7月に入ったということで、今年上半期(1~6月)に出会った、印象深いアイアンをご紹介させていただきたいと思います。
1月
1月はアキラの、この素晴らしいアイアンに出会うことができました。
アキラプロダクツ PROTOTYPE アイアン KS-301 です。
第一印象から、そのカッコ良さに魅了され、ずっとテンションが高かったことを覚えています。
外見だけでなく、打感が良かったことも印象深いです。
日本には素晴らしいアイアンメーカーがたくさんありますが、いつかアキラのプロトタイプのアイアンを手にしてみたい・・・。と思っています。
そして次は、ロイコレのアイアン に出会いました。
ロイヤルコレクション BBD 706V フォージド アイアン です。
これまでの流れに乗っているアイアンといっていいように思います。
ロイコレのクラブは、これまでもたくさん接していますし、私の中で実績を積んでいるので、ある種の安心感のようなものがあるのですが、このアイアンはちょっと個性的な感じもしました。
邪魔になりすぎない程度に、いろいろな工夫が見られました。
軟鉄の風合いを楽しむことができましたし、シャープな外見の印象以上に球があがりやすかった記憶が残っています。
フェース面のミーリングがちょっと特徴的でしたが、これもロイコレの個性といえるのかもしれません。
また違うタイプのミーリングに期待したいな・・・。と思ったことも覚えています。
購買意欲が刺激されることはなかったのですが、印象に残っているアイアンです。
2月
そして2月はテーラーメイドのアイアンに出会いました。
テーラーメイド TOUR PREFERRED アイアン です。
一目見て、カッコいいアイアンだな・・・。と思ったことを覚えています。
ソールに溝があったりして、いろいろな工夫が施されていますが厚ぼったくなく、シャープさを残しているところに好感がもてました。
テーラーメイドのアイアンは、かなり個性的な形状の物にも、これまでたくさん出会ってきましたが、私はこのようなオーソドックスなタイプが好きです。
そして次は、タイトリストのアイアンです。
タイトリスト VG3 アイアン です。
VG3シリーズは『易しい』というイメージが定着していますが、外見が不格好になっていないところがさすがだと思います。
タイトリストらしい、センス溢れるデザインになっています。
フィーリングも、まずまずです。
3月
3月に入って、キャロウェイの素晴らしいアイアンに出会うことができました。
キャロウェイ APEX PRO アイアン です。
このアイアンはとにかく、その構えやすさや打感が良くて、気持ちが盛り上がったことを、よく覚えています。
すごく気に入ったので、初めて試打した後も、たくさん試打をして楽しみました。
装着されているグリップが、私の大好きなツアーベルベットタイプではなく、キャロウェイ独自のコードが入っているタイプですが、このグリップを好まれる方もたくさんいらっしゃると思います。
名前に『PRO』という文字が使われていますが、それほど敷居が高い感じはしなかったですし、多くの方に試していただきたいと思いました。
そして次は、ブリヂストンのアイアンです。
ブリヂストン PHYZIII アイアン です。
久しぶりのファイズアイアンだったですし、カッコ良さが増しているな・・・。と思ったことを覚えています。
飛距離性能も高くて、これならば人気が出るだろうな・・・。と思いました。
小顔ではなく、ラージサイズのアイアンを好まれる方にも合いやすいのではないでしょうか?
ツアステは昔から馴染み深いのですが、ファイズはあまり多く接してはいません。
しかし、すっかり市民権を得たように思います。
ブランドはまだ新しいですが、初期の頃よりも確実に前進しているような気がします。
そして、ナイキのカッコいいアイアンに出会うことができました。
ナイキ VRフォージド PROコンボ アイアン です。
ナイキのクラブは個性的な外見の物もあり、馴染みづらいと感じることもたまにあるのですが、このアイアンは一目で気に入りました。
外見のカッコ良さやフィーリングを大切にしているように感じます。
試打していても、これまで出会ってきたモデルとイメージが被るところもあり、それほど斬新さは感じなかったのですが、いい印象が残りました。
ハーフキャビティですし、それほど『易しい』とはいえない部分もあるのかもしれませんが、ナイキファンの方はもちろん、アイアン好きの方には、是非このアイアンのグッドフィーリングを楽しんでいただきたいと思いました。
そして次は ゾディアのアイアンです。
Zodia Z.T230 アイアン です。
ゾディアのクラブはあまり多く出会うことはないのですが、今とても魅了されています。
特にウェッジにすごく魅力を感じています。
このアイアンもシブいな・・・。と思いました。
『輪郭』がとてもシャープだったことをよく覚えています。
ゾディアらしいところといえるのかもしれません。
『削り』に特徴があります。
構え感や打感も好印象でした。
外見の印象通り、それほどイージーさをウリにしている感じはしませんが、また機会があったら何度でも試打してみたいと思えるカッコいいアイアンです。
4月
4月は、ミステリーのアイアンに出会いました。
ミステリー WNC-913 アイアン です。
派手さはないものの、一度見たら印象に残りやすい、とてもカッコいいアイアンです。
球を打つ前から、すごくいい雰囲気が伝わっていました。
ミステリーのアイアンも、これまでそれほど多く接しているわけではないのですが、いい印象が残っていますし、このアイアンもすごく気に入りました。
ハーフキャビティらしく、あまり寛容な感じはしなかったのですが、フィーリングが良かったので親しみやすさを感じることができました。
打感だけで、方向性やだいたいの距離もつかめるところに魅力を感じます。
また何度でも試打したいアイアンです。
そして、コブラのアイアンに出会いました。
コブラ BIO CELL アイアン です。
久しぶりにコブラのアイアンに出会うことができたということもあり、気持ちも高ぶっていたというのもあると思うのですが、印象に残るアイアンです。
バックフェースのデザインが個性的でしたが、いろいろな機能が詰め込まれているように感じました。
構え感などは『海外メーカー』らしいところがありましたし、私がアイアンに求めたいところと必ずしも合致はしていなかったのですが、こういったタイプのアイアンもアリなのだと思います。
球もあがりやすくて、ある程度のミスヒットにも寛容な感じがしました。
いかにも『今風(いまふう)』のイージー系アイアンといっていいと思います。
そして、PINGの高性能アイアンに出会いました。
PING i25 アイアン です。
このアイアンに限ったことではありませんが、ここ数年のPINGの充実ぶりは目を見張るものがあります。
外見もいいですし、フィーリングも良く、しかも易しくなっています。
普通、イージーさを強くしようとしたら、構えづらくなったりすることが多いですが、このアイアンを筆頭に構えやすくなっているモデルが多いです。
このアイアンは契約プロも使っているようですが、決して敷居は高くないので、多くの方に試していただきたいと思っています。
機能性とフィーリングのバランスが上手くとれているアイアンだと思います。
5月
5月に入って、三浦技研のカッコいいアイアンに出会うことができました。
三浦技研 MB-5005 アイアン です。
バックフェースの凹凸が逆になっているのが私としては残念だったのですが、これも易しさを追求してのことだと思います。
私の中では、マッスルバックというよりも、マッスルキャビティという認識があるのですが、あまり深く考えなくてもいいのかな?と思いました。
構えやすさや打感、操作性の高さはさすがです。
いつか、三浦技研のアイアンをバッグに入れることができたらいいな・・・。と思いました。
アイアン好きの私にはたまらないメーカーです。
次はPRGRのアイアンです。
プロギア iD ナブラ ツアー アイアン です。
このアイアンも、すごく気に入っています。
第一印象から魅了されっぱなしでしたし、構えてみても実際に打ってみても、ずっと笑顔になれるアイアンでした。
プロギアのクラブにも、いろいろなタイプがありますが、このようなオーソドックスなタイプは大好きです。
途中から『試打』ということを忘れて、ずっと楽しんでいたように思います。
限定モデルということが残念だったのですが、また何度も試打したいですし、購買意欲も刺激されました。
6月
6月になって、ルーツゴルフのアイアンに出会うことができました。
ルーツゴルフ AerMet X アイアン です。
ルーツゴルフらしい、とても美しいアイアンでした。
スペック的に私にはやや合いづらいところもあったのですが、とても印象深いアイアンです。
トゥとヒールにあったオレンジ色の模様も印象的でした。
そして、PRGRの『ぶっ飛び系』アイアンに出会いました。
PRGR SUPER egg IRON です。
このアイアンの特長は何といっても『飛び性能』です。
凄いな・・・。と思いました。
構えた感じも独特でした。
『アイアン』と『ハイブリッド(ユーティリティ)』との『ハイブリッド』といったらいいでしょうか?
なかなか出会わない構え感をもったクラブです。
正直、私にはやや合いづらいところもあったのですが、このようなある部分に特化したクラブを作るのが上手いのもPRGRの良いところだと思います。
このアイアンの構え感が気にならないという方。
アイアンもドライバーと同じく、真っ先に飛距離を求めていきたい・・・。という方には、是非お勧めしたいアイアンです。
そして、もうひとつの『ぶっ飛び系』アイアンに出会うことができました。
ヤマハ インプレスRMX UD+2 アイアン です。
このアイアンの飛距離も凄いです。
よく研究されていると思いました。
どちらかというとベテランゴルファーの方に合いやすいのかな?と思うところもあったのですが、かなりのハイテクアイアンです。
ポテンシャルの高さは、さすがYAMAHAといったところです。
PRGRのSUPER egg アイアンよりは『アイアン感覚』で構えることができます。
フィーリングはもうひとつだったのですが、物理的な性能に長けているのは間違いありません。
そして、ヨネックスの惚れ惚れするほど美しいアイアンに出会いました。
ヨネックス チタンハイブリッド マッスルバックアイアン です。
『小顔感』が際立っていて、とても構えやすいアイアンです。
実際に球を打ってみて、ちょっとイメージとフィーリングが違うな?と感じ、店員さんに尋ねてみて、このアイアンが『中空構造』なのだということを知りました。
見た目はマッスルバックそのものでも、少しでも打ちやすくなるように・・・。という、メーカーの努力には頭が下がる思いです。
弾道も高めでしたし、操作性も抜群でした。
コースでも使ってみたいな・・・。と思いました。
以上が、今年上半期に出会った『印象深い』アイアンたちです。
あくまでも『印象深い』ということです。
ここに載っていないアイアンが優れていないというのではありません。
こうして見ていても、いろいろなタイプのアイアンに出会うことができたのだと思いました。
昨年も素晴らしいアイアンたちに出会いましたが、今年も期待できそうです。
次回は、今年上半期に出会った印象深いドライバーを発表させていただきたいと思っております。
今年上半期の印象深いアイアン 2014
- 2014年7月1日
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今年上半期の印象深いドライバー 2014