キャロウェイ X FORGED STARアイアン の試打 レビュー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ X FORGED STARアイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO 950GH neo です。
ロフトは29度、クラブ長さは37インチ、シャフト重量は98g、トルクは1.7、キックポイントは中調子、クラブ総重量は418g です。

久しぶりに出会った、キャロウェイ X FORGEDアイアンです。
ステンレス素材のイメージが強いキャロウェイアイアンですが、数年に1回、フォージドアイアンを発表しています。
以前も書きましたが、私はキャロウェイが日本に登場してから、ずっとアイアンを苦手にしていました。
それは海外メーカーらしい、独特の形状がどうしても合わず、苦戦していたからです。
キャロウェイとPINGのアイアンには昔から苦手意識を強く持っていて、手にすることもためらっていました。
機能的なデザインかもしれないですが、どうしても大雑把な印象もあり、日本メーカーの繊細さを感じさせるデザインが好きな私はキャロウェイの寸胴で頭でっかちなアイアンを好きになれませんでした。
質感も好きになれず、ニューアイアンを見ても、手にすることなくスルーすることも多かったです。
そういった苦手意識が強かったキャロウェイアイアンですが、X FORGEDの初代モデルに出会い、その印象はガラリと変わりました。
軟鉄で、日本的な形状と質感で一気に好きになりましたし、ワクワクしていたのを覚えています。
このアイアンの登場により、キャロウェイアイアンへの好感度が高まり、その後継モデルということで、このアイアンにもすごく興味をもちました。

実際に見比べてみないと分かりませんが、デザイン的に少しギュッと凝縮されたと言いますか、短くなったような印象です。
『男梅』を思い出しました。
やっぱり軟鉄の質感はいいな・・・。と思いましたし、このアイアンの素材はS20Cだと聞いたのですが、それまではS25Cが多く、S20Cはキャロウェイやプロギアが早く採用した印象があります。
軟鉄の長所は素材が安価で加工しやすいということです。
なので、何度も書きましたが、ロフトやライ角の調整がしやすいというのはステンレスにはない、大きなメリットです。
最初からカスタムオーダーで、その人の体格(身長や手の長さなど)を計測して、一本一本厳密に作るのであれば、ステンレスもアリだと思いますが、それは一般アマチュアには現実的ではないので、軟鉄しか選択肢が無いような気がします。
私の知るところ、海外メーカーで微調整に力を入れているメーカーはPINGだけです。
自分にマッチしていないクラブを使い、ミスしていることに気づかないゴルファーが意外と多いのではないでしょうか?

ヒール側の★STAR★も懐かしいです。
何代目のX FORGED STARでしょうか?

これまでのXフォージド同様、オーソドックスな形状で、大きさも標準的です。
こうして見る限り、過去のモデルと変わったところは見られません。

彫りの深さも適度にあり、ノーマルキャビティといっていいように思います。
こうして見ていると、昔のツアステアイアンを思い出しました。
過去のX FORGEDと同じような形状で、X FORGEDアイアンは、これで決まりというメーカーの意思が伝わってくるようです。

トップラインの厚さは少し厚く見えましたが、今のアイアンの中では標準的といっていいように思います。

ソール幅はノーマルです。
ちょっと前までワイドタイプが多かったように思いますが、最近はこのようにノーマルか、やや狭いタイプも見られるようになりました。
やはり、これは流行のように時代と共に繰り返すのだと思います。

ソールは、かなり丸っこいです。
ここの部分が過去のX FORGEDと大きく変わったところのように感じました。
抜けが良さそうな形状です。

リーディングエッジは少し削られていて、丸みを帯びています。

トレーリングエッジのほうが、大きく削られていて、これは今のアイアンに共通する部分です。

ネックの長さは標準的で、特に長いとか、短いということはありません。
これよりもネックが太くなってしまうと、少しボテッとしているといいますか、『ファットアイアン』な印象をもってしまいますが、これくらいであれば好感が持てます。
今は昔のように『首長(くびなが)美人』のアイアンに出会うことが少なくなりました。
高重心のアイアンは敬遠されているのでしょうか?

フェース面にミーリングは無くシンプルで、特に変わった工夫は見られません。
昔から、キャロウェイのアイアンはスコアラインの間隔が狭く、数が多い印象があるのですが、このアイアンのスコアライの数は13本で、私の好みです。
13本でなければいけないということではないのですが、私は昔から13本が好きなので、親近感を覚えました。
こういったところからも、キャロウェイは海外メーカーでありながら、このアイアンに関して言えば、『日本的』に感じる部分です。

キャロウェイのロゴが入った、オリジナルグリップがとてもカッコいいです。
私が大好きなツアーベルベットであることも、さらに好感度があがりました。
そして、最近はバックライン有りが多かったのですが、このアイアンはバックラインが入っていなかったのもポイントが高いです。
バックラインがあったほうがいいという方はたくさんいらっしゃると思いますが、私は無いほうが好きなので、このグリップには好感が持てますし、もし私がこのアイアンを購入したら、グリップ交換の必要性は無くなります。
バックラインがあると打ちづらいということはないのですが、以前も書いた通り、『限定』する感じがして嫌なのと、バックラインがあると、どうしても握ったときに隙間ができる感じがして、昔から使っていません。
グリップと指との密着感はとても大切です。

軽量感はあるものの、シャフトは適度にしっかりしていますし、何度も試打しているシャフトなので、素振りを数回繰り返して感覚をつかむことができました。
できれば、もう少し重量のあるシャフトを試打したかったのですが、これ一本しか試打クラブが無いということで、このまま試打することにしました。

ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じです。
見とれるようなことはないですが、今のアイアンの中では、かなりの美顔です。
少しグースが利いているように見えましたが、これも今のニーズに応えた形でしょうか?
『小ぶり』というよりは、少しだけ『面長』に見えたのですが、苦手意識が芽生えることはありませんでした。
独特の光沢感があり、タイトリストのアイアンを思い出しました。
いい顔をしていますが、7番アイアンを構えている感覚はなく、5番という感覚でした。
7番アイアンに欲しい、フェースに乗って、そこから駆け上がっていくイメージが湧いてきません。
しかしこれは今に始まったことではないので、あまり気にせずスルーしていくしかない・・・。と思いました。
試打を開始しました

『打感』はとても良いです。
金属の柔らかさと厚みが融合した、ソフトフィーリングといったらいいでしょうか?
質感の良さに合致した、グッドフィーリングです。
ただ、『乗っかり感』がありながらも、球離れも速く感じられ、これはロフトが立っているからかもしれない・・・。と思いました。
この絶妙な弾き感も、ユーザーから支持されているのかもしれないですし、これが『現代風フォージドアイアンフィーリング』なのかもしれません。

ロフトが立っているせいか、『球のあがりやすさ』という点では、少し低めといいますか、抑えられた感じがしました。
決してタフなアイアンではないですが、中空やポケキャビのような『お助け機能満載』のアイアンとは違う、正直さのようなものを感じました。
人によっては球があがりにくい・・・。と感じられるかもしれません。

『安定性』という点では、フルキャビティらしい大らかさがあり、シビアさは感じませんでした。
カッコいいアイアンですが、易しさとの両立はできていると思います。
安定性は様々な要因が絡み合っていて、大きさはバックフェースの形状だけでなく、ウェイトなどの異材の有無。
そしてシャフトによるところも大きいです。
ミスに寛容なアイアンですが、オートマチックタイプという印象はもちませんでした。

『飛距離性能』という点では、このアイアンで楽に高さを出していける方でしたら、易しく飛ばしていけると思います。
ある程度HSが必要なのは明らかで、だいたいではありますが、最低でも(ドライバーで)43以上くらいは必要になってくるのではないでしょうか?
しっかりと高さが出せない・・・。という方には、キャリー不足で飛距離が伸ばせないかもしれません。
こういったところも、『お助け機能』があるアイアンとの大きな違いだと思います。
これはどちらがいいとか悪いというものではなく、あくまでも『その人の好み』によるところが大きいと思いますが、私はこのような正直なタイプのほうが好きです。
このアイアンに『5』という刻印がされていたら良かったのにな・・・。と思いましたが、それはマーケティング上できないと思うので、仕方ありません。
ロフトを昔のように『寝かしたまま』での、本当の意味で『ディスタンス系アイアン』は未だに存在していません。
飛ばすには、まずはロフトを立てることが大前提になるのだと思います。
以前も書きましたが、アイアンだけが14本のクラブのうち、ロフトがクラブに表示されていません。
いずれ表示される時代がやってくるのかもしれないですし、その頃にはアイアンという形状のクラブが無くなっているのかもしれません。
それくらい、今は本数が減っているように感じます。
これはボールの低スピン化が大きく関わっているのかもしれません。

『操作性』は、なかなかいい感じで、左右へも普通に曲げられました。
日頃、オートマチック系のアイアンを試打することが多く、なかなか意図的に曲げられないな・・・。と感じることが多かったのですが、今日はいい感じです。
私はフッカーなので、左へ曲げることのほうが易しく感じましたが、スライスも打つことができました。
反応の良さは『なかなか良い』です。
試打後の感想

やっぱりXフォージドはいいな・・・。と思いました。
数年に一度しか発売されませんが、それはこのような軟鉄ワンピースタイプであれば、仕方ないことだと思います。
『もうこれ以上やりようが無い』というのが、メーカーの本音ではないでしょうか?

メーカーとしては、設計自由度の高い中空で勝負していきたいところだと思いますが、中空にも欠点がありますし、必ずしも中空やポケキャビがいいというわけではありません。
野球は90度の範囲で打てばいいですが、ゴルフはそうはいきません。
方向性が求められます。
そしてアイアンには方向性にプラスして、『距離感』が求められます。
正確な距離を刻むためのクラブがアイアンだからです。
それにはフィーリング性能は決して無視できません。
プレイヤーの意図する距離に運んでいくには、プレイヤーの感覚を大切にしてくれるクラブでないと、安心して使うことができません。

そういったときに、このようなシンプルでベーシックなタイプのアイアンが求められるのではないでしょうか?
ただ先ほども書きましたが、このアイアンはロフトが立ちすぎているので、距離感を出していくのは難しいような気がします。
いくら開発技術が進化して、クラブが高性能化しても、ロフトが立てば飛距離が出やすくなっても、距離感を出していくのはむずかしいのが現実です。
長所と短所は表裏一体です。

なので、待望のキャロウェイニューアイアンではありますが、私がこのアイアンを購入することはありません。
それと、以前試打したX FORGED STARアイアンの記憶を蘇らせながら試打したのですが、正直大きく変わったとは思いませんでした。
変わったな・・・。と感じられたのは、ソールの形状と『スタンディングロフト化』したことによる飛距離性能です。
明らかに飛ぶようにはなっていますが、おそらくそれほど大きな支持は得られないのでは?と思いました。
それは先ほども書きましたが、ロフトが立っていることによる、『あがりにくさ』があるからです。
このロフトでも問題なく上げられる方であれば、何の問題も無いですが、球があがらない・・・。と感じられる方はたくさんいらっしゃると思います。
それと実際に打ってみて、7番アイアンに欲しい、『グリーンを上から攻める』イメージが出せなかったというのも、私がこのアイアンを購入しない理由になります。
理想をいえば、7番アイアンから下の番手のクラブは、パラシュートでグリーン上に落下させるイメージが欲しいのですが、このアイアンは『真上』ではなく、『斜め上』から落としていくイメージで、『ミドルアイアンそのもの』でした。
もちろん、昔のミドルアイアンと比べると明らかに打ちやすくなっていると思いますが、相棒に迎えたくなるアイアンではありません。

全体的にバランス良く整った性能だとは思いましたが、どこか中途半端な印象をもってしまいました。
しかしそれはこのアイアンが良くないということではなく、私がこのアイアンの魅力に気づけなかったということに過ぎません。
このアイアンに魅力を感じられる方はたくさんいらっしゃると思います。
飛ぶクラブで飛ばすのは当たり前ですが、飛ばないクラブで飛ばす、あるいは正確に距離を刻んでいく美学・・・。といったらいいでしょうか?
そんなものを感じながら試打していました。

もう昔には戻れないのかもしれないですが、昔のような『ノーマルロフト』のアイアンに出会いたいな・・・。と思いました。
このモデルが出たら、また数年はX FORGEDに出会えず、これまで通りステンレス素材のディスタンス系ばかりが発表されるのかな・・・?と思うと、フォージドアイアンが好きな私は寂しい感じがしますが、これも時代の流れや今のニーズに合わせたことであれば仕方ありません。
クラブは常に進化していくものだと思いますが、このアイアンは過去のモデルと変わっていないところも多く、『変わらない良さ』を感じました。
これからもキャロウェイのアイアンには期待していきたいです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離・・・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
他のCallaway記事はこちら
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024:精密な操作性と飛距離性能を両立する最新アイアン
ゴルファーにとってアイアンは、精度と操作性が要求されるクラブです。
特に中上級者にとって、飛距離と安定性を兼ね備えたアイアンはスコアメイクの要となります。
キャロウェイの最新モデル「X FORGED STAR アイアン 2024」は、卓越した操作性と飛距離性能を備え、洗練されたデザインが特徴のアイアンです。
1. キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024の概要
キャロウェイは長年にわたり、革新と高品質を追求するゴルフクラブメーカーとして多くのゴルファーに信頼されています。
「X FORGED STAR アイアン 2024」は、キャロウェイの最新テクノロジーと設計が詰め込まれたモデルで、飛距離と精度を追求する中上級者向けのアイアンとして登場しました。
特に、より高い打ち出し角とスピンコントロール、そして飛距離のバランスが求められるゴルファーにとって、理想的なアイアンです。
2. デザインと構造
X FORGED STAR アイアン 2024は、エレガントなデザインと精密な構造が特徴です。
クラブヘッドの形状からフェースの加工、シャフトのバランスに至るまで、キャロウェイの技術が詰まったデザインとなっています。
2.1 精密な鍛造ボディと削り出しフェース
X FORGED STAR アイアン 2024は、鍛造ボディを採用しています。
精密に鍛造されたボディは、インパクト時の打感が非常に柔らかく、手元にボールのフィーリングが伝わります。
また、フェース部分は削り出し加工が施されており、スイートスポットが広く、ミスヒット時にも安定した飛距離が得られる設計となっています。
2.2 バックフェースのデザインとウェイトバランス
バックフェースには、キャロウェイ独自のテクノロジーを駆使した重量配分が施されており、打ち出し角とスピン量をコントロールしやすくなっています。
このデザインにより、スイング時のバランスが安定し、プレーヤーが目標に向かって正確なショットを打ちやすくなります。
2.3 コンパクトなブレード形状
X FORGED STAR アイアン 2024は、ブレード形状を採用しており、アドレス時に構えやすく、ターゲットに集中しやすいデザインです。
特に操作性に優れているため、上級者の要求にも応える仕様となっており、飛距離と精密なショットを両立したいゴルファーに適しています。
3. テクノロジーと機能
キャロウェイのX FORGED STAR アイアン 2024には、最新技術が惜しみなく投入されています。
これらのテクノロジーが、プレーヤーのパフォーマンスを引き出し、スコアメイクに貢献しています。
3.1 ウルトラホットフェーステクノロジー
X FORGED STAR アイアン 2024には、キャロウェイの「ウルトラホットフェーステクノロジー」が搭載されています。
これは、高反発性能を備えたフェース設計で、インパクト時にボールがフェースに深く食い込み、高いボール初速を生み出します。
これにより、少ない力でも飛距離を稼ぐことができ、特にフェアウェイやラフからのショットでその効果が発揮されます。
3.2 マルチマテリアル構造
X FORGED STAR アイアンは、複数の素材を組み合わせた「マルチマテリアル構造」を採用しています。
ソール部分にタングステンウェイトを配置し、低重心化を実現。
これにより、打ち出し角が高く、スピン量のコントロールが容易になります。
特に高弾道のショットを打ちやすく、風の強い日でも安定した弾道を提供します。
3.3 高精度CNCミーリングフェース
フェースには、精密なCNCミーリング加工が施されており、スピンコントロールがさらに向上しています。
この加工により、フェース表面にボールがしっかりと引っかかり、グリーン周りのアプローチショットでも安定したスピンがかかります。
これにより、狙った位置にボールを止めやすく、ショートゲームでのコントロール性が向上します。
4. パフォーマンスレビュー
実際にX FORGED STAR アイアン 2024を試打した結果、そのパフォーマンスの高さが際立ちました。
以下に、特に注目すべきポイントをレビューします。
4.1 飛距離性能
X FORGED STAR アイアン 2024は、ウルトラホットフェーステクノロジーにより、インパクト時のボール初速が非常に高く、通常のスイングでも飛距離がしっかりと稼げます。
ロングアイアンでも飛距離と安定性が確保されているため、フェアウェイからのロングショットでの飛距離不足を感じることが少なくなります。
4.2 操作性と正確性
このアイアンは、操作性と正確性に優れています。ブレード形状と適度な重心バランスにより、ターゲットに対する方向性のコントロールがしやすく、スイング時にクラブフェースをターゲットに向けやすい設計が特徴です。
特に中上級者のプレーヤーにとっては、コントロール性が向上し、グリーンをしっかりと狙いやすいクラブです。
4.3 打感とフィーリング
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024の打感は、鍛造ボディとCNCミーリングフェースによって非常に柔らかく、インパクト時のフィーリングが心地よいです。
特に、ボールのフィードバックが手元にしっかりと伝わるため、ショットの精度を向上させるための調整が行いやすい点もポイントです。
5. ターゲットユーザー
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024は、幅広いゴルファーに対応できますが、特に以下のようなプレーヤーに最適です。
5.1 飛距離と操作性を求める中上級者
このアイアンは、飛距離と操作性を両立させた設計が特徴で、精密なショットを求める中上級者に最適です。
ブレード形状と高反発フェースにより、ターゲットに対するコントロール性を高めながらも、十分な飛距離を確保します。
5.2 正確なスピンコントロールが必要なプレーヤー
X FORGED STAR アイアンは、スピンコントロールがしやすい構造で、特にグリーン周りのアプローチショットでの精度が向上します。
狙った位置にボールを止める必要がある上級者にも適しています。
5.3 フィーリングと打感を重視するゴルファー
鍛造アイアンの柔らかい打感と、CNCミーリングフェースのスピン性能が組み合わさったX FORGED STAR アイアンは、フィーリングを重視するゴルファーに最適です。
ボールのフィードバックが手に伝わるため、正確なショットを求めるゴルファーにとって理想的なクラブです。
特に、打感にこだわるプレーヤーには、このアイアンが持つ精密なフィーリングがスコアメイクを支える大きな要素となるでしょう。
6. 他の人気アイアンとの比較
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024は、数多くの人気アイアンと比較しても、その性能や特長が際立っています。
以下に、主な競合モデルと比較したポイントをご紹介します。
6.1 タイトリスト T100 アイアンとの比較
タイトリスト T100 アイアンは、上級者向けの精密なショットメイキングを追求したモデルです。
操作性が高く、フィードバックがしっかりと伝わる点でX FORGED STAR アイアンと共通していますが、X FORGED STAR アイアンは、さらに飛距離性能を重視した設計が施されています。
タイトリスト T100が操作性やフィーリングを求めるゴルファーに適している一方、X FORGED STARは飛距離と安定性のバランスが求められるゴルファーに向いています。
6.2 テーラーメイド P790 アイアンとの比較
テーラーメイド P790 アイアンは、飛距離と寛容性を兼ね備えたモデルとして人気です。
X FORGED STAR アイアン 2024も、飛距離性能と寛容性を備えていますが、よりシャープなブレード形状で、上級者向けの精密な操作性が強みです。
特にスピンコントロールに優れている点で、グリーン周りのショートゲームでの精度が求められるゴルファーにとってX FORGED STARは優れた選択肢となります。
6.3 ミズノ JPX921 フォージドアイアンとの比較
ミズノ JPX921 フォージドアイアンは、柔らかい打感と飛距離性能に優れた鍛造アイアンです。
X FORGED STAR アイアンも打感が非常に柔らかく、操作性に優れていますが、フェースの反発力が高いため、ミスショット時にも飛距離を確保しやすい設計となっています。
これにより、プレー中の安定感がさらに増すため、どのようなライでも安心して使用できるアイアンを求めるゴルファーに適しています。
7. カスタマイズオプション
X FORGED STAR アイアン 2024は、プレーヤーごとのニーズに応じたカスタマイズが可能です。
以下にカスタマイズの主なオプションを紹介します。
7.1 シャフトの選択
キャロウェイはX FORGED STAR アイアンに複数のシャフトオプションを提供しています。
スイングスピードやフィーリングに合わせて、軽量シャフトからトルクがあるものまで選択可能で、自分のスイングに最適なシャフトを選ぶことで、より高いパフォーマンスが発揮できます。
7.2 グリップのカスタマイズ
グリップは、手のフィット感やスイング時の安定感に直結する重要な要素です。
JP Golfでは、様々な素材やサイズのグリップから選ぶことができ、長時間のラウンド中でも疲れにくいグリップを選択することで、安定したスイングが可能です。
7.3 ロフトとライ角の調整X FORGED STAR アイアン 2024は、ロフトとライ角の調整も可能で、自分のスイングスタイルや弾道に合わせて最適な設定にできます。
これにより、特定のコースや天候条件に合わせた弾道調整が可能で、コース攻略がさらに容易になります。
8. 総評
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024は、精密なショットメイキングと飛距離性能を両立したアイアンです。
中上級者から上級者まで、幅広いゴルファーに対応できる万能な設計が特徴で、特に以下の点がこのアイアンの強みです:
飛距離性能:ウルトラホットフェーステクノロジーによる高いボール初速で、飛距離を効率的に稼ぎやすい。
操作性と正確性:ブレード形状と適度な重心設計により、コントロール性と操作性が向上。
柔らかな打感:鍛造ボディとCNCミーリングフェースによる柔らかな打感が、フィーリングを重視するゴルファーに最適。
9. X FORGED STAR アイアン 2024を選ぶ理由
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024がゴルファーにとって理想的な選択肢である理由を以下にまとめます。
9.1 飛距離と精度を兼ね備えた設計
飛距離と精度のバランスが良く、ミスヒット時にも飛距離ロスを最小限に抑えた設計が特徴です。ロングアイアンからショートアイアンまで、全番手で安定した飛距離が期待できます。
9.2 上級者向けの操作性
ブレード形状と適度な重心設計により、ターゲットへの正確なショットを可能にする操作性を備えています。特に、ターゲットに向かってショットを打つ際の安定感が向上し、精密なコントロールが可能です。
9.3 フィーリングと打感の良さ
鍛造アイアンならではの柔らかな打感と、CNCミーリングフェースのスピンコントロール性能により、ショートゲームでのショット精度を重視するゴルファーに理想的です。
10. 最後に
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン 2024は、精度と飛距離を兼ね備え、ショットのコントロール性を求めるゴルファーにとって理想的なクラブです。このアイアンがあれば、ショートゲームでの正確なショットや飛距離を活かしたロングショットが実現し、コースでの自信を引き出してくれるでしょう。


