ピン ANSER ドライバー

ピン ANSER ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ピン ANSER ドライバー です。
INZ 70
シャフトは INZ 70 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は56g、トルクは5.1、キックポイントは中調子 です。
正面
早くもPINGのニュードライバーの登場です。
数年前まで、PINGのドライバーのサイクルはもっと遅かったように思うのですが、最近はすごく早く感じます。
『G20』や『i20』を始めて試打したときの印象が今でも強く残っています。
側面
シャローな形状であるところは、これまでのPINGのドライバーに共通するところだと思います。
最近はシャローでも叩けるドライバーが増えてきましたが、ひとつ前のモデルである『i20』はまさにそんなドライバーです。
ヘッド後方のウェイト
ヘッドの後方にウェイトが組み込まれているところも共通する部分だと思いますが、i20は大きく2つあったのに対し、このANSERは丸いものがひとつだけになっていて、とてもシンプルです。
このウェイトは交換することができるのでしょうか?
ネックの長さ
ネックは短めだと思いましたが、それほど珍しくは感じません。
ただ、i20が思っていた以上に長かった印象が残っているので、余計に短く見えたのかもしれません。
顔
顔も艶消しのブラックで、PINGらしい感じがします。
i20にすごく似ているな・・・。と思いました。
今度同時に試打することがあれば、見比べてみたいと思います。
ネック部分の調整機能
ただ、大きな違いは、やはりこのネック部分にある『調整機能』ではないでしょうか?
先日試打したスリクソンのドライバーもそうですし、PINGも、ついにこのようなシステムを採用することになったようです。
フェースアングルだけを変えるシステムなのかと思っていたのですが、店員さんの話ではロフトを少しだけ変えることができるようになっているのだそうです。
PINGとしては画期的なシステムだと思いますが、テーラーメイドの複雑なシステムを経験してしまうと、この調整機能はとてもシンプルに感じられます。
しかし、これからもっともっと発展していくのではないでしょうか?
振り感
素振りをしてみても、まずまずでしたが、黒という色のイメージほど、全体的な重量感を感じませんでした。
イメージ的にも『アスリートモデル』になっているのかと思ったのですが、実際はやや軽めです。
このドライバーもG20から続く『重ヘッド』になっているとの説明を受けたのですが、ヘッドの重さの割にはシャフトに重量感が感じられず、少しアンバランスになっているかな?と思いました。
少し軟らかめではありますが、まずまずの振り感です。
すごく工夫されたシャフトなのだそうですが、できれば違うシャフトで試してみたいと思いました。
しかし、この1本しか無かったので、このまま試打することにしました。
構え感
ボールを前にして構えてみても、やはりi20と似ているように感じられました。
なかなかいい構え感です。
ただ、フェース面が見え過ぎるところに違和感を憶えました。
このドライバーのロフトは『10.5度』ということですが、どう見ても、もっと寝ているだろう・・・。と思いました。
私の目の錯覚であればいいのですが、おそらくリアルロフトは10.5度ではないと思います。
こういったところは、あまり気にされない方も多いかもしれませんが、私は気になってしまいます。
球が高くあがり過ぎてしまいそうなところに、一抹の不安を憶えます。
なかなかいいイメージが出せませんでした。
それ以外は、特に不満に感じるところはありませんでした。
海外メーカーらしい『大らかさ』が感じられるドライバーだと思います。
長さは『46インチ』ということでしたが、それほど長いとは思いませんでした。
『長さ』に関しては、ヘッドの色が黒よりも白などの色のほうが短く見えると思うのですが、この『艶消しブラック』でも、それほど長く感じませんでした。
やはり、この長さに慣れてきたのでしょうか?
ただ、『気持ち短く』持ちたくなりました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』は、いい感じでした。
予想していた通りのフィーリングでした。
やはりi20とイメージがダブってしまいました。
打球音
『音も大きすぎずに、インパクトを邪魔しません。
気持ちよくフィニッシュまで振り切ることができました。
ボールをよく弾き飛ばしてくれているのが、この音から伝わってくるようでした。
トゥ側
球も、とてもよくあがりました。
正直、ちょっとあがり過ぎだと思いました。
弾道も高めで、もう少し低く抑えていきたいと思ってしまうほどでした。
バックフェース
『安定性』という点では、なかなかいい感じでした。
スイートエリアも結構広い感じがしますし、球が高くあがりやすい分だけ、直進性も強いような気がします。
結構アバウトに打っていったのですが、球筋はそれほど大きく乱れる感じはしませんでした。
いつもならば、ある程度イメージを出してからショットするのですが、今日は殆ど『ノーカン』のまま打っていきました。
しかし、それでもこのドライバーは反発することなく、軌道を乱さずにまとめてくれている感じがしました。
マイドライバーでは、なかなかこうはいかないな・・・。と思いました。
飛距離性能 
『飛距離性能』という点でも、PINGらしい高性能なところを感じました。
しかし、殆どi20と変わらないのではないか?と思いました。
今度打ち比べてみたいと思います。
このスペック(10.5度)だと、球が高くあがり過ぎてしまって、距離をロスしているように感じたので、違うスペックであれば、もっといい結果が得られるような気がします。
操作性
『操作性』という点では、まずまずだと思ったのですが、i20のほうが扱いやすかった印象があります。
やはり46インチという長さは、『操作する』という意味では私には長すぎますし、装着されているシャフトも私には難しく感じられました。
一応左右に曲げてみたのですが、それほど大きく曲がる感じはしませんでしたし、極端にやり過ぎてしまうと、とんでもない球が出たりしたので、慣れるまで少し時間が掛かりそうな感じがしました。
ヒール側
ピンらしい、高性能なドライバーだとは思いましたが、私はi20のほうがいい感じかな?と思いました。
勿論、ロフトやシャフトなどを変えると、もっと印象も変わってくるとは思うのですが、それでも私はi20のいいイメージが強く残っているので、このドライバーが大きく進化したとは思いませんでした。
しかし、この長さ(46インチ)で、これだけ振り切っていけるのが大きな長所だと思いますし、メーカー側の熱意が感じられるところでもあります。
PING ANSER DRIVER
『重ヘッド』というと、重くて振りづらいんじゃないかな・・・?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそんなことはないと思います。
もちろん、振ったときの感じ方は、人それぞれだとは思いますが、決してタフなドライバーではないと思います。
それよりも、やはり『チューニング機能』が付いたことが、このANSERドライバーの大きな特徴といっていいのではないでしょうか?
それ以外のスペックなどは、あまり大きく変わってはいないと思います。
PING ANSER DRIVER
正直言って、私は前のモデルであるi20のほうが好きですが、このドライバーにも大きな不満はありません。
チューニング機能以外、それほど大きく変わったところはないように感じましたし、このチューニング機能も次のモデルではもっともっと進化していくのではないでしょうか?
スリクソンのように、いきなりたくさんのチューニング機能がついた『フルモデルチェンジ』ではなく、あくまでも小さな変化である『マイナーチェンジ』にとどまっているような気がします。
基本性能は高いと思いました。
『飛距離』と『寛容さ』+『チューニング機能』が、このドライバーの大きなウリだと思います。
斬新さはあまり感じませんでしたが、また打ってみたくなるドライバーです。
そして、何より『コストパフォーマンスの高さ』が秀でています。
『G20』から続く、この流れは、この『ANSER』にも受け継がれているようです。
この性能で、この価格帯ならば、購入意欲を刺激される方も多いのではないでしょうか?
スリクソンのZ925もそうですが、そのポテンシャルの高さがありながら、価格が低く抑えられているのが魅力的です。
これからは、こういった『4万円台』『5万円台』の優れたドライバーも増えてくるのではないでしょうか?
ちょっと前まで安いクラブは、その性能や品質に疑問を感じてしまうことが多くありましたが、最近はこのPINGのクラブのように、低価格だからといって、品質が劣っているということはないと思います。
必ずしも『安かろう悪かろう』ということにはなっていないと思いますし、『親しみやすさ』も、そのクラブに対しての評価基準のひとつであるように思います。
全体的に高いレベルでバランスのとれたドライバーだと思いました。
ひとつどこかが秀でているということではなく、あくまでも全体のバランスが整っているという感じがしました。
これからも、こういった高性能でありながら、コストパフォーマンスに優れたドライバーにたくさん出会いたいです。