先日、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは HONMA TW757Vx アイアン の7番です。
シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200 です。
ホンマのカッコいい、フルキャビティアイアンで、思わずじーっと見入ってしまいました。
最近は機能性の高いアイアンが多くなったせいか、このようなシンプルなキャビティは少なくなったような気がします。
軟鉄の質感も素晴らしく、いかにも柔らかそうな印象を受けました。
大きさは標準的です。
ちょっとタイプは違うものの、以前試打したことのある、JBEAMのアイアンを思い出しました。
フルキャビティらしく、彫りの深さはたっぷりありますが、ボテッとしていなくて、シャープな形状はキープしています。
見るからに易しそうで、この易しさを目で確認できるのがキャビティの長所ではないでしょうか?
トップラインの厚みは標準的です。
ソール幅も標準的で、とても綺麗なソールだな・・・。と思いました。
美しくて品のあるソールです。
ソール全体が微妙に丸みを帯びていて、リーディングエッジもトレーリングエッジも削りが入っています。
木材をカンナで削るときの、いわゆる『面取り』しているような感じです。
ネックの長さは標準的です。
フェース面にミーリングはありません。
装着されているグリップはホンマのロゴが入っていてカッコいいです。
とても構えやすい『ホンマ顔』です。
昔から、ホンマには見られます。
同じ軟鉄アイアンでも、タイトリストなどとはまた違う顔をしていて、どちらも好きです。
試打を開始しました
『打感』はソフトで好感が持てます。
少し厚みが足りないですが、それは打つ前から予想していました。
『球のあがりやすさ』は、普通か、ややタブな部類に入ります。
どちらかというと、ヒッターの方向けのアイアンといえるのではないでしょうか・
キャビティらしい大らかさがあります。
キャビティの最大の長所といえば、ミスヒットしたときの『フェース面のブレにくさ』だと思うのですが、それがこのアイアンにも備わっています。
慣性モーメントが高いタイプのアイアンに見られる、ブレにくくて『面の安定』が自然にできるアイアンです。
高い慣性モーメントをもったアイアンですが、いわゆるイージー系アイアンと違う、ナチュラルな感じがするところに好感を持ちました。
『飛距離性能』は、軽く1番手くらいは違う感じがしますが、今はこれくらいが普通でしょうか?
操作性は高く、左右どちらにも対応してくれる、中立的なアイアンです。
試打後の感想
フルキャビティらしい、寛容さがあり、親しみがもてるアイアンです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。