今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ADAMS GOLF IDEA HYBRID の4番 です。
シャフトは MITSUBISHI RAYON CARBON です。
ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は54g、トルクは4.0、バランスはD0、キックポイントは中調子 です。
ハイブリッドで定評のある、アダムスのニュークラブです。
一瞬、どこのメーカーか解らなかったのですが、アダムスと聞いて納得しました。
ソールに溝がありますが、それ以外は特に変わった感じはしません。
奇をてらった感じはしませんでした。
『高級感』というよりは『大衆感』を感じました。
きっと親しみやすい価格設定になっているだろうな・・・。と思いました。
ソールの溝も、結構深いです。
ソールだけでなく、クラウンにも溝があります。
タイトライズのように大きな溝でないところに好感がもてます。
あの大きな溝には、それなりの効果が期待できそうなのですが、構えたときに違和感があったことをよく覚えています。
ネックの長さは、しっかりとあります。
これまでのアダムスのハイブリッドと共通するところだと思います。
ディープ感はあまりなく、どちらかといえばシャロー感があります。
今、主流の形状といっていいと思います。
なかなかいい顔だな・・・。と思いました。
クラウンの溝以外は、特に目立ったところはありません。
グースがきつくないのがいいな・・・。と思いました。
私はグースがきついタイプが苦手なので、この顔を見ていると安心します。
落ち着き感のある『艶消しグレー』もいい感じでした。
素振りをしてみると、海外メーカーとは思えないほどのソフトスペックだと思いましたが、日本仕様になっているのでしょうか?
海外仕様とは、おそらく大きくフィーリングも異なるように思います。
ボールを前にして構えてみても、なかなかいい感じだな・・・。と思いました。
クラウンの溝以外、目立つところは無く、すんなりと構えることができました。
落ち着いて構えることができましたし、苦手意識のようなものは芽生えませんでした。
気持ちが強く盛り上がることはなく、どちらかといえば淡々とした気分で、このヘッドとボールとの相性を探っていました。
こちらが色々と細工をするよりも、まずはこのクラブに任せてみよう・・・。と思いました。
試打を開始しました。
『打感』は適度に柔らかくて好感がもてました。
見た目はちょっと個性的なところもありますが、基本的にはオーソドックスなクラブだと思いました。
『音』も大きすぎず、小気味いい音で気に入りました。
何といいますか、『高弾道を感じさせる音』といったらいいのでしょうか?
実際にもよくあがっているのですが、この音を聞いているだけで、目で追わなくても球は高くあがっているのがよく解ります。
球も拾いやすくて、とても易しく感じました。
弾道も高めですし、しっかりとした高さを保ちながらターゲットに落としていける感じがします。
見た目は結構タフそうに感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、とても敷居の低いハイブリッドなので、是非多くの方に試していただきたいと思いました。
『安定性』という点では、まずまずでしょうか?
特にシビアに感じることもなかったですし、平均的な感じがします。
構えやすいので、球筋が大きく逸れていくことはありませんでした。
『飛距離性能』は、平均レベルだと思いました。
高弾道でいい感じですが、今は高性能なハイブリットがたくさんあるので、特に珍しく感じることはありませんでした。
4番のハイブリッドとしては、易しく距離を出していけるように感じました。
『操作性』という点でも、特に変わった感じはしませんでした。
構えやすいので、左右どちらにも打っていくことができましたが、あまり曲げたくないタイプのクラブです。
性格的にも 尖ったところがなく、素直なクラブだと思いました。
コストパフォーマンスの高いクラブです。
ADAMS GOLF IDEA HYBRID
- 2014年2月10日
- ADAMS GOLF
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