今日は今年前半の印象深かったアイアンをご紹介させて頂きたいと思います。
既に今年前半を振り返るようになったのかと思うと、半年経ったのが、とても早く感じられます。
今年も例年通り、たくさんの素晴らしいアイアンに出会うことができました。
とてもありがたいことだと思っております。
1月
1月は、まず PRGR TR500 アイアン です。
年明け直ぐに、プロギアのニューモデルに出会えるような印象が、ここ数年あります。
今年も例年通り、この『TR500』のような素晴らしいアイアンに出会えることができました。
『TR900』というアイアンが大好きだった私は、このアイアンにもすごく興味がありましたし、実際に試打をしても、その好印象は、これまでの伝統を引き継いでいるような気がしています。
このアイアンは形状的には一応『キャビティアイアン』ということになっていますが、殆ど『マッスルバック』もしくは『ハーフキャビティ』に近い認識を私は持っています。
普段『マッスルバック』を使っておられる方は、いつも通りの感覚で打っていけると思うのですが、かなり難しく感じられる方がたくさんいらっしゃるのも想像に難くありません。
最近のアイアンの中では、割と『シビアさ』が印象深く残っているアイアンです。
今のクラブの風潮といいますか傾向としては、出来るだけ多くのゴルファーに対応していけるように『幅広い層』をターゲットにしている物が多いような気がするのですが、このアイアンはかなりターゲットを絞っているように思います。
メーカーも敢えて、『一般受け』を狙わず、ある程度の狭いターゲット層の中から絶大な支持を得られるように開発したのではないでしょうか?
このバックフェースの特異なデザインの意味も、私は未だに解っていません。
『プロギア』のことだから、何かしらの意味はあるのだろうとは思うのですが、私が試打した感じでは、このデザインによって易しくなっていたり、『ミスに寛容』になっている感じはしませんでした。
しかし、その『構えやすさ』や『操作性』『打感の良さ』は、さすがです。
これぞ『アイアンの中のアイアン』といった感じです。
プレーヤーの感性をかなり刺激してきます。
決して誰にでも打ちやすいと感じるアイアンではありませんが、このようなタイプのアイアンでないと逆に難しく感じてしまう方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
あまりイージー過ぎると、感覚がつかみにくい・・・。と感じる方も大勢いらっしゃると思います。
ダイレクトにプレーヤーにフィーリングが伝わる、そんな素晴らしいアイアンだと思います。
私はこういったアイアンは大好きなので、とても印象深く残っております。
そして次は何と言っても、この FOURTEEN TC-910 フォージド アイアン です。
今年の前半のアイアンは、もうこのアイアンを抜きには語れないような気がします。
記事に書いた後も、私はこのアイアンの試打を何度も行っていますし、その都度いい刺激を受けています。
やはり『作るメーカー』がいいと、こんなに素晴らしいクラブが出来上がっていくものだと改めて感じました。
その『質感の良さ』にも、私は大きな魅力を感じています。
単に『構えやすい』とか『打感がいい』といったアイアンは、これまでにもたくさん出会ってきたのですが、このアイアンのように『質感』を感じさせるものは、それほど多くないような気がします。
何と言いますか、独特の存在感があります。
『構えやすさ』『打感の良さ』『操作性』が良く、決して『シビア』なアイアンでもありません。
適度な『イージーさ』も兼ね備えているアイアンだと思います。
美しいアイアンですが、決して敷居が高すぎるアイアンではありません。
確かに大きなミスには寛容ではないのかもしれませんが、それほどシビアに考えなくても良いアイアンだと思います。
軽量スチールもそうですが、ヘッドも含めて、最近は『軽量感』というものをアイアンによく感じるのですが、このアイアンのように『ダイナミックゴールド』を含めて、クラブ全体に『適度な重さ』があると、こんなにも打ちやすくなるものか・・・。といつも思います。
適度な重量感があるので、『重力』を味方につけることが出来ます。
この重力はいつも一定なので、トップからダウンスイングにかけての『切り返し』が一定に行えるような気がします。
手で下ろさなくてもいいので、振っていてすごく楽に感じます。
『打つ』というよりは、重力に任せてクラブを『落としていく』という感覚がちょうどいいのかもしれません。
再現性の高い球を打ちやすいアイアンの代表格といえるのではないでしょうか?
『ボールの重さ』は、ある程度ルールによって定められていますし、その『重さ』に相性の良い『クラブの重さ』というのも、人それぞれだとは思いますが、私はこれくらいの重量感があったほうが打ちやすい感じがします。
例え『初対面のアイアン』であっても、それを感じさせない親しみやすさを感じてしまいます。
アイアンに『飛距離性能』を求めておられる方には、それほど適してはいないのかもしれませんが、それ以外はかなりハイレベルなアイアンだと思います。
今年の前半でおそらくこのアイアンが一番、試打をして楽しんだ回数が多いような気がします。
それくらいとても気に入っているアイアンです。
そして次は MIZUNO JPX ADマレージング アイアン です。
このアイアンは何と言っても、その『飛距離性能の凄さ』がとても強く印象に残っています。
そのかなりすごい飛びにとても驚いたのをよく覚えています。
自分で打っていて、
なんだこの飛距離は・・・・。
と思ってしまいました。
あまりにも飛びすぎるので、『距離感』が全く合いません。
『構え感』などは、正直私の中では『ど真ん中』とはいえない部分もあるような気もしたのですが、こういったアイアンを待っておられた方もたくさんいらっしゃるのだと思いました。
私は、このような『飛距離型』のアイアンを実戦で使うことはないですし、練習場でもあまり球数を多く打ちません。
これまで培ってきた感覚が全く通用しないからです。
私の低い対応能力では、なかなかこういったアイアンを自分の思うように扱っていくことは難しいのですが、決して『タフ』なアイアンではなく、かなり『イージーさ』を持っているので、かなり多くのファンを獲得しているような気がします。
MIZUNOは、私の中ではどうしても『MPアイアン』の存在が大きいのですが、こういった『JPX』という、また違ったブランドでは、別角度から思い切ったクラブ設計をしているのだと思いました。
このアイアンはたぶん2回くらいしか、試打をしていないのですが、その『強烈な飛距離性能』はとても印象深いです。
そして ナイキ サスクワッチ マッハスピード フォージド アイアン です。
ナイキのアイアンは、これまでも『ヴィクトリーレッド フォージド TW ブレード』や『フォージドスプリット キャビティ』を始めとする、カッコいいアイアンがあり、その好印象はとても印象深いのですが、このアイアンもとても近未来的でカッコいい印象があります。
こういったカッコいいデザインはどこか『メカニカル』といいますか、『SFチック』な感じがして魅力を感じます。
これまでのクラシカルなクラブによく見られた『曲線美』のようなものは、あまり見られませんが、こういったデザインも『アリ』なのだと思います。
最近は『CAD』など、クラブをコンピューターで設計するやり方が主流なのだそうですが、このアイアンを見ていると、まさに『コンピューターから生み出された』という雰囲気がすごく伝わってきます。
クラブ職人さんの『魂』とか『情熱』といったものが伝わってくるタイプのアイアンではないのですが、こういった『ドライな感じ』のクラブも今では主流といってもいいのではないでしょうか?
カッコいいデザインに加え、『飛距離性能』も高いですし、『構え感』もいい感じです。
決して見た目のカッコ良さだけのアイアンではありません。
『基本性能』もしっかりと押さえられている素晴らしいアイアンだと思います。
『ナイキファン』の方には、たまらないのではないでしょうか?
2月
そして2月は同じナイキの ナイキ スリングショット アイアン です。
このアイアンで特に印象深いところは、まず何といっても、その『打ちやすさ』にあります。
前のモデルのスリングショットもそうでしたが、今回のモデルも、すごく打ちやすさが秀でたアイアンだと思います。
それでいて、『構えやすさ』や『打感』などにもとても好感が持てる好印象なアイアンです。
ただ単に『物理的な数値』だけを高く求めていないような気がします。
物理的な数値よりも、ある意味重要な『フィーリング性能』も、決して無視していない素晴らしいアイアンだと思います。
普通に打っている限りでは、球は散らばりにくいですし、かなり直進性を求めていけるアイアンだと思います。
こういった形状のアイアンが持つ『寛容さ』を充分に感じることが出来ました。
『シビアさ』といったものとは縁遠いアイアンだといってもいいのではないでしょうか?
このアイアンもナイキのアイアンの中で、とても好印象なアイアンです。
次は PRGR GN502 TOUR FORGED アイアンです。
『プロギア』らしい、とてもカッコいいアイアンです。
このアイアンの『構えやすさ』は今でも忘れることが出来ません。
いい『目の保養』をさせてもらったことをよく覚えています。
こういった美しさを持っていながら、決してシビア過ぎないところがまた、このアイアンの長所なのだと思います。
『美しい』=『難しい』と、どうしても思ってしまいますが、それはずいぶんと昔のことで、今はこのアイアンのように『美しさ』と『適度な易しさ』を両立できたアイアンが存在するようになってきたのだと思います。
美しいクラブしか使いたくない私は、こういったメーカー側の企業努力にはいつもありがたいと思っております。
このアイアンを見ると、どうしても1月に試打した『TR500』と比較してしまいますが、この『GN502 TOUR FORGED』のほうが、『イージーさ』を強く感じます。
決してシビア過ぎるアイアンではないと思っております。
確かにどんなミスでも許してくれるアイアンではありませんが、かなり球をまとめていきやすい印象が私には残っています。
『構えやすさ』や『打感の良さ』など『フィーリング性能』の高さもさることながら、適度に易しい感じを残しているところに私は好感を抱いています。
そして MIZUNO JPX AD FORGED アイアン です。
『JPX』などでは珍しい『フォージドアイアン』ということで、とても印象深く残っています。
『JPX』といえば、これまでは『チタンフェース』など、色々と創意工夫が施されたアイアンが多かったような気がしますが、このアイアンは『JPX』の中でも、かなり『MP』に近い感じなのかもしれません。
色々な工夫が施された『ハイテクアイアン』もいいですが、やはり突き詰めていくと『フォージドアイアン』に戻っていくのではないでしょうか?
長く使っていても飽きが来ず、ずっと『良き友』となってくれるのは、やはり『軟鉄鍛造アイアン』なのだと思います。
『軟鉄鍛造アイアン』には、私はなんとなく『人間味を感じる』といいますか、心が通じ合うような気がします。
コースでも迷った時は『お互いの人間性』で助け合い、ピンチをチャンスに変えていけたようなことも何度もありました。
『バーディよりも価値の高いパー』を拾えてきたことも、アイアンのおかげで何度もあったような気がします。
これまでいいスコアでラウンドできたり、試合でいい成績を収められた時も、私の実力以上にアイアンが力を貸してくれていたような気がすることが、とても多いです。
そんなことをこのアイアンを試打していた時に考えていたのを思い出しました。
このアイアンも期待通りの高性能で『物理的性能』と『フィーリング性能』が上手く両立できている素晴らしいアイアンだと思いました。
これまで『フォージドアイアン』を敬遠してこられた方も、このアイアンはとても親しみやすいだろうなあ・・・。と思ったことも覚えております。
やはり『アイアンのミズノ』といった感じの素晴らしいアイアンだと思います。
そして マルマン メガシャトル i3000X アイアン です。
このアイアンは、正直申しまして、なかなか私の感覚が伝わりづらい部分もあるのですが、『印象深い』ということで、挙げさせていただくことにしました。
『アイアン』というよりは、『ユーティリティ』に近い感覚だ・・・。と思ったことを強く覚えていますし、この思い切ったデザインには、メーカーの『個性』や『主張』が感じられ好感をもったことを覚えています。
このようなタイプのアイアンは、私はなかなか馴染むことができないのですが、他のメーカーのクラブとあまり変わらないような『無難なタイプ』のクラブよりは、こういった個性が感じられるクラブにはどうしても注目してしまいます。
ゴルフクラブ業界は、どうしてもひとつのメーカーが斬新な設計をしたり、ヒット作を生み出すと後から同じような感じのクラブが他のメーカーから発売されることが多々あります。
ちょっと前ではやはり『カーボンコンポジット』や、最近では『ウェイトコントロール』でしょうか?
そういった風潮があるクラブ業界の中で、こういった形状のクラブにはどうしても目が行ってしまいます。
私は実戦で使うことはおそらくないと思いますが、こういった『思い切った設計』のクラブは、これからもどんどん見ていきたいと思っております。
そういった中から、『大ヒット作』が生み出されるのが『常』だと私は考えています。
そして マグレガー マックテック NV-F NV-RED アイアン です。
このアイアンはもう、特に好印象が強く残っているアイアンです。
フィーリング性能が素晴らしいですし、試打していて、とても楽しかったのをまるで昨日のことのように覚えております。
私が昔から好きなメーカーである、『マグレガー』ということもあるのですが、このアイアンはとてもいい印象を持っています。
記事を書いた後も、このアイアンは何度も楽しみました。
一度試打したっきり、二度と手にしないクラブも多い中、このアイアンは、かなり数多く手にしてきたアイアンです。
『アイアンの基本』がしっかりと守られているような感じがしたのを覚えています。
『フィーリング性能の素晴らしさ』と、『かなりの打ちやすさ』が高いレベルで実現された『傑作アイアン』だと私は思っております。
そして 三浦技研 PP-9002 アイアン です。
やはりアイアンといって、『三浦技研』は外せないですし、私はずっとこのアイアンが試打できるのを楽しみにしていました。
昨年初めて『三浦技研』のアイアンに出会ったのですが、それ以来すっかりと魅了されてしまいました。
昨年の私の中での『アイアン・オブ・ザ・イヤー』も三浦技研のアイアンですし、かなり購入意欲を刺激されています。
海外製クラブもすごく好きなのですが、『和製クラブ』には、より魅力を感じるので、どうしてもこのような『日本』を感じることが出来るクラブを手元に置いておきたくなります。
このアイアンをひと目見ただけで、
きっといいに違いない・・・。
と思ったことをよく覚えています。
このアイアンの美しさもそうですし、『三浦技研』のアイアンだからきっといいだろう・・・。と打つ前から決めてかかっていました。
私は試打をする前になるべく『先入観』を持たないようにしているのですが、このアイアンは打つ前からしっかりと先入観を持っていたのかもしれません。
しかし逆に言えば、それくらい私は三浦技研のクラブを信頼しているということなのだと思います。
まだお付き合いは他のメーカーに比べ、全然短いですが、これからもずっと注目していきたいと思っております。
3月
3月はこの テーラーメイド R9 TP フォージド アイアン です。
このアイアンは昨年試打してとても気に入った ツアー プリファード フォージド アイアン 同様、とても『日本の香り』がするアイアンだと私は思っております。
このアイアンは記事を書いた後も、毎日試打を楽しんだ記憶があります。
それくらい気に入っているアイアンです。
全く何の不満もありません。
テーラーメイドは海外メーカーでありながら、時々(というか最近はほとんど)このような『日本人好み』のクラブを発表してくるからたまりません。
私は思わず飛びついてしまいます。
そして『テーラーメイドの魅力』は何と言っても、その『目にしやすさ』『身近さ』なのではないかと思います。
私は量販店には殆ど行かないのですが、おそらく『テーラーメイド』を扱っていないお店は殆ど無いのではないでしょうか?
それくらい人気があって、よく売れているのだと思います。
『エポン』や『三浦技研』など素晴らしいメーカーはたくさんありますが、一般的には目にする機会は決して多くないと思います。
それが『希少価値』を生み出していい・・・。というところもあるのですが、やはりいいクラブはもっと多くのゴルファーに打って貰うべきだ・・・・。と私は常々考えているので、そういった意味でも『テーラーメイド』はとても素晴らしい販売戦略をとっているような気がします。
そして目にしやすいだけでなく、その『品質の高さ』は勿論、『斬新なアイデア』にはいつも驚かされます。
このアイアンは、そういった『奇抜』な感じはせずに『正統派』といいますか、とてもオーソドックスな感じがするクラブですが、私はこういったクラブにすごく魅力を感じてしまいます。
このアイアンは、今年出会ってきたテーラーメイドのアイアンの中で最も気に入っているアイアンです。
4月
4月は、まず ピジョンゴルフ P-tune PG101 アイアン です。
このアイアンはフィーリング的に、やや合いづらい部分を感じたのですが、ドライバーで好印象のある『ピジョンゴルフ』のアイアンということで、とても興味深かったのをよく覚えています。
ピジョンゴルフのドライバーの美しさは、まるで『心が洗われるよう』なので、今度はそんな美を追究した素晴らしいアイアンを発表して欲しいと思っております。
次は ブリヂストン ツアーステージ X-BLADE 703 Limited アイアン です。
正直いいまして、私は最近のツアーステージのドライバーやアイアンにはちょっと気持ちが離れていたような気がします。
それは何となく、これまでの『ツアステ』のイメージとはやや異なった感じのクラブを多く目にしてきたからなのかもしれません。
それに何と言っても、それまで手にしたことのない、素晴らしいメーカーのクラブにたくさん出会ってきたことも、その大きな要因のような気がします。
しかし、これまで決して『ブリヂストン』のことは心から消えたことはありません。
ただ、少し意識が変化していったような気もします。
このアイアンの前のモデルの『703』も、よく目にはするのですが、あまり試打を楽しむことはありません。
決して気に入らないのではないのですが、何となく手が伸びていかずに手にしなかったような気がします。
しかし、この『X-BLADE 703 Limited アイアン』は『703』よりも、『構えやすさ』がアップしていて、とても好感度が高くなりました。
やはりゴルフクラブというのは、構えたときに余計な雑念を感じさせないで欲しいと思っています。
そういった点で、このアイアンは充分合格点だ・・・・。と思ったことをよく覚えています。
やや小振りなヘッドで、一見すると『シビア』な感じがするかもしれませんが、実際はとても打ちやすくて親しみやすい『イージーアイアン』だと思っております。
これから秋に向けて『TOURSTAGE』のニューモデルが発表されるとは思いますが、ブランド誕生当時の、あの鋭い感じが蘇ってくれたらとても嬉しい・・・。と『ツアステ誕生時』からのファンである私は思ってしまいます。
是非『X500』のような素晴らしいドライバーにも、また出会いたいものだと思います。
次は テーラーメイド BURNER SUPERLAUNCH アイアン です。
このアイアンは、ある意味、テーラーメイドらしい、といいますか海外メーカーらしいアイアンだと思います。
正直いいまして、それほど『美』を追求しているアイアンではないような気もするのですが、とても『機能性』を感じさせます。
昔の『PING』のアイアンのような『名器』と呼ばれるアイアンを思い出します。
私はこういったタイプのアイアンを購入することは、おそらくこれからも無いとは思いますが、試打をしていてとても面白いと思いました。
かなり『イージーさ』を感じるアイアンですし、『シビアさ』という言葉を忘れてしまいそうなくらい、ミスに対して寛容な部分があると思います。
少々打点がブレても、あまりそれを感じさせないところもあります。
なので、こういったアイアンを好まれる方もたくさんいらっしゃると思います。
私がこのようなタイプのアイアンを打ちこなしていくには、まだまだ練習が足りませんが、もっと練習をして打ちこなせるようになりたいと思っております。
5月
5月は ツアーチャンプ XG Comp アイアン です。
このアイアンも『ピジョンゴルフ PG101』同様、私の中では『ど真ん中』といったタイプのアイアンではなかったのですが、『ツアーチャンプ』という懐かしい名前に思わず手が伸びましたし、昔の記憶が蘇った・・・。という意味でも印象深いアイアンです。
出来れば『スチールシャフト』だったら、もっと打ちやすかっただろうな・・・・。と思ったことを覚えております。
昔のあの、スコアのことは一切気にせずに、ただひたすらボールを強く叩いていた頃に戻りたい・・・。と思いました。
そして、もし戻れたとしたら、必ず毎日素振りを繰り返すだろうと思います。
とにかく『振って振って振りまくる』毎日を送るだろうと思います。
6月
6月は、ちょっと体調不良もあって、一本しか試打できなかったのですが、 テーラーメイド R9 フォージド アイアン です。
このアイアンはとても『体に優しい』という印象が残っております。
思わぬ腰痛からの『復帰第一号』として選んだ、このアイアンですが、記事にも書いておりますが、このアイアンを選んで良かったと思っております。
その『構えやすさ』『打感のソフトさ』もとても印象深いのですが、とても打ちやすかったことが強く印象に残っております。
体調が完全に良くなっていない状態で、やや怖々とした感じで行った試打だったのですが、このアイアンがとても優しく私に接してくれたような気がします。
体調が良くなったら、またすぐにでもこのアイアンを楽しみたいと思っております。
テーラーメイドらしい、素晴らしいアイアンだと思いました。
以上が今年前半の、特に印象深かったアイアンです。
『印象深い』ということなので、今年これまで試打をしていて、今回は載せていないアイアンもありますが、決して品質や性能が劣っているのではなく、あくまでも『私の印象に強く残っている』アイアンを今回は発表させて頂きました。
明日は出来れば、『ドライバー編』を発表させて頂きたいと思います。
今年上半期の印象深いアイアン 2010
- 2010年6月29日
- クラブ・オブ・ザ・イヤー(ゴルフクラブ ランキング)