今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド M1 レスキュー の4番 です。
シャフトは TM5-116 です。
ロフトは21度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS です。
テーラーメイドの新しいユーティリティです。
しかし、テーラーメイドだけはユーティリティでもなく、ハイブリッドでもなく、レスキューという呼び名がすっかり浸透しています。
最近のテーラーメイドは白いヘッドのイメージが強いですが、このクラブは重量感のある黒です。
形状自体はオーソドックスなタイプですが、至る所に様々な工夫がされているのが解ります。
機能性を感じさせるデザインです。
ネックの長さは結構ありました。
調整機能が搭載されていました。
テーラーメイドらしいです。
バックフェース寄りとトゥ側にはそれぞれウェイトがありました。
それほど大きくありません。
ソールには浅い溝がありました。
これまでも見てきましたし、テーラーメイドらしい工夫です。
これまでのクラブのいいところをギュッと凝縮しているように見えます。
セミディープバックといっていいでしょうか?
よく見る形状です。
顔はまずまずでした。
奇をてらった感じはなく、丸っこさもあるのですが、見とれるようなことはありませんでした。
元々、ユーティリティは機能性が求められる部分も大きいので、『顔』はあまり重要視されないような気もするのですが、できればもう少し整っていると気持ちもノってくるかな・・・。と思いました。
ちょっとチープに見えたのが残念でした。
素振りをしてみると、予想していたよりはソフトスペックに仕上がっていて、ハードな印象はありませんでした。
日本市場向けだからでしょうか?
シャフトもよく動きました。
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
淡々と構えていました。
気持ちがグーとノってくることもなかったのですが、その変わり苦手意識や違和感などもありませんでした。
『淡々』という感じが一番合っているように感じました。
少し上から潰して打ってみたくなったので、そのイメージのまま打っていくことにしました。
試打を開始しました。
『打感』は、まずまずでした。
やや軽めでした。
球の重さをあまり感じず、弾きのいい打感でした。
『音』は大きすぎず、いい感じです。
インパクトが緩んだり詰まったりすることもありませんでした。
これまでたくさん耳にしてきた、テーラーメイドらしい音だな・・・。と思いました。
『球のあがりやすさ』は、ややしっかりとした印象をもちました。
すごくタフであがりにくいということはなかったのですが、予想していたよりはしっかりとしているな・・・。と思いました。
素振りをしたときに、かなりソフトに感じたので、あがりやすいタイプかな?と思っていたのですが、実際はちょっと違っていました。
ライナー系というほどでもありませんが、高くあがりすぎず狙いやすい長所をもっているな・・・。と思いました。
今日はティアップせずにマットの上から直打ちしたのですが、ドロップせずに、いい感じであがってくれました。
『安定性』という点では、平均的だと思いました。
シビアさは感じませんが、曲がりにくいタイプではありませんでした。
『飛距離性能』は、テーラーメイドらしいレベルの高さを感じましたが、予想の範囲内でした。
これくらいは飛んでくれるだろう・・・。というところまで、ボールをしっかりと運んでくれました。
『操作性』は、なかなかいい感じでした。
調整機能付きのクラブですが、特に変なクセは無く、左右に対応してくれました。
グースの利きもありますが、左に引っ掛かりすぎず、ラインも出しやすい印象をもちました。
調整機能も付いていますが、基本性能がしっかりとしたクラブだな・・・。と思いました。
昨年から『M1シリーズ』のドライバーやFWを試打してきましたが、このレスキューもM1シリーズらしい性能をもっているな・・・。と思いました。
購買意欲が強く刺激されることはなかったのですが、また機会があれば試打してみたいな・・・。と思いました。
テーラーメイド M1 レスキュー
- 2016年1月15日
- テーラーメイド