ゴルフクラブ試打日記。          

ヨネックス EZONE ツアーウェッジ

ヨネックス EZONE  ツアーウェッジ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ヨネックス EZONE ツアーウェッジ です。
N.S.PRO MODUS3 TOUR120
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR120 です。
ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は114g、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は454gです。
正面
軟鉄の風合いが美しい、ヨネックスのウェッジです。
ヨネックスはドライバーのイメージが強く、ウェッジのイメージはあまり無いのですが、このウェッジは、いい雰囲気があります。
ヨネックスのクラブはどちらかというと『ハイテク』というイメージもあるのですが、このクラブはナチュラルな感じです。
側面
この角度から見ても、シンプルで美しいです。
ウェッジはドライバーなどに比べ、シンプルな構造の物が多いですが、そのシンプルさがたまりません。
プレイヤーのフィーリングを確実に反映していくには、シンプルさがあったほうがいいように思います。
シンプルさが武器になることを、これまで経験しています。
ソール幅
サンドウェッジということで考えてみると、ソール幅はノーマルだな・・・。と思いました。
ソール形状
このソール形状が、いかにも仕事をしてくれそうです。
ネック長さ
ネックの長さも、しっかりとあります。
『首長(くびなが)美人』です。
ウェッジは、やはりある程度重心が高いほうが有利のような気がします。
トップラインの厚さ
トップラインは少し厚めかな?と思ったのですが、全く問題ない範囲です。
オリジナルグリップ 
オリジナルグリップも、すごくいい感じです。
私が大好きなベルベットタイプです。
微妙なフィーリングを出していかなければいけない場面で、このグリップだと安心できます。
『ノーカン』にならずに済みます。
ミーリングあり
フェース面にミーリングがあるのかな?と思い、近くで見てみたのですが、このウェッジにはありました。
ヒールからトゥにかけて斜めに入っています。
ツアステのウェッジによく見られたタイプです。
ヒールから入れて、フェース面を斜めに使って欲しい・・・。ということなのかな?と思いました。
今はいろいろなタイプのミーリングがあります。
フェース面を指で触れてみたのですが、それほどザラザラした感じはありませんでした。
58/12
トゥ側には『58/12』と記されていました。
ロフト角が58度で、バンス角が12度ということなのだと思います。
比較的『ノーマルスペック』のウェッジといえるのかもしれません。
構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。
いいイメージが出せました。
オーソドックスで、安心できる顔をしたウェッジだな・・・。と思いました。
グースタイプを好まれる方には、やや構えづらいかもしれませんが、私はグースが弱いほうが好きなので、このウェッジの構え感には魅力を感じました。
これまでの経験値が全て活かせそうだな・・・。と思いました。
安心感があり、リラックスして構えることができました。
ヘッドの据わりもいいです。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』はソフトです。
すぐに馴染むことができました。
さすがは『軟鉄ウェッジ』です。
『食いつき感』はあまり感じなかったのですが、フェースに乗せやすい感じがしました。
トゥ側
『球のあがりやすさ』も、いい感じです。
イメージした高さに運んでくれました。
スピン性能
『スピン性能』も、いい感じです。
強烈なバックスピンでボールを戻すというよりも、止めやすい感じがしました。
乗せやすさ、抜けの良さで、ボールを止めていけるタイプのウェッジだと思いました。
バックフェース
『安定性』は標準的だと思いました。
構えやすいので、ラインも出しやすいです。
距離感
距離感のまとめやすさも感じられました。
落としどころを、かなり絞り込んでいくことができました。
高さが安定しているので、距離感も自然と合ってきます。
操作性
『操作性』は、とてもいい感じです。
ソールが上手く機能していたように感じました。
『滑り性能』もいい感じでした。
色々と細工もしやすいですし、構えたときのイメージ通り、マニュアルタイプのウェッジです。
ヒール側
ヨネックスのウェッジには、あまり接してことがないですし、イメージにもありませんでした。
しかし、このウェッジには好感がもてました。
全体的にバランスの取れたウェッジだと思いますが、『扱いやすさ』も高かったので、好印象でした。
ヨネックス イーゾーン  ツアーウェッジ
ウェッジで、色々と細工をして練習をするのが大好きな私は楽しむことができました。
残念ながら、実際の芝やバンカーで練習できなかったのですが、また機会があったら、チャレンジしてみたいと思いました。
ヨネックス イーゾーン  ツアーウェッジ
ただひとつ残念だったところを挙げるとすると、私が愛用しているDGではなかったということです。
モーダスはとても優れた素晴らしいシャフトですが、できればDGで試してみたいな・・・。という思いがありました。
このモデルもいい感じではありましたが、もうちょっと『重量感』があったほうが、よりイメージが出せたんじゃないかな?と思いました。
できればDG装着モデルで試してみたい・・・。と思い、探してみたのですが、このウェッジは最初からモーダスが装着されているのだそうです。
YONEX EZONE TOUR Wedge
一時期に比べ、最近はDGが装着されたモデルも多くなりましたが、やはり重く感じておられる方も多いのかな?と思いました。
もちろん、先ほども書きましたとおり、モーダスはとても優れたシャフトです。
愛用しておられる方もたくさんいらっしゃると思います。
DG装着モデルを・・・。というのは、あくまでも私の好みに過ぎません。
このままのモーダス装着モデルがいい・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。
YONEX EZONE TOUR Wedge
これまでのヨネックスのイメージとは、ちょっと違う感じもしましたが、このウェッジはシンプルでとてもいいな・・・。と思いました。
今はウェッジも、軟鉄以外の素材が使われることが多くなりましたが、やはり軟鉄はいいな・・・。と思いました。
契約プロ使用モデルなのでしょうか?
YONEX EZONE TOUR Wedge
奇をてらったところが一切ない、シンプルで馴染みやすいウェッジです。
ウェッジのメーカーは、ここじゃなきゃダメだ・・・。と、決めておられる方もいらっしゃると思います。
それだけ、ウェッジはフィーリングや好みが反映されたり、繊細なところもあるのだと思います。
しかし、それでも敢えて私は、このヨネックスのウェッジを、まずは試していただきたいと思いました。
好感をもたれる方も多いのではないでしょうか?
YONEX EZONE TOUR Wedge
時間がとても早く過ぎ去っていきました。
しかし、やはりマットの上からの練習と、実際の芝やバンカーなどからの練習では、楽しさが何倍も違います。
マットの上からの、同じようないいライからよりも、一球一球違うライからの練習のほうが実戦の為の練習になりますし、何より楽しいです。
ミスをすればするほど、それがいい意味での経験値につながるように思います。
危険を回避する能力は、たくさんミスを経験してきて、培われるものなのかもしれません。
機会があったら、コースでも試してみたいです。