アイアン・オブ・ザ・イヤー 2024

今日は、昨年試打したアイアンの中からMVP。

『アイアン・オブ・ザ・イヤー2024』を発表させていただきたいと思います。

まずは、候補クラブのご紹介です。

尚、これはあくまでも私の中でのランキングであり、クラブの品質や性能の優劣を示すものではありません。

また試打していながら、ここに掲載されていないアイアンもありますが、それらが良くないということではありません。

 

EPON AF-707 アイアン
EPON AF-707 アイアン

 

cobra DARKSPEED アイアン
cobra DARKSPEED アイアン

 

EPON AF-Tour CB アイアン
EPON AF-Tour CB アイアン

 

cobra KING MB アイアン
cobra KING MB アイアン

 

キャロウェイ X FORGED STARアイアン
キャロウェイ X FORGED STARアイアン

 

ブリヂストンゴルフ 241CB アイアン
ブリヂストンゴルフ 241CB アイアン

 

EPON AF-Tour MB アイアン
EPON AF-Tour MB アイアン

 

テーラーメイド New P7CB アイアン
テーラーメイド New P7CB アイアン

 

ダンロップ スリクソン ZXi5 アイアン
ダンロップ スリクソン ZXi5 アイアン

 

ダンロップ スリクソン ZXi7 アイアン
ダンロップ スリクソン ZXi7 アイアン

素晴らしいアイアンばかりで目尻が下がります。

私にとってゴルフクラブは富士山など美しい風景を見ているのと似たところがあって、こうして見ているだけで、気分が良くなり、食欲も増します。

美しいマイクラブを見ながら、お茶漬けを食べたことが何度もあるくらい、ゴルフクラブはただ単にボールを打つ道具というだけでなく、『美』という点で私の心を動かします。

ステンレスのアイアンも含まれていますが、基本的に私は軟鉄アイアンが好きなんだな・・・。と再認識しました。

昔も今も、美しいアイアンはたくさんありますが、大きく進化したのが、『易しさ』です。
美しさを維持しながら、易しさが格段にアップしています。

飛距離性能はそれ以上にアップしていますが、私は『飛びすぎる』アイアンには魅力を感じないので、購入することはありません。

この候補達はどれも素晴らしく、なかなかひとつに絞れませんでした。

昨年中も、そして年が明けてからも、どれを選ぼうが、ずっと考えていました。

そして、やっぱりこれか・・・。と決めたのが、

 

ダンロップ スリクソン ZXi7 アイアン
ダンロップ スリクソン ZXi7 アイアンです。

最後に試打したから一番印象が強かったというのではなく、順序が前後しても変わらなかったと思います。

他のアイアンも素晴らしく、ハイレベルなのは間違いありません。

そして昨年はどれを重要視したのかといいますと、『カッコ良くて易しい』ということです。

『易しくてカッコいい』ではなく、『カッコ良くて易しい』です。

同じことだと思ってしまいますが、少し違います。

『カッコいい』が最初に来るからです。

まず『カッコいい』が先に来て、その後に『易しい』がきます。

それを昨年は選考のポイントにしようと決めていました。

カッコいいけど気難しい・・・。

易しいけどカッコ悪い・・・。

というアイアンはたくさんありましたが、最近はカッコ良くて易しいものが増えてきたように感じています。

そして、その最たるものが、スリクソンのアイアンということです。

形が美しいだけでなく、質感も良く、見た目以上に易しくなっていて、上級者だけでなく、多くの方にお勧めしたいアイアンです。

姉妹モデルの『ZXi5』も素晴らしいアイアンですが、『カッコ良くて易しい』ということで考えると、ZXi7のほうが優位に立ちますし、『飛びすぎ』という点も考えました。

ただ記事にも書きましたが、このZXi7も私には飛びすぎるアイアンなので、このままのスペックだと相棒に迎え入れることはありません。(スリクソンはカスタムに対応してくれるのでしょうか?)

もし、このアイアンが(7番で)36や35度というロフトなら、さらに好感度が増したと思います。

相棒に迎えないクラブをMVPにするのはどうか?と思いましたが、昨年のコンセプトは『カッコ良くて易しい』ということに決めたので、このZXi7に決めました。

飛びすぎないということを最重要ポイントにするのであれば、EPON AF-Tour MB アイアンになったと思います。

今のニーズである『易しさ』に絞り、そして今はカッコいいアイアンが増えてきているので、それだけ『形の美しさ』に対する要求が高まっているのではないでしょうか?

今年は『XXIOの年』なので、来年のSRIXONのニューモデルには、『ノーマルロフト』を期待したいのですが、どうなるでしょうか?

おそらく今のままだと、このような『ディスタンス重視』は変わっていないような気がします。

こういった様々な矛盾があったので、ひとつに絞るのに時間が掛かってしまいました。

あるデータによると、今の日本のゴルファーの年齢は40代以上が70%を超えるのだそうです。

だからロフトを立てるのが当たり前になったり、ドライバーなどはどんどん軽くて軟らかいシャフトが増えているのかもしれません。

もっと若い世代にも、ゴルフの楽しさを味わっていただきたいですね。

いかがだったでしょうか?

以上が『アイアン・オブ・ザ・イヤー2024』でした。

次回は『ユーティリティ・オブ・ザ・イヤー2024』を発表させていただきます。