キャスコ ドルフィンウェッジ DW-120G

目次

キャスコ ドルフィンウェッジ DW-120Gを試打レビュー

キャスコ ドルフィンウェッジ DW-120G

今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブキャスコ ドルフィンウェッジ DW-120G です。

 

Dolphin DP-201

シャフトは Dolphin DP-201 です。

ロフトは56度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはWEDGE、シャフト重量は54g、バランスはD0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は402g です。

 

正面

キャスコドルフィンウェッジのNEWモデルです。

ドルフィンウェッジは小技(特にバンカー)を劇的に易しくして大人気となり、一世を風靡しました。

その最新モデルに出会うことができて、ウェッジ好きの私は興味津々です。

 

側面

過去のモデル同様、黒染めのヘッドがカッコいいです。

ドライバーでは白などの膨張色が効果を発揮することもありますが、繊細なショットが要求されるウェッジでは白よりも収縮色である黒のほうが適した色だと思います。

大きさも標準的で好感が持てます。

 

DW-120G

DW-120GのGとは、おそらくグースのことだと思います。

 

ソール幅

独特なソール幅です。

このような形状は他のメーカーのウェッジでは見られません。

 

ソール形状

ソール形状

ソール形状

幅だけでなく、ソールの形状も独特です。

これまでの常識にとらわれない、新たな改革といっていいのではないでしょうか?

他のメーカーがやらないことをやる。

こうでなければならない・・・。

という常識の枠から飛び出したクラブが出てきてもいいと思います。

没個性的なクラブが多い中、このような個性的なクラブは興味津々です。

 

ネック長さ

ネックの長さは標準的です。

ロングタイプではありません。

艶消しの黒がカッコいいな・・・。

と思いながら見ていました。

 

フィン

かなり個性的なソール形状ですが、それもこの『フィン』のようなものがあるからできるのではないでしょうか?

 

フィン

フィン

初期のモデルから、かなり進化したように見えます。

 

ホーゼルにKasco

ホーゼルにkascoのロゴがあり、カッコいいです。

 

ミーリングあり

フェース面には細かなミーリングがあります。

これは以前試打したモデルにもあったので、予想していました。

指で触れてみたのですが、かなりザラザラしていて、この触感も経験済みです。

『ゴツい』感じのミーリングではなく、やや控えめな感じのミーリングです。

スコアラインも一本一本が丁寧です。

 

オリジナルグリップ

装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

kascoのロゴがカッコいいです。

 

構え感

ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。

グースが少し利いているので、私の好みから少し外れているのですが、極端に強いグースではないので、苦手意識が芽生えることもなく、普通に構えられます。

黒という収縮色に加え、艶消しになっているので、ボールの白が映えて大きく見えます。

アプローチにはとても適した色です。

構えた感じはなかなかいい感じだったのですが、手にしたときに軽量感があったので、できればもうちょっと重さがあったほうがいいように感じました。

ウェッジには『重さで止める』性能も求められます。

 

開きやすさ

フェースを開いて構えてみたのですが、あまりいい感じではありませんでした。

私はウェッジのフェースを開いて使うことが多いので、このように微妙に開いて構えることがあるのですが、このウェッジはヒールにある『フィン』が邪魔をしているように感じました。

しかし、このウェッジはフェースを開いて使いたくない方の為のウェッジだと思えば、これも当たり前なのかもしれません。

大きく開いて使うとフィンが少し突っかかりそうだったので、控えめに構えることにしました。

試打を開始しました

フェース面

『打感』はソフトで良いです。

スコアラインとミーリングが、かなり仕事をしてくれているのか、食いつき感がありました。

 

トゥ側

球は拾いやすいですが、出球がやや低めなので、グースらしい感じがします。

独特なソール形状が活きているのか、ソールがよく滑ってくれます。

ただ開く度合いを強くすると、ヒールにあるフィンが邪魔をするような感じがしたので、あまり開閉を使わないほうがいいように感じました。

 

スピン性能

『スピン性能』は高いです。

食いつき感があり、ボールがよく止まってくれました。

ただ、できればもっと重量があるほうが、最初のスピード感が合いやすく、止めやすいように感じました。

球を運んでいくときに、重量的に物足りない感じがしました。

違うシャフトがラインアップされていれば、そちらでも試してみたいです。

 

バックフェース

『安定性』は普通で、キャビティタイプのような寛容さは無いかもしれませんが、ラインを出しやすくて親しみやすいです。

これ以上グースがキツくなると難しく感じてしまうのですが、これくらいであれば普通に運んでいくことができました。

 

操作性

『操作性』はまずまずです。

形状や大きさはオーソドックスなタイプで操作性が高そうですが、フィンがあるので操作に制限が掛かっているような状態でした。

 

距離感

軽量タイプのせいか、最初は距離感が少し合いづらかったのですが、球数をこなしていき次第に合うようになりました。

ラフでも突っかかることなく、綺麗に抜けてくれました。

 

バンカー

今日はバンカーでも試すことができたので、試してみました。

やはり、このウェッジはバンカーで進化を発揮するといっても過言では無いように思います。

砂の弾きが凄いです。

ヒールのフィンが大活躍しています。

最初はこのようにいつも通り開いて打っていたのですが、もっとスクエアにしたほうが自然な感じがしました。

ヘッドが砂に潜ることなく綺麗にはじけ、そのはじける力で、ボールはバンカーから飛び出していきます。

これまでバンカーではエクスプロージョンがなかなか出来ず、どうしても潜ったり刺さったりした方には、かなり心強いパートナーとなってくれるのではないでしょうか?

バンカーで輝きを増すウェッジといっても過言ではありません。

試打後の感想

ヒール側

多くのゴルファーが苦手にしているバンカーに特化したウェッジです。

バンカー以外のラフでは少し融通が利かないところがありますが、それを充分カバーできるほどの性能があります。

 

Kasco DOLPHIN WEDGE DW-120G

オールマイティなタイプではなく、スペシャリスト的なウェッジです。

『総合職』というよりは『専門職』といいますか、『職人的』な性質をもったウェッジだな・・・。

と思いました。

 

Kasco DOLPHIN WEDGE DW-120G

セミグースでオーソドックスな形状と大きさのウェッジが好きだけど、バンカーがすごく苦手で砂の弾きがいいウェッジを使いたいという方には、とても合いやすいのではないでしょうか?

 

Kasco DOLPHIN WEDGE DW-120G

スピン性能も高いので、ボールがよく止まってくれたのも魅力的です。

構えやすさ・・・・・☆☆☆

打感・・・・・・・・☆☆☆

スピン性能・・・・・☆☆☆☆

あがりやすさ・・・・☆☆☆☆

安定性・・・・・・・☆☆☆☆

距離感・・・・・・・☆☆☆☆

操作性・・・・・・・☆☆☆

※(100P満点)

☆1つ=0~20P

☆2つ=21~40P

☆3つ=41~60P

☆4つ=61~90P

☆5つ=91~100P


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

キャスコ ドルフィンウェッジ DW-120G 完全ガイド:バンカーが苦手なゴルファーの救世主

はじめに

キャスコのドルフィンウェッジ DW-120Gは、バンカーやアプローチが苦手なアベレージゴルファーのために開発された画期的なウェッジです。特にフェースを開かずにバンカーショットを打ちたいゴルファーに向けて設計されており、従来のドルフィンウェッジからさらなる進化を遂げています。

製品概要とスペック

基本仕様

商品番号: DW-120G BLK
ブランド: キャスコ ドルフィンウェッジ
対象: メンズ
製造国: 日本
ヘッド素材: 軟鉄
表面処理: ノーメッキ(ブラック仕上げ)

ロフト角・クラブ長仕様

ロフト角(°)444850525456586064
クラブ長さ(インチ)35.535.2535353535353535
ライ角(°)62.56363.563.563.563.563.563.563.5

バンス角仕様(3箇所設計)

ロフト角センターバンス角(°)ヒールバンス角(°)トゥバンス角(°)
44-50°611
52-64°841

シャフトオプション

N.S.PRO 950GH neo 仕様(税抜¥19,000)

フレックス重量(g)トルク(°)キックポイントバランス
S981.7D2-D3
R94.51.9D2-D3

クラブ重量: S=440-449g、R=437-446g(ロフト角により変動)

Dolphin DP-201 仕様(税抜¥23,000)

フレックス重量(g)トルク(°)キックポイントバランス
WEDGE543.5C9-D0

クラブ重量: 394-402g(ロフト角により変動)

技術的特徴

1. クアッドソール(QUAD SOLE)

DW-120Gの最大の特徴は、イルカの背中をイメージした独自の「クアッドソール」です。この設計により以下の効果を実現しています:

  • 抜けの良さ: バンカーや深いラフでもヘッドが潜らず、刺さらない
  • 操作性向上: フェースを開かなくても適切な弾道を実現
  • ミスの許容性: ダフリやトップのミスを軽減

2. セミグースネック設計

DW-120Gはストレートネックモデル(DW-118)と比較して、リーディングエッジを3.5mm後方にセッティングしています:

  • ボールの捕まりやすさ: 球を運ぶイメージで打てる設計
  • ザックリミス軽減: グースネックにありがちなザックリミスを適正なバンス角で解消
  • 方向安定性: ヘッドのブレを軽減し、左右への打球の安定性を向上

3. ヒールグルーヴ(新構造)

ヒール側に設けられた溝構造により:

  • 重心位置の最適化: ヒール側の重量を抑え、トゥ側に重量配分
  • 打点とのバランス: 重心位置と打点位置を近づけることで効率的なエネルギー伝達
  • ミスショット時の安定性: 打点のバラつきによるヘッドのブレを軽減

4. フェースグルーヴ設計

番手別逆さ富士溝設計

各番手に応じてエッジのRの大きさを変化させた逆さ富士型溝を採用:

  • 最適なスピン性能: 求められるショットに応じたスピン量を実現
  • 最大本数の溝: リーディングエッジ近くまで最大本数の溝を配置
  • 安定したショット: ファインループミーリングによりフェース面の平滑度を向上

5. 64°ラインアップの理由

アベレージゴルファーの約70%がバンカーショット時にフェースを開いて打っている現状を踏まえ:

  • 研究結果: 56°ウェッジをオープンに構えた角度≒64°ウェッジをスクエアに構えた角度
  • シンプルなアプローチ: フェースを開かずにスクエアに構えて打てる
  • バンカーでの安定性: 開いた時と同様の効果をスクエアな構えで実現

実際のユーザー口コミと評価

高評価ポイント

バンカー性能の向上 “自身、特に苦手で嫌いだったバンカーも嘘みたいに簡単になったのには驚きました”という口コミが示すように、バンカーでの脱出性能は多くのユーザーから高く評価されています。

ミスの許容性 “ミスがミスにならない、他人には教えたくないくらい良いウェッジになりました”との評価があり、技術的な特徴が実際の使用感に反映されていることが分かります。

歴代モデルとの比較 “過去にもドルフィンウェッジを持ったことがありますが、このDW-120Gは抜きんでて良いと思います”という声があり、シリーズ内でも特に高い評価を受けています。

購入理由として多い声

“ドルフィンの58°を持っているので、52°が欲しくて購入”のように、既存ユーザーが複数の番手を揃える傾向が見られます。また、”アプローチ、バンカーとも満足しています”という総合的な満足度の高さが表れています。

長所と短所

長所

技術面での長所

  • クアッドソールによる抜けの良さでバンカーや深いラフでも安定
  • セミグースネック設計によりボールが捕まりやすい
  • ヒールグルーヴ構造で打点のバラつきに強い
  • 番手別スピン設計で最適なスピン性能を実現
  • ノーメッキ仕上げによるソフトな打感

使いやすさでの長所

  • フェースを開かずにスクエアに構えてバンカーショットが可能
  • 64°という特殊なロフト角でバンカーでの高い弾道を実現
  • 日本製による高い品質と仕上げ精度
  • 複数のシャフトオプションでカスタマイズ可能

短所

価格面

  • 一般的なウェッジと比較して価格が高め(N.S.PRO仕様で税抜¥19,000)
  • カスタムシャフト仕様ではさらに高価格

対象ゴルファー

  • フェースを開いてバンカーショットを打ちたいゴルファーには不向き
  • 上級者が求める繊細なスピンコントロールには限界がある
  • 特殊なソール形状のため、従来のウェッジに慣れた人は違和感を感じる可能性

ラインアップ面

  • 左用(レフティ)の設定がない
  • レディース専用モデルの設定がない(2025年2月にDW-125Gでレディース発売予定)

このクラブが合うゴルファー・合わないゴルファー

合うゴルファー

技術レベル面

  • ハンディキャップ15~30の中級~初級ゴルファー
  • バンカーショットに苦手意識があるゴルファー
  • フェースを開いてバンカーショットを打つことが苦手なゴルファー
  • アプローチでダフリやトップのミスが多いゴルファー
  • ショートゲームでスコアを崩しやすいゴルファー

プレースタイル面

  • シンプルにスクエアに構えて打ちたいゴルファー
  • 安定性を重視するゴルファー
  • 100ヤード以内のアプローチを確実に寄せたいゴルファー
  • バンカーから確実に脱出したいゴルファー

合わないゴルファー

技術レベル面

  • ハンディキャップ5以下の上級者
  • フェースを開いてバンカーショットを打つことを好むゴルファー
  • 繊細なスピンコントロールを重視するゴルファー
  • 多彩なアプローチテクニックを使いたいゴルファー

プレースタイル面

  • 従来のウェッジの操作感にこだわりがあるゴルファー
  • 軽量なウェッジを好むゴルファー
  • フェースを開いてロブショットを多用するゴルファー
  • スピン量を細かく調整したいゴルファー

ヘッドスピード別推定飛距離

※以下の数値は一般的なスイング条件での推定値です。実際の飛距離は個人差、コース条件により変動します。

ヘッドスピード別フルショット推定飛距離

ヘッドスピード50°52°54°56°58°60°
30-35m/s85-90yd80-85yd75-80yd70-75yd65-70yd60-65yd
35-40m/s90-100yd85-95yd80-90yd75-85yd70-80yd65-75yd
40-45m/s100-110yd95-105yd90-100yd85-95yd80-90yd75-85yd
45m/s以上110yd以上105yd以上100yd以上95yd以上90yd以上85yd以上

スリークォーターショット推定飛距離

フルショットの約75%の飛距離が目安となります。

購入前の注意点とアドバイス

購入前チェックポイント

自分のスイングスタイルの確認

  • バンカーでフェースを開いて打つか、スクエアに打つかを確認
  • 現在使用しているウェッジとの重量バランスを検討
  • アイアンセットとのバランス(ロフト角の流れ)を確認

試打の重要性

  • 可能な限り実際に試打してから購入を検討
  • バンカー練習場での試打が特に有効
  • 異なるライ(ベアグラウンド、ラフ等)での感触を確認

セッティングの検討

  • 既存のウェッジとのロフト角間隔(4-6°が目安)
  • シャフトの重量とアイアンセットとのバランス
  • グリップの太さや重量の統一

おすすめセッティング例

2本セッティング

  • 52°(アプローチ・フルショット用)+ 58°(バンカー・ロブショット用)

3本セッティング

  • 50°(フルショット用)+ 56°(万能)+ 64°(バンカー専用)

メンテナンスと長期使用のポイント

日常のメンテナンス

使用後のケア

  • 使用後は必ず汚れと水分を除去
  • 溝に詰まった芝や砂は専用ブラシで清掃
  • ノーメッキ仕上げのため、錆防止のための乾燥が重要

保管時の注意点

  • 湿気の少ない場所での保管
  • ヘッドカバーの使用で表面の保護
  • 定期的な油分の補給で錆を防止

長期使用時の交換目安

溝の摩耗チェック

  • 溝の深さが規定値を下回る前に交換
  • スピン性能の低下を感じた時点での検討
  • 使用頻度にもよるが、一般的に2-3年が交換目安

類似商品との比較

他メーカーとの比較ポイント

バンカー性能重視のウェッジとの比較

  • タイトリスト ボーケイ SM9との比較:より操作性重視のボーケイに対し、DW-120Gは安定性重視
  • キャロウェイ JAWS Raw との比較:スピン性能はJAWSが上回るが、バンカーでの脱出性はDW-120Gが優位

同価格帯ウェッジとの比較

  • 価格帯は中~高価格帯に位置
  • 特殊なソール形状による付加価値を評価するかが選択のポイント
  • 日本製による品質の高さは大きなメリット

総合評価とまとめ

総合評価(5点満点)

バンカー性能: ★★★★★(5.0)
アプローチ性能: ★★★★☆(4.0)
操作性: ★★★☆☆(3.0)
価格対効果: ★★★☆☆(3.5)
初心者への推奨度: ★★★★★(5.0)

まとめ

キャスコ ドルフィンウェッジ DW-120Gは、バンカーやアプローチに苦手意識を持つアベレージゴルファーにとって、まさに救世主となるウェッジです。特にフェースを開かずにバンカーショットを成功させたいゴルファーには最適な選択肢といえるでしょう。

クアッドソールやセミグースネック設計などの技術的特徴は、実際のユーザー評価でもその効果が実証されており、「ミスがミスにならない」という声に代表されるように、高い許容性を実現しています。

一方で、上級者が求める繊細な操作性や、フェースを開いての多彩なショットには向いていないという側面もあります。また、価格は一般的なウェッジより高めの設定となっているため、費用対効果を十分に検討する必要があります。

購入を検討する際は、まず自分のプレースタイル(特にバンカーでのアプローチ方法)を明確にし、可能な限り試打を行うことをおすすめします。DW-120Gの特徴が自分のゲームに合致すれば、ショートゲームの大幅な改善が期待できる優れたウェッジといえるでしょう。


出典元

  • キャスコ公式サイト: https://kascogolf.com/jp/dw-120g_blk/
  • ユーザー口コミ・評価: ゴルフダイジェスト・オンライン、マイキャディ、その他ゴルフ専門サイトより引用
  • 技術仕様: キャスコ公式製品スペック表より引用

※本記事の技術データ、スペック情報はすべてキャスコ公式サイトの情報に基づいています。飛距離データは一般的な推定値であり、個人差があることをご理解ください。

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この記事の英訳文