TVで全英オープンを観ていて、タイガー・ウッズ選手と石川遼選手がまさかの予選落ちをしてしまい、とても驚きましたし、楽しみが大きく減ってしまいました。
これからは、久保谷健一選手と今田竜二選手を特に応援したいと思います。
さて、7月にもなってきたことですし、今日はいつもと趣向を変えまして、今年上半期(1月~6月)の印象深かったドライバーをご紹介したいと思います。
1月
1月は ダイワ オノフ ドライバー プラス MP-609D です。
このドライバーは『ダイワ』の黒いヘッドがカッコよく構えやすいドライバーです。
『ダイワらしい』といいますか、『丁寧さ』が感じられる良質なドライバーです。
1月に記事を書いた後も数回試打をしたのですが、やはりとても好印象でした。
上がりすぎず、かといって上がりにくさを感じないちょうどいい感じのドライバーです。
『ダイワ』ならびに、国産メーカーの品質の高さを感じられるドライバーです。
2月
2月は断然、コブラ S9-1 PRO-D ドライバー です。
このドライバーの好印象は、忘れることができません。
常に私の意識のどこかに存在しているドライバーです。
『コブラ』のクラブとのお付き合いも結構長くなり、色々なクラブを手にして来ましたが、間違いなく私の中ではトップクラスに位置するドライバーです。
『構えやすさ』『飛距離』『安定性』『操作性』がたまりません。
ちょっと『タフ』に感じられる『構え感』ですが、それがいい意味での『挑戦意欲』を掻き立ててくれますし、実際に打ってみると思っていたよりも打ちやすい印象があります。
私はすごく気に入ったので、試打クラブが空いていると何度も試打をしてきましたし、私の友人たちにも薦めて数人がこのクラブを買いました。
みんな、このドライバーで強烈な球を連発していますし、楽しそうに練習しているので、やはり薦めて良かったな・・・・。と思っております。
3月
3月は、これまたコブラで コブラ S9-1 PRO-S ドライバー です。
このドライバーもすごく好印象で、『PRO-D』よりも、若干平べったい感じもしますが、とても高性能で安定性の高いドライバーで私もすごく気に入っています。
『PRO-D』も『安定性』という点で、私は高いものを感じたのですが、この『PRO-S』はそれをさらに拡大させた感じがします。
『操作性』という点では、やや『PRO-D』に劣るかもしれませんが、『直進性』が優れているので、一般的にはこちらの方が人気が出ているのかな・・・・?と思います。
コブラ契約のプロも使っているそうですが、すごく易しくて高性能なドライバーだと思います。
昔の『プロモデル』というのは、我々アマチュアにはなかなか手が届きにくいものが多かったですが、近年はかなり親しみやすくなってきました。
もちろん『スペック』などは、かなり違っているのも多いのですが・・・・。
続いては、ロイヤルコレクション BBD’S 104T ドライバー です。
これは、『ロイコレファン』である友人のドライバーを借りて、一回だけ試打したのですが、その好印象は今でもはっきりと覚えています。
『構えやすさ』などは、『ロイヤルコレクション』のクラブならば『当たり前』といった感じがしますし、『風格』さえ感じさせます。
以前、記事にも書いたことがあるのですが、私は『ロイコレ』の『CV PRO』を愛用していますし、それと比べると、このドライバーはより『易しさ』を感じますし、『高安定性』が強く感じられます。
『打感』『飛距離性能』『振り抜きやすさ』など、かなり高いレベルに仕上がっているドライバーです。
『基本性能の高さ』は勿論持ちつつも、『フィーリング性能』がすごく高いドライバーだと思います。
そして見た目以上に打ちやすいドライバーだと思います。
決して『シビア』過ぎる感じはしません。
そして テーラーメイド R9 ドライバー です。
このドライバーは『テーラーメイド』らしい、『柔軟な発想力』から生み出された、高機能で高性能なドライバーです。
これまでの『ウェイトを取り替える』とか、『ポジションを変える』といったことよりも、さらに思い切ってクラブ性能をゴルファー自身が簡単に変えることのできるシステムを構築してきました。
『ウェイト』などを変えることができるのも、すごく画期的なのですが、それよりも私は『ライ角』が調整できる・・・・。ということに、すごく驚きましたし、『ナイスアイデア』だと思いました。
実際に試してみると、思っていたよりも『ライ角調整』が大きく変えることができませんでしたが、これからは、もっと色々な方法が考え出されるのかもしれません。
どうやらここまでは国内メーカーは、こういったシステムには『静観』の構えをとっているようですが、これから発売される新製品はどうなっているか解りません。
ひょっとしたら、同じようなシステムが搭載された物が発売されるかもしれません。
この『R9ドライバー』の『最大の売り』は、やはりこの『チューニング性能』だと思いますが、それ以外にも『打感』や『構えやすさ』『音』『操作性』が高いのが、とても好印象でした。
テーラーメイドは昔から、ドライバーを作るのが上手いメーカーですが、その技術はこうしたところにも活かされているのだと思います。
最後に、この ツアーステージ 701R ドライバー という名器と出会いました。
このドライバーは、私も含め私の周りの『ツアステファン』を大変喜ばせてくれたドライバーです。
私はすごく気に入っていますし、何度も試打をしています。
おそらく、これからも目にすれば何度も借りて、試打を楽しくだろうと思います。
あまりにも気に入ったので、後輩達にも薦めて、彼らも好成績を残しているので、このドライバーが高性能であることが証明されたと思っていますし、何と言いますか、使うプレーヤーを上達させてくれるタイプのドライバーだと思います。
これまでの『ツアステ』とは、ちょっと違う、『全体的な易しさ』を感じることができますし、打っていてすごく楽しくなってくるドライバーです。
今年の、私の中での『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』の有力候補の一角であることが今でも変わりません。
こうしてみると、3月はとても素晴らしいドライバーに次々と出会えたんだなあ・・・・。と思います。
4月
4月は何と言っても、カタナ SNIPER X ドライバー です。
とても強烈に印象に残っているドライバーです。
これまでの『カタナ』に対するイメージが、このドライバーによって変わった気がしました。
これまでは、『飛ぶ』と解っていても、自分にはまだ使うには早すぎるメーカーだ・・・・。という印象がありました。
しかし、このドライバーに出会ってから、私はカタナの『ファン』になってしまいました。
構えやすいですし、『打感』や『音』も良く、『安定性』や『操作性』という点でも、このスペックではかなり高い・・・・。と思います。
そして何よりも、その『最大の売り』は、その強烈な『飛距離性能』です。
私自身、自分で打っていながら、その高い飛距離性能に驚いてしまいました。
このドライバーがあまりにもよく飛ぶので、私は、このドライバーを打ち終わって、自宅に戻り『カタナ』のメーカーに電話して、
「このドライバーは『高反発仕様』なのですか?」
と質問したのですが、
「いいえ、『ルール適合モデル』ですよ。」
と返事が返ってきて驚き、私はためらわず会社の上司や先輩たちに薦めました。
みんな楽に振って、大きく飛距離を上げてきているので、すごく嬉しそうです。
「昔の飛距離が戻った・・・。」と言って喜んだ上司もいましたし、「いいドライバーを教えてくれてありがとう・・・・。」と、お礼を言ってくれた人までいました。
『ルール適合』で、これほどの『反発力』を感じた『飛びの凄さ』を感じたドライバーはちょっと記憶にありません。
それくらい、今でもとても気に入っているドライバーです。
私が使うにはちょっと軽すぎたり、軟らかすぎたりするので、『クラブセッティング』のバランス上、コースで使うには少し勇気がいるのですが、『練習ラウンド』では試してみたい・・・・・・。と思っております。
続いては ピン RAPTURE V2 ドライバー です。
このドライバーで今でも鮮烈に記憶に残っているのが、その『爽快感』です。
打っていて、すごく心地良くなってくるドライバーだと思います。
『手加減』をしないでいいスペックでしたし、気持ちよく振っていくことができて、球数をこなしていつ毎に、楽しい気分になっていきました。
『構えやすさ』や『安定性』『操作性』もすごく気に入り、このドライバーにはいい印象しか残っていません。
また何度でも試打したくなるドライバーですし、『ピン』のクラブがすごく好きになりました。
5月
5月は サソー Dr.Sato III ドライバー です。
このドライバーは『気に入った』というよりも、その初めて見る変わった形が今でも強く印象に残っています。
『物理の総意』を散りばめられた、この形状ですし、『ソール』に記載されている、様々な公式がとても特徴的です。
深夜番組で見たときも、すごくいいことがたくさん紹介されていて、すこし心が揺さぶられたのを覚えています。
クラブには『美しさ』を求める私は、これからもおそらくこういった形状のクラブを購入することはないとは思うのですが、実際に打ってみると、かなり打ちやすく球もよくつかまってくれたのを覚えています。
『構えづらさ』はどうしても目に付きますが、やはりかなりの高性能ドライバーであることは間違いない・・・。と思いました。
『TVショッピング』を見ていると、どの商品も素晴らしい紹介の仕方で、すごく『購買意欲』がそそられてしまうこともあり、中には『過剰宣伝』ではないか・・・?と思えるものもありますが、このドライバーはそうではなく、やはり高性能であることに間違いはない・・・。と思いました。
今は『サソー Dr.Sato 4 ドライバー 』というのが発売されているそうなので、今度はまたどれほど『進化』したのだろう・・・?と、強く興味をもってしまいます。
6月
6月は ミズノ MP CRAFT S-1 ドライバー です。
その『美しさ』『安定感』『操作性』『吹き上がりにくさ』はどれをとっても『秀逸』です。
初めて試打した時は、やや『シビア』な感じもしていたのですが、回数を重ねてくるうちに、だんだんと身体にフィットしてくる感じがしました。
このドライバーは、先週の会社のコンペで試打クラブを借りてラウンドしてみたのですが、おかげですごくいい結果が残せて、とても満足度の高いラウンドを消化することができました。
ドライバーの中には、練習場で良くても、コースでは悪い・・・・。又、その逆があったりするものもありますが、このドライバーは練習場で感じていたよりも、コースで使ってみると、より高いパフォーマンスを発揮してくれるドライバーだと思いました。
すごく私を助けてくれましたし、心強い存在でした。
実戦向けのドライバーなのだと思いました。
飛びすぎたり、飛ばなかったり・・・・。というのがなく、自分の『想定範囲内』でまとめていくことができましたし、よりアグレッシブにコースを攻めていくことができました。
最近ドライバーの調子を少し落としていたのですが、ドライバーの調子が悪いときなどは特に、こういった『シビア』なドライバーで調整してみるのも、時には有効だな・・・。と思いました。
『易しすぎるクラブ』というのは、時にはその『易しさ』が、直すべき『修正ポイント』を隠してしまうような気がします。
一緒にラウンドした仲間達も、このドライバーに『興味津々』といった感じでした。
以上が今年の私が試打した中での、とても印象深かったドライバーです。
これらの中に『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』候補たちが残っていますし、今年下半期はどうなるか全く解りません。
これから秋にかけて、各メーカーとも新商品をラインアップさせてくると思うので、とても楽しみです。
今年の下半期もすごく注目したいと思います。