テーラーメイド ROCKETBALLZ TOUR フェアウェイウッド を試打 レビュー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド ROCKETBALLZ TOUR フェアウェイウッド の5番です。

シャフトは RBZ MATRIX OZIK XCON-7 です。
ロフトは18度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は76g、トルクは2.9、キックポイントは中調子、クラブ総重量は339gです。

テーラーメイドRBZシリーズのフェアウェイウッドです。
記事には書いていないのですが、以前、このツアーモデルではなく、『ノーマル』なモデルを試打したことがあります。
しかし、顔やシャフトが合わずに、あまりいい印象が残っていませんでした。
今回は『ツアーモデル』ということで、クセが解消されているのではないかな?と思いました。
外観

こうして見ていても、ノーマルモデルと、かなり似通っています。
ヒールの所に『TOUR』という文字が無ければ、ノーマルタイプと見間違えそうです。

この独特な溝も、共通する大きな特徴です。
このRBZシリーズは、フェアウェイウッドやユーティリティには、この溝があるのに、ドライバーには無いので、何故だろう・・・。と思いました。
おそらく強度の関係ではないかな?と思ったのですが、真偽のほどは定かではありません。
いくら反発力が高くて弾きが良くても、ヘッドが割れてしまっては元も子もないですし、SLEルールに違反していれば競技で使うこともできません。
このクラブの所有者でもある友人の話によると、この溝が大きな効果を発揮しているのだそうですが、これから他のメーカーも同じようなタイプのフェアウェイウッドを発売するのでしょうか?
ソール部分に溝があるのは、テーラーメイドが初めてではないと思うのですが、これだけ強いインパクトを残しているところが、さすがはテーラーメイドだと思います。

ネックの長さは、ノーマルモデルと大きく変わっていないようです。
『TOUR』というと、これまでの経験から、どうしても『ディープ』をイメージしてしまいますが、このヘッドはシャローな印象を受けます。
クリークということもあるとは思うのですが、とても球があがりやすそうです。

『顔』は、とてもすっきりとしていて好感がもてました。
ノーマルモデルよりも、いい顔です。
ノーマルモデルはフェースが少し被っているように見えていたのですが、このヘッドはそのように見えません。
『トライアングルヘッド系』なのは共通しています。
強い違和感を感じさせないで、ある程度の直進性を求めていくには、このトライアングルヘッドは適しているのかもしれません。
丸型でオーソドックスな形状だと自然と『フェースの開閉』がイメージできるのですが、こういったタイプの顔だと、あまりイメージできません。
あくまでもクラブの性能を発揮する為に、こちらがあまり動き過ぎないほうがいいのかな?と思ってしまいます。

トゥ側には『TAYLORMADE SPEED ENGINEERED』と記されています。
これは、これまで試打してきたユーティリティなどにも見られました。
それだけ、この設計には自信があるということなのだと思います。

素振りをしてみると、想像していたよりも、しっかりとした感じがしたので、少し安心しました。
ノーマルタイプはシャフトがかなり軟らかくて、ソフトスペック過ぎる・・・。と感じていたのですが、このクラブは違います。
せっかく高性能なヘッドでも、シャフトが合わないと、全くいいイメージが出せないので残念に思っていたのですが、今回のツアーモデルは違うようです。
友人の話によると、このクラブは『米国仕様』なのだそうで、『日本仕様』と『米国仕様』の違いなのかもしれません。
このシャフトは結構しっかりとしていますが、決して硬いとは思いませんでした。
ノーマルモデルに標準装備されていたシャフトよりもしっかりとしていますが、このシャフトも少しタイミングが取りづらい感じがしました。
これまでのテーラーメイドのクラブに感じていたことですが、『海外仕様』『日本仕様』に関わらず、せっかくヘッドがいいのに『標準装備』されているシャフトがもう少しだな・・・。と思うことがよくあります。
そういったところが勿体ないと思うこともありますし、最初から『リシャフト』が前提になっているのかもしれません。
シャフトが合わないと、どんないいヘッドでも、その高い性能を発揮することができません。
今回のこの『RBZ TOUR』にベストマッチしているシャフトは、もっと他にあるのではないかな?と思いました。
ただ、このシャフトがすごくいい・・・。と感じられる方もいらっしゃるとは思うのですが・・・。

ボールを前にして構えてみると、好感が持てます。
ノーマルなタイプは少しフェースが被っているように見えましたし、実際に打ってみても球がつかまり過ぎてしまい、私は難しく感じていたのですが、このツアーモデルはそんな難しさを感じさせません。
ラインも出しやすそうですし、左への不安を感じずに、気持ちよく振りきっていけそうな感じがしました。
今は白いヘッドが大流行していますし、私も白いヘッドは好きですが、できたら黒い同型モデルがあっても面白いのではないかな?と思いました。
この独特の艶消しが良く、こういったところは、さすがテーラーメイドです。
先日、他のメーカーで白いヘッドのドライバーを試打したときに、プラスチックのような光沢感を感じたことが強く印象に残っているのですが、あくまでも私の好みとしては、白いヘッドには、このクラブのような艶消しな感じのほうが好きです。
光沢感以外にも、いわゆる『バルジ』も殆ど真っ直ぐに近い感じで、『球を曲げる』というよりは、真っ直ぐに飛ばすイメージのほうが出しやすいです。
左へつかまり過ぎてしまうイメージが湧かなかったので、私はとても楽な気分で構えることができました。
『構えやすさ』という点では、ノーマルモデルよりも、明らかにこちらのほうが好感を持てました。
打つ前から、既に『一歩リード』している感じです。
試打を開始しました。
打感

『打感』は予想していた通りで、好感がもてました。
ノーマルタイプの全くといっていいほど、同じようないいフィーリングです。
つかまり過ぎる感じはしませんが、しっかりと球の重さをつかみやすく、弾き感があります。
こういったところは、テーラーメイドのクラブらしさではないでしょうか?

『音』も、小気味いい感じで好感が持てました。
決して小さくなく、ややはっきりとした音ですが、私はこういった音は好きです。

『球のあがりやすさ』という点では、最近のクリークの中では、ややタフなほうかもしれません。
勿論、クリークなので、あがりづらい感じはしませんが、ノーマルタイプを愛用しておられる方には、タフに感じられるのではないでしょうか?
それはシャフトの違いも大きく影響していると思います。

『安定性』という点では、かなり好みが分かれるのではないでしょうか?
スライサーの方には、やや難しく感じられるかもしれません。
私はフッカーなので、ノーマルタイプよりも、こちらのほうがラインを出しやすいですが、スライスに悩んでおられる方には、球がつかまりきらずに、右へ抜けていきやすいかもしれません。
自然と球がつかまるタイプではないので、クラブに球をつかまえて欲しいと思っておられる方には、難しく感じられるような気がします。
決してシビアなクラブではありませんが、『合う』『合わない』が、はっきり分かれるのではないでしょうか?
今は『TOUR』と名が付いても、すごく親しみやすいクラブが増えてきましたが、このクラブはそれほどハードルが低くないのかな・・・。と思いました。
ただ、ノーマルモデルは球がつかまり過ぎて、標準装備されているシャフトも軟らかすぎて使いづらかった・・・。という方は、このツアーモデルを試してみられる価値が大いにあるのではないでしょうか?

私はこのヘッドには好感をもったのですが、標準装着されている『RBZ MATRIX OZIK XCON-7』というシャフトには好感をもてませんでした。
『軽すぎる』とか『軟らかすぎる』というのではありませんが、何と言いますか『バラつき感』が大きくて、一球一球の出来不出来が思っていたよりも大きくて少し不満です。
もし、私がこのクラブを購入するとしたら、間違いなく『即リシャフト』すると思います。

『飛距離性能』という点では、なかなかいい感じで、このクラブが『クリーク』ということをしばし忘れていました。
『ノーマルなスプーン』といった感じで、力強く飛んでいってくれました。
ティアップせずに、マットの上から直接打ってもライナー系で頼もしいです。
パー5の2打目でも是非使ってみたいですし、レイアップしたいときのティショットでも、そのまま直打ちで使ってみたいと思いました。
ただ、シャフトが私には合いづらく、いい時とそうでないときの差が大きかったので、やはり『飛距離の安定』という意味でも、リシャフトは必須だと感じました。
今はすごい円高ですし、海外モデルが安く買えます。
スペックが合えばとてもお買い得ですが、リシャフトは勿論、バランスなどの微調整も必要になってくる場合が多いと思います。
しかし日本仕様でも、シャフトが合わなかったり、『組立の精度』などに疑問を感じることも少なくないのですが・・・。

『操作性』という点では、思っていたよりも好印象でした。
構えたときに、『フェースローテーション』は使いづらいのかな?と思っていたのですが、実際はいつも通りに使うことができて易しいです。
ただ球筋的にいっても、右が怖い方よりも、つかまり過ぎて左が怖い方に合いやすいクラブだと思います。
左右に曲げることもできましたが、意図的に大きく曲げたいクラブではありません。
『球離れ』が速い感じがするので、できるだけ細工をしないで、ナチュラルに振り切ったほうがいいのではないかな?と思いました。

このクラブは今、とても評判なのだそうで、品薄状態が続いているのだそうです。
私はゴルフ雑誌などを読まないので、クラブ情報には疎く、そういった評判を知らないことのほうが多いのですが、このクラブの持ち主である友人にもリシャフトを勧めたいと思いました。
彼は私たちの仲間の中でも、素晴らしい『ショットメーカー』なのですが、それでも球がバラついていたので、もっと『精度の高い』シャフトにしたほうが、いい結果が待っているように思いました。
『クラブにスイングを合わせる』のではなく、『スイングにクラブを合わせる』のが正解だと思いますし、ゴルフが易しくなります。
勿論、素振りなどをして、日々スイングも磨いていかなければならないと思うのですが・・・。

どちらかといえば、『ナチュラル系』といいますか、意図的にこちらがショットを作り出す感じではなく、クラブに任せて自然に打っていくほうがいいタイプのクラブだと思います。
いいクラブだとは思いましたが、シャフトにいい印象を持てなかったせいか、今日は購買意欲はそれほど強く刺激されませんでした。
しかし、違うシャフトにすると、またフィーリングが大きく変わってくるので、そうすると購買意欲が刺激されるのかもしれません。
今、大流行のホワイトヘッドですが、私はまだ所有しておらず、今すぐに購入することはないのですが、もし最初に購入するのであれば、この『RBZ TOUR FW』なのかな?と思いました。
ヘッドはノーマルモデルよりも、明らかに私にはいいように思いましたし、色々な高性能シャフトと組み合わせるとどんな感じになるんだろう・・・?と思うだけで、ワクワクしてきました。
色々なクラブを試打していて、「これはあまり大きく変わったところはないな・・・。」とか、「今までにも出会った感じだな・・・。」と思うことが多々あります。
特にここ数年、そう感じることが多いです。
それはドライバーに限らず、アイアンやフェアウェイウッドなどでも変わりません。
そういった中で、テーラーメイドやプロギアなど、ごく限られたメーカーのニュークラブを試打するときはワクワク感が違いますし、驚いてしまうことも多いです。
今回も、そんな感じがしましたし、テーラーメイドの強いオリジナリティを感じます。
テーラーメイドは『クラブ改革のパイオニア』といっていいのではないでしょうか?
ただ変わっているだけならば、それほど価値はないのですが、それが高い性能を持ち合わせているところが素晴らしいですね。
このRBZフェアウェイウッドが人気が高いのも充分に頷けますし、明らかに『他のメーカーとの差別化』ができていると思います。
こういった新鮮な気分にさせてくれるテーラーメイドにはいつも感謝をしていますし、ニュークラブがいつも待ち遠しいので、これからもクラブ業界の最先端を走って欲しいです。
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
テーラーメイドの「ROCKETBALLZ TOUR フェアウェイウッド」は、2012年に発売されたモデルながら、現在でも多くのゴルファーから高い評価を受けています。以下に、その特徴やスペック、ユーザーの口コミなどを詳しくご紹介します。
製品概要
モデル名: ROCKETBALLZ TOUR フェアウェイウッド
メーカー: テーラーメイドゴルフ株式会社スポーツナビ+2プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+2ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+2
発売日: 2012年7月13日プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1
価格: 50,760円~ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1スポーツナビ+1
番手(ロフト角):
クラブ重量: 約326g(FUBUKI K60S/TOUR 3)ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1Yahoo!オークション+1
公式サイト: テーラーメイドゴルフ公式サイトゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1
特徴
スピードポケット構造
フェース裏側に配置された「スピードポケット」が、インパクト時のフェースのたわみを増加させ、ボール初速を向上させます。これにより、飛距離性能が大幅にアップしています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
コンパクトなヘッド形状
プロのフィードバックを基に開発されたコンパクトなヘッド形状は、構えやすさと操作性を両立。特にTOUR SPOON(13°)は171ccと小ぶりなヘッドサイズで、上級者のニーズに応えています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1
ロー・フォワード・シージー設計
クラブヘッドの前方かつ低い位置に重心を配置することで、低スピンで高い打ち出し角を実現。これにより、強弾道での飛距離アップが期待できます。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
ユーザーの口コミ
「ROCKETBALLZ TOUR フェアウェイウッド」は、多くのゴルファーから高評価を受けています。以下に、実際のユーザーの声をいくつかご紹介します。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1
飛距離性能: 「ティーアップすると250ヤードぐらい飛びます。現在のフェアウェイウッドに全くひけをとらないので、これからも使い続けると思います。」ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)
操作性: 「構えると、ノーマルよりヘッドが小さくディープ気味のオープンフェースで、ドローヒッターの方には安心です。」ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)
打感: 「打感はシッカリ目で、音はノーマルより更に金属音高く、キンと弾く感じですが、実際の打球と同じイメージで悪い音ではないと思います。」ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+1スポーツナビ+1
方向性: 「思いっきり振っても左右のバラツキがほぼ無い!ティーショットでも使えます。かなり感動しました。」スポーツナビ+1ゴルフダイジェスト・オンライン+1
これらの口コミからも分かるように、「ROCKETBALLZ TOUR フェアウェイウッド」は、飛距離性能、操作性、打感、方向性のいずれにおいても高い評価を受けています。Yahoo!オークション+2ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)+2プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+2
まとめ
「ROCKETBALLZ TOUR フェアウェイウッド」は、発売から10年以上が経過した現在でも、多くのゴルファーから支持されている名器です。その飛距離性能、操作性、打感、方向性のバランスの良さは、最新モデルにも引けを取らないと評価されています。中古市場でも人気が高く、手頃な価格で入手可能な点も魅力の一つです。フェアウェイウッドの購入を検討している方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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