キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアン

キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアン を試打 レビュー

キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブキャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアン の7番 です。

 

TENSEI 50 for Callaway
シャフトは TENSEI 50 for Callaway です。

ロフトは28度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は54.5g、トルクは4.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は367g です。

 

正面
キャロウェイ PARADYM Ai SMOKEシリーズのアイアンです。

比較的シンプルな形状で、好感が持てます。

色使いも落ち着いた感じでシブいですね。

 

ソールのウェイトのようなもの
ソールにはおそらくウェイトだと思いますが、大きなパーツが組み込まれているのが分かりました。
ワンピースタイプではなく、これだけ思いっきり異材を組み込むことができるのが、キャロウェイの凄いところだと思います。

打感を軽視しているわけではないと思いますが、まずは物理的な性能を最重要視しているということなのかもしれません。

ドライバーのように設計自由度が高くないアイアンは、外見だけでおおよその性能を把握しやすいですが、中空タイプや、このアイアンのように大きなウェイトが組み込まれていると、重心(高さや長さ)なども変わってきますし、見た目とは違うことも多いです。

 

側面
小ぶりということはなく、セミラージサイズといっていいでしょうか?

形状はオーソドックスな感じです。

ステンレスの質感があるので、キャロウェイなど海外メーカーはステンレスを相変わらず推しているな・・・。と思いました。

もちろんXフォージドのように軟鉄タイプも発売していますが、ステンレスタイプが多いように思います。

ステンレスアイアンといえば、PINGが一番イメージが強いですが、キャロウェイ・テーラーメイドのアイアンもステンレスを多く採用しています。

逆にタイトリストはステンレスもありますが、軟鉄アイアンがあまりにも素晴らしいので、そのイメージが強いです。

軟鉄・ステンレス、どちらがいいというものではないですが、私はステンレスということで、購入リストからは除外しています。

その理由はこれまで述べてきた通りです。

 

中空のような膨らみ感
こうして見ると、少しプクッと膨らんで見えたので、ひょっとしたら中空なのかな?と思いましたが、実際のところは分かりません。

昔の中空はもっと『ボテッと』したものが多かったのですが、このアイアンは比較的引き締まって見えます。

ただ、やはり中空だろうな・・・。と思いながら見ていました。

最近はポケキャビのニューモデルに出会う回数が減り、中空を見かけることが多くなったような気がしますが、中空が今の流行りなのでしょうか?

私はゴルフ雑誌を読まないので、どんなクラブが今の流行なのか、全く分かりません。

それでもゴルフはエンジョイできていますし、昔は興味津々でしたが、今はゴルフクラブやスイング理論の流行りに興味をもたなくなりました。

情報の詰め込みすぎは逆効果になることを私は経験しています。

 

トップライン
トップラインは少し厚く見えますが、これくらいであれば、特に問題はありません。

 

ソール幅
ソール幅は『ややワイド』ですが、広すぎず、いい感じに収まっています。

これが大きなウェイトの効果なのでしょうか?

 

ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、ごく普通です。

ヘッドのあらゆるところに工夫がされているのに、フェース面にはこだわっていないようです。

表現は良くないかもしれませんが、少しチープに見えましたし、テンションも下がってしまいました。

フェース面を見て、フィーリングやスピンをイメージすることがあるのですが、それができません。

しかし、これはあくまでも私の好みによるものであって、このフェース面が優れていないということではありません。

むしろ、このシンプルなスタンプ式のフェース面に好感を持たれる方はたくさんいらっしゃると思いますし、フェース面なんて気にしないよ・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

オリジナルグリップ
これまでも見てきましたが、このキャロウェイのロゴが入ったオリジナルグリップがカッコいいですね。

フィーリングも良く、いい感じです。

私はアイアンやウェッジには必ずツアーベルベットを採用していますが、このグリップはツアーベルベットほどのしっとり感は無いものの、穏やかな感じで好感が持てます。

 

振り感
ヘッドはまずまずなのですが、カーボンシャフトが挿してあるので、いつもとは違う感覚で素振りを繰り返しました。

これはあくまでも私の感覚ですが、アイアンにスチールシャフトが挿してあると、シャフトのしなりをイメージするといいますか、シャフトをしならせる感じで積極的に振っていきますが、カーボンだと逆に『しならせないように』といいますか、全『くしならない棒』をイメージして振っています。

シャフトに仕事をさせすぎない感じ・・・。といったらいいでしょうか?

昔カーボンシャフトを挿したアイアンでラウンドし、大失敗してしまったことがあるので、その記憶が今も抜け切れていないのかもしれません。

しかしそれはカーボンシャフトのせいでなく、あくまでも私の技量不足・経験不足によるものですし、今はカーボンシャフトもすごく進化しているので、気にしすぎる必要は無いと思います。

ただ『しなり量』よりも、『軽さ』には注意していかなければならないので、手打ちにならないよう気をつけてゆっくりと素振りを繰り返しました。

 

構え感
最新モデルでありながら、クラシカルな顔をしていて、懐かしい感じがしました。

グースもきつくなく、大顔過ぎないので、思っていたよりも『大味』な感じはしません。

見とれるようなことは無かったのですが、方向性への不安はありません。

ただ、フェース面の傾き(ロフト)が、かなり立っているように見えました。

7番アイアンはSWを開いて構えたときのように、『真上』とまではいかなくても、かなり高く斜め上に飛んでいく感じで、ボールがフェース面を駆け上がっていくイメージが欲しいのですが、このアイアンではそれができません。

斜め上に飛んでいくイメージではなく、5番アイアンのように『横に飛んでいく』イメージのほうが近いです。

今はロフトが立っているアイアンが多いので、このように感じることが普通になってきていますが、なかなか慣れないですし、慣れたくない自分がいます。

 

試打を開始しました

フェース面
『打感』は、まずまずです。

一球打って、やはり中空なんだということが分かりましたが、今はこういうタイプが多いですし、この打感こそが『今のトレンド』なのかもしれません。

私がアイアンに求めたい打感ではないですが、これも機能性を重視するために仕方ないのかな・・・。と思いました。

ただ、クラブの打感や顔などは、ゴルフを始めたときに、どのようなクラブに接してきたかで好みも分かれてくると思うので、最初から中空でゴルフを始められた方には、とても好感のもてる打感なのではないでしょうか?

 

トゥ側
構えたときに、かなりロフトが立っているように見えましたが、タフなタイプではなく、球はあがりやすいです。

一見タフそうに見えながら、実は易しい・・・。というのが、中空アイアンの最も優れたところだと思いますが、このアイアンはまさにそんなタイプだと思います。

比較的シンプルな外見なので、難しそう・・・。と敬遠される方がいらっしゃるかもしれませんが、かなり機能的で親しみやすい性能をもっているので、多くの支持を集めるのではないでしょうか?

 

安定性

バックフェース
『安定性』も高いです。

スイートエリアも広く、シビアさは全く感じません。

昔の中空もそうですし、『大きすぎるヘッド』だと、構えたときにイメージしづらいせいか、打点がブレてしまうことが多いのですが、このアイアンは比較的まとまっていました。

これがもっと大きくなりすぎると、違う難しさ(ターンのしづらさ・遅さ)などが出てくると思います。

大きければ大きいほどいいというものではありません。

特に直打ちするクラブはヘッドが大きくなりすぎると、メリットよりもデメリットのほうが大きくなると感じています。

飛距離性能

飛距離性能
『飛距離性能』は、優れています。

ずっと前からですが、キャロウェイはドライバーだけでなく、アイアンにも飛距離性能に力を入れているのが分かります。

この飛びの凄さはキャロウェイアイアンらしいな・・・。と、飛びすぎる弾道を目で追いながら思いました。

今はアイアンにも飛びが求められているので、メーカーとしてもしっかり応えています。

昔のディスタンス系アイアンは確かに飛ぶけど、不格好で構えづらく違和感を覚えるものがたくさんありましたが、このアイアンのように最近はかなり絞られていてシュッとした見た目のクラブが多くなりました。

そういったところも、メーカーは気を遣っているのではないでしょうか?

 

操作性
『操作性』は、まずまずです。

どちらかというと、『マニュアルタイプ』ではなく、『オートマチックタイプ』だと思いますが、ヘッドが大きすぎないせいか、左右にも少し曲げることができました。

構えたときに、インテンショナルに打っていくイメージは浮かばず、できるだけ『無難』に打っていきたい気持ちが湧いてきたのですが、左右どちらにも対応してくれました。

ただ、どちらかといえばドローヒッターよりもフェードヒッターのほうが合いやすいような気がします。

 

試打後の感想

ヒール側
『Ai SMOKE』という、新しいシリーズのアイアンですが、『既視感がある』といいますか、過去のモデルと大きく変わったところは無いな・・・。というのが率直な感想です。

もちろん、大きな進化を果たしていて、それを敏感に感じ取られる方もいらっしゃると思いますが、私はそれを感じ取ることができませんでした。

 

Callaway PARADYM Ai SMOKE アイアン
あくまでも『マイナーチェンジ』という感じで、これまでのキャロウェイアイアンの殻を破った感じはしません。

デザインが少し変わったかな・・・。というくらいです。

 

Callaway PARADYM Ai SMOKE アイアン
しかしそれは、このアイアンが優れていないということではなく、これまでのキャロウェイアイアンのレベルの高さをしっかりと継承しているということです。

キャロウェイファンの方の『変えて欲しくない』というところを変えずに、新たな提案をしていく・・・。という感じでしょうか?

このアイアンも『Ai』が使われていると思うのですが、それがどこに採用されているのか、分かりませんでした。

何となくですが、次のモデルは『SMOKE』でなくなるような気がします。

 

Callaway PARADYM Ai SMOKE アイアン
シュッとしてカッコいいデザインにして、易しさや飛距離を追求したアイアンで、そこが一番メーカーが主張したかったところではないでしょうか?

易しさや飛距離・構えやすさなどのいい塩梅でバランスがとれているように感じました。

ただ、やはりキャロウェイはアイアンよりも、フェアウェイウッドやドライバーなど、『ウッド系』に強みをもったメーカーだな・・・。と再認識しました。

それはライバルメーカーである、テーラーメイドと共通するところです。

 

Callaway PARADYM Ai SMOKE アイアン
違うタイプのアイアンもラインアップされているようで、そちらにも期待したいです。

構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアン:飛距離と操作性を両立した革新的なアイアン

はじめに
キャロウェイが誇るPARADYMシリーズのアイアン、「PARADYM Ai SMOKE」は、ゴルファーの悩みを解決し、飛距離と操作性を両立させた革新的なクラブです。

Ai(人工知能)設計による高初速フェースと、多様なゴルファーのニーズに応える豊富なラインナップが特徴。本記事では、PARADYM Ai SMOKE アイアンの魅力を徹底的に解説し、実際のユーザーレビューも交えながら、このアイアンがいかに優れた性能を持っているのかを詳しくご紹介します。

Aiスマートフェースがもたらす革新
PARADYM Ai SMOKE アイアンの最大の特徴は、なんといっても「Aiスマートフェース」です。人工知能が設計したこのフェースは、フェースのあらゆる部分を緻密に解析し、ボール初速を最大化。ミスヒットにも強い寛容性を実現しています。

高初速: フェースの中心部だけでなく、オフセンターヒット時でも高初速を生み出し、飛距離ロスを最小限に抑えます。

高い寛容性: 広いスイートエリアが、ミスヒットによる方向性のブレを抑え、安定したショットを可能にします。
スピンコントロール: ボール初速とスピン量を最適化することで、グリーンを狙うショットからランニングショットまで、様々な状況に対応できます。

多様なラインナップで、すべてのゴルファーに対応
PARADYM Ai SMOKE アイアンは、標準モデルに加え、高弾道モデルの「HL」、さらなる飛距離を求めるゴルファー向けの「MAX FAST」の3つのモデルがラインナップされています。

標準モデル: 操作性と飛距離のバランスが取れたモデルで、幅広いゴルファーにオススメです。
HLモデル: 高弾道でやさしく打てるモデルで、シニアゴルファーや女性ゴルファーにも最適です。
MAX FASTモデル: 低スピンで大きな飛びを実現し、飛距離を追求したいゴルファーにオススメです。

豊富なシャフトとロフト角で、自分に合ったクラブを
PARADYM Ai SMOKE アイアンは、シャフトの種類も豊富で、スイングスピードや好みに合わせて最適な一本を選ぶことができます。また、ロフト角も幅広くラインナップされており、アイアンセットを揃える際にもスムーズに組み込むことができます。

心地よい打感と美しいデザイン
PARADYM Ai SMOKE アイアンは、高い性能だけでなく、心地よい打感も魅力の一つです。フェースにはウレタン・マイクロスフィアが搭載されており、柔らかく、心地よい打感を実現しています。また、シャープなデザインは、見た目の美しさだけでなく、構えやすさにも貢献しています。

実際のユーザーレビュー
PARADYM Ai SMOKE アイアンを実際に使用しているゴルファーの口コミをいくつか紹介します。
飛距離が凄い!: ドライバー並みの飛距離が出る!
方向性が安定した!: スライスやフックに悩んでいたけど、このアイアンに変えてから安定した。
打感が柔らかい!: 打感が良く、気持ちよく打てる。

デザインがかっこいい!
これらの口コミからも、PARADYM Ai SMOKE アイアンが多くのゴルファーから高い評価を得ていることがわかります。

PARADYM Ai SMOKE アイアンのまとめ
キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアンは、Ai設計による高性能フェースと、多様なラインナップが魅力の革新的なクラブです。飛距離、操作性、寛容性、打感、どれをとってもトップクラスの性能を誇り、あらゆるゴルファーのニーズに応えます。もしあなたが、アイアン選びで悩んでいるのであれば、ぜひ一度PARADYM Ai

SMOKE アイアンを試してみてはいかがでしょうか。
キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアンは、ゴルフにおける飛距離と操作性を両立させたいゴルファーにとって、まさに夢のような存在です。Aiスマートフェースによる高い初速と寛容性は、ミスヒットに悩まされるゴルファーでも安定したショットを可能にします。多様なラインナップから、自分のスイングスピードやプレースタイルに合った一本を選ぶことができ、初心者から上級者まで、幅広いゴルファーに支持されています。

ゴルフクラブ選びで迷っているなら、一度PARADYM Ai SMOKEを試してみてはいかがでしょうか。ゴルフ用品店やゴルフ練習場で、実際に手に取って試打することも可能です。ゴルフレッスンのプロに相談してみるのもおすすめです。

中古クラブ市場でも、PARADYM Ai SMOKEは人気が高く、ゴルフクラブ買取やゴルフクラブレンタルのサービスを利用することもできます。ゴルフクラブセッティングを見直したい方や、ゴルフクラブカスタムに興味がある方にもおすすめです。

ゴルフギア選びは、ゴルフスイングやゴルフ上達に直結する重要な要素です。ゴルフ場で最高のスコアを出すために、ゴルフクラブ選びは慎重に行いましょう。

ゴルフファッションにもこだわりたいという方は、ゴルフコーディネートを楽しみながら、ゴルフ場で目立つ存在になりましょう。ゴルフ女子やゴルフ男子のためのゴルフウェアも豊富に揃っています。
ゴルフ用語やゴルフルールをしっかりと理解し、ゴルフイベントやゴルフツアーに参加することで、ゴルフをもっと楽しみましょう。

ゴルフコミュニティやゴルフネットワーク、ゴルフダイジェストなどのゴルフ雑誌やゴルフ動画を参考に、ゴルフに関する知識を深めましょう。

まとめ
キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE アイアンは、ゴルフをもっと楽しく、もっとレベルアップさせたいというゴルファーの願いを叶えるクラブです。ゴルフライフを充実させたい方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。