ゴルフクラブ試打日記。          

ヨネックス EZONE タイプ 450E ドライバー

ヨネックス EZONE タイプ 450E ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ヨネックス EZONE タイプ 450E ドライバー です。
NP50E

シャフトは NP50E です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはR、トルクは4.2、シャフト重量は50.5g、バランスはD1、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は293gです。
正面

ヨネックスのイーゾーンらしい、デザインのドライバーです。
以前『420』『450』『380』と試打してきたのですが、今回のこのドライバーは、また違うモデルなのだそうです。
450E

ヒール側のところに『450E』と表示されていました。
450は何となくヘッド体積のことだろうと思うのですが、この『E』とは、どんな意味があるのでしょうか?
側面

こうして見ていても、特に大きく変わった感じはしません。
ヘッド後方にある、この赤い物もすっかりとお馴染みとなってきました。
カッコいいデザインではありますが、次のモデルではデザインも一新されているように思います。
ネックの長さ

ややシャローなヘッドだと思ったのですが、ネックの長さなどは大きく変わっている感じはしません。
顔

『顔』も、これまでのヨネックスのドライバーらしい、独特の光沢感と品質の高さがうかがえました。
振り感

素振りをしてみると、かなりシャフトが軟らかく感じたので、違うスペックの物を探したのですが、このドライバーには、Rが標準装備となるのだそうです。
それでなくても、ヨネックスの『純正』シャフトは軟らかめに感じることが多いのですが、このシャフトはとても軟らかすぎる感じがしました。
『よくしなる』という言い方もできると思うのですが、正直しなり過ぎで、タイミングが取りづらく感じられました。
構え感

ボールを前にして構えた感じは、なかなかいい感じだと思いました。
ちょっとフェースが被っているように感じられたのですが、これくらいであれば、たくさん経験しているので、何とかなるだろう・・・。と思っていました。
見惚れてしまうほどでもなかったのですが、構えたときに大きな違和感などは感じませんでした。
試打を開始しました。
YONEX EZONE TYPE E DRIVER

『打感』は、なかなかいい感じだと思いました。
これまでのEゾーンドライバーらしいフィーリングでした。
打球音

『音』も、まずまずだと思いました。
何と言いますか、クリアで透き通るような音ではないのですが、聞いていても何もストレスを感じさせない、いわゆる『無難』な音だと思いました。
トゥ側

球はとてもよくあがりました。
かなりの高弾道でした。
バックフェース

『安定性』という点では、1球目からフックが出てしまいました。
ヘッドにもやや難しさを感じましたが、シャフトはさらに難しく感じてしまいました。
基本的にはイージー路線のドライバーだと思うのですが、私はなかなか球筋を安定させることができませんでした。
飛距離性能
 
『飛距離性能』という点では、まずまずだと思いました。
他のドライバーと比べても、特に秀でている感じはしませんでしたが、日頃球のつかまりが悪く、キャリー不足を感じておられる方には、とても頼れる相棒になってくれるのかもしれません。
これまでのイーゾーンドライバー同様、このカッコいいデザインから、いかにもヒッター向けに見えなくもなかったのですが、実際はスインガータイプの方にマッチしやすいドライバーなのだと思いました。
操作性

『操作性』という点でも、少し難しく感じてしまいました。
なかなか思うような球が打てませんでした。
これまでの『420』や『380』のほうが、圧倒的に扱いやすかったように思います。
しかし、それはこの450Eが性能的に劣っているのではなくて、あくまでもメーカーが対象としているゴルファーが最初から違うから、このような結果が出ているのだと思いました。
ヒール側

私には、最後まで『難しい』『扱いづらい』という印象が残ったドライバーでした。
勿論、品質的にも性能的にも劣っているとは思いませんでしたが、試打をしていても、特にワクワクすることもなく淡々と球を打って、予定の球数で終えてしまいました。
ヨネックス EZONE TYPE E DRIVER

ヨネックスのクラブはどれも高性能ですが、最近はあまりワクワクするものが多くないので、もっとあっと驚くようなクラブに出会いたいと思いました。
また、これからもヨネックスには期待したいです。