ゴルフクラブ試打日記。          

今年下半期の印象深いドライバー 2011

今日は昨日に引き続きまして、今年下半期(7月~12月)に出会った印象深いドライバーをご紹介したいと思います。
7月
Flying Cat ドライバー

まず7月ですが、この
Flying Cat という素晴らしいドライバーに出会うことができました。
出会う前は、その名前すら知らなかったのですが、すごく気に入りました。
何と言っても、まずこの特徴的なデザインが目を引きますが、ドライバー自体の性能もとても高いと思いました。
タフ過ぎず、キャリーも稼ぎやすくて、飛距離性能に優れているドライバーだという印象が残っています。
また出会う機会があれば、是非試打してみたいと思っています。
使えば使うほど愛着が湧くドライバーなのだと思いました。
ロマロ Ray DRIVER 455LX

次に
ロマロ Ray DRIVER 455LX です。
ロマロのクラブはあまり接する機会がなく、どちらかといえばアイアンのイメージが強いのですが、昨年出会った『435LX』という素晴らしいドライバーに出会い、すっかりファンになってしまいました。
今年出会った、この455もいいドライバーだとは思いますが、『顔』など含め、全ての面において、私は『435』のほうが魅力を感じています。
単に大きさだけでなく、形状がもっと良くなっていれば・・・。と思ったことをよく覚えています。
しかし、打感がいいのは、さすがロマロだ・・・。というところです。
このドライバーはあまりたくさん試打をしていませんが、また来年以降のニューモデルにも期待したいと思っています。
クレイジー CRZ 460 ドライバー

次に クレイジー CRZ 460 ドライバー です。
今年になってから、私はクレイジーのドライバーを愛用しているので、クレイジーのニュードライバーが発売されると聞いて、すごく期待していました。
5月に『IPモデル』に出会ってはいるのですが、どちらかというと私はこの『ノーマルなタイプ』の好印象度が高いです。
このドライバーは『顔の美しさ』と『球のあがりやすさ』が印象的です。
クレイジーのドライバーは、ラインアップされている数がまだ少ないですが、おそらく一番敷居の低いモデルではないかな?と思ったことをよく覚えています。
最近、このドライバーに出会えていないので、また出会うことがあれば是非試打してみたいと思っています。
8月
アストロツアー V460 ブラックIP ドライバー

8月は、まず アストロツアー V460 ブラックIP ドライバー です。
名前だけは知っていたのですが、初めて手にすることができて、すごくテンションが上がったことをよく覚えています。
このヘッドと相性のいいディアマナシャフトとのコラボが見事で、とても操作性が良かったイメージがあります。
それとある程度のタフさも兼ね備えていて、かなり好みが分かれるだろうな・・・。と思ったこともよく覚えています。
ただ、基本的なポテンシャルの高さは群を抜いていると思います。
カムイ KP-X ドライバー

次は カムイ KP-X ドライバー です。
久しぶりに出会ったKAMUIのドライバーだったのですが、特に印象に強く残ったのが、その『タフさ』です。
今年は色々なドライバーに出会いましたし、このドライバーを試打した後も、もっとタフなドライバーが出てくるかと思っていたのですが、結局このドライバーが一番タフだったように思います。
気持ちよく叩いていきたい方には、すごく魅力的で飛距離を伸ばしていけると思うのですが、かなり限られた数なのではないか?と思ったことを覚えています。
『ヒッターの中のヒッター』仕様のドライバーだと思います。
今はアイアンに限らず、ドライバーでも『イージーさ』が求められている時代だと思いますが、そういった点でいえば、このドライバーはそれほど需要は多くないのかもしれません。
しかし、昔からこういったタフなドライバーはたくさんありましたし、イージードライバーでは物足りない・・・。という方には、是非試して頂きたいドライバーです。
キャロウェイ LEGACY BLACK ドライバー

次に キャロウェイ LEGACY BLACK ドライバー です。
キャロウェイレガシーシリーズのニュードライバーということで、すごく期待していましたが、期待通りの素晴らしいドライバーでした。
『顔』が『レガシーツアードライバー』に似ていたこともよく覚えていますが、実際に試打してみると、レガシーツアードライバーよりはタフさが軽減されていたのが印象的でした。
テーラーメイドが白いドライバーを発表して、他のメーカーからも白いヘッドが登場してくるなかで、白とは対照的な『黒』を全面に出しているところも、強く印象に残っています。
改めて『黒』という色は、美しくてクラブに適した色だと思いましたし、いい意味で落ち着きを持たせてくれる色だと思いました。
このドライバーは『打感』や『顔の良さ』『操作性の高さ』などが秀でているドライバーだと思いますが、今のドライバーの中では、どちらかというと『タフ』な部類に属するのかもしれません。
しかし、『KAMUI KP-X』と比べると、かなりイージーなドライバーだと思いました。
ダンロップ スリクソン NEW Z-TX ツアー P-420 ドライバー

次は ダンロップ スリクソン NEW Z-TX ツアー P-420 ドライバー です。
私はこのドライバーが大好きで、今でも時々試打クラブに出会えるのでよく楽しんでいます。
『顔の良さ』はもちろん、『打感』や『適度な安定性』『操作性の高さ』が群を抜いていて、球を打つのが楽しくなるドライバーです。
気持ちよく叩いていくこともできました。
フェース面やソール面など、ヘッドの作り自体が『JBEAM』とイメージが被るところがあるのですが、実際のところは解りません。
でもすごく気に入っているドライバーです。
今でもP-420のことを思い出すだけで、気持ちが昂ってきます。
スリクソンはいつも素晴らしいドライバーを発表してくれていますが、あくまでも私の中では『ZR-30』以来の名器だと思っています。
限定モデルということが残念なのですが、かなり購買意欲が刺激されています。
9月
ロイヤルコレクション SFD BLACK ドライバー

9月はまず ロイヤルコレクション SFD BLACK ドライバー です。
ロイコレのイメージとはちょっと異なった感じがしましたが、全体的な易しさがとても優れていて敷居の低いドライバーといった印象です。
今のニーズをしっかりと把握しているように思います。
特に構えづらかった・・・。という印象は残っていないですし、打感も良かった印象が残っています。
このドライバーは今でもよく目にするのですが、最近あまり手にしていないので、また機会があれば手にしてみたいと思っています。
ピン G20 ドライバー

次は ピン G20 ドライバー です。
このドライバーの大きな特長といえば、まず『安定感の高さ』と、低い価格設定による『コストパフォーマンスの高さ』です。
これだけの高性能でありながら、この価格設定に驚いた覚えがあります。
今年の1月に『K15』というドライバーに出会ったのですが、私はこちらのG20のほうがいい印象を持っています。
『顔』がトライアングルだったことも印象的で、シャロー感も強かったイメージがあります。
私はあまり購買意欲が刺激されなかったのですが、今とても人気があるということはとても納得できるような気がします。
また来年以降のPINGのドライバーに期待したいです。
グランプリ GP PLATINUM ドライバー

続きまして グランプリ GP PLATINUM ドライバー です。
私はこのメーカーのことを全く知らなかったのですが、今年はこういったことがとても多かったように思います。
このドライバーは私の友人のドライバーで、私もすごく気に入りました。
『顔』は、やや特徴的ではありますが、『飛距離性能』と『安定性』がかなり優れている印象があります。
この素晴らしいドライバーをいつでも好きな時に使える友人をすごく羨ましく思っています。
購買意欲が強く刺激されています。
クレイジー CRZ-435II ドライバー

次は クレイジー CRZ-435II ドライバー です。
あの名器、CRZ-435の後継モデルということで、すごく期待していましたし、その性能の高さはさすがはクレイジー(JBEAM)だな・・・。と思いました。
『顔』や打感などもいいですが、CRZ-435よりも、少しイージーになっているような印象を持っています。
打感や操作性なども秀逸なモデルです。
最近、このドライバーを試打していないので、また試打してみたいと思っています。
WINBIRD Vertex Prototype 430 ドライバー

次は WINBIRD Vertex Prototype 430 ドライバー です。
WINBIRDのドライバーは、あまり出会う機会がないのですが、このドライバーはとてもよく覚えています。
今の流れといっていいと思うのですが、適度な感じの小顔になっていて形も美しいので、とてもいい印象的が残っています。
やや小顔ではありますが、安定感もあり、その扱いやすさから『小回りが利く』ドライバーだな・・・。と思いました。
このドライバーは今でも出会う機会がありますし、先日も試打しました。
練習をしていても、とても楽しい時間を過ごせるドライバーです。
10月
プロギア NEW iD 435 ドライバー

10月に入ってすぐに、この プロギア NEW iD 435 ドライバー という素晴らしいドライバーに出会うことができました。
球を打つ前から、このドライバーの美しい形状にすっかり魅了されていて、しばらく眺めていたことを思い出しました。
プロギアは、どちらかというと『アイデアの斬新さ』や『思い切った設計』といったイメージもあるのですが、こういった『美しさ』と『高機能性』が備わったドライバーも得意です。
『TR DUO』や『銀チタン』の素晴らしさは私の中から消え去ることはないですが、このドライバーもすごく気に入っています。
また何度でも手にしたいドライバーです。
クルーズゴルフ HAMMER ドライバー

次は クルーズゴルフ HAMMER ドライバー です。
久しぶりに出会った、クルーズのドライバーということで、印象にも残っていますが、何よりその『ゴツさ』がとても印象的です。
フィーリング等が特に気に入った・・・。とか、特別によく飛ぶ・・・。という印象もなく、購買意欲が刺激されることはなかったのですが、印象深いドライバーでした。
KAMUI 神威雷 Driver Silver

次に KAMUI 神威雷 Driver Silver です。
雷様のデザインや『神威雷』という文字が記されていたことも記憶に新しいです。
顔の美しさが特徴的で、弾道が高かったことをよく覚えています。
打感などは、もうひとつだったのですが、また機会があれば試打してみたいと思っています。
ブリヂストン ツアーステージ ViQ ドライバー

次は ブリヂストン ツアーステージ ViQ ドライバー です。
久しぶりのViQのドライバーでしたし、どのような進化を遂げているのかが興味深かったのですが、やはりクラウンに描かれいる模様が印象的でした。
前のモデルよりも、よりいいデザインになっているのだそうですが、こういったメーカーの努力には頭が下がります。
よりいいものを・・・。という姿勢でクラブ作りをしてくれているので、私たちゴルファーは大きな恩恵を受けていると思います。
ただ、今年はとうとう『X-DRIVE』のニュードライバーが発売されなかったのが寂しく思います。
しかし、きっとまた近いうちにニューモデルに出会えるような気がします。
エポン AF-152 HT ドライバー

次は エポン AF-152 HT ドライバー です。
エポンの今年のニュードライバーは、これ以外には『AF-152』だけだと思うのですが、そのせいか、このドライバーのこともはっきりと覚えています。
かなりロフトが寝ていましたし、ボールが高くあがり過ぎる感じがしましたが、とても面白いドライバーだと思いました。
AF-152自体が球があがりやすいドライバーだと思うのですが、それに輪をかけてあがりやすくなっていた印象があります。
やはりドライバーというよりは『ブラッシー』という位置づけでいいのでしょうか?
エナ 飛王 ドライバー

次は エナ 飛王 ドライバー です。
このドライバーは、やはりネーミングにセンスの良さを感じましたし、実際の飛距離性能も優れていると思います。
タイプ的に言っても、やはりベテランゴルファーの方を対象としていると思うのですが、いつかアスリート仕様のドライバーにも出会ってみたいと思いました。
エナは歴史のあるメーカーですし、これからも期待していきたいと思います。
ミズノ MP THE CRAFT611 ドライバー

そして、ついにミズノのニュードライバーに出会うことができました。
ミズノ MP THE CRAFT611 ドライバー です。
MPドライバーには、これまでもたくさんのいい思い出があるのですが、このドライバーもその伝統を上手く引き継いでいるように思います。
フィーリングもいいですし、全体的にとてもカッコいいドライバーです。
MPらしく、ややタフな部分もあるとは思いますが、とても楽しめるドライバーです。
購買意欲が強く刺激されたドライバーのひとつです。
ヤマハ インプレスX V202 ツアーモデル ドライバー

そして次は ヤマハ インプレスX V202 ツアーモデル ドライバー です。
このドライバーの『叩ける小顔』はとても魅力的でしたし、ヤマハらしく美しいドライバーでした。
どちらかというと『飛距離』というよりは、『扱いやすさ』が長けているドライバーだと思います。
このツアーモデルもいいですが、私はどちらかというとノーマルなタイプの『V202』のほうが魅力を感じています。
こういったところは、アイアンと真逆だと思いました。
11月
ジオテックゴルフ GT45P-SPL ドライバー

11月に入って、この ジオテックゴルフ GT45P-SPL ドライバー と出会いました。
ジオテックのクラブにあまり出会う機会はないせいか、このドライバーのこともよく覚えています。
どちらかというと『フィッティングの先駆けメーカー』というイメージがあります。
他のメーカーが『既製品』ばかりをラインアップさせていたのに対し、このメーカーはシャフトやグリップなどゴルファーが好きなものを選べるように早くからしていたように思います。
そういった意味でも『先見の明』があるといっていいのではないでしょうか?
このドライバー自体は、私にはやや合いづらいところもあったのですが、基本的性能は高いと思います。
また来年以降も期待していきたいです。
ダンロップ ゼクシオ7 ドライバー

そして、ついに『国民的ドライバー』といってもいい ダンロップ ゼクシオ7 ドライバー に出会うことができました。
記事にも書きましたが、研究に研究を重ねて作られたというイメージがすごく強いです。
勿論、他のメーカーのクラブも深い研究があって完成していると思うのですが、ゼクシオはその精度の高さが、ずば抜けているように思います。
毎回、いいクラブを発表し続けていくことは、メーカーとしても大変なことだとは思いますが、それでもこうして多くのゴルファーの期待に応えているところはさすがです。
スペック的に私にはやや合いづらい部分もありましたが、また違うものがあれば・・・。と思っています。
しかし、高性能なドライバーであることに変わりはありません。
私はこのドライバーをよく見かけるのですが、あまり手にしてはいません。
年が明けたら、また試打してみたいと思っています。
オノフ ドライバー タイプ D

次は オノフ ドライバー タイプ D です。
全体的にとても敷居の低いドライバーだと思いましたし、デザインの斬新さが印象的でした。
このインパクトのあるデザインは、一度見たらなかなか忘れられないと思います。
『顔の真ん丸さ』も印象深いドライバーです。
性能自体は特別変わったところはありませんでしたが、幅広い層に対応しているイージードライバーだと思っています。
ホンマ パーフェクトスイッチ 390 ドライバー

そして、ホンマの素晴らしいドライバーに出会うことができました。
ホンマ パーフェクトスイッチ 390 ドライバー です。
フェースアングルを変えられるところなどが素晴らしいところだと思いますが、一番気に入ったのは、やはりその『顔の美しさ』です。
そのすごく自然な『顔立ち』は今でもはっきりと覚えています。
気持ちよく叩いていけるドライバーですし、打感や音の良さがショットの精度をさらに高めてくれているように思いました。
かなり小振りですし、タフなドライバーだと思うので、あまり幅広い層に対応はしていないのかもしれませんが、ヒッタータイプの方には是非お勧めしたいドライバーです。
ホンマだから・・・。ということもないと思うのですが、このドライバーは長く付き合っていけばいくほど『気心が知れる』存在になってくれるのではないかな?と思いました。
『調整機能』よりも、『全体的な小振り感・美しさ』が際立ったドライバーです。
12月
jBEAM CRZ-435II ドライバー
 
最後に12月は、この JBEAM CRZ-435II ドライバー です。
JBEAMということで、私も注目していましたが、やはりとてもいいドライバーだと思いました。
9月に『CRZ-435II』を試打しているので、特に驚くようなことはなかったのですが、適度なタフさとイージーさが上手く同居しているドライバーだという印象があります。
操作性もいいので、安心して自分なりのラインを出していけるところも気に入っています。
JBEAM(JGE)は歴史のあるメーカーなのだそうですが、私はこれまでその名前を知らず、つい最近ドライバーに出会うことができ、今ではすっかり魅了されています。
私の周りにもエポンファンと同様、JBEAMファンが増えてきました。
みんないい笑顔でゴルフをエンジョイできているので、このメーカーの功績はとても大きいと思っています。
また来年もいいドライバーを発表してくれることを期待したいと思っています。
以上が今年下半期(7月~12月)に出会った印象深いドライバーです。
上半期に出会った印象深いドライバーと、この下半期に出会った印象深いドライバーの中から、今年の『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』が登場します。
今年もハイレベルなドライバーがたくさんありました。
昨年はあまりにも接戦だった為、発表を控えさせていただきましたが、今年出会ったモデルは発表させていただきたいと思います。
今年は昨年よりもある程度順位をつけやすかったので、私の中では既に上位3本は決まっています。
あとはそれ以外の順位を決めるだけです。
発表は年明けにさせていただきたいと思います。