EMILLID BAHAMA CVS FW を試打 レビュー
先日、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは EMILLID BAHAMA CVS FW の3番 です。
シャフトは FUJIKURA SPEEDER NX です。
ロフトは15度
クラブ長さは43インチ
シャフトフレックスはR
バランスはD0
クラブ総重量は307g です。
とてもカッコいい、EMILLID BAHAMAのフェアウェイウッドです。
いつ見てもカッコ良くて、見ているだけで癒やされますし、今からこの美しいクラブでボールを打つことができるとかと思うと、自然と気合いが入ります。
風格さえ感じられますね。
いかにも飛びそうな雰囲気を醸し出していますが、シャローということもあり、威圧感を与えません。
このライオンマークが、カッコ良さをさらに引き出しています。
ソールのフェース寄りには3つのウェイトがあり、ドライバーなどでもお馴染みです。
バックフェースにはウェイトが配置されています。
トゥ側とヒール側も同様です。
トゥ側
ヒール側
トゥ側とヒール側に凹みがありますが、これはどういう意味があるのでしょうか?
ネックには調整システムが搭載されています。
試打するのは、この『0』のポジションです。
他に1~7までのポジションがあります。
ネックの長さは適度にあって美しいです。
お馴染みのフェース面で、フェース中央にライオンマークがあります。
以前試打したユーティリティとの共通点がとても多いです。
綺麗なシャローヘッドです。
これだけ綺麗な形に仕上げるまでの工程に興味があります。
ややつかまえ系ではありますが、良い顔をしています。
高級感があり、上品な顔です。
最近はカーボンクラウンが流行っているので、確かめてみましたが、どうやらカーボンではないようです。
このオリジナルグリップもお馴染みです。
やはり、メーカーのロゴがあるのは魅力的ですね。
素振りをしてみた感じはまずまずです。
軽量タイプではありますが、何度か素振りを繰り返してタイミングを整えることができました。
ボールを前にして構えてみると、良い印象をもちました。
少し被って見えましたが、これくらいであれば、特に問題ありません。
試打を開始しました。
『打感』は、『ソフトさ』と『しっかり』の中間くらいでしょうか?
程よい手応えがあって、好感が持てます。
独特の金属音です。
これまでたくさん耳にしてきた、やや高めで小気味良い音です。
この音を好まれる方は多いのではないでしょうか?
『球のあがりやすさ』という点では、こうして見てもかなりのシャローではありますが、想像していたよりもハードな印象をもちました。
もちろんスプーンということもあると思うのですが、直打ちだと、ある程度のヘッドスピードが必要になってくるのではないでしょうか?
スピンは多いというよりは控えめに見える弾道でした。
高くあがるというよりも、確実に強く前に進んでいくタイプです。
フェースにある3つのウェイトがよく効いているのでしょうか?
今のFWの中では、明らかに『低スピン系』といっていいと思います。
『安定性』は高いです。
つかまりの良いクラブなので、特にフェードヒッターの方に合いやすいのではないでしょうか?
私はフッカーなので、少し『つかまりの度合い』が強く感じられましたが、このつかまりの良さが『今のスタンダード』といっていいのかもしれません。
球のつかまりがいいクラブが欲しいけど、極端なフックフェースは嫌だ・・・。
良い顔をして、全体的にカッコいいFWが欲しい・・・。という方にはピッタリではないでしょうか?
EMILLID BAHAMAということで、性能が高いレベルで安定しているのも魅力的ですね。
『操作性』という点では、このようなシャロー系でありながら、結構扱いやすい印象をもちました。
やはり『浅重心』だからでしょうか?
深重心だと、フェース面までの距離があるので、フェースコントロールが難しいと感じることがありますが、このクラブは反応も良く、左右にも対応してくれました。
『飛距離性能』はとても高いです。
直打ちはもちろん、ティアップして打ってみても、かなりの距離を稼いでくれました。
『質の高い高速系』といったらいいでしょうか?
弾きが良く、初速のスピード感が魅力です。
EMILLID BAHAMAのクラブなので、飛ぶだろう・・・。と打つ前から期待はしていましたが、その期待を裏切らないのはさすがだな・・・。と思いました。
EMILLID BAHAMAという、高いブランドイメージ。
そして、そのカッコ良さ。
もっているだけで所有欲が満たされます。
『カッコ良さ』は性能の一部です。
プレイヤーの能力を最大限引き出すには、美しくてカッコいいクラブの存在が欠かせません。
しかも大手メーカーのクラブではないので、周りにあまり持っている人がいない・・・。というのも、魅力の一部になるのではないでしょうか?
周りの人と同じクラブを使いたい・・・。という方は、地クラブは合わないと思いますが、地クラブメーカーが作るクラブの性能の高さは多くの方が知るところであり、その希少価値というのも魅力なのではないでしょうか?
地クラブメーカーは確かに高性能だけど、ターゲットを絞って開発していることが多いので、このクラブもそうなのではないか?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、このクラブは幅広い層に対応できる懐の深さがあり、ハードルの高さは感じないので、多くの方に試していただき、このクラブの魅力を感じとっていただきたいです。
クラブをすぐに買い替えるというよりは、長く使っていきたい・・・。という方に、このようなクラブを使って頂きたいと思っています。
すぐにクラブを買い替えてしまうと、クラブとの意思の疎通ができる前にお別れして、そのクラブの魅力を知らないまま、いつまで経っても同じことの繰り返しになってしまうかもしれません。
高価なクラブということもありますし、じっくりと永く付き合っていくのが良いのではないでしょうか?
性能の高さはピカイチなので、飛距離を求めておられる方はもちろん、『地クラブデビュー』される方の『ファーストクラブ』にも良いのではないでしょうか?
EMILLID BAHAMAが定期的に全国で試打会を開催しているか分かりませんが、このような優れたクラブは一人でも多くのゴルファーが手に取って試すべきだと思っているので、試打会があるといいな・・・。と思っています。
これまで大手有名メーカーのクラブしか使ってこなかったけど、地クラブメーカー。
そして特にEMILLID BAHAMAの魅力にどっぷり浸かる方が続出するのではないでしょうか?
また何度でも試打したいと思わせてくれる、とても魅力的なクラブです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
エミリッドバハマ EMILLID BAHAMA オリジナルアイアンカバー
EMILLID BAHAMA(エミリッドバハマ)のオリジナルアイアンカバーは、大切なアイアンを傷や汚れから守るための専用アクセサリーです。
高品質な素材を使用し、ブランドロゴが施されたスタイリッシュなデザインが特徴。脱着も容易で、ゴルフバッグ内での保護はもちろん、ゴルフ場での持ち運びにも便利です。エミリッドバハマのアイアンをお使いの方はもちろん、デザインにこだわるゴルファーにおすすめのアイテムです。
EMILLID BAHAMA CVS FWの特徴
1. 調整機能の搭載
CVS FWは、前作のCV8とは異なり、ロフトやフェースアングルを調整できるカチャカチャ機能を搭載しています。これにより、プレイヤーの好みやスイングに合わせた細かな調整が可能となり、最適な弾道を実現します。
2. やさしさを追求した設計
CV8よりもヘッドがやや大きめに設計されており、重心位置も深めに設定されています。これにより、ミスヒット時の寛容性が向上し、よりやさしくボールを打ち出すことができます。
3. 高弾道と飛距離性能
マレージング鋼を採用したフェースは、高い反発性能を持ち、力強い弾道と飛距離を実現します。また、フェースの厚みが39mmとやや厚めで、ティーショット時には他のモデルと遜色ない飛距離を記録しています。
スペック一覧
スペック項目 | 内 容 |
---|---|
ロフト角 | 3W(15°)、5W(18°) ※調整機能により調整が可能 |
フェース素材 | 特殊マレージング鋼 |
飛距離性能 | 高い |
調整機能 | ロフト角、フェースアングルの調整が可能 |
口コミ・評価
ポジティブな口コミ
打感と打音が良い:「ドライバーのキンキン音とは異なり、ベシッと柔らかい感触と渋い音が魅力的です。」
ティーショットでの飛距離性能:「ティーショットでは他のモデルと遜色ない良い数字が出ます。」
ネガティブな口コミ
地面からのショットでの難しさ:「フェースが厚いため、地面からのショットではトップしやすく、ボールが上がりにくいと感じました。」
ミスヒットへの寛容性:「ミスヒットに対する強さはあまり感じられませんでした。」
長所・短所
長所
調整機能によるカスタマイズ性:ロフト角やフェースアングルを調整でき、プレイヤーの好みに合わせた設定が可能です。
ティーショットでの高い飛距離性能:フェースの反発性能により、力強い弾道と飛距離を実現します。
短所
地面からのショットでの難易度:フェースの厚みが影響し、地面からのショットではボールが上がりにくい場合があります。
ミスヒット時の寛容性:ミスヒットに対する許容度が低く、正確なショットが求められます。
まとめ
EMILLID BAHAMA CVS FWは、調整機能を搭載し、プレイヤーの好みに合わせたカスタマイズが可能なフェアウェイウッドです。ティーショットでの高い飛距離性能が魅力である一方、地面からのショットではフェースの厚みからくる難しさも指摘されています。購入を検討される際は、ご自身のスイングやプレースタイルに合わせて試打を行い、フィット感を確認されることをおすすめします。
出典元:
✅ 公式サイト
株式会社グランプリ(EMILLID BAHAMA 製造元)公式ページ
https://gp-golf.com/e-bahama
→ 商品概要・設計思想・ブランドコンセプトなどの一次情報を参照しました。
✅ 試打レビュー・口コミ
バラバラゴルフ試打日記(アメブロ)
https://ameblo.jp/barabara0523/entry-12856097434.html
→ CVS FWのヘッド形状や調整機能、打感・方向性などの詳細な試打コメントを引用。Warp Golf 試打レビュー
https://ameblo.jp/warp-golf/entry-12857983204.html
→ フェース厚や打感、ティーショットでの飛距離性能、苦手とされるシーン(地面からのショット)などに関する口コミ情報を使用。
✅ 参考動画(公式または関連チャンネル)
YouTube:距離レンジをやさしく狙う「エミリッドバハマ CVS-FWアーチ」
https://www.youtube.com/watch?v=NFgihCpH91E
→ 打ち出し角や飛距離性能のイメージ確認、視覚的な特長理解に使用。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
感謝しています。