ゴルフクラブ試打日記。          

JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST R-TITANIUM FW

JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST R-TITANIUM FW 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST R-TITANIUM FW のTOUR SPOON です。
UST mamiya PROFORCE VTS BLACK
シャフトは UST mamiya PROFORCE VTS BLACK です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は85g、トルクは2.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は348g です。
正面
ひと目見てプロシードだと解る、とてもカッコいいフェアウェイウッドです。
ツアースプーンという名前も、すごくオシャレだと思いました。
昨年試打した『JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST R-TOUR FW』と、すごく似ていますが大きな違いといえば、トゥ側とヒール側にあるウェイトでしょうか?
側面
ヘッドに『TITANIUM』と記されているので、このFWがチタンだということが解ります。
最近は少しずつフェアウェイチタンが復活してきたように思います。
FWはドライバーと違い、ヘッドを大きくする必要がないので、チタンにするメリットがあまり無いですし、チタンにすると高価になってしまうことも多いと思います。 
しかし、今はフェアウェイウッドの重要性もすごく増してきているように思いますし、これからもチタンや他の素材の物も登場してくるのかもしれません。 
ネック長さ
ネックの長さは、少し短めな感じもしますが、短すぎる感じはしません。
調整機能システムが付いていないからか、とてもシンプルに見えます。
球があがりやすそうな印象を受けます。
セミディープバック形状
最近はドライバーに限らず、フェアウェイウッドもシャローバック形状の物が多いので、このクラブには少し厚みを感じますが、それほど厚すぎる感じはしません。
セミディープバックといったところでしょうか?
クラウン自体の厚みも、それほど感じません。
やはり、フェアウェイウッドなので、直打ちしても球が浮きやすいように、あまりディープには作られていないのかもしれません。
顔
顔の良さはプロシードなので、ある程度期待していましたが、実際に見ても、その期待を裏切らない美しさでした。
丸っこくて、とてもいい顔をしています。
何だか可愛らしい感じがします。
正統派といえる顔だと思います。
ジャスティック プロシード ツアー コンクェスト R-TITANIUM FW
素振りをしてみても、かなりいい感じです。
フレックスは違うのですが、このプロフォースVTS BLACKは、私のスプーンにも試験的に挿していて、すごく気に入っています。
最初は値段が安いのに、とても扱いやすいシャフトだな・・・。と思っていたのですが、使う回数を重ねれば重ねるほど親近感が増しています。
このヘッドとの相性も良いと思いました。
構え感
ボールを前にして構えてみても、とてもいいです。
思わず目尻が下がってしまいます。
『昔ながらの構え感』といいますか、いいイメージがすごく出ました。
肩の力も抜け、楽な気持ちで構えることができました。
『ルンルン』といった感じで、鼻歌でも歌っていたくなるほど、気分が盛り上がってきました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』は、すごくいいです。
心地良い柔らかさを楽しむことができます。
やはりチタンヘッドの効果が、この打感にも活かされているのでしょうか?
打球音
『音』は、少しはっきり目の音ですが、とても心地いいです。
気分よく振り切っていけます。
打つ者に『爽快感』をプレゼントしてくれるクラブだと思いました。
ヒール側
『球のあがりやすさ』という点でも、いい感じでした。
球を拾いやすくて、適度にあがる感じです。
このスペックのシャフトだと、タフに感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、ヘッド自体はとても親しみやすくて敷居が高すぎない感じがします。
どちらかというとヒッタータイプの方に合いやすいような気もしますが、自分の好きなシャフトとの相性が良ければ、かなり易しく感じられるのではないでしょうか?
バックフェース
『安定性』という点では、まずまずだと思いました。
『つかまえ顔』というよりは『逃がし顔』に見えるのですが、球をしっかりと捕まえてくれました。
ラインも出しやすく、ブレる感じがしません。
トゥ側とヒール側に装着されているウェイトの効果も高いのでしょうか?
いわゆる『易し過ぎるクラブ』ではありませんが、それほどシビアな感じはしなかったので、好感をもたれる方も多いのではないでしょうか?
『構えやすさ』が『ラインの安定』を図るうえで、とても重要なことなのだということを、こういった美顔のクラブを試打していたら、いつも感じます。
飛距離性能
『飛距離性能』という点でも、いい感じでした。
気持ちよく振りきっていけたからなのか、ボールの勢いを強く感じました。
フェースの反発力も感じますし、初速も速い感じがします。
マットからの直打ちでも、ボールをしっかりと上げてくれ、キャリーを稼いでいってくれました。
操作性
『操作性』という点では、なかなかいい感じではあるのですが、できればあまり極端なことをせずに普通に打っていきたいと思いました。
私のようなフッカーにも易しいクラブだと思いますし、フェード系が持ち球の方も、球が逃げすぎないので扱いやすく感じられる方は多いのではないでしょうか?
適度な小顔感に加え、ややシャローになっているところ、2つのウェイトもよく効いていて、つかまりのいいクラブだと思います。
意図的に逃がしていけば、スライス系の球も打てますが、普通に打っている限り、球がつかまりきらずに逃げる感じはしませんでした。
シャフトを替えれば、もっとつかまりは良くなると思いますが、私は引っ掛かるのが嫌なので、これくらいがいいかな?と思いました。
JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST R-TITANIUM FW 
プロシードのクラブは、私はまだそれほど多くのクラブに出会ったわけではないのですが、とても好印象を持っています。
全体的な美しさや打感などが素晴らしいです。
『和の美しさ』といったらいいでしょうか?
海外メーカーのクラブとはまた違った趣(おもむき)がありますが、私はこういったクラブは大好きです。
このクラブでコースを回ってみたいな・・・。と思いました。
とても楽しい試打ができました。