ロマロ Ray -M- アイアン

RomaRo Ray -M-
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ロマロ Ray -M- アイアン の7番 です。
RomaRo Ray -M- シャフト
シャフトはダイナミックゴールドです。
ロフトは35度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、バランスはD2、キックポイントは手元調子です。
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初めて手にした『ロマロ』のアイアンです。
以前から名前だけは聞いていたのですが、こうして実際に手に出来るとは思っていませんでした。
どこからどう見てもカッコいいアイアンです。
『トゥ』の所が少しだけ削られているようになっているのですが、これはデザイン上のことなのでしょうか?
それとも『重量配分』など、重要な意味があるのでしょうか?
全体的にかなり光沢感があるヘッドだと思いました。
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かなり『彫り』の浅いキャビティといえなくもないのですが、ここまでくるともうフラットな『マッスルバック』といってもいいような気がします。
『キャビティ効果』を期待するよりも、しっかりと打っていくべきアイアンなんだな・・・・。と思いました。
すごくしびれるような綺麗なヘッドですし、センスの良いデザインです。
最近は色々な形状のアイアンがあり、それぞれメーカーの創意工夫が伺えるのですが、やはり『美しさ』というのは、大きな『アドバンテージ』だと思います。
クラブは美しい方が、やはりいいですし、使っていて楽しくなります。
今日はいい目の保養が出来ています。
日頃の仕事で酷使され溜まっている、『目の疲れ』がどこか遠くへ飛んで行ってしまうようです。
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グリップも、あまり見たことがないタイプだと思ったのですが、握り心地もすごくいいですし、とてもフィーリングが合いやすくて、好印象です。
大手有名メーカーの『ロゴ』も、すごくカッコいいですが、こういったロゴはそれに加え『希少価値』があるような気がします。
私が普段愛用している『ツアーベルベット』と似ているグリップだと思いましたし、親しみやすさを感じました。
このグリップは『 フレグランス ツアー モデル グリップ 』というのだそうで、ミントの香りが加えられていて、それにより『リラックス効果』が期待できるのだそうです。
これまでにない、すごく画期的で素晴らしいアイデアだと思いました。
ただ、私がこうして試打をしているときは、その香りを感じることはありませんでした。
試打クラブで、ずっと使い続けられてきたからなのでしょうか?
打ち終わって説明を受けるまで、この『香り効果』に気付くことがありませんでした。
もっと鼻を近づけて匂いを嗅いでいれば、気付いたかもしれません。
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『ソールの幅』は予想通り、今の主流と呼ばれるアイアンと比べると、かなり薄いほうだと思います。
というか、これくらいがやはり自然な感じが私はします。
昔からこういったアイアンはたくさんありましたし、見慣れてきているので、すごく気持ちが落ち着きます。
これくらいの適正な幅だと、『着地が楽』といいますか、インパクトを迎える前に『ソール』が跳ねづらい印象がこれまでの経験からするので、気持ちもずいぶんと楽になります。
球を拾うのがとても易しそうな感じがします。
『ダフリ』や『トップ』といった大きなミスを心配しないで、気持ちよく打っていけそうな感じがしてきました。
扱いやすそうだな・・・・。と思わせてくれるアイアンです。
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『ホーゼル』も、やはり適正な長さだと思いますし、ある程度の『高重心』を思わせますが、同時に『操作性の良さ』も感じさせてくれます。
このアイアンは最新アイアンではありますが、こういったところを見ると、どちらかというと『クラシカル』なアイアンといえるのだと思います。
今は色々なタイプのアイアンを目にしますが、やはりこういったタイプのアイアンを求めておられる方もたくさんいらっしゃるのだと思います。
私も普段『ロングホーゼル』を使っているので、何の違和感も感じません。
打つ前からいいフィーリングを感じます。
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素振りをしても、やはりいい感じで振っていくことができました。
これまで通りの感じで楽に振っていけました。
『振る』という感覚もありますが、私は普段『ヘッドを落とす』といった感じも持ちながら打っているので、それが今日はとてもしやすく感じました。
この高性能で昔ながらのスタンダードなシャフトだと、自分はあまり余計なことをしないでいいので、ミスする確率が下がるような気がしています。
クラブをあげたら、あとは『重力』を利用しながら、『クラブ任せ』といったイメージも持っています。
スイングが楽に感じられますし、今日は普段通りの感じで振っていけました。
軽すぎるアイアンは上手く打てるか不安になることもあるのですが、今日は全くそういった不安を感じることはありませんでした。
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ボールを前にして構えてみると、『ハッ』とするほどの美しさをもったアイアンだと思いました。
文句のつけようのない、すごく美しい顔です。
いわゆる『ヒール寄りで打てる顔』といいますか、少しヒール寄りに当ててつかまえていきたくなる顔つきです。
昔ながらの『コンパクトヘッド』ですし、すごくいいイメージが湧いてきました。
日頃、『セミラージサイズアイアン』などを使っておられる方には、ヘッドが小さく見えてやや不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、コンパクトなサイズのアイアンを好まれる方には、何とも言えない心地良い感じに包まれるのではないでしょうか?
『構え感』は最高だと思いました。
ヘッドの大きいアイアンを使っておられる方で、打点は安定しているのに『球がつかまりづらい』と感じておられる方は、一度こういったサイズのアイアンを試してみられるのも、すごくいいのではないでしょうか?
意外と打ちやすく感じられる方も多いと思います。
私の仲間たちにも、ヘッドの『重心距離』を短めの物に変えて成績を伸ばしたり、スランプを克服した人がたくさんいます。
やはり誰にでもヘッドが大きければいい・・・・。というものでもないのかもしれません。
私はこのようなコンパクトなサイズが好きですし使い慣れているので、打ちやすそうだと感じます。
悪い余計なイメージも湧いてこないので、セットアップもすごく楽で、一回で決まります。
そして何より、ボールが少し大きく見える感じがして、それが私に安心感を与えてくれます。
今日は色んなイメージラインを頭に描くことができました。
どのラインから試してみるかな・・・・?と選ぶ喜びを与えてくれています。
だんだんと自分のボルテージが上がってくるような気がしました。
試打を開始しました。
ロマロ Ray -M-
まず感じたのが、素晴らしい打感です。
このシャフトのおかげだと思いますし、一球目からいい感じで打つことが出来たのですが、すごく心地良い感触を味わうことができました。
日頃慣れ親しんだ、『スタンダードな感触』です。
やはりアイアンはこうでなくっちゃ・・・・。と思います。
手が加えられすぎていない、自然な感じの打感です。
これまでも、こういった素晴らしい感触のアイアンにはたくさん出会ってきました。
この美しいフォルムから、打つ前から予想していていましたが、やはり期待を裏切らない高フィーリングでした。
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『球のあがりやすさ』という点でも、予想通り『スタンダード』な感じです。
『ワイドソール』でもありませんし、『タングステン』などの『ウェイト』のようなものも見当たりません。
様々な『創意工夫』が施されているのではなく、必要最小限の物しか最初から付いていないような感じがします。
海に潜ることに例えると、ボンベやフィンなどを身につけて海に潜る『スキューバダイビング』というよりは、『素潜り』に近い感覚でしょうか?
ふとそんなことを考えていました。
『ストロングロフト』ではなく、『ノーマルロフト』なので、球を上げていくには、この『ロフト』と『ヘッドスピード』『ミート率』の3つが大きなカギを握っているのかもしれません。
いわゆる『誰にでもあがりやすいアイアン』ではないと思いますが、この感じに好印象を持たれる方もきっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
しっかりと『ターフ』をとっていけるアイアンだと思います。
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『操作性』という点でも、やはり予想通りな感じです。
すごく敏感に反応してくれます。
『ハンドルの遊び』が少ないタイプのアイアンだと思います。
『フック』『スライス』も楽しく練習することができました。
最近はドライバーだけに限らず、アイアンでも『直進性』が求められ、普通に打っていくにはなかなか曲げづらく感じるアイアンも多いように思うのですが、このアイアンはその『真逆』といいますか、昔からある『標準的』なアイアンといえるような気がします。
『インテンショナルショット』を打っていきたい方には、すごく扱いやすく感じられるのではないでしょうか?
このアイアンが美しいからでしょうか?
飛んでいくボールの弾道までが美しく見えてしまいました。
09102202
『安定性』という点では、予想通りかなり『シビア』な部分を持ったアイアンだと思います。
『スイートスポット』も、かなり小さめだと思いますし、決して『ミスヒット』を容認してくれるアイアンではありません。
ミスがミスとなって、すぐに弾道に表れやすい昔ながらのアイアンだと思います。
アイアンに『易しさ』や『高安定性』『ワイドスイートエリア』を求めておられる方には、やはり合いづらいかもしれません。
しかし、日頃『マッスルバック』を使い慣れておられる方には、その普段の感じで比較的楽に打っていくことが出来るのではないでしょうか?
『シビアさ』や『芯』を喰った時の心地よさは、まさに『マッスルバック』そのものだと思いました。
見た目からの予想通り、かなりシビアなアイアンではありますが、この装着されているシャフトのお陰なのだと思いますが、私はそれほど『タフ』過ぎる感じはしませんでした。
やはりある程度の『ミート率』を要求されるヘッドには、適度な『重量感』『粘り』『安定性』をもった『ダイナミックゴールド』は欠かせないと思います。
ミスがミスとして、すぐに結果となって出てくるので、自分のスイングの悪い所を確認しやすいような感じがします。
『シビア』とか『ハード』といった言葉がピッタリと合うアイアンかもしれませんが、こういったアイアンの方が長いスランプに苦しんだり、出口の見えない長いトンネルの中をずっと走り続ける・・・・。といったことは少ないのかもしれません。
自分のスイングの修正箇所をこういったアイアンが教えてくれるようなところもあるような気がします。
09102213
『飛距離性能』という点では、正直いいまして、それほど飛ぶアイアンではありませんし、アイアンでも楽に飛ばしていきたい・・・・。と考えておられる方には、やはり合わないのかもしれません。
今のアイアンの中では『飛ばないアイアン』と、はっきり言えると思います。
しかし、これくらいが本来の『7番アイアン』の適正な距離なのだと思いますし、これまで培ってきた『距離感』が活かしやすい感じが私はします。
私が愛用している『マイアイアン』とロフトが殆ど変わりませんし、こうして打っていて予想したところに球を運んでくれているので、安心感がありますし、『自分のイメージの枠』から決してはみ出さないので、すごく楽で実戦的な感じがします。
行き先が不安なクラブだと、私の悪い癖である『ヘッドアップ』が出てしまうこともあるのですが、今日はそれが出ません。
このアイアンを信用していけばいい・・・・。と思わせてくれます。
練習場のフラッグによく絡んでくれていましたし、よく止まってくれている感じがしました。
09102205
アイアンには『飛び性能』よりも『止め性能』を私は求めているので、すごく気持ちが楽になってきますし、実戦でもアグレッシブなゴルフがしていける感じがします。
前のショットのミスをリカバリーして何とかスコアメイクしていくのもすごく楽しいですし、ゴルフの技量が問われるところかもしれません。
難しい局面から最悪の事態を回避できたときは、喜びが倍増します。
しかし、やはり『攻めるゴルフ』は勢いが出ますし、ゴルフの大きな楽しみでもあるような気がします。
私は元々『攻めっ気』が強いので、こういったタイプのアイアンにはこれまでもたくさんお世話になってきました。
私のミスもずいぶんとカバーしてくれました。
グリーンをせっかく『キャッチ』できても、そこから奥にこぼれていないかな・・・・?と心配しないでいいのですごく気分が楽になります。
『飛ぶクラブ』というのは、一見『アグレッシブ』にも見えるのかもしれませんが、実は『飛ばないクラブ(飛ばさないクラブ)』の方が『アグレッシブゴルフ』に適しているのかもしれません。
今日はこのアイアンの弾道を見ながら、そんなことをふと考えていました。
09102208
メジャーな大手メーカーの有名アイアンもいいですが、同じ高性能なアイアンを使うなら人と違うクラブを使いたい、普段あまり目にしないクラブを使ってみたい・・・・。と思っておられる方もたくさんいらっしゃると思います。
そういった方には、こういった『美』を追求しながらも、基本的な性能に優れ、フィーリングが良い、この『ロマロ』はすごくいいのではないでしょうか?
私はこれまでたくさんのアイアンを試打してきて、中にはかなり構えづらかったりするものもありましたが、そういったアイアンは試打をすることはあっても決して購入することはありません。
『構えやすさ』『美しさ』あってのクラブのような気がします。
この点がきちんと抑えられていて、初めてその後の性能が付いてくるような気がします。
なので今日初めて出会った、このアイアンには、購入意欲を刺激され、ずっと惹かれっぱなしでした。
09102210
このアイアンは今、様々な工夫が施されている『ハイテクアイアン』とはいえないのかもしれません。
どちらかというと『ヴィンテージアイアン』といいますか、必要最小限のものしか敢えて付け加えられていないのかもしれません。
しかし、そこに魅力を感じられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私は最近の『ハイテクアイアン』もすごく好きですし、今はとても構えやすくなったり、『打感』がいいものも増えてきました。
メーカーの『新しい物を作る』というスタンスにはいつも脱帽させられます。
しかしその一方で、やはりこういったアイアンに惹かれてしまいます。
余計なものは見えない、シンプルなアイアンですが、目にしたら試さずにはいられない、何か引きつける物を持っています。
このアイアンを目にして試打せずに帰るのは、遊園地に行って、どのアトラクションも体験せずに帰るようなものかな・・・・?などと考えていました。
以前、せっかく楽しみにしていた遊園地に行って、すぐに仕事の急な呼び出しが掛かり、帰ってしまった経験があるもので・・・・・。
後ろ髪を引かれる・・・・。とは、こういうことを言うんだな・・・・。と思ったことをよく覚えています。
09102203
このアイアンはどこからどう見ても『美しい』という言葉がピッタリのハイレベルなアイアンだと思いました。
今は『易しさ』が大きく求められている時代なのかもしれませんし、そういった点で考えてみると、今の『主流』とはいえないのかもしれせん。
ある程度のユーザー層に絞られるのかもしれません。
しかし他のメーカーのアイアンも含め、これまでのこういったタイプのアイアンで技量を高められた方もたくさんいらっしゃると思います。
一般的には『敷居が高い』といえるのかもしれませんが、上達志向の強い方や『アイアンマスター』を目指しておられる方は、一度このアイアンを試してみられるのもすごくいいのではないでしょうか?
私は自分が試打してみて、すごく気に入ったクラブは、すぐにでも仲間達に知らせたくなるのですが、今日試打したこのアイアンもすぐにでも知らせたい・・・・・。と思いました。
そして機会があれば、実戦で使ってみたい・・・・。と思わせる、素晴らしいアイアンです。
『ロマロ』というメーカーは正直言いまして、私はほとんど知らなかったのですが、初対面でいきなり『ハートをわしづかみ』されたくらい、グッとくるアイアンでした。
また試打したいです。