ゴルフクラブ試打日記。          

ドライバー最強トリオ

CRAZY CRZ435&EPON AF-101&GRAND PRIX GP PLATINUM 
<左>AF-101 <中>CRZ435 <右>GP PLATINUM
今日は、この素晴らしいという言葉では言い尽くせない、まさに『最強トリオ』と呼ぶに相応しい3つのドライバーを同時に手にすることができました。
といっても、真ん中のCRZ435は、私の今のメインドライバーです。
エポンとグランプリのドライバーは、友人から借りることができました。
この3つのドライバーを同時に手にすることができたので、すごくテンションが上がりました。
CB50W&FIREEXPRESS65&GRAND PRIX ORIGINAL

<上>CB50W(CRZ435)
<中>FIRE EXPRESS65(AF-101)
<下>GRAND PRIX ORIGINAL(GP PLATINUM)


<左>AF-101 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は69g、トルクは3.7、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は317gです。


<中>CRZ435 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。


<右>GP PLATINUM のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は315g です。


顔
<左>AF-101 <中>CRZ435 <右>GP PLATINUM
この3つのドライバーは、私の心の中に強く生き続けています。
といっても、私はゴルフクラブのメーカーなどに対する知識が慢性的に乏しく、グランプリは昨年、エポンは3年前に初めて手にしました。
JBEAMやCRAZYも、つい最近知ったばかりです。
3つとも、ややタイプが異なるドライバーではありますが、共通しているのは、
1.飛距離性能が圧倒的に凄い
2.打感などフィーリングがすごくいい
3.そして何より、球を打っていてすごく楽しい
ということです。
他のメーカーも素晴らしいドライバーがたくさんありますが、初めて出会ったときの『衝撃の大きさ』という点でも私の中では、この3本が群を抜いています。
この3本のドライバーを初めて手にして、1球目を打ってみて、その強烈すぎる飛距離性能に驚かされました。
3本とも、昨年以前に出会ったモデルですが、飛距離性能という点でも、今の大手有名メーカーの最新ドライバーに負けていません。
といいますか、確実に凌駕している・・・。といった感じさえします。
大量生産とは違う、少数生産による『精度の高さ』といったらいいでしょうか?
価格は高くなってしまいますが、その性能の高さには驚かされます。
オリジナルグリップ

<上>CRZ435
<中>GRAND PRIX GP PLATINUM
<下>AF-101
グリップはどれもラバータイプで、なかなかいい感じですが、私が一番好感が持てたのは、エポンのオリジナルグリップです。
日頃使い慣れているツアーベルベットと同じようなフィーリングでしたし、柔らかい感じがしました。
グランプリのグリップも、まずまずですが、クレイジーのこのグリップは私は正直いって、もうちょっと『ソフト感』が欲しいと思っています。
もちろん違和感を感じるほどでもないのですが、今度グリップ交換をするときは、ツアーベルベットか、それ以外のゴルフプライドのグリップにする予定でいます。
ヘッドカバー

<左>AF-101 <中>CRZ435 <右>GP PLATINUM
ヘッドカバーも三者三様です。
エポンとグランプリのカバーは、いわゆる『ハイソックス式』といったらいいでしょうか?
上から被せるタイプです。
一方クレイジーはマグネット方式で、真ん中から開くタイプです。
私はCRZ435を購入するときに、ヘッドカバーも当然付属しているのだろうと思っていたのですが、『別売り』と聞いて、このヘッドカバーを別に購入しました。
しかし、エポンやグランプリのドライバーを貸してくれた友人たちの話によると、ヘッドカバーは無料で付いていたのだそうです。
やっぱり、クラブ(ヘッド)を購入したら、ヘッドカバーを付けていて欲しい・・・。と思っています。
エポンなどのように、『付属させるタイプ』と『販売するタイプ』に分けてみるのもいいのではないでしょうか?
CRZ435 構え感

CRZ435
AF-101 構え感

AF-101
GP PLATINUM 構え感

GP PLATINUM
こうしてボールを前にして構えてみても、それぞれの個性が感じられます。
一番丸っこい感じはCRZ435で、おそらく重心距離は一番短いのではないでしょうか?
やや洋梨型といった感じで美しさや気品の高さが感じられるのはAF-101。
他の2つに比べ、『バルジ』が真っ直ぐに近く、ヘッド後方が少し伸びていて、いかにも直進性が強そうな印象を与えてくれるのがGP プラチナ。
どれも私の中で、かなり実績を積んでいるので、こうして構えるだけで、ボールがロケットのように速く力強く飛んでいくイメージがもてます。
CRAZY CRZ435

このCRZ435は私の大切な相棒で、いつも練習場やコースで大活躍してくれています。
ドライバーの練習が楽しくてたまりません。
前に進む『推進力の強さ』はピカイチですし、『操作性』という点でも、この3本の中で、一番高いです。
それはシャフトの性能によるところも大きいと思うのですが、何より日頃から使い慣れているのも、その大きな理由のひとつだと思います。
曲げる練習が大好きな私は、このドライバーでボールを曲げて楽しい時間を過ごしています。
ロフトが9.5度ですが、いわゆる『リアル』ですし、高くあがり過ぎないところも気に入っています。
何と言いますか、このドライバーを上手く打つコツは、『クラブが動きたいようにさせてあげる』ということに尽きると思っています。
こちらの思いもヘッドに伝えながら、そうするにはクラブがどう動きたがっているのか?ということに意識を向けると自ずとアドレスやスイングスピードや軌道が決まってくるような気がします。
このドライバーとシャフトにチェンジして、明らかに飛距離が伸びましたし、すごく得をした気分になります。
今、流通しているドライバーの中では、それほど『寛容さ』が感じにくいタイプかもしれませんが、決してシビア過ぎるタイプでもなく、ある程度の安定性はもっているドライバーだと思います。
私は『JBEAM』や『CRAZY』のクラブに接した経験は、まだ長くはないのですが、すっかりハマってしまいました。
EPON AF-101

次に、このエポン AF-101も、私の中では大きな存在感があるドライバーです。
このドライバーに初めて出会ったときの、あの衝撃の大きさは今でも忘れることができません。
その圧倒的な飛距離性能と、打感や音の良さにずっと魅了されました。
初めて試打したときに、大手有名メーカーの当時の最新ドライバーもあったので、比較してみようと思っていたのですが、あまりにも飛距離性能が違い過ぎるので、比較にならなかったこともよく覚えています。
『性能の凄さ』と『全体的な美しさ』が見事に両立されたドライバーだと思っています。
後継モデルの『AF-102』も、すごく好きなドライバーですが、私はやはりこの『AF-101』のほうが好きですし、初めて試打したときの印象が強いです。
しかし、このドライバーはもう廃番になっているそうで、新たに購入することができないことを知ってショックを受けました。
AF-101に初めて出会ったときに、いつか必ずこのドライバーを購入するぞ・・・。と決心していたのですが、とうとうその夢は破れてしまいました。
私はこのドライバーに出会って、すっかりエポンファンになってしまい、周りの友人たちにも勧めたりして、エポンユーザーが増えていったのですが、その私自身がこのドライバーを購入できなくなったことはすごい皮肉なことだと思いました。
しかし、友人たちの嬉しそうな顔を見ていると、このドライバーを勧めて良かったな・・・。と思えてきます。
彼らはエポンのドライバーを使いだして、明らかに飛距離が伸びてきましたし、昔から『クラブがスイングを教えてくれる』という格言があるように、彼らのスイングもすごく良くなりました。
シャフトと合わせると、1本10万円以上するので、なかなかすぐには購入できないですが、それに見合う価値のあるドライバーだと思っています。
ファイヤーエクスプレスも高性能なシャフトですが、クレイジーシャフトとの相性も素晴らしく、何度か試打して、すごく魅了されました。
AF-102もすごくいいドライバーなのですが、AF-101が買えなくなったのなら、AF-102にしよう・・・。とはなかなか思えない自分がいます。
『思い入れ』という部分でも、『AF-101』のほうが強いですし、試打した回数も圧倒的に多いです。
いつも、色々なクラブを試打していて、その都度自分の『購買意欲』と戦わなくてはならないのですが、今回のようなことにならないよう、少ない小遣いをやりくりして、日頃からコツコツとお金を貯めておかなくては・・・。と思いました。
GRAND PRIX GP PLATINUM

そして、昨年初めて出会い、昨年の『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝いた『GRAND PRIX GP PLATINUM』です。
このドライバーの顔を初めて見たときに、ちょっと特徴のある顔をしているな・・・。と思ったのですが、何球か打っているうちに全く気にならなくなりました。
その群を抜いた飛距離性能に強く驚かされました。
直進性が強く、安定感のあるドライバーです。
『寛容さ』という点では、この3本のなかで一番なのではないでしょうか?
左右に曲げることもとりあえずできましたが、あまり極端なことはしたくないドライバーです。
気持ちよく真っ直ぐ振り抜いていきたいドライバーです。
かなり高性能なクラブだと思いました。
ただ、この3本の中では、シャフトが一番馴染みにくいと思ったので、もし機会があれば、(三菱やグラファイトデザイン、フジクラ、マミヤ)といった大手有名メーカーのシャフトは勿論、クレイジーやファイヤーエクスプレスといった『フルレングス高弾性シャフト』でも試してみたいと思いました。
GPプラチナに出会ったのは久しぶりでしたが、改めて凄いドライバーだと思いました。
このドライバーは、まだ購入のチャンスがあるので、是非購入したいと考えています。
MADE IN JAPAN
 
この3つのドライバーに共通するのは、その性能の高さ以外にも『MADE IN JAPAN』ということを忘れてはいけないと思いました。
ゴルフクラブ以外でもそうですが、やはり日本製というのは品質が優れていますし、信頼感があり、何より安心できます。
コストパフォーマンスに優れた海外生産モデルにも魅力を感じますが、やはりいつもそばに置いておけるとしたら多少価格は高くても、こういったタイプかな?と思いました。
ゴルフクラブを『消耗品』『流行や年数によって変える』と考えるならば、コストパフォーマンスの高い、リーズナブルなクラブを選ぶのがいいのかもしれませんが、『永年の相棒』として考えると、価格だけでは決められないものもあるように思います。
勿論、リーズナブルなクラブでも、永年の友として活躍してくれる物もたくさんあるとは思うのですが・・・。
バックフェース

<上>CRZ435
<中>GRAND PRIX GP PLATINUM
<下>AF-101
大手有名メーカーのクラブが素晴らしいことは、昔から誰もが知るところだとは思いますが、そういった中で、この3本のようにそれほど知名度は高くなくても、高性能なクラブがまだまだたくさんあることを多くの方に知っていただきたいと思いました。
といっても、私もつい最近まで、これらのメーカーのことを何も知らなかったのですが・・・。
しかし、だからこそ、一人でも多くの方に、こういった素晴らしいクラブを試してみていただきたいと思いました。
今日は思いもかけずに、エポンとグランプリのドライバーを同時に借りることができて、CRZ435との『共演』が実現できたのですが、私はずっと夢見心地でした。
朝早くからマスターズを観ていて、寝不足で余計にテンションが上がっていたのかもしれないのですが、それにしても、今日はとてもラッキーな一日でした。
(ただ、タイガー・ウッズ選手がアイアンを蹴ってしまうシーンを見たときは、悲しくなってしまいました。プロ・アマ問わず、ゴルファーとしては絶対にやってはいけない行為だと思います。)
こういった素晴らしいクラブにたくさん出会える日本という国は、とても恵まれていると思いましたし、ある意味『ゴルファー天国』なのだと思います。
海外並みにプレーフィや練習場のボール代が安くなればもっといいのですが、こればかりは仕方のないことなのかもしれません。
今日はこの3本のドライバーの比較というよりは、最初から最後まで楽しんだ一日でした。
私は練習場では、ドライバーをそれほど多く打たないのですが、今日は200球以上打ってしまいました。
私が今すぐに思いつく『最強トリオ』と呼べる、まさに『極上』ドライバーたちでした。