ゴルフクラブ試打日記。          

テーラーメイド AEROBURNER レスキュー

テーラーメイド AEROBURNER レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは テーラーメイド AEROBURNER レスキュー の4番 です。
TM5-215
シャフトは TM5-215 です。
ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフト重量は57g、シャフトフレックスはR、キックポイントは先調子、クラブ総重量は332g です。
正面
テーラーメイドエアロバーナーシリーズのユーティリティです。
とはいっても、テーラーメイドはレスキューという呼び名が浸透しています。
ピンチの時や番手を埋めるクラブとして、まさに救世主のような活躍をしてくれるクラブです。
ユーティリティが一般的になって、ゴルフが変わったように思います。
特に200ヤード前後が楽になった・・・。という方は多いのではないでしょうか?
側面
ユーティリティにしては、ややヘッドが大きく見えますが、大きすぎることはありませんでした。
白いヘッドはすっかりお馴染みです。
これまで、ドライバーやFWを試打してきましたが、このユーティリティも上手く統一できています。
オリジナルグリップ
グリップも白いです。
こういったところも、ドライバーやFWと共通しています。
先日試打したコブラのドライバーはヘッドの色とシャフトが同じでしたが、このクラブはヘッドとグリップが同じ色です。
白いグリップは汚れが目立ってしまいますが、あまり気にならないという方もいらっしゃると思います。
ネック長さ
ネックの長さは標準的です。
これまでのレスキューらしい感じがします。
テーラーメイドは調整機能のイメージが強いので、このクラブのように無いと、とてもシンプルに見えます。
以前からバーナーシリーズはあまり複雑にせず、比較的シンプルな構造になっている物が多いように思います。
ヘッドとシャフトの性能で勝負しているのではないでしょうか?
ブランド毎の線引きがしっかりとされているように思います。
セミシャロー
セミシャロー形状といっていいでしょうか?
今のユーティリティには最も多い形状だと思います。
ソールの溝
ソールには深い溝がありました。
ドライバーやFWと同じです。
この深い溝もお馴染みになりました。
この溝を見ていると、やはりRBZの後継モデルなのかな?と思ってしまいます。
もうRBZは発売されないのでしょうか?
今でも根強い人気があり、コースや練習場でも、よく見かけます。
テーラーメイドのレスキューは未だに『ゲタ履きソール』のイメージが強く残っているのですが、すっかり見なくなり、今ではこのような大きな溝があります。
これも時代の流れでしょうか?
もうゲタ履きソールは登場しないのでしょうか?
顔
オーソドックスな、いい顔をしています。
ドライバーやFWと同じ流れで構えていけそうです。
この白い色が、輪郭をはっきりと浮かび上がらせています。
膨張色は異型になると、収縮色よりも違和感は強くなると思いますが、この形状は好感がもてます。
ゴチャゴチャした感じがなく、スッキリしているな・・・。と思いました。
振り感
素振りをしてみると、それほどハードな感じはなく、軽くてよくしなります。
日本仕様だからでしょうか?
少し動きすぎる感じもしますが、こういったところは予想していました。
構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。
変なクセもなく、楽に構えることができました。
『FWの小型版』というイメージが湧いたので、そのまま打っていくことにしました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』は少し硬めでした。
この打感は予想していました。
ドライバーやFWのイメージと重なるところがありました。
打球音
『音』は少し大きめですが、特に問題はないと思いました。
インパクトが緩むほどの音ではありませんでした。
できればもう少しおとなしめのほうが好きですが、大きな不満はありません。
トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のユーティリティの4番(22度前後)の中では、結構しっかりしているほうかな?と思いました。
ヒッタータイプの方に合いやすいと思います。
バックフェース
『安定性』という点では、それほど易しさを重視して作られているようには感じませんでしたが、普通に打っている限り、特にシビアに感じることもありませんでした。
シャフトがよく動くタイプなので、タイミングに気を遣いながら打ちました。
飛距離性能
『飛距離性能』も、なかなかいい感じです。
オールマイティというタイプではなく、使い手を選ぶタイプだと思いますが、ある程度HSがある方には、とても合いやすいのではないでしょうか?
持っているポテンシャルは高いと思います。
これも溝の効果でしょうか?
操作性
『操作性』はまずまずでした。
クセのない顔をしていますが、あまり曲げるイメージが出せなかったせいか、インテンショナルには少し打ちづらい感じもしました。
曲げることもできましたが、大きなミスにつながりやすそうだったので、自重しました。
バーンという感じで球離れが速いタイプなので、あまり細工をしないほうがいいのかもしれません。
ヒール側
ドライバーからFW、そしてこのレスキューと、同じ流れで使っていけるのがいいと思いました。
単体ではなく、セットで揃えて欲しいというメーカーの思いがあるように思います。
テーラーメイド エアロバーナー レスキュー
この白いヘッドに魅力を感じられる方も多いのではないでしょうか?
白いヘッドのほうが易しそうに感じる・・・。という方も多いと思います。
黒い色よりも『ソフトさ』をイメージしやすいのかもしれません。
TaylorMade AEROBURNER RESCUE
ゴチャゴチャした感じがなく、シンプルなクラブですが、性能は高いと思いました。
調整機能が付いていないので、純粋にクラブの性能だけを感じとりやすいような気がしました。