングはフェース面に円を描くようなタイプです。
指で触ってみても、細かなざらつきがあり、適度な『抵抗感』『摩擦感』がありました。
ゾディアのウェッジなので、ミーリングは最初からあるだろうと思っていましたが、その通りでした。

とてもいい顔をしています。
ゾディアのウェッジなので、美顔はもう約束されたようなものでしたが、その期待を裏切らないところがさすがゾディアです。
初めて試打してから、ゾディアのウェッジにはとても魅力を感じていますが、その理由の大半が、この美顔にあります。

ボールを前にして構えてみても、素晴らしいの一語に尽きます。
ウェッジは大顔になってしまうと、イメージが出づらくアバウトになってしまうこともありますが、このウェッジは適度に小ぶりで、ボールとの大きさの対比が最高です。
ボールが大きく、また浮いて見えるので、ボールが生き物のように縦横無尽に駆け回るようなイメージが湧いてきました。
あとはこちらが手綱をしっかりと握って、ボールをコントロールしていくだけです。

フェースの開きやすさも、なかなかいい感じです。
試打を開始しました

『打感』はとてもソフトです。
柔らかくて、球持ちが最高です。

スピン性能はとても高く、よく止まってくれました。
フェースがボールに食いついて、スピンを掛けてくれているような感覚です。

球を拾いやすく、出球のイメージも合いやすいです。

『安定性』という点では、先日試打したCGX-CB のような大らかさは無いですが、私はこれで充分です。
構えやすいのでラインも出しやすく、そこからブレる感じがしません。
このようなタイプのウェッジやアイアンを試打すると、よく感じます。
『イメージの出しやすさ』がヘッドの大らかさを凌駕する・・・。と。

操作性も高く、いろいろなショットに対応してくれる懐の深さがあります。
完全なマニュアルタイプのウェッジです。

構えたときにイメージが色濃く浮かんできて、出球のイメージが合うので、距離感も合いやすいです。
かなり絞り込んで落とし場所を限定させることができました。
リーディングエッジが削られているのが功を奏し、デリケートな場面でも安心して運んでいけそうです。
リーディングエッジだけでなく、ソール全体も、よく滑ってくれました。
試打後の感想

ゾディアらしい、男前でスピン性能が高く、扱いやすいウェッジです。

バックフェースのデザインがチープに見えたのが残念です。
そこさえ目をつぶれば、かなりいいウェッジですが、正直いって私は購買意欲が湧きませんでした。
それは、このウェッジでも充分魅力的ではあるのですが、過去に素晴らしいモデルを経験しているので、どうしてもそれと比べてみて、大きく劣るからです。

とはいっても、物理的な性能が劣っているということではありません。
あくまでも私の好みによるものです。

私は初めて試打したときのモデルを購入したいと思っていたのですが、既に大人気で金型が壊れるほど売れたのだと聞きました。
やはり、良いクラブは多くの方に評判となっているのだと思います。
その次のモデルも発売されましたが、私はそのひとつ前のモデルの質感が好きで、今も忘れられません。

そのモデルが再販されれば、私はすぐにでも購入したいと考えています。
このCG collection Ⅱもいいウェッジだとは思いますが、持っていてワクワクしないですし、相棒に迎え入れることはありません。
このモデルよりは先日試打したSV-W101のほうが断然好きです。

このウェッジの質感に不満が残りましたが、それ以外はとてもバランスがとれた高性能ウェッジだと思います。
今回はあまり好感が持てなかったのですが、また違うタイプに期待したいです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
スピン性能・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
Zodia CG collection Ⅱ ウェッジ – 軟鉄鍛造の真髄を体感する地クラブの傑作
はじめに
Zodia(ゾディア)のCG collection Ⅱウェッジは、日本の地クラブメーカーが誇る軟鉄鍛造技術の粋を集めた高性能ウェッジです。プロゴルファーからアマチュアまで、スピン性能とコントロール性を重視するゴルファーに愛用され続けているこのウェッジの魅力と特徴を詳しく解説します。
Zodia CG collection Ⅱ ウェッジの基本情報
メーカー概要
Zodiaは日本の地クラブメーカーとして、軟鉄鍛造技術に特化したゴルフクラブ製造を行っています。職人の技術と最新の加工技術を融合させ、一本一本丁寧に作り上げられるクラブは、多くのゴルファーから支持を得ています。
CG collection Ⅱシリーズの位置づけ
CG collection Ⅱは、Zodiaウェッジシリーズの中核を担うモデルです。カスタム研磨やカスタムメッキが可能なシリーズとして設計されており、ゴルファーの好みや用途に応じたカスタマイズが可能です。
詳細スペック情報
基本仕様
素材・製法
- S20C 軟鉄鍛造・CNC加工
フェース加工
- フェース面:ミーリングフラット加工
- スコアライン:CNC彫刻
仕上げ
- GM(グラインドマーク仕上げ)
ロフト別詳細スペック
52度ウェッジ
- ロフト角:52度(±0.5度)
- ライ角:63.5度(±0.5度)
- ヘッド重量:296g(±2g)
- バンス角:9度(±0.5度)
- FP値:5(±0.5)
58度ウェッジ
- ロフト角:58度(±0.5度)
- ライ角:63.5度(±0.5度)
- ヘッド重量:300g(±2g)
- バンス角:8度(±0.5度)
- FP値:6(±0.5)
技術的特徴と性能
S20C軟鉄鍛造の優位性
S20C軟鉄は、炭素含有量が低く、非常に柔らかい材質特性を持っています。この素材を鍛造することで、以下の特徴が実現されています:
- 優れた打感:軟鉄特有の柔らかい打感により、ボールとの接触感を明確に感じ取ることが可能
- 高いスピン性能:素材の特性がボールとの摩擦を高め、優れたスピン性能を発揮
- 耐久性:鍛造により組織が緻密になり、長期間の使用に耐える強度を確保
CNC加工による精密性
バックフェース全面にCNC(Computer Numerical Control)加工を施すことで、以下の効果を実現:
- 均等な肉厚:ヘッド全体の肉厚が均等になることで、一貫した打感を提供
- 精密な重量配分:計算された重量配分により、理想的なスイングバランスを実現
- 高い製造精度:機械加工による高精度な仕上がりで、個体差を最小限に抑制
フェース加工技術
ミーリングフラット加工とCNC彫刻スコアラインの組み合わせにより:
- 一貫したスピン性能:フェース面の均一な仕上げにより、どの位置でヒットしてもスピン性能が安定
- 優れたコントロール性:精密に彫刻されたスコアラインが、ボールとの接触を最適化
- 耐久性の向上:CNC彫刻による正確なスコアラインは、長期間の使用でも性能が維持される
設計思想と形状特徴
ヘッド形状の特徴
CG collection Ⅱは、以下の形状特徴を持っています:
- やや小ぶりなヘッドサイズ:操作性を重視したコンパクトな設計により、精密なショットが可能
- 直線的なリーディングエッジ:ターゲットを狙いやすい直線的な形状により、アドレス時の構えやすさを実現
- 洗練されたトップライン:シャープでありながら安心感のあるトップラインにより、構えた時の印象が向上
バンス角設計
52度と58度でバンス角を微調整することで:
- 52度(9度バンス):やや強めのバンスにより、フルショット時の安定性を確保
- 58度(8度バンス):適度なバンス角により、アプローチショットでの汎用性を向上
性能面での長所
スピン性能
- 高いスピン量:軟鉄鍛造とミーリング加工により、市販ウェッジを上回るスピン性能を実現
- 安定したスピン:フェース面の均一性により、打点がずれてもスピン量の変化が少ない
- 多様なスピンコントロール:フェース面の特性により、用途に応じたスピンコントロールが可能
打感・フィーリング
- 柔らかい打感:S20C軟鉄の特性により、インパクト時の衝撃を和らげる心地良い打感
- 明確なフィードバック:打点やミスショットを明確に感じ取れるため、上達に繋がる情報を提供
- 一貫した感触:CNC加工による精密性により、毎回同じ感触でプレー可能
コントロール性
- 距離のコントロール:安定した弾道により、狙った距離へのコントロールが容易
- 方向性の安定:直線的なリーディングエッジにより、狙った方向への精度が向上
- 多様なショット対応:様々なライやシチュエーションに対応できる汎用性
性能面での短所・注意点
難易度の高さ
- 上級者向けの設計:小ぶりなヘッドサイズにより、初心者には扱いが難しい場合がある
- スイートスポットの狭さ:コンパクトな設計により、ミスショットに対する寛容性は限定的
- 技術を要求する特性:高性能な分、適切な技術がないと真価を発揮しにくい
メンテナンス要件
- 軟鉄の特性:軟鉄は錆びやすいため、使用後の手入れが重要
- フェース面の管理:ミーリング加工面を維持するため、定期的なクリーニングが必要
- 保管環境への配慮:湿気の多い環境での保管は避ける必要がある
カスタマイズの必要性
- シャフト選択の重要性:ヘッドの特性を活かすためには、適切なシャフト選択が必要
- グリップとのマッチング:全体のバランスを考慮したグリップ選択が重要
- フィッティングの推奨:最適な性能を得るためには専門的なフィッティングが推奨される
このクラブが合うゴルファー
技術レベル
- 中級者以上:基本的なアプローチ技術を習得しているゴルファー
- 上級者・競技者:高度なスピンコントロールを求めるゴルファー
- プロフェッショナル:最高レベルの性能を求めるプレーヤー
プレースタイル
- 精密性重視:正確なアプローチショットを重要視するゴルファー
- スピンコントロール志向:多様なスピン量でコースを攻略したいゴルファー
- 打感にこだわる:クラブからのフィードバックを重視するゴルファー
使用環境
- 競技ゴルフ:トーナメントや競技会での使用を考えているゴルファー
- 難易度の高いコース:戦略性の高いコースでプレーすることが多いゴルファー
- 練習量の多い:定期的に練習を行い、技術向上を目指すゴルファー
このクラブが合わないゴルファー
技術レベル
- 初心者:基本的なアプローチ技術が未習得のゴルファー
- 不定期プレーヤー:月に数回程度しかプレーしないゴルファー
- 力に頼るプレー:技術よりも力でカバーする傾向のあるゴルファー
プレースタイル
- 寛容性重視:ミスショットをカバーしてくれるクラブを求めるゴルファー
- シンプル志向:複雑なクラブセッティングを避けたいゴルファー
- メンテナンス負担回避:クラブの手入れに時間をかけたくないゴルファー
使用環境
- カジュアルプレー中心:エンジョイゴルフがメインのゴルファー
- 練習時間の制約:練習時間が限られているゴルファー
- コスト重視:価格を最優先に考えるゴルファー
セッティング上の考慮点
ロフト構成の推奨
52度と58度の2本セットでの使用が基本となりますが、以下の構成も考慮できます:
- 3本セット構成:既存のピッチングウェッジとの組み合わせを考慮した構成
- ロフトギャップ:他のクラブとのロフトギャップを4-6度に設定することを推奨
- 用途別選択:フルショット用とアプローチ用で使い分ける場合の考慮点
シャフト選択
ウェッジ専用シャフトの選択が重要であり、以下の点を考慮:
- 重量:アイアンセットとの重量フローを考慮した選択
- 硬さ:正確なコントロールのための適切なフレックス選択
- 長さ:用途に応じた長さ調整の必要性
他モデルとの比較
CG collection Ⅰとの差異
CG collection ⅠとⅡの主な違いは以下の通り:
- ロフトラインナップ:Ⅰは48-58度の6種類、Ⅱは52度と58度の2種類
- バンス角設定:異なるバンス角設定により、用途が特化されている
- FP値:フェースプログレッション値の違いによる打感の差異
他ブランドとの比較
地クラブ市場における位置づけとして:
- EPON:同じく軟鉄鍛造でありながら、異なる設計思想
- MIURA:より伝統的なアプローチを取る同業他社製品
- 量産メーカー品:大量生産品との明確な性能差と価格差
購入・カスタマイズ情報
購入ルート
- 認定プロショップ:専門的なフィッティングとアフターサービス
- オンラインショップ:Zodia公式オンラインショップでの購入
- 地クラブ専門店:専門知識を持つスタッフによるサポート
カスタマイズオプション
CG collection Ⅱでは以下のカスタマイズが可能:
- 研磨カスタム:仕上げの変更による外観と性能の調整
- メッキカスタム:異なるメッキ処理による外観の変更
- シャフト選択:豊富なシャフトオプションからの選択
価格帯
地クラブとしては中上級価格帯に位置し、品質と性能を考慮すると適正な価格設定となっています。
メンテナンス・管理方法
日常的なケア
- 使用後のクリーニング:毎回の使用後、フェース面とスコアラインの清掃
- 乾燥:水分を完全に拭き取り、乾燥した状態で保管
- フェース面の保護:ヘッドカバーの使用による傷つき防止
定期メンテナンス
- 専門クリーニング:数ヶ月に一度の専門的なクリーニング
- スコアライン管理:摩耗状態の確認と必要に応じた再彫刻
- 全体チェック:シャフトとヘッドの接続部分等の定期点検
長期保管
- 防錆処理:長期間使用しない場合の防錆対策
- 保管環境:湿度の低い環境での保管
- 定期点検:保管中も定期的な状態確認
まとめ
Zodia CG collection Ⅱウェッジは、日本の職人技術と最新の加工技術を融合させた、高性能ウェッジの傑作です。S20C軟鉄鍛造による優れた打感、CNC加工による精密性、そして洗練されたデザインが、多くのゴルファーから支持される理由となっています。
中級者以上のゴルファーで、スピン性能とコントロール性を重視し、精密なアプローチショットを求める方には、このウェッジは理想的な選択肢となるでしょう。一方で、初心者や寛容性を重視するゴルファーには、より易しいモデルの検討をお勧めします。
適切なフィッティングとメンテナンスを行うことで、CG collection Ⅱウェッジは長期間にわたって高いパフォーマンスを提供し続けることができます。ゴルフの上達を目指し、より精密なショートゲームを身につけたいゴルファーにとって、このウェッジは技術向上の強力なパートナーとなることでしょう。
出典
- Zodia公式サイト CG collection Ⅱ製品ページ: https://www.zodia.biz/product/cgcollection2
- Zodiaオンラインショップ CGcollectionシリーズ: https://shop.zodia.biz/collections/cg-collection
- Zodia公式サイト ウェッジカテゴリ: https://www.zodia.biz/product/janre/wedges



