ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッドを試打レビュー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッド の5番 です。

シャフトは VENTUS BS6 です。
ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、キックポイントは中調子、バランスはD2、クラブ総重量は322gです。

ブリヂストンゴルフの新しいフェアウェイウッドです。
ツアーステージからブリヂストンゴルフに変わって、かなり機能的なデザインになったような気がします。

大きさは標準的で、ソールにいろいろなものが組み込まれていますが、抜けが良さそうな形状です。

トゥ側とヒール側にある大きなウェイトが存在感を放っています。
この位置にあるということは、結構重心が浅いのかもしれません。

TITANIUMという文字があったので、このFWはチタンが使われているのというのが分かりました。
他のメーカーでは既に発売されていますが、BSのFWはメタルの印象が強いです。
次第にメタルは淘汰されていくのでしょうか?

ネックの長さは標準的で、調整システムは搭載されておらずシンプルです。

この『独特な』といいますか、強烈なミーリングが今回のモデル最大のポイントなのは間違いありません。
以前ドライバーで経験していますが、やはり凄いな・・・。と思いながら見ていました。
トゥ側には『SLIPLESS BITE MILLING』という文字があるので、やはり滑らずに噛むミーリングということなのだと思います。
これまでのBSはドライバーもFWも比較的シンプルなフェース面が多かったように思っていたのですが、今回のモデルは凄いです。
クラブデザイナーが変わったのでしょうか?
それとも、これまで長い間温めてきたアイデアなのでしょうか?

見慣れたシャローです。
昔からBSのFWはディープなイメージもありましたが、今はすっかりシャロー化しました。

コンパクトで引き締まった顔です。
このFWもカーボンコンポジットが採用されています。
昔はプロギアで、今はテーラーメイドがブームの火付け役ですが、いつまで続くのでしょうか?
この『ツートンタイプ』のデザインもいいですが、できればカーボンだと気づきにくいようなデザインだとさらに魅力が増すなぁ・・・。と思いながら見ていました。

装着されているグリップはソフトなフィーリングで無難なタイプです。
私は昔、ロイヤルグリップを好んで使っていた時期があったので、そのグリップを思い出しました。

素振りをしてみた感じはまずまずです。
見た目よりも軽量感がありますが、今はこれくらいが標準といえるでしょうか?
昔からフェアウェイウッドの『ウリ』といえば、ドライバーよりも短く、しかも重量があるので、コンパクトに力強く打っていくことができたことですが、最近のFWはドライバー同様、かなり軽量化が進んでいて、『ライトモデル』が多くなりました。
ドライバーの調子が悪くても、それをFWでカバーできていたものですが、それはFWのほうがドライバーよりも『段階的に』しっかりしていたからです。
しかし今はそうではありません。
ドライバーと変わらないような軽さのFWも多くなりましたし、番手毎のスペックの違いが曖昧になってきた感じがします。
『混ざり合って』しまっている・・・。といったほうがいいかもしれません。
これも今のニーズに沿ったスペックになっていると思うのですが、かなり軽く感じられる方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか?
昔とは別の意味で、今はクラブ選びが難しくなったような気がします。

ボールを前にして構えてみると、クセがなく、いい感じです。
できればカーボンの部分が『艶消し』になっていると、もっといいなぁ・・・。と思いながら見ていました。
少しチープに見えたからです。
カーボンをカーボンに見せない工夫があってもいいのではないでしょうか?
そういったことは手間が掛かりますし、それが価格に反映されてしまっては本末転倒ですが、この顔を見て、ふとそう感じました。
構えづらい、いわゆる『異型』だと、ここまで求めませんが、いい顔なので、ついつい求めるものも多くなります。
オーソドックスな顔で、方向性への不安は全くありません。
クリークなので、フェース面は多少見えますが、ミーリングが構え感を邪魔していないのがいいです。
いわゆる『アゴ』がきつくないのもいいな・・・。と思いながら見ていました。
試打を開始しました

『打感』はいい感じです。
適度にしっかり感とソフトさが両立できていて、弾きの良さもあります。
フェース面を見たときは、かなり食いつくだろうな・・・。と思っていましたが、見た目ほど食いつき感は大きくなく、ここが以前試打したドライバーと違うところかな?と思いました。
同じミーリングで、フェースの形状や高さなどによって、変わってくるのでしょうか?

『音』は、やや高く大きめですが、全く問題ありません。
『カチッ』という金属音で、品の良さと質の良さを感じさせる音です。
さすがチタンだな・・・。と思いました。
顔もそうですが、この音と打感は、これまでも経験したことがあり、まるでデジャブを見ているかのようです。

『球のあがりやすさ』という点では、シャロー感があるものの、イージー系というよりは、ややしっかり打っていくタイプのクラブだと思います。
今回試打したモデルはクリークなので、充分過ぎるほどあがってくれましたが、弾道は力強く弱々しい感じはしません。
HS40後半の方には、かなり頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?

『安定性』という点では、今のFWの中でも普通といった感じで、特別寛容にできているとは思いませんが、構えやすいですし、ラインをイメージしやすいので、それに乗せていくのが簡単です。
フェース面のミーリングが効果を発揮しているのか、球がしっかりつかまってくれ、右に逃げる感じはありません。
私もそうですが、フックフェースが苦手な方はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、このようなつかまりのいいフェースがあれば、フックにしなくても、またフックにしたとしても、その度合いを弱めることができるような気がします。
私はフックがきついクラブはコースでも使わないですし、購入することはありません。
しかしフックフェースが苦手でも、仕方なく我慢して使っておられる方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか?
構えづらいクラブは難しいですし、ゴルフが楽しくないですね。
なので、そういった方にも、是非今回のBSのニューモデルを試していただきたいです。

『操作性』は、コンパクトで構えやすく、なかなかいい感じです。
左右どちらにも反応してくれましたが、いい意味で『鈍感さ』といいますか、『自動化』された感じがあって、それほど細工をするタイプではないという印象をもちました。
そう感じられるのも、チタンだからでしょうか?
球のあがりやすさや安定性を求めると、重心が後ろにある(深い)ほうがいいのかもしれませんが、スピンを抑えたり、操作性を高めるには、ある程度重心が前にあるほうがいいような気がします。
ドライバーよりもアイアンのほうが操作性が高いのと同じ理屈です。
昔、スキーに行ったときに、FFの車だったので、前輪にチェーンをかけながら走行し、途中からアイスバーンになっていたので、かなりゆっくりと車を走らせていて、助手席にいた私は窓の外から前後のタイヤを見たときに、前輪はしっかり雪(氷)に食いついて回っているのに、後輪は全く回っていなくてスーッと滑っていました。
これが前輪だったからこそ、舵を取りながら動力を活かすことができましたが、FRだとかなり難しく、四輪全てにチェーンを掛けなければいけなかったと思います。
今はFRはかなり減っていて、セダンタイプでも殆どがFFになりました。
技術が進化して、FFの欠点であった、『振動の伝わりやすさ』『乗り心地の悪さ』が軽減されたのも、大きな理由のひとつだと思います。
ちょっと話がそれてしまいましたが、クラブの『浅重心』『深重心』は、車に例えると『FF』『FR』、あるいは『RR』『ミッドシップ』になると思うので、車好きの私はそのように考えながら試打していました。
子供の頃はランボルギーニやフェラージ・ポルシェやランチャストラトス・マセラッティ・ロータスなど、欧州の車に憧れて、部屋にたくさんポスターを貼るほどでしたが、今は日本車が世界最高だと思っています。
デザインも負けていないですし、何より安全で高性能、そして耐久性もあり、低燃費でコスパも最高です。

『飛距離性能』は高いですが、『誰にでも』というタイプではありません。
先ほども書きましたが、ある程度HSがあったほうが、このFWのもつポテンシャルを活かしやすいと思います。
ある程度スピンが抑えられているのでしょうか?
構えたときは高弾道をイメージしていましたが、実際に打ってみると、『やや強弾道』という印象をもちました。
叩いていきたい方にも、是非お勧めしたいクラブです。

最初見たときは、比較的易しく、オールラウンドタイプのクリークかな・・・?と思っていました。

しかし実際は違っていて、ある程度のHSを要する、ややタフなタイプだというこが分かりました。
シャロータイプではありますが、設計が上手くいっているのでしょうか?
頼りない感じは全くありませんでした。

かなりの高機能でありながら、構え感や打感など自然な感じがして、違和感をもたなかったのも好印象です。
機能がフィーリングを邪魔していません。

いろいろなクラブを試打していると、ここの部分だけにフォーカスして作られたな・・・。とか、ここだけを重視して、あとは『おざなり』になっているな・・・。と感じることがたくさんあったのですが、このクラブは違っていて、全体的なバランスがとれているように感じました。
一番の特徴はやはりフェース面のミーリングですが、それに見合うといいますか、相性の良い他の工夫を模索して完成したクラブという印象です。
クラブにたくさんの機能を搭載すればするほどいいというものではなく、その数にも限界がありますし、相性もあります。
たくさん詰め込みすぎたから、逆に性能が落ちてしまっているクラブもたくさんありました。
しかし、このクラブはお互いがお互いを尊重しながら・・・。といいますか、上手く引き立て合っているようなところがあり、そこが魅力的です。

先日試打したドライバー同様、かなりポテンシャルが高く、『作り上げてるなぁ・・・。』と思いました。
いわゆる『イージー系』ではないですが、このポテンシャルの高さに魅力を感じられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
BSの本気を見たような気がします。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッド:飛距離・打感・操作性を徹底解説
はじめに
ブリヂストンゴルフの2023年モデル「B1 ST フェアウェイウッド」は、同社のBシリーズの中核を担うフェアウェイウッドとして注目を集めています。チタン+カーボン構造による革新的な設計で、多くのゴルファーから高い評価を得ている一本です。
本記事では、B1 ST フェアウェイウッドの詳細なスペック、実際の使用者による口コミ、メリット・デメリット、そしてどのようなゴルファーに適しているかを徹底的に解説します。
B1 ST フェアウェイウッドの基本スペック
ヘッド仕様
- 3番ウッド
- ロフト角:15度
- ライ角:57度
- ヘッド体積:177cm³
- 5番ウッド
- ロフト角:18度
- ライ角:57.5度
- ヘッド体積:160cm³
シャフトオプション(標準仕様)
VENTUS BS6 シャフト(カーボン)
- 3番ウッド:長さ43インチ、重量318g(S)、バランスD2
- 5番ウッド:長さ42.5インチ、重量322g(S)、バランスD2
TENSEI Pro Blue 1K 60 シャフト(カーボン)
- 3番ウッド:長さ43インチ、重量317g(S)、バランスD2
- 5番ウッド:長さ42.5インチ、重量321g(S)、バランスD2
SPEEDER NX BLACK 60 シャフト(カーボン)
- 3番ウッド:長さ43インチ、重量321g(S)、バランスD2.5
- 5番ウッド:長さ42.5インチ、重量325g(S)、バランスD2.5
技術的特徴
チタン+カーボン構造
B1 ST フェアウェイウッドの最大の特徴は、革新的なチタン+カーボン構造です。この構造により、以下の効果を実現しています:
- 軽量化と高強度の両立
- 重心位置の最適化
- 反発性能の向上
- 打音の改善
コンパクトヘッド設計
ヘッド体積を抑えたコンパクト設計により、操作性と構えやすさを実現。上級者からアベレージゴルファーまで幅広く対応できる設計となっています。
実際の使用者による口コミ・評価
飛距離に関する評価
ポジティブな評価:
- 「小ぶりだがよく飛ぶ。3Wで220ヤード前後の飛距離を実現」
- 「無理せずハーフショットでも距離が出る」
- 「弾道の高さも良く直進性も良い」
打感・操作性に関する評価
ポジティブな評価:
- 「すっきりしていて構えやすい」
- 「これまでのブリヂストンのウッドで最も良いシリーズ」
- 「TENSEIシャフトもとても良い」
総合評価
多くのユーザーが飛距離、操作性、構えやすさの三点で高く評価しており、特に「よく飛ぶ」という点で満足度が高いことが分かります。
メリット・デメリット分析
メリット
- 優れた飛距離性能
- チタン+カーボン構造による高反発性能
- 効率的なエネルギー伝達
- 高い操作性
- コンパクトヘッド設計による操作のしやすさ
- 様々なライからの対応力
- 構えやすさ
- すっきりとしたヘッド形状
- 安心感のあるアドレス
- 豊富なシャフト選択肢
- 3種類の高品質シャフトから選択可能
- プレーヤーの特性に合わせた最適化
- 高い直進性
- 安定した弾道
- サイドスピンの軽減
デメリット
- 価格帯
- プレミアム価格帯での設定
- 初心者には投資額が大きい可能性
- ヘッド体積
- コンパクト設計のため、大きなヘッドを好むプレーヤーには不向き
- スイートスポットが相対的に小さい
- 上級者向けの側面
- ある程度の技術力が要求される
- 完全な初心者には扱いが難しい場合がある
このクラブが合うゴルファー
推奨される対象者
- 中上級者ゴルファー
- ヘッドスピード:40m/s以上
- ハンディキャップ:15以下
- 技術的な安定性がある
- 飛距離を求めるゴルファー
- フェアウェイウッドでの飛距離向上を目指す
- セカンドショットでのアドバンテージを求める
- 操作性を重視するゴルファー
- 球筋をコントロールしたい
- 様々な状況での対応力を求める
- アスリート志向のゴルファー
- 競技ゴルフに参加している
- スコアアップを真剣に目指している
合わないゴルファー
- 完全な初心者
- 基本的なスイングが安定していない
- ゴルフ経験が浅い(1年未満)
- ヘッドスピードが遅いゴルファー
- ヘッドスピード:35m/s未満
- シニアゴルファーの一部
- 大きなヘッドを好むゴルファー
- 安心感を重視する
- ミスヒットへの寛容性を求める
- 価格を重視するゴルファー
- コストパフォーマンスを最優先する
- エントリーレベルのクラブを求める
ヘッドスピード別の期待飛距離
3番ウッド(15度)の飛距離目安
- ヘッドスピード45m/s以上:220-240ヤード
- ヘッドスピード40-44m/s:200-220ヤード
- ヘッドスピード35-39m/s:180-200ヤード
- ヘッドスピード30-34m/s:160-180ヤード
5番ウッド(18度)の飛距離目安
- ヘッドスピード45m/s以上:200-220ヤード
- ヘッドスピード40-44m/s:180-200ヤード
- ヘッドスピード35-39m/s:160-180ヤード
- ヘッドスピード30-34m/s:140-160ヤード
*注:上記の飛距離は理想的な条件下での目安であり、個人差、気象条件、ボール特性により変動します。
他モデルとの比較
B2 HT フェアウェイウッドとの違い
- B1 ST:より上級者向け、飛距離重視
- B2 HT:よりやさしさ重視、高弾道設計
他メーカーとの競合比較
同価格帯の競合モデルと比較して、B1 STは特に以下の点で優位性があります:
- チタン+カーボン構造の採用
- 日本人向けの設計思想
- 高品質なシャフトラインナップ
購入時の注意点
フィッティングの重要性
B1 ST フェアウェイウッドは性能の高いクラブですが、最大限の効果を得るためには適切なフィッティングが不可欠です。
- シャフト選択
- スイングタイプに合ったシャフトの選択
- 重量・硬さ・キックポイントの確認
- ロフト角の選択
- 使用用途(距離・高さ)の明確化
- 他のクラブとの距離の兼ね合い
- グリップ
- 手の大きさに合った適切なサイズ
- 好みの材質・厚さの選択
価格情報
- 定価:オープン価格
- 実売価格:約8-12万円(シャフトにより変動)
- 中古市場:約6-9万円程度
まとめ
ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッドは、チタン+カーボン構造による革新的な設計で、飛距離と操作性を高次元で両立させた優秀なフェアウェイウッドです。
特に中上級者のゴルファーにとって、飛距離アップとスコア改善の強力な武器となるでしょう。一方で、価格帯や技術的要求レベルを考慮すると、購入前の十分な検討とフィッティングが重要です。
「これまでのブリヂストンのウッドで最も良いシリーズ」という使用者の声が示すように、同社の技術力が結集された渾身の一作と言えるでしょう。ゴルフの上達とスコアアップを真剣に目指すゴルファーにとって、検討に値する優秀なフェアウェイウッドです。
出典・参考資料
本記事は以下の公式情報および信頼できる情報源を基に作成されています:
公式情報源
- ブリヂストンゴルフ公式サイト – B1ST フェアウェイウッド
- ブリヂストンゴルフ公式ショップ – B1ST FAIRWAY WOOD
専門メディア・レビューサイト
- ゴルフダイジェスト – B1ST フェアウェイウッドの試打レビュー
- ゴルフダイジェクト通販 – B1 ST フェアウェイウッド 口コミ・評価
動画コンテンツ
- YouTube – ブリヂストン『B1ST / B2HT』フェアウェイウッド トラックマン計測
- YouTube – B1 ST フェアウェイウッド試打計測 チタン+カーボン構造
*記載されている価格・スペック情報は2023年時点のものです。最新情報については各公式サイトをご確認ください。


