テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッドを試打レビュー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッド の5番 です。

シャフトは TENSEI RED TM50 です。
ロフトは18度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は52g、トルクは5.0、キックポイントは中調子 です。

ステルスレスキューのフェアウェイウッドです。
先日、ドライバーを試打しましたが、フェアウェイウッドを試打する機会に恵まれました。
ちょうど一年前に前のモデルを試打したのですが、とても早く感じられますし、よく似ています。

かなりシャローな感じがします。
前のモデルもシャロータイプでしたが、さらに拍車が掛かったようです。
今度機会があれば、見比べてみたいです。

SPEED POCKETがあり、これは過去のモデルと変わりません。

溝ではなく、このように『段差』のようになっているのも変わりません。

ネックの長さは適度にあります。
調整システムが搭載されていないので、不満に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、私はこのほうが好きです。
SPEED POCKETはありますが、ウェイトも搭載されていないですし、比較的シンプルな造りになっています。
テーラーメイドはドライバーだけでなく、フェアウェイウッドやレスキューにも『ウェイト移動システム』を採用していましたが、最新モデルで搭載していないということは、ウェイトを移動させて設計自由度を下げるよりも、ウェイトをつけないでヘッドの性能アップを目指しているということなのでしょうか?

かなりのシャローバックですが、クラウンは少し盛り上がっているように見えます。

フェース面のトゥ側には『TWIST FACE』の文字があり、これも前のモデルと同じです。
こうして見ても、どこが進化したのか分かりません。
ただ、見えないところ(ヘッド内部)に新たな技術が注ぎ込まれているのではないでしょうか?

装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。
前のモデルもいい感じでしたが、私はこのほうが好きです。

顔も、前のモデルより好感が持てます。
前のモデルはクラウンが『コールタール』のようで、イマイチだな・・・。と思っていました。
このクラブもカーボンクラウンのようで、『つかまえ系』の顔です。
そして、その『つかまえ度』がさらに強くなったように感じます。
フェアウェイウッドは元々小顔なので、ドライバーのようにフェースを被せる必要はないと思うのですが、今はフックフェースが『ニュートラルな時代』なので、これも仕方ないのかもしれません。
右に行くミスはすぐに修正できますが、左に行き出すと連発しますし、対処が難しいです。
もう少しトゥ側が『開けている』といいますか、逃がすようにカーブしていると、もっと好感が持てるのですが・・・。

素振りをしてみると、軽量感もあり軟らかさも凄いです。
線が細いシャフトだな・・・。と思いました。
TENSEIといっても、いろいろなタイプがあるようです。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずです。
フェースが左を向いているように見える以外、特に不満はありません。
いわゆる『つかまえ系』の顔にも、『巻いちゃうタイプ』と、『最初から真っ直ぐ左に飛び出していくタイプ』があるのですが、このクラブは後者です。
打ち出し方向がそもそも左を向いているので、右に向き直して構えました。
フェースは左を向いているけど、やっぱり黒いヘッドはいいな・・・。と思いながら見ていました。
苦手なところではなく、なるべく好感が持てるところを探していくのが、クラブと付き合うコツだと私は思っています。
それで上手く相殺できればいいのですが、現実はなかなか上手くいきません。
試打を開始しました

『打感』は、なかなかいい感じです。
ソフトというよりは、ややしっかりめな打感ですが、球の質感も感じ取れましたし、実戦向きの打感だと思います。
おそらく、前のモデルと変わらないような気がしました。

『音』は、ややはっきりしていて、少し耳に響きましたが、高すぎず大きすぎず好感がもてます。
最近のテーラーメイドのウッド系のクラブは音が読めなくなっていて、実際に打ってみないと分かりません。
なので、いつもドキドキしているのですが、今回も苦手な音ではなかったのでホッとしました。

球はすごくあがりやすいです。
打つ前から、ヘッドの形状を見て予想していましたが、その通りのあがりやすさ・弾道の高さでした。
もちろん、クリークということもあると思いますし、シャフトもあがりやすい性質をもっているのだと思います。
ステルスはSIMに代わる、契約プロ使用モデルだと思いますが、プロはもちろん、ビギナー・アベレージの方まで、幅広く使ってもらいたい・・・。というメーカーの思いが伝わってきました。
正直、上がりすぎだな・・・。と思ったので、私がコースでこのクラブを使うことは無いと思います。
それくらい、弾道が高くてイージーなクラブです。

『安定性』も高く、シビアさは全く感じません。
今のイージー系FWの中では普通といいますか、もうこれ以上寛容にはできないのではないか?と思えるほど、同じようなタイプで溢れかえっています。
球のつかまりが良く、右にフケる感じはしないので、スライサーの方にはとても易しく感じられるのではないでしょうか?

『飛距離性能』はなかなかいい感じではありますが、元々テーラーメイドのFWは高性能なものが多いですし、前のモデルと比べても、特に飛距離が伸びたという印象はありません。
それはこのクラブの性能が低いのではなく、元々もっているスキルが高いということです。

『操作性』という点では、少し苦労しました。
フェースが被っているということもありますし、シャフトがなかなか対応してくれないといいますか、扱いづらい感じがして、思うように打てませんでした。
先ほども書きましたが、右には行きづらいので、スライサーの方には頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?
私は何とか左に行きすぎないよう、気を遣いながらの試打となりました。
試打後の感想

イージー系でハードルを下げた、プロ使用ブランドといったところでしょうか?

ビギナーやアベレージの方はもちろん、これまでグローレを使ってきた・・・。というシニアの方にも親しみやすい性格をしていると思います。
最大の特長は『球のあがりやすさ』です。
次に『球のつかまりやすさ』が挙げられます。

ティアップしなくて直打ちでこれだけ高くあがってくれるのだから、今度はスプーンで試してみたいです。

私にはシャロー過ぎるので、そこがどうしても気になりますが、今はこの薄さが主流なのだと思います。
試打しながら、前のモデルであるステルスと、どこが変わったのか、進化したのか探っていたのですが、とうとう分からないまま、予定の時間が来てしまいました。
テーラーメイドらしい、オートマチック系クリークなのは間違いありません。

クラウンが少し良くなったのと、球のつかまりがさらに良くなったくらいしか感じられませんでしたが、これも人気が出るんだろうな・・・。と思いながら、練習場を後にしました。
☆
構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッド
はじめに
テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッドは、ゴルファーの間で注目を集めているクラブで、その優れた飛距離、許容性、そして操作性に優れたパフォーマンスを提供します。本レビューでは、テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッドの特徴、長所・短所、実際のパフォーマンス、どんなゴルファーに最適かを詳細に分析し、実際に試打した結果を元に解説します。
主な特徴とテクノロジー
構造と素材
テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッドは、**ステンレススチール(450SS)**を使用し、3Dカーボン冠技術を搭載しています。この技術は、ヘッドの重量配分を最適化し、より高い打ち出し角度と優れた許容性を実現します。さらに、Stealth Faceテクノロジーが搭載されており、ボールスピードを向上させ、飛距離を伸ばすとともに、インパクト時のソフトでレスポンシブな感触を提供します。
カーボンクラウン: 従来の素材よりも軽量で、低重心設計に貢献し、飛距離と打感の向上を実現。
Vステールソールデザイン: トラブルの多いライからでもスムーズにヘッドを進ませ、引っかかりを減少させます。
ツイストフェース技術: オフセンターヒットを修正し、誤差を最小限に抑えることができます。
ロフトとシャフトの選択肢
STEALTH2 フェアウェイウッドは、3W(15°)、5W(17°)、**7W(21°)**のロフト角があり、幅広いゴルファーに対応します。シャフトは、TENSEI RED TM50(S, SR, Rのフレックス)、Speeder NX Green 60(複数のフレックス選択肢あり)など、プレイヤーのスイングスピードに応じた最適な選択肢があります。
これにより、プレイヤーは自分のスイングスタイルや要求に合わせてクラブを調整できます。
スペック
ロフト角: 3W(15°)、5W(17°)、7W(21°)
フェース素材: ステンレススチール(450SS) + 3Dカーボンクラウン、Stealth Faceテクノロジー
シャフト素材: TENSEI RED TM50 または Speeder NX Green 60
ヘッドサイズ: ロフトにより異なり、特に高ロフトのモデルは許容性が高く設計されています
グリップ: Lamkin Crossline 360 Black/Red CP
バランス: 3W(D2)、5W(D3)、7W(D3)
パフォーマンス分析
飛距離とボールスピード
テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッドの最大の特徴は、ボールスピードと飛距離の優れた性能です。Stealth Faceテクノロジーにより、オフセンターヒットでもボールスピードが維持され、距離のロスが最小限に抑えられます。特に、**3W(15°)**はティーショットでの最大距離を提供し、**5W(17°)と7W(21°)**はアプローチショットに最適です。
3W(15°): 高い飛距離を求めるゴルファーに最適なクラブで、特に速いスイングスピードを持つプレイヤーに有利です。
5W(17°): 距離とコントロールのバランスが取れており、安定した飛距離を提供します。
7W(21°): より高い打ち出し角度を提供し、アプローチショットに最適なクラブです。
許容性
STEALTH2 フェアウェイウッドは、オフセンターヒットに対して非常に高い許容性を誇ります。Vステールソールデザインは、ライからの引っかかりを減少させ、スムーズにボールを打ち出せます。ツイストフェース技術によって、少しずれたヒットでも方向性が修正され、精度が向上します。
打感とコントロール
STEALTH2 フェアウェイウッドの打感は非常にソフトでありながら、力強いものがあります。カーボンクラウンとStealth Faceテクノロジーにより、感触がよく、ゴルファーに自信を与えると同時に、コントロール性能も向上します。
長所と短所
長所:
優れた飛距離: STEALTH2 フェアウェイウッドは、ボールスピードが速く、長距離を狙うゴルファーに最適です。
許容性: Vステールソールとツイストフェース技術により、ミスヒットを大きく修正し、安定したショットを提供します。
多様なロフト選択肢: 3W、5W、7Wとロフトを選べるため、さまざまなプレイヤーに対応します。
シャフトの柔軟性: プレイヤーのスイングスピードに応じたフレックス選択肢が豊富です。
短所:
価格: プレミアムクラブとして、高価なため、予算を気にするゴルファーには敷居が高いかもしれません。
左利き用の選択肢が限られている: 左利き用のクラブは限られており、左利きゴルファーには選択肢が少ない場合があります。
どんなゴルファーに最適か?
このクラブが合うゴルファー:
中級者から上級者のゴルファー: 飛距離と許容性、コントロール性能を兼ね備えており、技術向上を目指すゴルファーに最適です。
速いスイングスピードを持つゴルファー: **3W(15°)や5W(17°)**は、速いスイングスピードのゴルファーに特に効果的です。
このクラブが合わないゴルファー:
初心者ゴルファー: よりやさしく打てるクラブを求める初心者には、少し難易度が高いかもしれません。
左利きゴルファー: 左利きモデルの選択肢が限られているため、左利きのゴルファーには選択肢が少ないかもしれません。
ヘッドスピードごとの飛距離予測
ゴルファーのスイングスピードに応じた飛距離を予測します。以下は目安です。
スイングスピード低め(約70-85 mph): **7W(21°)**が最も許容性が高く、高い打ち出し角度を提供します。
スイングスピード中くらい(約85-95 mph): **5W(17°)**は距離とコントロールのバランスが取れており、最適な選択肢です。
スイングスピード速い(約95+ mph): **3W(15°)**は最大の飛距離を提供し、ティーショットでも活躍します。
結論
テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッドは、飛距離、許容性、操作性に優れたクラブで、さまざまなゴルファーに対応できます。Stealth FaceテクノロジーとVステールソールデザインは、安定した飛距離と精度を提供し、特に中級者以上のゴルファーに最適です。価格は高めですが、その性能を考慮すれば、投資に値するクラブです。


