ゴルフクラブ試打日記。          

A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY

A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY の4番 です。
ATTAS EZ
シャフトは ATTAS EZ です。
ロフトは23度、クラブ長さは39インチ、シャフトフレックスは9S、シャフト重量は93g、トルクは2.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は390g です。
正面
とてもシブい感じのするユーティリティです。
最近はユーティリティもハイテク化が進んでいるように思いますが、このクラブはとてもシンプルです。
側面
形状も、オーソドックスな感じです。
奇をてらったタイプではありません。
艶消し
クラウンが艶消しなところもいいです。
独特の雰囲気を醸し出しています。
落ち着いて構えることができます。
ドライバーなどもそうですが、このようなクラウンが艶消しのタイプはいいクラブが多い印象があるので、このクラブにも期待感が増します。
ネックの長さ
ネックの長さもしっかりあります。
適度な高重心を印象づけます。
ショートネックだとウッド系に近くて、横からはらう打ち方をイメージすることが多いのですが、このように適度な長さがあると、アイアンに近い感じで上から打ち込んでいけそうです。
私はこういうタイプが好きです。
KOBE JAPAN
ホーゼルには『KOBE JAPAN』の文字がはっきりとありました。
好感度が増します。
神戸で作られているのであれば、さらに魅力が増します。
顔
顔はオーソドックスな感じです。
これまで何度も目にしてきました。
『出っ歯』タイプです。
あくまでも私の好みでいいますと、もっと抑えられているほうがいいのですが、こういうタイプのクラブの経験値もだいぶ上がってきているせいか、特に苦手意識のようなものは芽生えませんでした。
ノーマルな形状
シャロータイプのユーティリティも増えてきているので、そういう意味ではやや厚みがあるほうだと思いますが、全体的にはノーマルな形状といっていいと思います。
ユーティリティはドライバーやFWほど、形状のバリエーションは多くないような気がします。
振り感
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
装着されているアッタスシャフトとの相性も良さそうです。
タイミングもすぐに整いました。
ユーティリティはスチールを挿したくなることも多いのですが、最近はカーボンの進化が凄まじいので、まずはカーボンから考えてみるのがいいような気もします。
ただ、あまりにもたくさん種類があるので、どれが自分に合っているかは、慎重に選んでいく必要があるように思います。
構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
『出っ歯』ということや、ロフトが23度ということもあると思うのですが、フェース面がよく見えました。
ヘッドの、ほぼ半分近くを占めているのではないか?と思えるほど、フェース面全体が大きく見えました。
球があがりやすそうで大らかそうな印象を与えてくれますが、私はもう少し『絶壁感』といいますか、出球を低く出していくイメージが欲しいです。
なので、最高のイメージが出ることはなかったのですが、違う番手で試すと、また印象も変わってくると思います。
『あがりやすさ』は求めていきたいですが、それ以上に『あがりすぎ』を私は好まないので、少しだけ気になりました。
ドライバーに限らず、FWやUT・アイアン・ウェッジ(アプローチ含む)・パターも、できるだけ『重い球』をイメージして打ちたいと私は考えています。
ビギナーの頃、とにかく高く上げようとし過ぎて、たくさん失敗を重ねてきました。
『軽い球質』をイメージしていたように思います。
軽い球質は不確定要素が多すぎて、スコアメイクが難しいです。
とはいっても、このクラブの場合、気になるほどではないですし、A DESIGN GOLF という好感度の高いメーカーのクラブだからこそ、こちらの要求も大きくなってしまうのかもしれないな・・・。と思いました。
これまでの経験を活かして打っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』は良いです。
ソフトで、心地いいフィーリングです。
外見からくる印象通りでした。
打球音
『音』は、かなりおとなしめでいいです。
邪魔することなく、気持ち良く振り切ることができました。
トゥ側
球もあがりやすくて、いい感じでした。
打つ前はもっとタフなタイプなのかな?と思っていましたが、それほどでもありませんでした。
親しみやすさを感じました。
4番(23度)という番手もあるのだと思います。
ただ、今はあがりやすいUTがたくさんあるので、それらをひっくるめて考えてみると、平均的といえるのかもしれません。
ヒッター向けであることは間違いないと思います。
バックフェース
『安定性』という点では、まずまずだと思いました。
それほど高い寛容さはないかもしれませんが、ラインも出しやすいですし、気難しさのようなものは感じませんでした。
普通に打っている限り、大暴れをしにくいですし、計算しやすいUTだと思いました。
飛距離性能
『飛距離性能』という点では、平均的だと思いました。
飛距離性能が驚くほど優れているとは思いませんでしたが、何といいますか『勘を働かせやすい』感じがしました。
計算しやすいので、コントロールタイプだと思いました。
思っていたよりも飛びすぎたり、逆に飛ばなかったり・・・。といったことにはなりにくいように感じました。
こういったクラブだと、コースに出ても勇気をもらえます。
操作性
『操作性』はとても良いです。
『手の延長』として、機能してくれました。
右にも左にも、同じように対応してくれました。
私はフック系が持ち球で、左へ行きすぎるのがとても怖いのですが、いい感じで右に逃がしていくこともできました。
融通が利きやすいな・・・。と思いました。
コントロール性能を楽しむことができました。
ヒール側
それにしても、久し振りの試打は楽しくてたまりませんでした。
一球一球、体に染みこませるように打ちました。
このクラブから、新たな刺激を受けました。
A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY
楽しい時間は本当に一瞬だな・・・。と思いました。
今日はあまり時間が無かったのですが、それでも時間の許す限り、このクラブで楽しみました。
A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY
やはり、私はクラブを振っていないと落ち着きません。
普段は殆どアプローチとパッティングの練習ばかりなのですが、今日は久し振りにUTを思いっきり楽しみました。
このクラブはとてもバランスが取れていると思いました。
カッコいいクラブですが、難しすぎないですし、高くあがりすぎて弱々しい弾道でもありません。
飛びすぎずにコントロールしやすいので、実戦的なクラブです。
A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY
『敷居の低さ』ということで考えると、他にもっと色々なクラブがあると思うのですが、使っていけばいくほど、いい味の出るクラブだと思いましたし、多くの方に試していただきたいと思いました。
久し振りの記事の更新ですが、これからもよろしくお願いします。