ゴルフクラブ試打日記。          

Callaway OPUS ウェッジ クロム

Callaway OPUS ウェッジ クロム
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブCallaway OPUS ウェッジ クロム です。

 

N.S.PRO 950GH neo
シャフトは N.S.PRO 950GH neo です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、フレックスはS、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は457g です。

 

正面 Callaway OPUS ウェッジ クロム

キャロウェイの新しいウェッジです。

キャロウェイのウェッジといえば、『JAWS』が有名で、その姉妹モデルなのかな?と思っていたのですが、後継モデルなのだということを聞きました。

外見など、そっくりですし、名前を変えなくてもいいのでは?と思ったのですが、メーカーにも何かしらの狙いがあるのだと思います。

もうJAWSは発売されないのでしょうか?

ウェッジに適した名前だと思いましたし、その前はMACK DADDYもありました。

どれもキャロウェイウェッジらしい、質感が良くて美しいウェッジです。

そして何よりも『スピン性能』が高いことが記憶に残っています。

 

側面 Callaway OPUS ウェッジ クロム

オーソドックスなタイプのウェッジです。

質感が良く、軟鉄の雰囲気が味わえます。

これまでのキャロウェイらしいウェッジだな・・・。と思いながら、目尻が下がっていました。

 

OPUS

『OPUS』って、どういう意味なんだろう?と思いました。

店員さんから、『オーパス』と読むのだと教えてもらいました。

オーパスと聞いて、高級ワインの『オーパスワン』が頭に浮かんだのですが、おそらく関係ないと思います。

 

OPUS

OPUS

モデル名が表示されているだけでなく、少しだけ肉厚になっています。

少しでも厚みを増して、打感が良くなるように・・・。という配慮なのでしょうか?

 

彫りの深さ

完全フルフラットのウェッジではないですが、シンプルなバックフェースで好感が持てます。

これなら感覚が邪魔されずに済みそうです。

こうして見ているだけでは分かりませんが、おそらくいろいろなところにたくさんの最新技術が注ぎ込まれているのではないでしょうか?

 

トップライン キャロウェイ OPUS ウェッジ クロム

トップラインの厚みは標準的です。

丸みがありますが、シャープさが損なわれていないのが、さすがキャロウェイだな・・・。と思いました。

 

ソール幅 Callaway OPUS ウェッジ クロム

ソール幅は少し広めですが、SWということを考えると、標準の範囲内といっていいと思います。

ソール幅よりも、ソールの『丸っこさ』が目に付きました。

かなり『滑り』が良さそうですし、このソール形状を見て、バンカーが苦手な方は好感を持ちやすいのではないでしょうか?

『エクスプロージョン』の絵が浮かんでくる方もいらっしゃると思います。

 

ソール形状 Callaway OPUS ウェッジ クロム

角度を変えて見ても、かなり丸っこいのが分かります。

ダンロップの『二分割ソール』ほどではないですが、それに近い形状です。

ウェッジのソールは平らなタイプを好まれる方は多いですし、このように丸っこくて立体的なものを好まれる方もいらっしゃいます。

どちらかが正解ではなく、『どちらも正解』です。

人の好みによって、正解は異なります。

ソールは丸いですが、バンスは結構利いているように見えました。

昔のハイバンスには苦い思い出がたくさんありますが、今のハイバンスは親しみやすいものが多くなりました。

たくさんのデータが蓄積され、最善の形状というものが判明したのでしょうか?

このウェッジは『ハイバンス』というほどではなく、『ややハイバンス』という感じですが、普段10度くらいのノーマルバンスや、それ以下のローバンスを使っている私は結構バンスが利いているように見えました。

今はローバンスよりも、このようなバンスの利きが大きいものが好まれる時代なのかもしれません。

 

リーディングエッジ

ソール全体が丸いので、必然的にリーディングエッジも丸みを帯びています。

 

トレーリングエッジ

トレーリングエッジも同様です。

 

ネック長さ

ネックの長さは適度にあって、好感が持てます。

ブランド名がなくても、キャロウェイのウェッジだな・・・。と既視感がありました。

ネックの長さだけでなく、独特な絞り(くびれ)。

過去に何度も見たことがあります。

 

ミーリングあり Callaway OPUS ウェッジ クロム

ミーリングあり Callaway OPUS ウェッジ クロム

フェース面には細かなミーリングが刻まれています。

スコアラインと平行ではなく、斜めに刻まれているもので、よく見ますし、一番多いと思います。

フェース面を指で触ってみたのですが、かなりザラザラしています。

この『ザラザラ感』にもいろいろあって、『ゴツい』感じのものもあれば、『きめ細かな』タイプもあり、このウェッジはその中間的なフィーリングです。

 

オリジナルグリップ

キャロウェイのロゴが入った、このグリップがとてもカッコいいです。

私が大好きなツアーベルベットなので、さらに好感度があがりました。

ウェッジやアイアンには最適なグリップです。

『最強』といっていいかもしれません。

グリップはヘッドやシャフトと比べると、それほどスポットライトが当たらないパーツかもしれませんが、プレイヤーとクラブとの唯一の接点でもありますし、アプローチでどうしてもフィーリングが出せない・・・。感覚が合わない・・・。ということになったら、グリップを換えてみられるのもいいのではないでしょうか?

経験者の私はそう感じます。

ツアーベルベットにするまでは、違うグリップを挿していたのですが、どうしてもフィーリングが合わないですし、納得いかない日々が続きました。

それまではグリップはどれでも大差ないだろう・・・。と思っていました

そして量販店に行って、ツアーベルベットに出会い、一瞬で「これだ。」と確信し、アイアンとウェッジに挿したらフィーリングが合って、練習が楽しくなりました。

それが今も続いていて、これ以外考えられません。

ソフトというだけでなく、独特な『しっとり感』が、他のグリップとの大きな差です。

今私が恐れているのが、ツアーベルベットが廃番になって、もう購入できないということになることです。

他のグリップと比べると比較的安価ですし、人気があるグリップなので、おそらく大丈夫だとは思いますが、私はそうならないよう願っています。

ツアーベルベットが私のゴルフを支えてくれている一面もあるので、これからもロングセラーであり続けて欲しいです。

 

構え感

海外メーカーらしい、オーソドックスな『ティアドロップ型』といっていいでしょうか?

大きさもちょうどいいですし、ヒールがキュッと引き締まっているのがいいです。

グースでなく、ストレートで、『出っ歯』の具合もちょうどいいです。

こうして構えてみても、やっぱり『JAWS』だな・・・。名前が変わっただけだな・・・。と思いましたが、顔は変わらなくても、性能はアップしているのだろうと思います。

顔を変えないので、これまでの感覚が活かせますし、それで性能がアップしていたら、まさに『よいことずくめ』です。

メリットしかありません。

 

開きやすさ

フェースも開きやすいです。

ソール形状を見たときに、開きやすいだろうな・・・。と思っていたのですが、その通りでした。

ヒール側がしっかり着地して、浮きません。

これだと、フェース面を斜めに使うイメージが出せます。

このイメージが浮かばないと、ロブショットもやりづらいのですが、このウェッジだと簡単そうです。

見るからに柔らかそうで、横にいるボールも喜んでいるように見えましたし、今から打つことができるのだと思うと、ワクワク感しかありません。

 

試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、かなりソフトで予想通りでした。

鉄は硬いのに、なぜこんな柔らかいフィーリングが出せるんだろう・・・?と、毎回思ってしまいます。

このフィーリングはボールとのコンビネーションによるものが大きいです。

球持ちも良く、『長く乗せて運べる』ウェッジです。

 

スピン量

『スピン性能』は、とても高く、今あるウェッジの中でも、間違いなくトップレベルにあるといっていいと思います。

前身モデルのJAWS同様、フェース面がしっかりと仕事をしてくれ、食いついてくれました。

昔のウェッジや、スピン性能が高くないウェッジだと、フェース面が滑りながら運ぶ感覚があるのですが、このウェッジにはありません。

グッとしっかりホールドして、フォローにかけて運んでいけます。

このように球持ちが良くてスピン性能が高いウェッジだと、ボールが一瞬止まったように感じることがあるのですが、今日もそれを感じました。

この優れたスピン性能は『秀逸』という言葉がピッタリです。

 

トゥ側

ソールがよく滑ってくれるので、球を拾いやすいです。

アプローチのコツは『直に打つこと』ではなく、『いかにダフらせてボールを運んでいくか』ということが昔から言われていましたが、まさにそれがこのウェッジだと易しくできます。

バンカーショットのように通常のグリーン周りでも、ボールを直接ヒットするのではなく、『その手前で勝負する』ことが求められますが、それが易しくできるウェッジです。

球はあがりやすくていいのですが、装着されているシャフトが少し軽量で打ち出しも高いタイプなので、違うシャフトだと、もっと出球の高さがイメージと合いやすかっただろうと思います。

 

バックフェース

『安定性』という点では、このようにベーシックなタイプなので、それほど寛容さは無いのかもしれませんが、構えたときにイメージが出しやすいですし、そのラインに乗せやすいので、これで充分だと思います。

易しすぎるウェッジは時に『曖昧さ』を生み、それがスコアを乱す原因にもなります。

何でも易しければいいというものではありません。

易しさと曖昧さは『表裏一体』です。

 

操作性

『操作性』は高く、いろいろなショットで遊べます。

顔がいいというのは絶対ですし、スピン性能が高いので、かなり『突っ込んで』いけます。

人によってはスピンが掛かりすぎて、キャリーは良くても、ランの感覚がつかみづらい・・・。ということがあるかもしれません。

そうなれば時間をかけて球数をこなしていくしかないのかもしれませんが、スピンがよく効いてくれるので、実戦においても、かなり勇気をもらえるのではないでしょうか?

 

距離感

『距離感』は、シャフトが少し合いづらかったので、最初の3球ほど、少し狙いよりも飛んでしまったのですが、だんだんと感覚を合わせることができました。

私は装着されているシャフトが合いづらいですが、このN.S.PRO 950GH neoも人気がありますし、使い慣れておられる方には、『ドンピシャ』なウェッジといっていいのかもしれません。

できれば私はもう少し重量があって、しっかりとしたシャフトのほうが、弾道が『落ち着いて』、再現性がさらにあがったような気がします。

こちらがやらなくても、重力に任せていけるのが、『適度な重量のクラブ』のいいところです。

重量が足りないクラブだと、こちら(プレイヤー)の仕事量が少し増えてしまいます。

しかし、クラブの重さも人によって大きく違ってくるので、このスペックが私に合いづらいというだけであり、『正解』なのは間違いありません。

 

ヒール側 キャロウェイ ウェッジ

キャロウェイのウェッジは昔から名器が多いですが、間違いなく、このウェッジもその仲間入りをするな・・・と思いました。

 

ゴルフクラブ ウェッジ レビュー

このウェッジを試打しながら、前作のJAWSと、どこが変わったんだろう・・・?と思っていましたが、今もよく分かりません。

バックフェースは少し変化が見られますが、打感やスピン性能など、高いレベルにあり、良い意味でそれほど変わらないように感じました。

 

ゴルフクラブ ウェッジ 試打

しかし実際はスピン性能もあがっていて、打ち比べてみたら、それが分かるのかもしれません。

できればJAWSと打ち比べてみたかったのですが、今日はできなかったので、また機会があればトライしたいです。

 

Golf equipment

キャロウェイファンの方はもちろん、この美しいウェッジをバッグに入れておくだけで、所有欲を満たされることがあると思います。

ゴルフ上達の秘訣はたくさんあって、その中に『自分が惚れたクラブを使う』というものがありますが、まさにこのカッコいいウェッジで練習することでモチベーションがあがり、練習も楽しくなってレベルアップが望めるのではないでしょうか?

 

New golf clubs

キャロウェイという、多くのゴルファーから指示されているブランド。

そして軟鉄でフィーリングが良い。

さらに『爆速スピン』が掛かるウェッジ。

多くの支持を集めるのではないでしょうか?

ただし、ラージサイズや強いグースネックを好まれる方とは、相性が良くないかもしれません。

 

Golf wedges

前のモデルのJAWSもいいですし、先日試打したクリーブランドのウェッジも素晴らしいです。

もちろん、ボーケイウェッジも良いですし、このレベルの高さは、私たちゴルファーにとって、とても恵まれたことだと思います。

キャロウェイのクラブは今、ドライバーが大人気のようですが、このウェッジもドライバーに負けないレベルの高さがあります。

特にアプローチを得意とする『業師(わざし)』の方に使っていただきたいウェッジです。

また何度も試打したいですし、次回はできれば違うシャフトでも試してみたいです。

どの番手のクラブの試打も楽しいですが、特にウェッジの試打は楽しくて、試打ということを忘れ、完全に楽しんでしまうことが多いのですが、今日もそうなってしまいました。

ウェッジやパターなどは『感情の入り方』が違うのかもしれません。

今日は日中温かく、春の陽気だったのですが、このウェッジのおかげで、ますます温かさを感じ、嬉しい気分のまま、練習場を後にしました。

構えやすさ・・・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・・・☆☆☆☆☆
スピン性能・・・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・・・☆☆☆☆☆
※(100P満点)

☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P






Callaway Elyte Double Canopy 68 Umbrella CAL2620

Callaway Elyte Double Canopy 68 Umbrella CAL2620は、ゴルフラウンド中の悪天候からあなたを守るために設計された、高品質で耐久性のある傘です。

主な特徴:

  • ダブルキャノピー構造:
    • 二重構造のキャノピーが、強風下でも傘が裏返るのを防ぎ、安定した使用感を提供します。
    • 風を効果的に逃がし、傘の耐久性を高めます。
  • 68インチの大型サイズ:
    • 広々とした68インチのキャノピーが、あなたとゴルフバッグをしっかりと守ります。
    • 二人でも余裕を持って使用できるサイズです。
  • 耐久性のある素材:
    • 高品質の素材を使用しており、耐久性に優れ、長く愛用できます。
    • 撥水性にも優れ、雨をしっかりと弾きます。
  • 快適なグリップ:
    • 握りやすい人間工学に基づいたグリップが、長時間の使用でも疲れにくい快適な使い心地を提供します。
  • スタイリッシュなデザイン:
    • キャロウェイのブランドロゴが施された、洗練されたデザインです。
    • ゴルフスタイルをさらに引き立てます。

※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

キャロウェイ OPUS クロム ウェッジ

はじめに

キャロウェイの最新モデル「OPUS ウェッジ クロム」は、長年にわたるツアープロとの共同開発を経て誕生した、ハイレベルなゴルファー向けのウェッジです。この記事では、2024年後半に登場したこのウェッジの特徴、番手構成、スピン性能、口コミや評価、そして長所・短所を徹底的に解説します。


特徴とテクノロジー

溝の進化によるスピン性能向上

OPUS ウェッジは、従来の37V溝をベースにしながらも、

  • 溝幅を狭く
  • 溝の本数を2本増加 することで、雨天時やラフなどの悪条件下でも安定したスピン量を確保しています。

マイクロフィーチャーとフェース加工

フェース面には、JAWS FORGEDから引き継がれたブラスト処理に加えて、ミーリング加工(マイクロフィーチャー)が施されています。これにより、フェースを開いてもスピン性能が落ちず、柔らかく吸い付くような打感が得られます。

ソールグラインドの豊富な選択肢

プレーヤーのスイングタイプやライの条件に応じて、以下の4タイプのグラインドが用意されています。

  • Sグラインド:万能タイプ
  • Wグラインド:高バンスでダフリに強い
  • Cグラインド:抜け感重視、フェース開閉に対応
  • Tグラインド:ツアープロ向け、低バンス

番手構成とスペック(公式参照)

ロフトバンスグラインド
48°10°S
50°10°S
52°10°S/W
54°12°S/W
56°12°/14°S/W
58°10°/12°S/W/C/T
60°10°/12°S/W/C/T

試打レビューとスピン量

実測値

  • 52°・フルショット(プロV1):約 9,200 rpm
  • 58°・30ヤードアプローチ:約 7,000 rpm

試打者の声

  • 「打ち出しは低め。スピンがよく効く」
  • 「ラフからもきれいに抜けてくれる」
  • 「ソールの抜け感がとてもいい。バンカーでも安心」

口コミまとめ

高評価ポイント

  • ✅ 驚くほどのスピン量
  • ✅ 抜群の打感と操作性
  • ✅ 構えやすい形状
  • ✅ ラフやバンカーでも抜けが良い

一部気になる声

  • ⚠️ クロム仕上げがやや反射する
  • ⚠️ 初心者には操作が難しく感じるかも

長所と短所

長所(メリット)

  • プロが求める精密なスピン性能
  • フェースの食いつき感と柔らかい打感
  • 状況に応じて選べる豊富なロフト&バンス
  • セットで揃えた時の統一感

短所(デメリット)

  • ある程度のスキルがないと性能を引き出しきれない
  • ソールバリエーションが多すぎて迷う場合も

結論|OPUSウェッジはこんな人におすすめ

  • ✅ 中級者〜上級者でスピン性能を求める方
  • ✅ アプローチやバンカーショットを武器にしたい方
  • ✅ フェース操作を積極的に行うゴルファー

出典・参考リンク(ファクトチェック済み)


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

感謝しています。