ゴルフクラブ試打日記。          

今年上半期の印象深いドライバー 2011(その1)

昨日は今年上半期の印象深いアイアンをご紹介させていただきましたが、今日はドライバー編をお送りしたいと思います。
1月
キャロウェイ LEGACY APEX ドライバー

まず1月は『キャロウェイ LEGACY APEX ドライバー』です。
キャロウェイの中で、私はこのレガシーシリーズが一番好きなのですが、このドライバーもすごく気に入りました。
その『顔の美しさ』『打感の素晴らしさ』がとても印象的なドライバーです。
このヘッドを作っているのは、日本のあるメーカーというのを以前聞いたことがあるのですが、やはりそのメーカーの作るヘッドというのは、素晴らしいものばかりだな・・・。と思ったことをよく覚えています。
そのメーカーらしい、かなり高価な価格設定で、私は購入することができませんでしたが、今でも時々試打を楽しんでいます。
レガシーはとても上質なイメージがありますが、このドライバーもそれほど敷居が高すぎず親しみやすさを持ち合わせたクラブだと思います。
ダンロップ スリクソン GiE ドライバー

続きまして、『スリクソン GiE ドライバー』です。
『GiE』といえば初期モデルから、直進性の高さがとても優れていると思うのですが、その独特な『顔』がとても印象に強く残っています。
しかし、今回のこのニューモデルはとてもカッコよくなっていて、さすがはスリクソンだ・・・。と思ったことをよく覚えています。
打感や音なども素晴らしく、とても好印象なドライバーです。
もう少し叩けるタイプもあるといいな・・・。と思ったのですが、こればかりは仕方ありません。
今年の秋に発売されるスリクソンのニュードライバーを今からワクワクした気持ちで待っています。
ルーツゴルフ Jyuraku ドライバー

次は『ルーツゴルフ Jyuraku ドライバー』です。
このドライバーはスペック的にも、『構えた感じ』や『打感』『音』なども、私には合いづらい部分もあったのですが、まるでパーシモンを思い出させるその美しさがとても印象的でした。
最近のゴルフクラブは、なかなか個性的なものが少ない・・・。と以前から書いていますが、このドライバーはとても個性的だと思いましたし、メーカーの独自性が伺えて、そこに好感をもつことができました。
ピン K15 ドライバー

次は『PING K15 ドライバー』です。
PINGのドライバーには、私はすごく好感を持っていて、いつも購買意欲を刺激されています。
このドライバーもPINGらしい、打感の良さを持っていましたが、スペック的に私にとってかなり難しいタイプで、苦戦した記憶があります。
これまでのPINGのドライバーには見られなかった、かなりのシャローヘッドとフックフェースが特徴的なドライバーでした。
次のモデルに期待したいと思っています。
2月
KAMUI 420 ドライバー

2月は、まず『KAMUI 420 ドライバー』です。
久しぶりのKAMUIのドライバーということで、すごくテンションが上がったことをよく覚えていますし、その『操作性の良さ』『飛距離性能の素晴らしさ』がとても印象的なドライバーです。
このようないいドライバーがもっと多くの方々が手にされれば・・・。と個人的に思っています。
ホンマ アメージングスペック パーフェクトスイッチ 460 ドライバー

次は『ホンマ アメージングスペック パーフェクトスイッチ 460 ドライバー』です。
パーシモンの時代からホンマに慣れ親しんだ者としては、この変貌ぶりに驚かざるを得ません。
しかし、これも『時の流れ』だと思いますし、ユーザーの嗜好に合わせるためには仕方のないことなのかもしれません。
かなりの『カスタム機能』がついており、とても面白いドライバーだという印象が残っています。
スペック的には私にとって難しかったところもあるのですが、強く印象に残ったドライバーでした。
ミズノ MP CRAFT 425+ ドライバー

続いては、『ミズノ MP CRAFT 425+ ドライバー』です。
このドライバーの一番印象深いところは、そのあまりにも素晴らしい『打感』と、ミズノらしい『均整のとれた整った顔立ち』です。
飛距離性能や操作性なども素晴らしく、ずっと長く使っていきたいドライバーです。
『MP』という名前に相応しい優れたドライバーですが、難し過ぎずに易しい部分も感じられたドライバーです。
『極上』といってもいい、素晴らしいドライバーです。
スーパーマン EG002 ドライバー

続きまして『スーパーマン EG002 ドライバー』です。
何と言っても『スーパーマン』という特異性がありますが、外見的なデザインの素晴らしさは勿論、フィーリングもなかなか良かった記憶があります。
このドライバーは見た目の美しさから、ある程度想像できていましたが、かなり高価なドライバーなので、もう少し親しみやすい価格に落ち着くと、もっと好感がもてそうだと感じました。
ブリヂストン ツアーステージ PHYZ ドライバー

続いては、『ブリヂストン ツアーステージ PHYZ ドライバー』です。
ブリヂストンから発売された、ニューブランドということもありましたが、このドライバーに対する私も一番の思い出は、その『難しさ』です。
『タフ』だとか、『シビア』なドライバーではないのですが、かなり扱いづらかった印象があります。
最近は意図的に打たない限り、なかなか球が『大暴れ』はしないのですが、このドライバーを試打したときは、かなり球筋が乱れてしまいました。
シャフトの長さや軟らかさなども特徴的でしたし、なかなか馴染みづらく感じました。
しかし、それは私の対応能力の低さやスイングレベルの低さも原因だと思いました。
このドライバーは一度しか試打していませんし、今でもよく見かけるのですが、これからも、おそらく試打することはないと思います。
『Xシリーズ』の敷居がかなり低くなってきているので、私はそちらをこれからも楽しんでいきたいと思いました。
テーラーメイド R11 ドライバー

そして、ついにテーラーメイドのホワイトヘッドドライバー『R11』の登場です。
このドライバーほど、今年話題に上ったドライバーは他にはないのではないでしょうか?
白いヘッドもすごく個性的で、後から他のメーカーからも同様に発売されているのだそうですが、多くのゴルファーが『白いヘッド』といえば、テーラーメイドを思い出されるのではないでしょうか?
それに加え、この『3D』と呼ばれる進化したチューニング機能が素晴らしいと思います。
テーラーメイドの素晴らしい技術が組み込まれていて、そこに魅力を感じます。
カスタム機能付きのドライバーは、他のメーカーからも発売されていますが、ここまでの工夫はないように思います。
それだけでなく、ヘッド自体の性能も素晴らしいと思います。
『打感』や『飛距離性能』にも優れていると思います。
テーラーメイド契約選手は勿論、尾崎将司選手も使っている・・・。と友人から聞いて驚きました。
テーラーメイド バーナー スーパーファスト 2.0J ドライバー

続いても、テーラーメイドの白いヘッド『バーナー スーパーファスト 2.0J ドライバー』です。
このドライバーも、その白さが目立ちますが、それ以外にも、かなりのシャローヘッドでありながら、結構叩いていけるところがとても印象に強く残っています。
『R11』の印象がとても強烈に残っていて、このドライバーに対する驚きはそれほど大きくはなかったのですが、もし出会った順序が逆だったら、また違った印象を抱いていたと思います。
私は『R11』のほうが、どちらかというと好きですが、私の周りには『R11』よりも、この『バーナー スーパーファスト 2.0J』のほうが好きだという人も多いです。
テーラーメイドの凄いところは、こういった『先見性』や『独自性』がありながら、性能の高さがしっかりとキープされているところです。
一昔前までは他のメーカーから、ただ目立つばかりでそれほど高性能でないドライバーも少なくありませんでしたが、ゴルファーの目が肥えている今は、そういったクラブは通用しません。
それにプラス『メーカーの独自性』が求められているように思います。
ルールで厳しく規制されているので、なかなか難しいところだとは思いますが、これからもメーカーには求めていきたいと思っています。
まだまだ印象深いドライバーがあまりにもたくさんあり、一度に書いてしまうととても長くなってしまうので、今日はここまでにさせていただきたいと思います。
3月以降のドライバーは、明日ご紹介させていただきます。