ゴルフクラブ試打日記。          

クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー

クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー 
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
CRAZY CRZ-435 とtrpx D-013 ドライバー です。
CRAZY CB-50W&trpx X-LINE

<上>trpx X-LINE (trpx D-013)
<下>CRAZY CB-50W (CRAZY CRZ-435)



<左>trpx D-013 ドライバー のスペック
シャフトは trpx X-LINE です。
クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはSX、シャフト重量は67g、トルクは3.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は315gです。



<右>クレイジー CRZ-435 のスペック
シャフトはCRAZY BLACK 50Wです。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。



正面

久しぶりにtrpxのドライバーを試打することができたので、今日はマイドライバーと打ち比べてみました。
このtrpxのD-13というドライバーはとても気に入っていて、印象深いドライバーです。
いろいろなドライバーに出会ってきて、車好きの私は、そのドライバーの性能を『総排気量』で考えることがあります。
総排気量は『飛距離性能』が主なのですが、それ以外には『球質』なども関係してきます。
軽い球質で、風に弱い弾道を私は好まないので、排気量が小さくなります。
逆に、どちらかというとライナー系で風に強くランも稼いでいける弾道だと、排気量は大きくなります。
たくさんのドライバーに出会っていて、このドライバーは1500ccクラスだな・・・。とか、このドライバーは2000ccくらいかな?などと、ドライバーを試打して感じることがあります。
手前味噌になってしまうかもしれませんが、マイドライバーは、かなり総排気量が高いです。
購入してから数年が経ちますが、全く色褪せません。
むしろ、かなり信頼感が増しています。
マイドライバーと打ち比べてみたい・・・。と思えるドライバーは、実はそれほど多くありません。
年間で、おそらく数本だと思います。
このTRPXのドライバーは、その中のひとつです。
私は今年、S-013 ドライバーも試打したのですが、このD-013 ドライバーのほうが好きです。
側面

昨年、D-013を初めて試打したときに、すごく気に入り、マイドライバーと打ち比べてみたいと思っていました。
今日は、その思いが叶って嬉しく思いました。
両方とも立体的なヘッドです。
どちらもJBEAMのヘッドです。
私はJBEAMのドライバーが大好きです。
かなりポテンシャルが高いことは、これまでの経験で強く感じています。
とくにCRZ435(JBEAM BM-435)という素晴らしいドライバーを世に送り出してくれたことを、とても感謝しています。
マイドライバーには、いつもかなり助けられています。
ネック長さ

<左>D-013   <右>CRZ-435
ネックの長さは、右のCRZ435のほうが、少しだけ長く見えます。
顔

<左>D-013   <右>CRZ-435
どちらも丸っこくて、いい顔をしています。
弾道の力強さが、この顔を見ても伝わってきます。
こうして見比べてみると、CRZ435のほうが、小顔感がありました。
ヒール側

<左>D-013   <右>CRZ-435
ごくわずかの違いですが、左のD-013のほうが、クラウンの高さがあります。
振り感

<左>D-013   <右>CRZ-435
素振りをしてみても、どちらもとてもいい感じです。
ただ、日頃から使い慣れている分だけ、マイドライバーであるCRZ435のほうが親しみやすさを感じます。
ヘッドよりも、シャフトのスペックによる違いがあるからだと思います。
CRZ-435

CRZ-435
trpx D-013

trpx D-013
ボールを前にして構えてみても、どちらもすごくリラックスして構えることができました。
完全に『ホーム感』があります。
構えづらいクラブだと『アウェイ感』を感じることもあるのですが、この2つのドライバーだと、すごく安心して構えることができます。
アドレスがすぐに決まりました。
試打を開始しました。
フェース面

<左>D-013   <右>CRZ-435
『打感』は、どちらもすごくいいですが、敢えていうならCRZ435かな?と思いました。
慣れ親しんだフィーリングです。
バックフェース

『安定性』という点では、ほぼ五分といったところでした。
大きな違いは見られませんでした。
ただ、使い慣れたシャフトの分だけ、CRZ435のほうが私には易しいかな?と思いました。
トゥ側

<左>D-013   <右>CRZ-435
『球のあがりやすさ』という点では、D-013でした。
しかし、これはシャフトやロフトによる違いもあると思います。
打球音

『音』は、どちらも互角でした。
クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー

『飛距離性能』は、どちらもかなりのハイレベルですが、それでもやはりCRZ435のほうが、私には合いやすいかな?と思いました。
これは私が使いやすいように調整されているクラブなので、当然の結果といえるのかもしれません。
クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー

『操作性』という点では、ほぼ五分に近いですが、やはりマイドライバーのほうが使い慣れている分だけ、扱いやすいかな?と思いました。
クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー
 
昨年のクレイジーのショッキングな事件もあって、どうなるのかな?と思っていたのですが、違う会社に身売りされるという噂を以前から聞いていました。
新しい会社『シングルB』も応援したいと思いますし、TRPXもすごくいいので、こちらも応援したいと思っています。
ショッキングな事件があっても、クラブに罪は無いですし、私にとってとても頼もしい相棒であるのは間違いないので、まだまだ使い続けていきたいです。