ゴルフクラブ試打日記。          

Zodia WMF 58 02 ウェッジ

Zodia WMF 58 02 ウェッジ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは Zodia WMF 58 02 ウェッジ です。
ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は464gです。
正面

久しぶりにゾディアのウェッジに出会うことができました。
以前は52度の物を試打したのですが、今日は58度のモデルです。
ロフトからいって、サンドウェッジという認識でいいのだと思います。
側面

この何の無駄も無い形状がとてもカッコいいです。
ウェッジ好きの私にはたまりません。
私はまだゾディアのクラブを購入できていないのですが、すっかり魅了されています。
とても贅沢なクラブだと思います。
ネック長さ

ネックの長さも、じゅうぶんにあります。
しっかりとスピンを掛けられそうです。
ソール幅

ソール幅は、サンドウェッジとしてはノーマルな感じに見えました。
抜けの良さそうなソール

ソールがラウンド形状になっていますし、いかにも抜けが良さそうです。
バンカーはもちろんですが、ラフなどにも大活躍してくれそうです。
フェース面のミーリング

フェース面のミーリング

以前試打したモデル同様、フェース面にはミーリングがあります。
指で触ってみても、『ザラザラ感』『凹凸感』がハンパじゃありません。
構え感

ボールを前にして構えてみても、惚れ惚れするくらい美しいです。
ほんの少しだけグースが効いていますが、全く問題ありません。
ヘッドの据わりもいいです。
すごくいいイメージが次から次へと出てきて、ワクワクしてきました。
気持ちの昂ぶりを抑えることができません。
試打を開始しました。
フェース面

『打感』はとても良くて、好感が持てました。
適度な柔らかさがありながらも、食いつきがすごくいいです。
『摩擦感』といったらいいでしょうか?
ボールがフェース面に強くこすられているのが、よく解りました。
トゥ側

グースがきつくないので、球もとても拾いやすく、『フワッ』とした球も打ちやすいです。
フェース面もいいですが、ソールがすごく仕事をしてくれていると感じました。
バックフェース

『安定性』という点では、サンドウェッジの中でも、標準的な感じでしょうか?
特に難しく感じることもなかったですし、余計な寛容さもありませんでした。
構えやすいので、ラインも出しやすいです。
スピン性能

スピン性能は、かなり高いです。
以前試打したモデル同様、ボールがピタピタ止まりました。
ミーリングの効果のように感じます。
食いつきがとても良くて、ボールがフェースに乗る感じを楽しむことができました。
今は多くのメーカーがウェッジにミーリング加工をしていて、性能も多種多様ですが、このウェッジはトップクラスのスピン性能といって過言ではありません。
イメージよりもランが少ないので、かなり突っ込んでいくことができ、グリーン奥からの難しいアプローチでも大活躍してくれそうです。
距離感

距離感も合いやすく、狙ったところに落としていくことができました。
初対面とは思えないほど、心が通じ合っているようです。
『易しいウェッジ』というのは、ミスヒットに寛容なウェッジのことではなく、このウェッジのようにボールを拾いやすくて狙ったところに落としていけるウェッジのことだな・・・。と思いました。
操作性

『操作性』も、かなりいいです。
バンスが邪魔をしていないので、フェースも開きやすくて、色々な球で遊ぶことができました。
ワンパターンではなく、バリエーションを増やしていくことができ、これだからウェッジの練習は楽しいです。
『手の延長』として使うことができました。
ヒール側

すごく楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。
ウェッジなど、小技の練習が私は一番好きですし、時間や空腹を忘れて楽しんでいます。
ふと気づけば、予定の時間をかなりオーバーしていました。
『大ストライク』のウェッジです。
Zodia WMF 58 02 ウェッジ

『MADE IN JAPAN』の品質の高さを感じましたし、『ハンドメイド感』が感じられるクラブは少ないので、希少性もあると思います。
ハンドメイドということもあり、価格はやや高めのようですが、それを打ち消す魅力があります。
Zodia WMF 58 02 ウェッジ

ウェッジなんて、どれでもいい・・・。
どれを使っても一緒だ・・・。
できるだけ安いほうがいい・・・。
と思っておられる方には、あまりお勧めはできません。
ゾディア WMF 58 02 ウェッジ

スコアメイクにはショートゲームの重要性を、ゴルファーならば誰もが知るところだと思います。
ティショットなどはある程度アバウトに攻めていけますが、ウェッジではそうはいきません。
より繊細なショットが求められますし、様々な状況での『引き出しの多さ』もスコアに大きく結びついてきます。
なので、日頃の練習が欠かせません。
Zodia WMF 58 02 ウェッジ

そういった日頃の練習に、このような極上のウェッジを使うことができると、楽しさも倍増しますし、感性を磨くことにもつながると思います。
『楽しい練習』がレベルアップの大きな条件であると、私は考えています。
このウェッジならばとても楽しい練習ができると思いますし、すごく贅沢なことだと思いました。
Zodia WMF 58 02 ウェッジ
 
ゾディアのウェッジには、すごくいい印象があるのですが、このウェッジもすごく気に入り、購買意欲が強く強く刺激されてしまいました。
安価なウェッジの倍以上の値段がするようですが、それでもこのウェッジの魅力はその何倍にもなるように思います。
『費用対効果』はとても大きいと思います。
クラブはどれも一緒だ・・・。
『弘法筆を選ばず』だ・・・。と仰る方もいらっしゃると思います。
しかし、ゴルフに限って言えば、必ずしもそうだとは思っていません。
『クラブを選ぶ必要性』はあると思っています。
いいクラブとの出会いがゴルファーを大きくレベルアップさせてくれますし、愛着が湧き信頼のできるクラブだからこそ、ゴルフの楽しさがアップします。
少しでも長い時間、このクラブを使っていたい・・・。と思ったのですが、そうもいかないので、後ろ髪を引かれる思いで返却しました。
『後に引いてしまう』楽しさでした。