今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは EMILLID BAHAMA EB-02 ドライバー です。
シャフトは CRAZY CB-50W です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは7.7、シャフト重量は73g、トルクは3.2、キックポイントは中調子 です。
とてもカッコいいエミリッドバハマのドライバーです。
これまで、記事には書いていないのですが、以前一度だけ白いヘッドのモデルを試打したことがあります。
あまりたくさん試打することができなかったのですが、弾きの良さが印象的でした。
白いヘッドもいいですが、やはりこの黒いヘッド魅力的です。
このドライバーも白いヘッドがラインアップされているのでしょうか?
今はヘッドの色も種類が増えてきましたし、シャフトもカラフルになりました。
そういったクラブもいいな・・・。と思いますが、あくまでも私の場合は、このドライバーのように『ヘッド黒』『シャフト黒』が基本です。
とても美しいドライバーです。
目で楽しめるドライバーです。
全体的に、かなり高級感があります。
こうして見ていても、造りが雑で安っぽく感じる物もありますし、丁寧な造りで高級な感じがする物もあります。
このドライバーは明らかに後者です。
目尻が下がりっぱなしです。
ネックは、やや短めではありますが、今のドライバーの中でも標準的なほうでしょうか?
美しい形状だな・・・。と思いながら、しばらく見つめていました。
何といいますか、すごく気持ちが盛り上がってきます。
これまで、色々なクラブに出会ってきて、「これは飛ばせそうだな・・・。」と、見るだけで感じることもたまにあるのですが、このドライバーはその匂いがプンプンしてきました。
シャローバック形状です。
今の主流といっていい形状だと思います。
何となくですが、パワフルな感じのシャローだな・・・。と思いました。
顔も、なかなかいい感じです。
ヘッド後方が少しだけ伸びているようにも見えましたが、特に問題ありません。
これまで何度も見てきたような気がします。
すごいディープ感がある・・・。という感じはせずに、少しだけシャローな雰囲気も残しているように見えました。
『ワクワク感』がこみ上げてきました。
笑顔にしてくれるドライバーだと思いました。
スモールサイズのヘッドだとは思いませんでしたが、大きすぎないので好感がもてました。
ヒール側
トゥ側
ヒール側とトゥ側に、それぞれウェイトのようなものが配置されています。
ちょっと前までは、『いかにもウェイト』といえるようなパーツをよく見かけましたが、最近のクラブはこういったところもオシャレになったような気がします。
バックフェース中央には、まるで『排気口』を思わせるようなものがついています。
これには、どのような効果が期待できるのでしょうか?
それとも単なるデザインの一部なのでしょうか?
ソールとフェースの中央部には、ライオンのようなマークがあります。
これが、このメーカーのブランドマークなのでしょうか?
とてもカッコいいです。
フェース面のトゥ側には『FORGED』の文字が刻まれていました。
『鍛造フェース』ということでいいのでしょうか?
素振りをしてみると、かなりしっかりとしています。
全体的な外見に見合う振り心地です。
最近のドライバーの中では、かなりしっかりとしているほうだと思います。
装着されているシャフトによって、大きく違ってくると思いますが、私は振り慣れたシャフトなので、親しみを感じます。
クレイジーだけでなく、色々なシャフトでも試してみたい・・・。と思いました。
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。
とても好感がもてました。
シャロー系のヘッドだな・・・。と思っていたのですが、こうして構えていても、シャロー感をあまり感じさせません。
『シャロー形状』が嫌みになっていない構え感です。
まだ二度目のエミリッドバハマで、経験はとても少ないのですが、『既視感』といいますか、これまで何度も経験してきているような感じがしました。
リラックスして構えることができましたし、いいイメージが強く出せました。
いつもよりも、だいたい『1.5倍くらい』、イメージが色濃く出せたような気がしました。
試打を開始しました。
『打感』は、なかなかいい感じです。
すごくソフトというよりは、やや『しっかりめ』な感じです。
手に嫌な衝撃が残ることもありませんでした。
かなり弾き感が強いです。
フェースに乗せて運んでいく・・・。というよりは、あっという間にボールが飛び出していってしまう・・・。といった印象を受けました。
『音』は少し大きめではありますが、全く問題ないです。
インパクトが緩んだり、小手先で調整したりすることもありませんでした。
『球のあがりやすさ』という点では、どちらかというと、『中弾道系』といった感じがしました。
高くあがりやすいタイプではないと思います。
今の、多くのドライバーと比べても、弾道は低めだと思います。
今は高弾道系のドライバーがとても多いです。
こういったところは人によって、好みが大きく分かれるところだとは思いますが、私はこのライナー系に近い弾道には好感がもてます。
といいますか、はっきりいって好きです。
余分に高く上がりすぎず、その力を『前進力』に変えている感じで、魅力的です。
最近はコースでも、低めにティアップすることが多いので、今日も低めにティアップして打っていったのですが、高めにすると高弾道も易しく打てました。
『高低』の融通が利きやすいドライバーだと思いました。
こういった『器用さ』は、晴天の日だけでなく、荒天の日でも頼りになりそうだな・・・。と思いました。
すっきりとした青空で無風の状態であれば、高く打ち出していきたい気もしますが、風が強かったり回っているようなときは、なるべく低く抑えていきたい・・・。という思いがあります。
そういったときに、このようなドライバーだと頼もしく感じます。
どのように打っても高く上がりすぎてしまうドライバーは、ちょっと使いづらいと感じることもあります。
『安定性』という点では、まずまず・・・。だと思いました。
シビアな感じはしませんでしたが、高い直進性を謳っているドライバーとは、またちょっと違うような気がしました。
今のドライバーの中でも、平均的なほうかな?と思いました。
当てにいかず、気持ちよくフィニッシュまで振り切っていきたいドライバーです。
『飛距離性能』は優れています。
ボールの初速が、かなり速く感じられました。
もうあんなところまで飛んでいったのか・・・。と思えるほど、前に進む力が強く速い感じがします。
無駄にあがりすぎないので、好感がもてました。
フェース面が、かなり仕事をしてくれていると感じました。
ティアップを高めにしても、すごくいい感じだったのですが、私はやや低めのほうが合っているな・・・。と思いました。
この優れた飛距離性能は、大きなアドバンテージになると思いました。
『操作性』も、いい感じです。
変なクセもなく、左右にも上手く反応してくれました。
先ほども書きましたが、左右だけでなく、上下にも対応してくれるので、かなり実戦的なドライバーだと思いました。
『フェース面の上下』を使っていけるドライバーだと思いました。
ヘッドもいい感じですが、装着されているクレイジーのシャフトも、すごく反応がいいタイプなので、相乗効果もあったのだと思います。
二度目のエミリッドバハマでしたが、とても気に入りました。
私の心に強いインパクトを残していきました。
クラブはまず、『見た目の印象』がとても大事だと私はいつも思っています。
見た目が苦手なタイプだと、どうしてもテンションがあがりません。
その点、このドライバーは好感度抜群でした。
ヘッドには、色々なアクセサリーのような物がついていますが、それらがヘッドが本来持っている性能を邪魔している感じはしませんでした。
むしろ、『追い風』のような効果が期待できるのかもしれません。
基本性能の高さはそのままに、『美的センス』にも優れているドライバーといえるのではないでしょうか?
丁寧な造りでしたし、とてもカッコいいので、おそらくそうだろう・・・。と思っていたのですが、やはり日本製ということでした。
ますます好感度や信頼度がアップしました。
高い精度で作られているように感じられました。
決して安価なドライバーではないだろう・・・。と思っていたのですが、やはりその通りでした。
ヘッドだけでも、かなりの値段がしますが、それでもすごく魅力を感じました。
コストパフォーマンスが低いという印象はありませんでした。
球数をこなしていけばいくほど魅力を感じました。
時間の許す限り、球を打っていたいドライバーです。
購買意欲が強く刺激されてしまいました。
これはマズいぞ・・・。と思ってしまいました。
しばらくは、このドライバーのことが頭から離れないな・・・。と思いました。
色々なクラブを試打していると、『練習場だけで充分』と感じるクラブと、『是非コースでも試してみたい』を思えるクラブに分かれます。
このドライバーは明らかに後者のタイプです。
試打をしながら、ずっと頭の中ではホームコースをラウンドしていました。
あくまでもイメージだけでは、絶好調なラウンドをすることがでした。
コースでも使ってみたいですし、また練習場で試打することができたら、何度でも試打したいです。
EMILLID BAHAMA EB-02 ドライバー
- 2014年8月8日
- EMILLID BAHAMA
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