- 1 EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバー を試打レビュー
- 2 EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバー完全レビュー|可変式機能搭載で進化した高性能ゴルフクラブ
- 3 はじめに
- 4 EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーの基本スペックと特徴
- 5 実際の使用者による口コミ・評価
- 6 EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーのメリット(長所)
- 7 EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーのデメリット(短所)
- 8 このクラブが合うゴルファー・合わないゴルファー
- 9 ヘッドスピード別適合性
- 10 シャフト選択の重要性
- 11 購入前の注意点とアドバイス
- 12 まとめ
- 13 製品スペック・特徴・評価まとめ表
- 14 出典元
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバー を試打レビュー
今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバー です。
シャフトは ATTAS RX SUNRISE RED です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスは5S、シャフト重量は58g、トルクは4.2、キックポイントは先調子、クラブ総重量は303g です。
待望のエミリッドバハマのニュードライバーです。
こうしてニューモデルを手にすることがで、早くもテンションはMAXにまであがりました。
それと同時に、すごく贅沢なことだな・・・。と思っています。
『マットブラック』『艶消しの黒』といっていいでしょうか?
高級感があるのはもちろんですが、あまりにも美しくて、見とれてしまいました。
エミリッドバハマのドライバーは美しいものが元々多いですが、どちらかというと『艶消し』というよりは『光沢感』のイメージが強いです。
このドライバーはCV8 ACEという名前で、以前試打したことのある『CV-8』の姉妹モデルなのだろうか?と思いました。
エミリッドバハマといえば、このライオンマークですね。
関係無いですが、私の星座は獅子座なので、ライオンには親近感をもっています。
ソールのフェース寄りにある、3つの小さなウェイトは定番化したような気がします。
数字が見られなかったので重さは分かりませんが、仮にひとつ2gだったとしても、計6gということになるので、ヘッドの重さがだいたい200g前後だとすると、結構なウェイトを占めています。
この位置にウェイトがあると、当然『浅重心』になりますが、ウェイトの重さを適切にすることで最大の効果が得られるのだと思います。
私はゴルフを始めてから、スライスやフックに悩んできましたが、一番悩みが深く、その対策に時間を費やしたのが『スピン過多』です。
当然、この位置に鉛を貼れば吹き上がりにくくなるというのは知っていたので、鉛を貼っていましたが、1枚か2枚を重ね貼りしたところで、効果は薄かったのかもしれません。
スピン過多が解消されず、スイングをいじりだして大きなスランプへと突入しました。
しかし今はこのように簡単にウェイトで調整でき、その効果は絶大です。
あの頃の私に、現在の高性能なドライバーを渡してやりたかった・・・。と、今でも思います。
ヒール側にも小さいウェイトが配置されていて、『3』という数字がありました。
トゥ側にもウェイトがひとつあります。
こちらは数字が無いので、重さは分かりません。
これらのウェイトは同じ大きさに見えますが、いろいろな重さのウェイトが用意されているのでしょうか?
もしそうだとすると、自分好みに調整できるのでさらに効果が高まります。
ヒールとトゥのウェイトはそれぞれ『垂直線上』にあるのではなく、『斜め』に配置されているのも特徴的で、これはメーカーによる深い研究によるものではないでしょうか?
そして、このドライバー(といいますか、エミリッドバハマ全体に言えることですが)が凄いのは、このような効果的で画期的で実現的なシステムが搭載されていても、デザインが一切崩れていないことです。
まずは『美しいデザイン』でクラブを設計し、そこから最大のパフォーマンスを出せるよう、『物理』という面で深い研究がなされ、設計・製造されているのでしょうか?
デザイナーも凄いと思いますが、それを製品として形にした生産者の技術も凄いと思います。
メーカー名やブランド、モデル名が控えめに描かれています。
他のメーカーでは『〇〇SYSTEM』『SPEED』『POWER』など、そのクラブの工夫や技術・プレイヤーの興味を引いたり満足度を高めたりする文字が描かれていることが多いですが、エミリッドバハマには一切ありません。
それでいて、抜群の性能をもっているのだから凄いな・・・。と思いますし、わざわざ書かなくても『打ってみれば分かる』というメーカーの自信があるからではないか?と思っています。
まさに「賢者は黙して語らず」といったところでしょうか?
そしてクラブを目にして興味を持つか持たないかは、そのクラブの『デザイン』にあります。
それがとても秀でているのがエミリッドバハマです。
エミリッドバハマのクラブを初めて手にしてから、まだ月日が浅いですが、素晴らしいドライバーにたくさん出会ったので、既に魅了されています。
ヘッドの大きさや形状は標準的です。
ネックは短いですが、バックフェースからネックにかけて、いい感じで『盛り上がっている』この微妙なライン(膨らみ)がたまりません。
低重心をウリにしているドライバーは、ここが『急角度』になっていて、薄く円盤のようになっていることもありますが、私はこのように重心を低く見せないドライバーに魅力を感じます。
ヘッドには『扁平感』よりも『塊感(かたまりかん)』が欲しいです。
ネックには調整システムが搭載されていて、これも最近のEMILLID BAHAMAでは定番となっています。
試打するのは、この『0』ポジションです。
他には1。
2。
3。
4。
5。
6。
7がありました。
7通りの調整ができるということでしょうか?
どのように『顔』が変わり、そして弾道や球筋が変化するのか、興味があります。
しかしベストポジションは、やはり『0』ではないかな?と思っています。
とても綺麗なフェース面です。
フェース中央のライオンマークはお馴染みです。
こうして見ているだけで、強烈な弾きを連想させます。
フェース面を触ってみたのですが、『オールフラット』で凹凸はありません。
昔からオールフラットのドライバーがありましたが、フラットでも、このように視覚的なデザインがあったほうが好きだ・・・。という方は多いのではないでしょうか?
実際はそのフェース面がフラットであっても、ここはドライバーの印象を決定づける重要なパーツでもあるので、何かしらの工夫が欲しいです。
ボールとの唯一の接点というだけでなく、『視覚効果』で私たちユーザーの興味を引く部分なのは間違いありません。
トゥ側には『FORGED』の文字。
これはたくさんのドライバーに見られますが、私が一番強く印象に残っているのは、あのモンスタードライバー『グランプリ GP PLATINUM ドライバー』です。
あのドライバーは、これからも私の心からいなくなることはありません。
シャローバックタイプですがシャロー過ぎず、適度な厚みがあるのがGOODです。
今はディープバックが受け入れられない時代のような気がします。
なのでシャローバックでありながら、いかにポテンシャルを高めていくか・・・。ということが勝負のような気がするのですが、研究が進んでいるのか、各メーカーから高性能なシャローバックドライバーがたくさん登場してきました。
『顔』は、なかなか良い感じです。
完全な球形というよりは、ヘッド後方が少し伸びていますが、これくらいであれば問題ないですし、このおかげで直進性が高そう・・・。と感じられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
ソールだけでなく、クラウンも艶消しで、とてもカッコいいです。
メタル全盛の時代は、このようなクラウンが多かったように思いますし、昔の良い記憶も蘇ってきました。
今はカーボンクラウンが多いので、このドライバーも近くで見てみたのですが、どうやら違うようです。
しかしカーボンクラウンに『塗装』をして、カーボンの模様を消すことはできますが、それではわざわざカーボンにする必要が無くなるので、どのメーカーもやらないと思います。
カーボンクラウンは素晴らしい技術だと思いますが、それにこだわっていません。
カーボンクラウンはもちろんですが、『フルチタン』にも素晴らしいドライバーがたくさんあるからです。
EMILLID BAHAMAといえば、このグリップです。
とてもオシャレで見た目のインパクトもあります。
フィーリングも良く、『厚み』を感じさせてくれるグリップです。
私はビギナー時代から、グリップにはすごく関心を寄せていました。
それはゴルフを始める前から、野球やテニス・バドミントン・ビリヤードなどをやってきたからかもしれません。
いろいろなグリップを試してきて、その『表面』といいますか、『パターン』も大切ですが、『厚さ』にも関心がありました。
できるだけシャフトに近い(シャフトと手の距離が近い)ほうが良いのではないか?
そのほうがダイレクトに感覚が伝わりやすいのではないか?と思って、厚みがなく薄いグリップをドライバーに挿してきました。
しかし何度か繰り返すうちに『薄すぎないほうがいい』という結論に達しました。
適度な弾力と厚みの重要性に気づき、今もそれにこだわっています。
そういったことからも、このグリップは良い感じです。
何となくですが、『ハードな気持ちにさせない』といいますか、『癒やしてくれる』『心を穏やかにしてくれる』グリップだな・・・。と思いました。
グリップの色にこだわりはありませんが、私は黒を使うことが多いので、このグリップの『ブラックバージョン』も見てみたいです。
素振りをしてみると、結構先が走る感じがします。
久しぶりのアッタスシャフトですが、ちょっと印象が変わったように思いました。
とはいっても、アッタスのシャフトのラインアップも豊富なので一概には言えませんが・・・。
アッタスといえば『参上』が最もインパクトがあったでしょうか?
私は緑が印象的だった『4U(フォーユー)』も好きでした。
モデル名(登場する順番)とダジャレといいますか、文字の組み合わせのセンスが良いな・・・。と思っていました。
このクラブは全体的に少し軽く感じますが、特に不安に感じるところはありません。
むしろ、今はこれくらいがスタンダードではないでしょうか?
ボールを前にして構えてみても、なかなか良い感じです。(しかしもっと美顔を予想していました。)
10度のせいでしょうか?
フェース面がよく見えて、高弾道のイメージが浮かんできました。
フェース面の向きは自然な感じで方向性への不安はありません。
どちらかといえば『つかまえ傾向』のフェースの向きですが、最近のドライバーの中では控えめなほうだと思います。
『艶消しクラウン』がとてもいいですね。
これならどんな天候でも眩しくない、『万能クラウン』といっていいと思います。
マシンテストなら、この項目は不必要かもしれませんが、実際に使うのは人ですし、様々な状況に応じたクラブ開発が求められますが、そういった点でも、このような『艶消し』は大きな意味があるのではないでしょうか?
必ずしも艶消しでなければならないということはないですし、光沢感のあるクラウンを好まれる方もたくさんいらっしゃると思いますが、『艶消しクラウン』が大きなアドバンテージであることは変わりません。
試打を開始しました。
一球目から、このドライバーから放たれる強烈且つ高速弾道にビックリし、ハッとなりました。
飛距離性能は『すこぶる』高いです。
これまでエミリッドバハマのドライバーをいくつか試打しているので、『飛び』という点で、これは当たり前のことなのかもしれませんが、今日はちょっと油断していたといいますか、他のこと(艶消しクラウンはいいなぁ・・・。など)を考えながら一球目を打って、改めてその凄さを実感させられました。
『空気を切り裂く』『重力を感じさせない』『一瞬で遠くへ』・・・。様々な表現が当てはまります。
『この弾道は空論ではなく、理屈』だ』という言葉が浮かびました。
強烈な弾道なのですが、それを『熱』で例えると『炎』ではなく、『氷』です。
格闘技の選手でいうと、エメリヤーエンコ・ヒョードル選手かな・・・?などと考えていました。
飛んでいくボールが一瞬氷のように見えたからなのかもしれません。
強さだけでなく、常に安定していて『感情(この場合は弾道)の起伏』を感じさせなかったからだと思いまます。
丸い氷をパチンコに乗せて、目一杯伸ばして一気に放出していく感じ・・・。といったらいいでしょうか?
弾道を目で追いながら、そのようなことを考えていました。
『打感』はとても良いです。
柔らかいというよりは、どちらかというと『しっかりした』といいますか、硬くなく程よい手応えが伝わってきて、『サクサク』打てちゃいます。
粘り気が無く、それでいて硬すぎない質感の物体を運んでいるような感覚・・・。
上手く表現できないのですが、このように感じました。
『音』は良いです。
大きめでやや高めの音ですが嫌な音ではなく、むしろ爽快感を味わえる音で好感が持てました。
一球目から、心地良い音で、さらにテンションが高まります。
『球の上がりやすさ』という点では、ロフト(10度)の効果もあったのか、高弾道で飛んでいきました。
構えたときから高い弾道をイメージしていたのですが、実際はそれよりも少し高い弾道です。
ロフト10度以上の飛びだな・・・。と思いました。
これまでの多くの『ハイロフト』のドライバーは、高い打ち出しがありながら、失速するのも早く、落下角度が急で距離を出すのが難しいです。
しかし、このドライバーが放つ弾道は、高く打ち出されながら、なかなか落ちてきません。
野球に例えると、『初速とホームベース付近のスピード』があまり変わらないピッチャーといったらいいでしょうか?
バッターは球が浮き上がっているように見え、バットに当てるのは困難です。
弾道が高いドライバーではありますが、日頃超シャローを使っていて、それが合っている方には合いづらいところがあるかもしれません。
明らかに『叩いていく』べきドライバーだと思います。
プレイヤーは叩いていって、それをこのドライバーが適度にスピンを抑えながら、前へ強く弾き飛ばしていく・・・。という共同作業で飛ばしていけます。
もちろんこれはロフトや装着するシャフトにもよるところが大きいと思いますが、基本的にはHSが速めの方に合いやすいのは間違いありません。
『安定性』という点では、反発エリアも広く安定していると思いますが、私には球のつかまりが良すぎる感じがしました。
構えたときから、つかまりが良さそうに見えていたのですが、その通りになりました。
装着しているシャフトも基本的に球をつかまえるシャフトだと思いますし、日頃球のつかまりが弱いと感じておられる方には、このドライバーはとても合いやすいのではないでしょうか?
『操作性』という点では普通で、基本的にはあまり操るタイプではないのかもしれません。
今のドライバーの中では、結構厚みがあるほうだと思いますが、その中でも『オートマ性』を感じました。
左へ行きやすいと感じましたが、右に曲げるのは難しいです。
このヘッドだけでなく、シャフトも右へは曲げづらいように感じました。
極端なフックフェースではないし、とても構えやすいですが、球のつかまりがいいので、ここに魅力を感じられる方は多いのではないでしょうか?
球を安定してつかまえてくれて、弾きが良く、強い球を量産してくれるドライバーです。
『美』と『パワー』の両立ができているドライバーといっていいのではないでしょうか?
クラブの美しさばかりに気を取られ、肝心の基本性能が劣っているドライバーは使えません。
しかし、いくら飛んで曲がらないドライバーであっても、チープであれば興味がもてません。
そんな難しい課題を見事にクリアしているドライバーだと思います。
美しいクラブを目にしたい・・・。という方には、ぜひこのドライバーを手に取っていただきたいです。
もちろんデザインの好みは人によって違いますが、少なくともこのドライバーを見て、『大雑把』とか『チープ』など、ひどいデザインだという人はいないのではないでしょうか?
そう断言できるくらい、このドライバーの美しさに魅了されました。
見ているだけで癒やされます。
ドライバー最大のミッションは『遠くへ飛ばすこと』です。
もちろん『安定して』とか、『ミスに寛容』『球があがりやすい』など、様々な項目がありますが、遠くへ飛ばすこと。
これこそが、多くの人がドライバーに求めている部分ではないでしょうか?
そういうことを含め、だいたいですがHS45以上の方に試していただきたいです。
それとドロー系よりもフェードヒッターの方との相性が良いと思われます。
名前の通り、このドライバーが『エースに昇格』する方も増えるのではないでしょうか?
つかまりの良い『豪打ドライバー』です。
美しくて、まずは目の保養をさせてもらって、実際に打って今度はその弾道の力強さ・美しさに目を奪われる・・・。
一球目から、衝撃的な弾道を描いてくれました。
注文をつけるとするならが、もっと顔が良くなって欲しいということと、球のつかまりを弱くして欲しいということです。
しかしこれは私の好みの問題もありますし、この顔が好きで、このドライバーの球のつかまりやすさに満足しておられる方はたくさんいらっしゃると思います。
昔から、日本の地クラブメーカーは高品質・高性能でありながら、価格面と宣伝で大手(特に海外メーカー)の後塵を拝してきました。
しかし今はどのメーカーもかなり値上げされていて、値段の差が無くなりました。
大手有名メーカーのクラブしか使いたくない・・・。
誰もが知っていて、みんなと同じメーカーのクラブを使いたい・・・。という方にはあまりおすすめはできませんが、クラブの品質や性能に強い関心をもっておられる方には、是非日本の地クラブメーカーをオススメしたいです。
その中でも、特にエミリッドバハマはおすすめのひとつです。
美しさと性能のどちらも犠牲になっておらず、高いレベルで実現できている。
それがEMILLID BAHAMAというクラブです。
先ほども書きましたが、ある程度のHSを必要とするので、『誰にでも』というわけにはいきませんが、ロフトやシャフトを選び、そしてこのドライバーには調整システムが搭載されているので、かなり弾道や球筋の調整もできるのではないでしょうか?
その懐の深さも、このドライバーのウリです。
打つ前からワクワクさせてくれ、打っているとき、打った後もずっとワクワクが続くドライバーでした。
また機会があれば、エミリッドバハマのクラブを試打したいです。
項目 | 内容 |
---|
モデル名 | EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバー |
シャフト | ATTAS RX SUNRISE RED |
ロフト角 | 10度 |
クラブ長さ | 45.75インチ |
シャフトフレックス | 5S |
シャフト重量 | 58g |
トルク | 4.2 |
キックポイント | 先調子(ハイキック) |
総重量 | 303g |
特徴 | ・艶消しクラウンの高級感と美しさ ・3つの可変ウェイトで浅重心&低スピン設計 ・7段階の調整システム搭載 ・強弾道&高打ち出しで飛距離性能抜群 ・球のつかまりが良く、ドロー系ヒッターに相性◎ |
推奨ゴルファー層 | HS45m/s以上の中~上級者、フェードヒッター、飛距離を求めるゴルファー |
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバー完全レビュー|可変式機能搭載で進化した高性能ゴルフクラブ
はじめに
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーは、圧倒的な飛距離性能と独自の美しいデザインで多くのゴルファーを魅了してきたCV8ドライバーの進化版として登場した高性能ゴルフクラブです。本記事では、このドライバーの詳細なスペック、実際の使用者の口コミ、メリット・デメリット、適合するゴルファータイプまで、購入を検討されている方が知りたい情報を網羅的にお届けします。
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーの基本スペックと特徴
主要スペック一覧
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーの基本仕様は以下の通りです:
- 番手: 1W
- ロフト角: 9°〜13°(可変式)
- ライ角: 59°
- ヘッド体積: 460cm³
- 価格: ヘッド単体(スリーブ付)88,000円(税込)
革新的な可変式機能を搭載
CV8 ACE ドライバーの最大の特徴は、従来のCV8シリーズから新たに搭載されたスリーブによる可変式機能です。この機能により、以下の調整が可能となりました:
- ロフト角調整: 9°から13°まで細かな調整が可能
- ライ角調整: プレイヤーの体格やスイングに合わせた最適化
- フェース角調整: 球筋のコントロールが向上
この可変式システムにより、プレイヤーそれぞれのスイングや球筋に応じた最適な弾道調整が実現しています。
ハイグレードチタン素材採用
ヘッド素材には前作同様、剛性と反発性に優れたハイグレードチタンを採用。この素材選択により、高い反発性能を維持しながら、耐久性も確保されています。
最新の重心設計技術
CV8 ACE ドライバーでは最新の重心設計技術が採用され、以下の性能向上が図られています:
- 強い高初速弾道の実現
- 安定したスピンコントロール
- 空力性能の向上
- アドレス時の構えやすさの追求
実際の使用者による口コミ・評価
高評価の口コミ
実際の使用者からは「よく飛ぶとネット記事を見て5月に10,5度を購入。以前はsim2(10,5度)がエースでしたが、完全にバハマです。飛距離は10ヤードは伸びました」という飛距離性能への高い評価が寄せられています。
また、「フェースに刻まれたライオンの顔に当たるとかなり飛距離が出ます。芯に当たった時の打感、打音は高めの音で爽快です」と、特徴的なフェースデザインと打感・打音についても好意的な評価を得ています。
打感・打音に関する評価
試打レビューでは「打感はソフトというよりは、しっかりした感じですが、硬くなく嫌な余韻も残りません。芯のある打感で、ボヤけたところがないのがいいです」と評されており、多くのゴルファーに好まれる打感を実現しています。
音に関しても「とても素晴らしいです。爽快感を与えてくれる音で、打っていて心地よくなりました」との評価があり、気持ちよく打球できる設計となっています。
CV8シリーズ全体への評価
「CV8シリーズはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ全て良いです。全部当てはまるのですが飛距離性能が高く、とにかく低スピンで曲がらない」という評価もあり、シリーズ全体での高い性能が評価されています。
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーのメリット(長所)
1. 圧倒的な飛距離性能
多くの使用者が実感している最大のメリットは、その飛距離性能です。従来使用していたドライバーから10ヤード以上の飛距離向上を実現したケースも報告されており、飛距離を求めるゴルファーにとって大きな魅力となっています。
2. 可変式による細かな調整機能
新たに搭載された可変式機能により、以下の調整が可能です:
- ロフト角の細かな調整(9°〜13°)
- ライ角の最適化
- フェース角の調整
これにより、個々のゴルファーのスイング特性に合わせた最適なセッティングが可能となります。
3. 優秀な方向性・直進性
「とにかく低スピンで曲がらない。曲がらないというのは現場でとても助かります」という評価があるように、方向性の安定性も高く評価されています。
4. 高品質な打感・打音
しっかりとした芯のある打感と、爽快感のある打音により、多くのゴルファーが気持ちよく使用できる設計となっています。
5. 高級感のあるデザイン
バハマらしい高級感ある仕上がりを維持しつつ、フェースに刻まれたライオンの顔などの特徴的なデザインが多くのゴルファーに支持されています。
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーのデメリット(短所)
1. 高価格帯のゴルフクラブ
ヘッド単体で88,000円(税込)という価格設定は、一般的なドライバーと比較して高価格帯に位置します。シャフトを含めた完成品では10万円を超える投資となるため、予算に制約があるゴルファーにとってはハードルが高い可能性があります。
2. 低スピン特性による課題
「低スピン過ぎて止めづらいのか?と感じますので、FW、UTに何を求めるかによってCV8の評価は変わってくると思います」という評価があるように、低スピン特性が状況によってはデメリットとなる場合があります。
3. ある程度の技術レベルが要求される
高性能なドライバーであるがゆえに、その性能を十分に引き出すためにはある程度の技術レベルが必要となる可能性があります。
4. シャフトとの相性が重要
「相性のよいシャフトを見つけてヘッドの高性能を引き出せる逸品だと思います」という評価があるように、最適な性能を発揮するためにはシャフト選びが重要となります。
このクラブが合うゴルファー・合わないゴルファー
CV8 ACE ドライバーが合うゴルファー
1. 飛距離向上を最優先に求める上級者
- ヘッドスピード43m/s以上のパワーヒッター
- 現在使用中のドライバーに物足りなさを感じている方
- 細かな弾道調整を行いたい技術志向のゴルファー
2. 方向性を重視するゴルファー
- 低スピンで直進性の高い球筋を求める方
- OBを減らしてスコアアップを図りたい方
3. 高品質なクラブを求めるゴルファー
- デザイン性と性能を両立したクラブを求める方
- 長期的な投資として考えられる方
CV8 ACE ドライバーが合わないゴルファー
1. 予算に制約があるゴルファー
- 10万円以下でドライバーを探している方
- コストパフォーマンスを最重視する方
2. ヘッドスピードが低いゴルファー
- ヘッドスピード40m/s未満のゴルファー
- 球が上がりにくいと感じる方
3. シンプルな操作性を求めるゴルファー
- 複雑な調整機能を必要としない方
- 買ってすぐに最適な状態で使いたい初心者
4. 高スピンボールを求めるゴルファー
- グリーンでの止まりやすさを重視する方
- 低スピン特性が合わないスイングタイプの方
ヘッドスピード別適合性
ヘッドスピード45m/s以上
最も適合性が高く、CV8 ACE ドライバーの性能を最大限に活用できるレンジです。飛距離・方向性ともに大幅な向上が期待できます。
ヘッドスピード40-44m/s
適切なシャフト選択により、優秀な性能を発揮します。可変式機能を活用した細かな調整が効果的です。
ヘッドスピード35-39m/s
使用可能ですが、ロフト角やシャフト選択により慎重な検討が必要です。試打での確認を強く推奨します。
ヘッドスピード35m/s未満
推奨されません。より適したモデルの検討をお勧めします。
シャフト選択の重要性
CV8 ACE ドライバーの性能を最大限に引き出すためには、シャフト選択が極めて重要です。
推奨シャフトタイプ
- パワーヒッター: 重量70g以上のシャフト
- 中級者: 重量50-60g台のシャフト
- 技術重視: 手元調子のシャフト
- 飛距離重視: 先調子のシャフト
実際の使用者からは、テンセイ1Kブルー、ベンタスブルー、テンセイCKオレンジなどとの組み合わせで良好な結果が報告されています。
購入前の注意点とアドバイス
1. 必ず試打を行う
高価格帯のドライバーであるため、購入前の試打は必須です。自分のスイングとの相性を十分に確認しましょう。
2. フィッティングサービスの活用
可変式機能を最大限に活用するため、プロによるフィッティングサービスの利用を強く推奨します。
3. シャフト選択の重要性
ヘッドの性能を引き出すためには、適切なシャフト選択が不可欠です。複数のシャフトでの試打を行いましょう。
4. 長期的な投資として考慮
高価格ですが、長期間使用することを前提とした投資として考えることで、コストパフォーマンスを向上できます。
まとめ
EMILLID BAHAMA CV8 ACE ドライバーは、従来のCV8シリーズの優れた飛距離性能を継承しながら、新たに可変式機能を搭載した進化版ドライバーです。圧倒的な飛距離性能、優秀な方向性、高品質な打感・打音を実現しており、上級者を中心に高い評価を得ています。
一方で、高価格帯であることや、最適な性能を発揮するためにはある程度の技術レベルとシャフト選択の知識が必要という側面もあります。
購入を検討される際は、必ず試打を行い、可能であればプロによるフィッティングサービスを活用することで、このドライバーの真の性能を体感することをお勧めします。
適切に使用すれば、ゴルフライフに大きな変化をもたらす可能性を秘めた、優秀なゴルフクラブと言えるでしょう。
製品スペック・特徴・評価まとめ表
項目 | 詳細 |
---|---|
基本スペック | |
ブランド名 | EMILLID BAHAMA |
モデル名 | CV8 ACE |
番手 | 1W(ドライバー) |
ロフト角 | 9°〜13°(可変式) |
ライ角 | 59° |
ヘッド体積 | 460cm³ |
価格 | 88,000円(税込、ヘッド単体) |
主要特徴 | |
可変式機能 | ○(ロフト角・ライ角・フェース角調整可能) |
ヘッド素材 | ハイグレードチタン |
重心設計 | 最新技術採用 |
デザイン | 高級感ある仕上がり、ライオンフェース |
性能評価 | |
飛距離性能 | ★★★★★ |
方向性 | ★★★★★ |
打感 | ★★★★☆ |
打音 | ★★★★★ |
調整機能 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
適合ゴルファー | |
推奨ヘッドスピード | 43m/s以上 |
技術レベル | 中級者〜上級者 |
重視する性能 | 飛距離・方向性重視 |
予算 | 10万円以上 |
主な長所 | |
1 | 圧倒的な飛距離性能(10ヤード以上の向上報告あり) |
2 | 可変式による細かな弾道調整 |
3 | 優秀な方向性・直進性 |
4 | 高品質な打感・打音 |
5 | 高級感のあるデザイン |
主な短所 | |
1 | 高価格(10万円超の投資が必要) |
2 | 低スピン特性による課題 |
3 | ある程度の技術レベルが要求される |
4 | シャフトとの相性が重要 |
口コミ評価ポイント | |
飛距離向上 | 「10ヤード飛距離が伸びた」との報告 |
打感・打音 | 「芯のある打感」「爽快な打音」と高評価 |
方向性 | 「低スピンで曲がらない」と安定性を評価 |
調整機能 | 「ヘッドバランス調整に重宝」との声 |
出典元
- 株式会社グランプリ公式サイト – CV8 ACE製品ページ (https://gp-golf.com/products/571.html)
- my caddie(マイキャディ) – グランプリ/EMILLID BAHAMA/CV8 ドライバーの口コミ評価
- my caddie(マイキャディ) – EMILLID BAHAMA/CV8 ユーティリティのクチコミ評価