クリーブランド RTX FULL-FACE ウエッジ

目次

クリーブランド RTX FULL-FACE ウエッジを試打レビュー

クリーブランド RTX FULL-FACE ウエッジ

今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブCleveland RTX FULL-FACE ウエッジ です。

 

ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は115g、キックポイントは手元調子、トルクは1.2,クラブ総重量は478g です。

 

正面

久しぶりに出会った、クリーブランドのウェッジです。

前のモデルを試打してから、しばらく間が空きましたが、基本的なデザインが変わっていないところに安心するといいますか、ホッとしました。

クラブを斬新なデザインにするあまり、形が崩れてしまったクラブもたくさんあるからです。

これなら前のほうが良かったな・・・。

と思うことが少なくないですが、さすがクリーブランド、分かってるな・・・。

と思いました。

 

側面

標準的な大きさで、特に変わったところは見られません。

トゥ側に『FULL-FACE』という文字があり、どういうことだろう?

と思いました。

フルフェースというと、真っ先にヘルメットを連想しますが、それがゴルフクラブに使われているということで興味津々です。

 

トップライン形状

トップラインが少し膨らんで見えたので、角度を変えてみたら、このようになっていました。

クリーブランドのウェッジではよく見られる工夫です。

フォーティーンなどのように極端ではないですが、このウェッジもトップラインを少し厚くして重心を高くしているのではないでしょうか?

ただ単に重心を高くしたいのであれば、ソールにいくつかの穴を開けたほうが効果的な気もするのですが、こうすることの理由もあるのだと思います。

 

彫りの深さ

標準的なフラットフェースのウェッジで、特別な工夫などは見られません。

クリーブランドはキャビティバックタイプのウェッジもありますが、このようなシンプルなフラットフェースタイプが圧倒的に多いです。

私は今、キャビティタイプのアイアンをメインに使用していますが、ウェッジにキャビティ構造は求めていません。

しかし、キャビティにはキャビティの良さもありますし、それを求めておられる方もたくさんいらっしゃると思います。

 

トップライン

トップラインの厚さは標準的で、トゥ側のほうが少し厚くなっています。

こういった工夫は他社のウェッジでも見かけたことがありますし、トゥ側を重くする理由もあるのではないでしょうか?

私は今、アイアンやウェッジに鉛を貼っていませんが、もし貼るとしたらヒール側に貼りたいと思います。

フェースセンターよりも少しヒール側でヒットしたいということもありますし、重心距離を短めにして反応速度を高めるのと、少しでも手元近くに重心を置いておきたいからです。

ゴルフの難しさは、シャフトの中心軸に、ヒッティングポイントが無いことです。

これが野球との一番の違いで、これが遠くなればなるほど難しくなりますが、距離が稼ぎやすくなるのも事実です。

 

ソール幅

ソール幅は標準的ですが、こうして見てもかなりソール全体が丸みを帯びているのが分かります。

最近は『二分割ソール』やヒール側が大きく落とされて(削られて)いるものなど、ソール形状のバリエーションが豊富になってきました。

しかし、ここまでソール全体で丸みが強調されたものは少ないように思います。

私はソール形状を見て、ソールの『滑り速度』をイメージするのですが、このウェッジはかなり芝やラフの抵抗が少なく、素早く抜けてくれそうです。

 

ソール形状

クリーブランドはダンロップに買収されましたが、ダンロップといえば、今は『二分割ソール』です。

なので、このウェッジもそうなのかと思いましたが、そこまでではありません。

ソール全体の丸みが強く、ソールのどこを使っても、上手く滑ってくれそうです。

アプローチで怖いのはシャンクがありますが、それ以外にも『ザックリ』があります。

私はこれまで数え切れないほどたくさんザックリをやってしまいました。

それは私の技術の未熟さからくるものですが、今はフェースを開いてソールを使うようにすれば、かなり防げるということを経験でつかんでからはそういったミスを激減し、精度を高めることができるようになりました。

朝から晩までアプローチグリーンにいて、ひたすらボールや芝と戯れていて、ご褒美をもらったような気分です。

アプローチではフェース面よりもソールを意識することのほうがが大切なのだということを学びました。

『タッチ』はフェース面でなく、ソールで出すものだということです。

そういったことから考えてみても、このウェッジはかなり魅力的といいますか、コースでも有効に使っていけそうに感じられました。

バンスの利きは『やや弱め』といったところでしょうか?

 

ネック長さ

適度なネック長さがあるのが魅力的です。

最近は各メーカー、少しずつ短くなっているような気がするのですが、クリーブランドはずっと、この長さを維持してくれています。

だから、私はクリーブランドのウェッジを昔から好んで使っているのかもしれません。

今までいろいろなメーカーのウェッジを使ってきましたが、クリーブランドを使っていた時期が圧倒的に長いです。

それはこのネックの長さだけでなく、『据わりの良さ』も大きく関係しているのですが・・・。

 

ZIP CORE

ホーゼルには『ZIP CORE』と刻印されています。

クリーブランド独自の技術なのではないでしょうか?

 

フルフェース ミーリングあり

このフェース面を見て驚きました。

フェース面のほぼ全てに、スコアラインとミーリングが刻まれています。

これが『FULL-FACE』という意味なのだということは明らかです。

以前試打したテーラーメイドのウェッジを思い出しました。

ゴルフクラブ業界で、テーラーメイドは『改革者』でありながら、『流行を作るメーカー』というイメージがあり、やはりテーラーメイドがやれば他のメーカーも追随するのかもしれません。

今のドライバーに多く見られるカーボンコンポジットも、テーラーメイドが再ブームの火付け役となっています。

このフェース面は、かなり理にかなった構造だと思いますが、正直私はあまり好きではありません。

構えづらいですし、こんなに広くフェース面でヒットしないからです。

以前、ゴルフ雑誌をまだ読んでいた頃、ある有名なレッスンプロの言葉で、

「ゴルフをする上で一番大切なことは?」

という問いがありました。

私は何だろう?

と思って読み進めたのですが、それは『芯で打つこと』でした。

芯で打たないと正しい距離感も身につかないし、ボールは飛ばないし・・・。

など、なるほどなぁと思いました。

とても大切なことだと思いましたが、私はそれが全てだとは思わなかったですし、それは今も変わりません。

芯だけで打つことが全てではないからです。

ミスヒットすることも普通にありますし、ミスヒットして結果オーライで良い結果が得られたこともたくさんありましたし、あえて芯を外す打ち方もあります。

それは特にグリーン周りの下り斜面での寄せで、芯を外してボールの勢いを殺さなければいけないときです。

そういった場面でジャストミートしたら、どこまで転がってグリーンをオーバーしてしまうか分かりません。

そんなとき、打点をずらしてトゥ側でヒットして勢いをできるだけ殺して、いわゆる『死に球』で寄せるしか手段がないですし、バンカーショットでも有効です。

それを私は自分自身の数多くの失敗経験から学んだことなのですが、ある有名な殿堂入りしたゴルファーもあえて芯を外して寄せることは多いとおっしゃっていたので、私の考えは間違っていなかったんだと確信に変わりました。

ヒールを浮かせてボールの近くに立ち、パッティングのような打ち方で寄せをやられた方は多いのではないでしょうか?

昔から行われている、アプローチ方法で、『芯』でヒットする打ち方ではありません。

そういったときに、このウェッジは大活躍してくれるのではないでしょうか?

これだけフェース面のほぼ全てにスコアラインとミーリングが刻まれていたら、スピン量も増え、グリーン奥に外してしまったときもアグレッシブに攻めていけそうです。

アメリカツアーでも、このようなウェッジが大人気ということで、やはり芯を外して打つ打ち方は万国共通なのだと思います。

人によって好みが分かれるところだとは思いますが、ルールに違反しないのであれば、どんどんこのような画期的なクラブを開発してもらいたいです。

ただ、私はあまり使う気にはなれないのですが・・・。

これも時間と球数をこなしていって慣れれば、また考えが変わるのかもしれません。

 

構えやすさ

独特な顔です。

他のメーカーで経験しているとはいえ、なかなか慣れません。

どの番手のクラブでもそうですが、特にウェッジでは美顔を求めるので、このウェッジの顔は好きになれません。

溝(スコアライン)がたくさんあるからこその『のっぺらぼう』といったらいいでしょうか?

クラブの表情が全く読めません。

これがもし大顔タイプだったら、さらに構えづらさが強調されて難易度が上がってしまうだろうな・・・。

と思いました。

ちょうどいい流線形で、逃がすイメージも出しやすいですがヘッド後方のトゥ側が膨らみすぎです。

クリーブランドはもう『日本メーカー』といっていいと思うのですが、こういった顔はやはり『洋顔』といいますか、海外メーカーらしい感じがします。

少し大味な印象をもちました。

ただ、これまでのクリーブランドウェッジと同様に『据わり』はとてもいいので、さすがクリーブランドです。

顔がいいのに『据わり感』がイマイチなウェッジもたくさんありますが、クリーブランドはそれがとても良く、アドレスが一瞬で決まりました。

一瞬で決まるのでイメージも色濃くでますし、それが濃いうちに打てば成功率がグンと上がります。

 

開きやすさ

フェースはとても開きやすいです。

バンカーに限らず、グリーン周りのアプローチで、開き具合の大小はありますが、このように開いて使うことのほうが多いので、開きやすさは絶対に外せません。

このウェッジはバンス(特にヒール側)が邪魔しないので、『無段階的』に開き具合を調整できます。

他のメーカーのウェッジでは『二段階』であったり『三段階』であったりすることもあるのですが、このウェッジはさらに細かい調整ができる『無段階』レベルです。

車でいえば、とても優秀なトランスミッションを積んでいるのと同じ・・・。

といったらいいでしょうか?

スムーズな運転には高性能なトランスミッションは欠かせません。

試打を開始しました

フェース面

『打感』はソフトでとても良いです。

予想していた通りのグッドフィーリングで、好感が持てました。

軟鉄の柔らかさと、ボールの乗っかり感がたまりません。

あくまでもイメージですが、ボールがフェースと接触して、回転するのではなく、無回転のイメージでボールに乗っかり(くっついて)、離れる前に強烈なスピンが掛かっていて欲しいのですが、このウェッジはまさにそんな感じです。

一瞬、くっつくような感覚がたまりません。

シビアな場面で使うことの多いウェッジは、この『くっつき感』があるかないかで、距離感の出しやすさが変わってきます。

弾き系のウェッジでは、ここまでのグッドフィーリングは得られません。

 

トゥ側

球はとても拾いやすく、高さも出せました。

『スコアライン一本分』だけ『出っ歯』になっていて、刃先で拾えるウェッジです。

これはライが悪いときに有効で、これまで何度も助けられてきました。

グースネックを好まれる方には打ちづらいところがあるかもしれません。

 

スピン性能

スピン性能はとても高いです。

フェースの食いつきも良く、乗っかりがいいので、その分スピンが掛かるような気がします。

フェースのミーリングが仕事をしてくれているのがよく分かりました。

最近のボールはウレタンなので、余計に掛かりやすいように感じます。

昔のバラタカバーなどは、結構摩耗が激しくスピン性能の落ちが早かったような印象がありますが、今のボールはそういったところもすごく優秀で、角溝でなくても充分止められるようになりました。

 

バックフェース

オートマチックタイプのような寛容さは無いですが、気難しさのようなものは感じません。

転がすのもいいですが、あげることに特化したウェッジだと思います。

 

操作性

操作性は『最高レベル』といっていいほど高いです。

やはりウェッジの操作性はヘッドの適正な大きさと、ソール形状が、かなりのウェイトを占めていることが分かります。

先ほども書きましたが、『無段階』に細かく開閉を使うことができるので、『ノーマルロブ』だけでなく、『ハーフロブ』『スリークォーターロブ』『ショートロブ』など、様々なロブショットを打つことができるウェッジです。

 

距離感

構えづらさは正直抜けなかったのですが、距離感は合いました。

フワッとしたロブ系で寄せていけるウェッジです。

以前も書きましたが、ドライバーやスプーンのように飛距離を出すためのクラブは『スピード感』が重要ですが、距離を出さなくていいといいますか、出してはいけないクラブであるウェッジは違います。

スピード感ではなく、『非スピード感』といったらいいでしょうか?

『スローモーション感』といったほうがいいかもしれません。

いかにスローなボールを打つことができるかが勝負になってきますが、このウェッジはそれがとても高いレベルでできます。

球の勢いを殺して、できるだけ同じスピード感で寄せていきたい方には、頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?

試打後の感想

ヒール側

独特な顔が印象的でしたが、それ以外はとても好感を持ちました。

顔の好みは人それぞれなので、このフェース面いっぱいのスコアラインとミーリングが好きだという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

Cleveland RTX FULL-FACE WEDGE

ウェッジを私はフェースを開いてカットで打つことが多いのですが、そうするとフェース中央ではなく、トゥ寄りで打つことが多くなります。

そうすると球の勢いは殺せるのですが、肝心のスピンが減ってしまうこともあり、イメージよりもよく転がった・・・。

ということがたくさんありました。

 

Cleveland RTX FULL-FACE WEDGE

それがこのウェッジでは改善されそうです。

止めたいときにしっかり止めてくれるウェッジといって過言ではありません。

適合モデルであれば、ルールの範囲内で新たなアイデアで斬新なものを。

そしてあえてルールを無視した『非適合モデル』も開発して欲しいです。

 

Cleveland RTX FULL-FACE WEDGE

いいクラブだと思いましたし、試打しても楽しめましたが、私はこのウェッジを購入することはありません。

その理由はやはり『顔』です。

理にかなった顔だとは思いますが、どうしても私は好きになれませんでした。

これまでも書いてきましたが、球を打つ前にまずは目で楽しみたいと思っています。

しかし、今日はそれができませんでした。

一瞬、ぎょっとするような奇抜な顔で、このクラブの性能の高さを感じながらも、物足りなさを感じていたからです。

 

Cleveland RTX FULL-FACE WEDGE

どのクラブもそうですが、特にウェッジは『見とれる』ような美しい顔をした物を使っていきたいと、ずっと考えています。

どの番手よりも、一番手にする時間が長いというのもあるのかもしれません。

ライン(方向性)もそうですし、落としどころをシビアに設定しないといけないアプローチでは、やはり顔の良さは必須条件です。

とはいっても、この顔で全く問題ないという方や、むしろ好きだという方もたくさんいらっしゃると思うので、そうするとこのクラブの顔が欠点ではなくなります。

特にトゥ寄りでヒットすることが多い方には、是非試していただきたいウェッジです。

 

Cleveland RTX FULL-FACE WEDGE

このような顔がこれからスタンダードになるのか、それともしばらく見なくなるようになるのか分かりませんが、あらゆる可能性を探って、これからも私たちを楽しませるクラブをどんどん世に送り出してもらいたいです。

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構えやすさ・・・☆☆

打感・・・・・・☆☆☆☆

スピン性能・・・☆☆☆☆☆

あがりやすさ・・☆☆☆☆

安定性・・・・・☆☆☆☆

距離感・・・・・☆☆☆☆

操作性・・・・・☆☆☆☆☆

※(100P満点)

☆1つ=0~20P

☆2つ=21~40P

☆3つ=41~60P

☆4つ=61~90P

☆5つ=91~100P


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

クリーブランド RTX FULL-FACE 2 ウエッジ完全ガイド:特徴・性能・評価を徹底解析

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結論:革新的なフルフェースグルーブが生み出す安定したスピン性能

クリーブランド RTX FULL-FACE 2 ウエッジは、フェース全面に施されたグルーブ(溝)とハイ・トウデザインにより、様々なライから安定したスピン性能を実現する革新的なウエッジです。特にフェースを開くショットでの操作性と、バンカーや芝が薄いライでの抜けの良さが特筆すべき性能となっています。

クリーブランド RTX FULL-FACE 2 ウエッジとは

製品概要

クリーブランド RTX FULL-FACE 2 ウエッジは、住友ゴムグループの株式会社ダンロップスポーツマーケティングが2024年1月20日に発売開始した最新ウエッジです。従来モデルから進化し、フェース全面にグルーブを配置することで、ミスヒット時でも高いスピン性能を発揮することが最大の特徴です。

主要テクノロジー

1. ハイ・トウデザイン

  • ヒールを低く、トウを高く設計
  • フェースを開きやすく操作性を向上
  • 精度の高いショットを実現

2. フェース全面グルーブ

  • フェース全体に施されたグルーブ(溝)
  • ロブショットやバンカーショットでの安定したスピン性能
  • 打点を外してもスピンがかかりやすい設計

3. ロフト別最適ソール形状

  • 各ロフトに応じてソールを最適設計
  • バンカーや芝が薄いライからの抜けが良好
  • フェースを開くショットでの操作性向上

詳細スペック(公式データ)

基本仕様

項目詳細
ヘッド素材軟鉄
ヘッド製法ロストワックス精密鋳造+フェースレーザーミーリング加工
仕上げツアーサテン
製造国日本製(MADE IN JAPAN)
ルール適合新溝ルール適合モデル

ロフト・スペック詳細

ロフト角(°)50°52°54°※56°58°60°64°※
バンス角(°)881010888
ライ角(°)64646464646464
フェースプログレッション(mm)5.95.96.16.16.16.16.1

※54°、64°は特注生産

クラブスペック(N.S.PRO 950GH neo装着時)

ロフト角クラブ長さ(インチ)バランスクラブ重さ(g)
50°-52°35.375D3443
54°-56°35.25D4447
58°-60°35D5453

シャフトスペック

N.S.PRO 950GH neo

  • 硬度:S
  • 調子:中
  • 重さ:91g(58°装着時)
  • トルク:1.7

グリップ

  • ツアーベルベットフルラバーグリップ
  • バックラインなし
  • Golf Prideロゴ入り
  • 重量:49.5g
  • 口径:60

RTX FULL-FACE 2の長所

理由:技術的優位性による明確なメリット

1. 優れたスピン性能 フェース全面に配置されたグルーブにより、従来のウエッジでは難しかった打点のズレに対しても安定したスピンを確保できます。特にロブショットやバンカーショットなど、フェースを開く場面での性能向上が顕著です。

2. 高い操作性 ハイ・トウデザインにより、フェースを開きやすく設計されています。これにより、様々なライやシチュエーションに対応した多彩なアプローチショットが可能となります。

3. 優秀な抜け性能 ロフト別に最適化されたソール形状により、バンカーや芝が薄いライからでも優れた抜けを実現。ダフリのリスクを軽減します。

4. 高品質な製造 日本製(MADE IN JAPAN)による高い製造品質と、ロストワックス精密鋳造+フェースレーザーミーリング加工による精密な仕上がりを実現しています。

RTX FULL-FACE 2の短所

理由:構造的特徴から生じる制約

1. ボールへの影響 公式仕様に明記されているとおり、「スピン性能を重視しているため、ボールに傷が付くことがあります」という特性があります。

2. 価格面 高品質な製造工程と革新的な技術により、一般的なウエッジと比較して価格が高めに設定されています。

3. 特注ロフト 54°と64°は特注生産となるため、納期や在庫面での制約があります。

4. 適応期間 フェース全面のグルーブという特殊な構造のため、従来のウエッジからの変更時には打感や球筋に慣れが必要な場合があります。

適合するゴルファーのタイプ

理由:技術レベルと求める性能による分類

RTX FULL-FACE 2が合うゴルファー

1. 中級者〜上級者

  • アプローチでのスピン性能を重視する方
  • 様々なライからのショットに対応したい方
  • フェースを開くテクニカルショットを多用する方

2. 技術志向のゴルファー

  • 操作性の高いウエッジを求める方
  • バンカーショットの精度を高めたい方
  • ロブショットを多用するゴルファー

3. コース攻略重視のプレーヤー

  • 様々なコンディションでの対応力を求める方
  • アプローチでの止まりやすさを重視する方
  • ショートゲームでのスコアメイクを重視する方

RTX FULL-FACE 2が合わないゴルファー

1. 初心者レベル

  • 基本的なアプローチ技術を習得中の方
  • シンプルな操作性を求める方
  • 価格を重視される方

2. パワー重視のゴルファー

  • 飛距離を重視しスピン性能にこだわりが少ない方
  • シンプルなデザインを好む方

ヘッドスピード別の期待される飛距離傾向

理由:物理的特性に基づく推定値

ウエッジにおける飛距離は主にロフト角と打ち方によって決まりますが、一般的な傾向として以下のような数値が参考になります。

50°ウエッジ

  • ヘッドスピード35m/s:約85-90ヤード
  • ヘッドスピード40m/s:約95-105ヤード
  • ヘッドスピード45m/s:約105-115ヤード

56°ウエッジ

  • ヘッドスピード35m/s:約70-80ヤード
  • ヘッドスピード40m/s:約80-90ヤード
  • ヘッドスピード45m/s:約90-100ヤード

60°ウエッジ

  • ヘッドスピード35m/s:約60-70ヤード
  • ヘッドスピード40m/s:約70-80ヤード
  • ヘッドスピード45m/s:約80-90ヤード

*注意:実際の飛距離は個人の技術、打ち方、コース条件により大きく変動します

市場評価と実用性

理由:技術革新による市場での位置づけ

2024年1月20日から販売が開始されたRTX FULL-FACE 2は、クリーブランドの革新的な技術を搭載した最新モデルとして位置づけられています。

特に「バンカーや芝が薄いライからでも抜けの良さがスゴい」という評価が専門誌で取り上げられており、実戦での有用性が認められています。

価格設定と市場ポジション

公式価格情報

メーカー希望小売価格は以下の通りです:

  • N.S.PRO 950GH neo装着モデル:24,200円(税込)/ 22,000円(税抜)
  • ダイナミックゴールド装着モデル:23,100円(税込)/ 21,000円(税抜)

この価格設定は、高品質な日本製ウエッジとしては適正な範囲内であり、搭載された革新技術を考慮すると合理的な価格設定となっています。

購入前の検討ポイント

理由:最適な選択のための判断基準

1. 技術レベルの確認 自身のアプローチ技術レベルと、フェースを開くショットの頻度を考慮することが重要です。

2. 使用目的の明確化 バンカーショット重視、ロブショット多用、など具体的な使用場面を想定して選択することが推奨されます。

3. 既存クラブとの相性 現在使用しているアイアンセットとの重量バランスや、セッティング全体の調和を考慮する必要があります。

4. 予算との整合性 高品質な製品である分、価格も相応に設定されているため、予算との整合性を確認することが大切です。

メンテナンスと耐久性

理由:長期使用における注意点

日常のお手入れ

  • ラウンド後の溝の清掃
  • ツアーサテン仕上げの適切な保管
  • グルーブの摩耗チェック

耐久性について 軟鉄製でありながら、レーザーミーリング加工により高い耐久性を実現していますが、使用頻度に応じた定期的なチェックが推奨されます。

他モデルとの比較における優位性

理由:技術的差別化要因

RTX FULL-FACE 2の最大の特徴である「フェース全面グルーブ」は、従来のウエッジにはない革新的な技術です。この技術により、打点がずれた際でも安定したスピン性能を発揮できることが、他モデルとの大きな差別化要因となっています。

購入時の注意事項

重要な確認ポイント

1. ロフト選択 54°と64°は特注生産のため、注文時に納期を確認することが必要です。

2. シャフト選択 N.S.PRO 950GH neo とダイナミックゴールドの2種類から選択可能です。

3. グリップ仕様 標準装着のツアーベルベットフルラバーグリップは、バックラインなしの仕様となっています。

総合評価

結論:革新技術による高い実用性

クリーブランド RTX FULL-FACE 2 ウエッジは、フェース全面グルーブという革新的な技術により、従来のウエッジでは実現できなかった安定したスピン性能を提供します。特に中級者以上のゴルファーで、アプローチでの精度向上とバラエティに富んだショットを求める方には、非常に有効な選択肢となるでしょう。

高品質な日本製である点、ロフト別に最適化されたソール設計、そして何より実戦で効果を発揮するフルフェースグルーブ技術は、投資に値する価値があると評価できます。

ただし、価格面での検討と、自身の技術レベル・使用目的との整合性を十分に確認した上で選択することが重要です。


出典元

  1. ダンロップスポーツ公式オンラインストア – クリーブランドゴルフ RTX FULL-FACE 2 ウエッジ N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト https://d-sports-online.dunlop.co.jp/category/100020006080/10349904.html
  2. ゴルフサプリ – 新登場の「クリーブランド RTX FULL-FACE 2 ウエッジ」は、バンカーや芝が薄いライからでも抜けの良さがスゴい https://golfsapuri.com/article/10009950
  3. DUNLOP GOLFING WORLD – RTX FULL-FACE 2 フルフェイス 2 ウエッジ https://sports.dunlop.co.jp/golf/clevelandgolf/rtx_fullface2/

*注意:本記事の内容は2024年1月時点の公式情報に基づいて作成されています。最新の仕様や価格については、公式サイトで確認してください。

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