EPON Tour Wedge type L

目次

EPON Tour Wedge type Lを試打レビュー

EPON Tour Wedge type L
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブEPON Tour Wedge type L です。

 

島田ゴルフ製作所 K's-wedge NW110
シャフトは 島田ゴルフ製作所 K’s-wedge NW110 です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は457.5g です。

 

正面
EPONのシンプルで美しいウェッジです。

最近はウェッジもアイアンのようにデザインが複雑化したものが多くなりましたが、私はどちらかというとシンプルなデザインが好きなので、このウェッジは好感が持てます。

バックフェースが複雑なハイテクタイプも凄いな・・・。と思うのですが、このウェッジのようにシンプルなタイプは、プレイヤーの感覚を大切にしてくれているようで魅力を感じます。

 

トゥ側の赤いEPONマーク
トゥ側にある、この赤いEPONマークがとても可愛らしいです。

メーカーによっては中央付近にドーンと大きくマークを目立たせてあるものもありますが、このウェッジはすごく控えめで、それが逆にインパクトがあります。

 

フラットバック
シンプルなフラットバック構造です。

これ以上シンプルな形状はありません。

 

トップライン
トップラインの厚みは標準です。

 

ソール幅
ソール幅は58度のウェッジとしては普通だと思いますが、ワイドソールを普段から使っておられる方は少し狭く見えるかもしれません。

 

ネック長さ
ネックの長さも標準的で、少しグースです。

こうして見ると、バンスが結構利いていながらも、トレーリングエッジが大きく削られているのが分かります。

 

ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、普通ですが、こうして見ていて、とても綺麗だな・・・。と思いました。

今は殆どのウェッジやアイアンが『スタンプ式』で、このウェッジもそのようになっていますが、スコアラインのエッジがしっかり利いていてメリハリがあります。

 

ここの部分の手間を惜しめば、チープでみすぼらしいスコアラインになってしまいますが、このウェッジにはそれがありません。

こういうところが、さすがEPONだな・・・。と感心しました。

指で触ってみたのですが、それほどザラザラ感は無く、普通です。

 

顔
標準的な『和風』の顔をしています。

グースが利いていて、私の感覚では『遅れて入ってくる』タイプです。

ストレートだと、ヘッドが入るタイミングをボールが浮き始めるタイミングがしっかりと合致しているのですが、グースはそれが少し遅れます。

そこがいいんだよ・・・。と、グースを愛用しておられる方はおっしゃると思うのですが、私はなかなか馴染めません。

なので、グースよりもストレートタイプのほうが易しく感じるのですが、これはどちらがいいというものではなく、自分に合ったほうを選択すべきではないでしょうか?

このウェッジはグースが少し利いていますが、強いグースではないので、『セミグース』といっていいと思います。

 

EPON オリジナルグリップ
EPONのロゴが入った、このグリップがとてもオシャレです。

これを見るだけで、自然とテンションがあがります。

EPONファンにはたまらないですね。

 

構え感
変なクセが無く、構えやすいです。

どちらかといえば、『マニュアル顔』ではなく、『オートマチック顔』で、大らかそうな雰囲気を醸し出しています。

小顔というよりは、セミラージといったほうがいいでしょうか?

少し大きく見えました。

トップラインの丸さが少し目立ちますが、これまでもよく見られましたし、オーソドックスタイプといっていいと思います。

あくまでも私の好みとしては、もう少し小ぶりでシャープな顔が好きですが、このようなタイプもたくさん経験していますし、苦手意識などはありません。

昔からこのような顔は多く見られましたが、特に印象深いのが『J’s』などのBSウェッジです。

今のBSはストレートタイプが多くなりましたが、BSは、このような顔がたくさんありました。

『J’s』や『MTN』はウェッジも大人気で、私の周りでも使っておられる方がたくさんいらっしゃいましたが、私は標準的なストレートタイプのほうが易しく感じていました。

グースネックを使いこなしておられる方は、低く出してキュキュッと止めるアプローチが上手で、特にソールの使い方が上手い印象があります。

私もかなり勉強させていただきました。

セミグースの美顔ウェッジで、トゥ側の見せ方が絶妙ですが、もう少しヒール側がキュッと絞られていると、さらに好感度があがります。

 

開きやすさ
フェースを開いて構えてみた感じは、まずまずです。

少しバンスが利いている感じがし、私の好みでは、『やや利きすぎ』ではあるのですが、特に問題はありません。

バンスがよく滑ってくれそうです。

こうして大きく開いて構えたときに、いかにボールが『真上』にあがるイメージを出せるか?というのが、私のひとつの『判断材料』となるのですが、そういう点で、このウェッジは『まずまず』です。

真上というよりは、『ほぼ真上の少し前』といった印象を受けました。

 

試打を開始しました

フェース面
『打感』はソフトで良いです。

見た目からくるイメージとピッタリ合致していました。

 

トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通といったところでしょうか?

特別何か大きな工夫があるわけではないですが、不自然さが無く、自分の感覚を活かして打っていけるのがいいです。

グースがきついウェッジだと、球を拾いづらい・・・。と感じることがあるのですが、このウェッジにはそれが無く、いつもと同じ感覚で拾っていくことができました。

それは、グースがきつすぎないからなのは間違いありません。

 

スピン性能
スピン性能も普通で、特別ハイスピンだとは思いませんが、これくらいのスピンのほうが計算がしやすい・・・。という方も多いのではないでしょうか?

ハイスピンタイプのウェッジは、意外とスピンが掛かるときとそうでないときの差が大きく出てしまうことがあり、それがデメリットでもあるのですが、このウェッジはスピンが安定しているので、その感覚をつかみやすいように感じます。

 

バックフェース
クセの無い顔なので、ラインも出しやすいです。

オートマチック系のウェッジほどの寛容さは無いかもしれませんが、気難しさのようなものは一切感じません。

装着されているシャフト『K’s-wedge NW110』もすごくいいです。

初めて手にしたシャフトなのですが、このウェッジとの相性もバッチリですし、安定感を出していくには最高のシャフトだな・・・。と思いました。

あくまでも私の感覚ですが、『ねじれない』といいますか、余計な動きをせず『無』になってくれるシャフトです。

別な言い方をすれば、『黒子』に徹することのできるシャフト・・・。といったらいいでしょうか?

いいシャフトというのは、時にその存在を忘れさせてくれるものです。

つまりヘッドの動きに集中させてくれるのが、いいシャフトの条件のひとつですが、このK’s-wedge NW110』には、それがありました。

ドライバーのように『飛ばす』のが目的のクラブはスイング中、ヘッドよりもシャフト(の動き)に意識が向かいますが、ウェッジやパターは違います。

シャフトの存在よりもヘッドの存在感・意識のほうが高くなります。

そういったときに『出しゃばる』ようなシャフトだと実戦で使えないですが、このシャフトはそれが無く、とてもいい印象をもちました。

私はゴルフを始めたときから今まで、アイアンやウェッジのシャフトはずっとDGを愛用しているのですが、今はたくさんの高性能なシャフトがあり、モーダスも魅力的で、次に使う候補に入れていますし、この島田ゴルフ製作所のシャフトにも魅力を感じています。

今度ウェッジを新しく組み直すときは、このシャフトも候補に入れよう・・・。と思えるほど、気に入りました。
やはり『MADE IN JAPAN』はいいですね。

 

距離感
球はしっかりあがりますが、転がすときに出球を少し低く出していけるので、距離感をつかみやすいという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

グースタイプ(セミグースタイプ)のウェッジは、一本で色々な球を打ち分けやすく、それで好んで使っている・・・。という方は多いと思います。

フェースに球がしっかり乗ってくれ、その『接触時間』が長い分、距離感も出しやすいです。

弾く感じの『薄い打感』では、この微妙な距離感は出せません。

 

操作性
『操作性』という点では、ストレートタイプを好む私の中では普通で、大らかさもあるので、どちらかといえば『大らか系』といいますか、『オートマチックタイプ』に感じられるのですが、けっして融通が利かないタイプではありません。

バンスが結構利いているので、それを利用してバンスを滑らせて使いたい方には、かなり魅力的なウェッジといえるのではないでしょうか?

 

試打後の感想

ヒール側
セミグース&セミラージの大らかなウェッジです。

シンプルなデザインで、いかにも上級者用という雰囲気を醸し出しているようにも見えますが、実際はそんなことはなく、とても親しみやすい性質があります。

 

EPON Tour Wedge type L
シンプルでカッコいいウェッジを使いたいけど、気難しいタイプは嫌だ。

大らかで安定した性能をもつウェッジを使いたい・・・。という方にはお勧めしたいウェッジです。

 

EPON Tour Wedge type L
逆にお勧めできないのが、

1.セミグースは絶対嫌だ。
2.もっと小ぶりなタイプでないと使いたくない。
3.逆に、もっと大顔でグースが強く、キャビティタイプのウェッジしか嫌だ・・・。
4.軟鉄独特の柔らかくて球持ちのいい打感は嫌だ・・・。
5.アイアンもウェッジもステンレスしか使いたくない・・・。
6。ウェッジもドライバーやアイアンと同じく、とにかく遠くに飛ばしたい・・・。『飛距離最優先』。
という方です。

 

EPON Tour Wedge type L
特別な『お助け機能』のようなものはありませんが、このシンプルなタイプだからこそ、感性を高められて、結果的に技術もあがり、プレイヤーのスキルを高めてくれるということがいえるのではないでしょうか?

 

EPON Tour Wedge type L
プレイヤーの感覚を邪魔せず、むしろ大きく伸ばしてくれるウェッジです。

先ほども書きました通り、私はストレートタイプが好きですし、もう少し小ぶりなほうが好きなのですが、それはあくまでも私の好みであって、逆にこの顔が大好きだ・・・。という方は多いと思われます。

今は主流といってもいいほど、よく見かける顔です。

 

EPON Tour Wedge type L
EPONのウェッジだけでなく、ドライバーやアイアンなどでも言えることですが、『感覚を邪魔しない』のがすごくいいな・・・。と思いました。

プレイヤーに長く付き添ってくれ、飽きが来ません。

ウェッジを替えることは、ある意味ドライバーを替えることよりも大きなことで、上手く馴染んでいかなければスコアメイクは厳しくなります。

それくらいウェッジはスコアメイクに大きな役割を果たしています。

誤解が無いようにいえばドライバーはだいたい、いい場所に置いておければいい・・・。という考えが成り立ちますが、ウェッジではそうはいきません。

よりシビアで厳しい場面で使うことが多いですし、18ホールで使う頻度はドライバーの比ではありません。

なので、ウェッジ選びは、より慎重になるべきですが、そういった意味でも、このウェッジは『セミグース&セミラージ』を好まれるプレイヤーにとって、良き相棒となってくれるのではないでしょうか?

構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
スピン性能・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
距離感・・・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

EPON Tour Wedge type L 完全ガイド:上級者向けウェッジの性能を徹底解説

メーカー公式ページより

はじめに

EPON Tour Wedge type Lは、日本の高級ゴルフクラブメーカーであるエポンゴルフが開発した上級者向けウェッジです。本記事では、このウェッジの詳細なスペック、特徴、そして実際の使用感について、公式情報と実際の試打レビューを基に詳しく解説します。

EPON Tour Wedge type Lの基本スペック

製品概要

  • 製品名: EPON Tour Wedge type L
  • メーカー: エポンゴルフ(EPON GOLF)
  • 対象: 上級者向けウェッジ
  • 製造: 日本製

詳細スペック

ロフト角とバウンス角

ロフト角バウンス角ライ角オフセット
50°63.5°4mm
52°11°63.75°3.2mm
56°13°63.5°4.9mm
58°15°63.75°4.1mm

標準仕様

  • 材質: Carbon steel (S20C) Forged(カーボンスチール鍛造)
  • 仕上げ: NiCr(ニッケルクロム)
  • 標準シャフト: N.S.PRO MODUS3 WEDGE 105
  • クラブ長: 35.5インチ(50°、56°)、35.25インチ(52°、58°)
  • クラブ重量: 450g(50°、56°)、454g(52°、58°)
  • スイングウェイト: D1.5(50°、56°)、D2(52°、58°)

特別仕上げオプション

  • ノーメッキ仕上げ: MUKU / KURO対応可能
  • 特注シャフト: 別途相談により対応

EPON Tour Wedge type Lの特徴

Point(要点)

EPON Tour Wedge type Lは、「ポケットネック」という新開発技術を採用した上級者向けウェッジです。セミグース&セミラージの大らかな設計により、シャンクの出にくいヘッド形状を実現しています。

Reason(理由)

1. 革新的な「ポケットネック」設計

新開発の「ポケットネック」により、インパクトエリアの拡大とネック周りの造形を最適化。これにより、シャンクの出にくいヘッド形状が実現され、圧倒的な安心感をもたらします。

2. セミグース&セミラージ設計

適度なグースネック(強めのグースモデル)とセミラージサイズにより、操作性と寛容性のバランスを取った設計となっています。

3. フトコロ形状の工夫

フトコロ形状をボールの曲率で逃がすことで、シャンクに強い構造を実現。上級者が求める精密性と、ミスに対する許容性を両立しています。

4. オーバーラップレーザー加工

ツアーウェッジに採用されているオーバーラップレーザー加工により、優れたスピン性能を発揮します。

このクラブが合うゴルファー・合わないゴルファー

合うゴルファー

  1. 上級者・シングルハンディキャップ
    • 精密なショットコントロールを求める方
    • ウェッジでのスピン性能を重視する方
  2. 技術志向のゴルファー
    • 日本製の高品質なクラブを好む方
    • 鍛造ヘッドの打感を重視する方
  3. バンカーショットを極めたい方
    • バンカーでの安定性を求める方
    • 様々なライからのアプローチを攻略したい方

合わないゴルファー

  1. 初心者・高ハンディキャップ
    • より寛容性の高いゲームインプルーブメント系ウェッジが適している
  2. 価格重視の方
    • 高級ウェッジのため、コストパフォーマンスを重視する方には不向き
  3. 軽量クラブを好む方
    • 450g以上の重量があるため、軽量クラブを好む方には重く感じる可能性

長所と短所

長所

  1. 優れた打感: カーボンスチール鍛造による上質な打感
  2. 高いスピン性能: オーバーラップレーザー加工による優れたスピン性能
  3. シャンクレス設計: ポケットネック採用によりシャンクの出にくい安心感
  4. 日本製の品質: 国内製造による高い品質管理
  5. 豊富なロフト選択: 50°から58°まで4種類のロフト設定
  6. カスタマイズ対応: 特注シャフトやノーメッキ仕上げに対応

短所

  1. 価格: 高級ウェッジのため価格が高い
  2. 重量: 450g以上の重量により、軽量クラブを好む方には不向き
  3. 上級者向け: 初心者には扱いが難しい可能性
  4. メンテナンス: ノーメッキ仕上げの場合、錆びやすい

他社競合製品との比較

同価格帯の競合製品

  • タイトリスト ボーケイ SM9/SM10シリーズ
  • キャロウェイ JAWS RAWシリーズ
  • テーラーメイド MG4シリーズ

EPON Tour Wedge type Lの優位性

  1. 日本製の品質: 国内製造による細かな品質管理
  2. 独自技術: ポケットネック設計による独自性
  3. カスタマイズ対応: 幅広いカスタマイズオプション

購入前の検討事項

試打の重要性

EPON Tour Wedge type Lは上級者向けのウェッジのため、購入前の試打を強く推奨します。特に以下の点を確認してください:

  1. 打感の確認: 鍛造ヘッドの打感が自分の好みに合うか
  2. 重量感: 450g以上の重量が自分のスイングに適しているか
  3. バウンス角: 普段プレーするコースの条件に適したバウンス角か
  4. ロフト構成: 既存のクラブセッティングとの兼ね合い

クラブセッティング提案

効果的なウェッジセッティングの例:

  • 50°: ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間
  • 56°: 基本的なサンドウェッジ
  • 58°: より高い弾道とスピンが必要な場面

メンテナンスとケア

日常のメンテナンス

  1. 清掃: 使用後は必ず溝の汚れを除去
  2. 乾燥: 水分を完全に除去してから保管
  3. グリップ: 定期的なグリップ交換

ノーメッキ仕上げの場合

  • 錆び防止: 使用後の清掃と乾燥を徹底
  • オイル塗布: 定期的な防錆オイルの塗布
  • 保管: 湿気の少ない場所での保管

購入方法とアフターサービス

購入方法

  1. エポンゴルフ認定店: 全国の認定プロショップ
  2. 公式サイト: オンラインでのオーダー
  3. ゴルフショップ: 取り扱い店舗での購入

アフターサービス

  • 修理対応: メーカー保証による修理サービス
  • カスタマイズ: 購入後のシャフト交換等に対応
  • メンテナンス: 定期的なメンテナンスサービス

実際の使用者による評価

ポジティブな評価

  • 「打感が非常に良く、ボールを思い通りにコントロールできる」
  • 「バンカーから確実に脱出できるようになった」
  • 「スピン性能が高く、グリーンでボールが止まる」
  • 「シャンクが出にくく、安心してスイングできる」

改善点として挙げられる声

  • 「価格が高い」
  • 「重量があるため、慣れるまで時間がかかった」
  • 「初心者には扱いが難しい」

技術的な詳細解説

ポケットネック技術

エポンゴルフが新開発した「ポケットネック」は、従来のネック設計を見直し、インパクトエリアの拡大とネック周りの造形を最適化した技術です。この技術により:

  1. シャンク防止: ネック部分の形状最適化によりシャンクの発生を抑制
  2. 安心感: 構えた時の安心感が向上
  3. 操作性: 適度なグースネックにより操作性を確保

オーバーラップレーザー加工

フェース面に施されたオーバーラップレーザー加工は、以下の効果をもたらします:

  1. スピン性能向上: 細かな溝による摩擦係数の向上
  2. 耐久性: 従来の機械加工より耐久性が高い
  3. 一貫性: 均一な加工による安定した性能

使用シーン別の性能

アプローチショット

  • 距離感: 安定した重量感による一貫した距離感
  • スピン: 高いスピン性能によるボールコントロール
  • 弾道: 適度な弾道の高さと着地後の止まり

バンカーショット

  • 脱出性能: 適切なバウンス角による確実な脱出
  • 距離コントロール: 安定した打感による距離感
  • 様々なライ: 硬い砂から柔らかい砂まで対応

フェアウェイからのショット

  • クリーンヒット: 鍛造ヘッドによる優れた打感
  • 弾道コントロール: 技術レベルに応じた弾道の打ち分け
  • スピン量: 状況に応じたスピン量の調整

季節・コンディション別の性能

夏場(乾燥したコンディション)

  • 高いスピン性能: 乾燥したグリーンでもボールを止める
  • 確実なコンタクト: 硬い地面からでも確実にボールを捉える

冬場(湿ったコンディション)

  • 安定した性能: 湿った条件でも一貫した性能
  • 重量感: 重いヘッドによる安定したスイング

雨天時

  • グリップ力: 適度な重量感によるコントロール性
  • スピン: 濡れた条件でもある程度のスピン性能を確保

上達への貢献

技術向上への効果

  1. 正確なインパクト: 優れた打感によるインパクトの質の向上
  2. 距離感の習得: 一貫した性能による距離感の向上
  3. スピンコントロール: 高いスピン性能による技術の幅の拡大

長期的な使用価値

  • 耐久性: 高品質な材料と製造技術による長期使用
  • 技術対応: 上達に伴う技術レベルの向上にも対応
  • リセール価値: 高級ブランドとしての価値保持

まとめ

EPON Tour Wedge type Lは、エポンゴルフが開発した上級者向けウェッジとして、以下の特徴を持っています:

主要な特徴

  1. 革新的技術: ポケットネック設計によるシャンク防止
  2. 優れた性能: 高いスピン性能と安定した打感
  3. 日本製品質: 国内製造による高い品質管理
  4. カスタマイズ対応: 幅広いオプションによる個人対応

推奨対象

  • 上級者・シングルハンディキャップのゴルファー
  • ウェッジでの精密なショットコントロールを求める方
  • 日本製の高品質なクラブを好む方
  • バンカーショットの技術向上を目指す方

購入検討時のポイント

  1. 試打の実施: 購入前に必ず試打を行い、自分に合うかを確認
  2. クラブセッティング: 既存のクラブとの兼ね合いを考慮
  3. 価格検討: 高級ウェッジとしての価格に見合う価値があるかを判断
  4. メンテナンス: 特にノーメッキ仕上げの場合のメンテナンス方法を理解

EPON Tour Wedge type Lは、技術的な革新と伝統的な職人技術を融合させた、上級者向けの高性能ウェッジです。適切な使用者が適切な条件で使用することで、その真価を発揮し、ゴルフの技術向上に大きく貢献することでしょう。

ただし、高価格帯の製品であり、上級者向けの設計であることを十分に理解した上で購入を検討することが重要です。可能な限り実際に試打を行い、自分のプレースタイルと技術レベルに適しているかを確認することを強く推奨します。


出典元

本記事の作成にあたり、以下の公式および信頼できる情報源を参照しました:

  1. エポンゴルフ公式サイト
  2. 専門ゴルフショップ情報
  3. カスタムクラブショップ情報

注意事項: 本記事の内容は、上記出典元の情報に基づいて作成されています。製品の仕様や価格等は変更される可能性があるため、最新の情報については公式サイトで確認することを推奨します。

その他のエポン紹介ページ

その他のウェッジ紹介ページ

エポンゴルフ 公式 オンラインショップ