今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは クレイジー BLACK FW F16 です。
シャフトは LA BOMBA LONGEST YARD FW-01 です。
ロフトは15.5度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.1、バランスはD2.5、クラブ総重量は330gです。
久しぶりのクレイジーのフェアウェイウッドです。
昨年初めて出会ってから、その好印象は色あせるどころか、どんどん膨らんでいく感じです。
すごく欲しいフェアウェイウッドのひとつであり、今日は違うシャフトが挿さったモデルを試打する機会に恵まれたので、試打してみることにしました。
クレイジーといえば、『黒色』のイメージが強いのですが、このシャフトは珍しく『白』です。
黒は『ハード』な印象がありますが、白はどことなく『ソフト』な感じがします。
しかし、実際は白いシャフトでもハードな物もこれまで出会ってきました。
私はヘッドの色には、ある程度のこだわりがありますが、シャフトの色は特にこだわっていません。
これまでも様々な色のシャフトに出会ってきました。
白色のシャフトといえば、これまで出会ってきた中で特に印象深いのは、『フジクラ ランバックス F』です。
相変わらずシャープな感じのヘッドだな・・・。と思いました。
余計な贅肉が一切ついていないように感じられます。
このシンプルさがたまりません。
クラブは高性能でいながら、決して出しゃばらずに、プレイヤーの技量に任せてくれている感じがします。
昨年試打したのが『F18』だったのですが、今回は『F16』で、少しスペックが違っていますが、それをあまり感じさせないほどの『統一感』があるヘッドだと思いました。
素振りをしてみた感じは、少し合いづらい感じがしました。
以前試打した時に装着されていたシャフト、『FW-80』のイメージとは、またちょっと異なる感じのシャフトです。
この『ロンゲストヤード』というシャフトは、その名前の通り『飛距離系』のシャフトだと思いますし、かなりの高性能だとは思いますが、私には少し難しいシャフトのように感じられました。
以前試打したこともある、ドライバー用のシャフト『TJ-46』を試していた時にも同様に少し難しく感じていました。
今日はせっかく、このクレイジーのフェアウェイウッドに出会うことができたので、多少難しくても少しでも馴染むことができるよう、念入りに素振りを繰り返しました。
ボールを前にして構えた感じは、相変わらずの『美人顔』です。
何ともいえない、安らぎを与えてくれる顔をしています。
弾道のイメージも出しやすく、すごくいい雰囲気を感じました。
試打を開始しました。
『球のあがりやすさ』という点では、とてもよく上がる感じがしました。
ロフトが『15.5度』ということは、ほぼ『スプーン』といっていいと思うのですが、すごく球のあがりやすいスプーンです。
この白いシャフトも、かなり球を上げてくれるシャフトなのではないでしょうか?
タフな感じはしませんでした。
フェアウェイウッドでありながら、かなり小振りなヘッドなので、『ユーティリティ感覚』に近い感じで使っていけるクラブだと思うので、『フェアウェイウッドの上がりやすさ・易しさ』と『ユーティリティの扱い感』がプラスされているように感じました。
『打感』は前回同様、とてもいい感じです。
この感触は球を打つことを楽しくさせてくれます。
魂を込めて打つことができます。
『音』も、やはりすごく心地いい感じがしました。
集中力をずっと維持できる音です。
練習をしていて、楽しいと思える時間です。
『安定性』という点では、昨年の印象が残っているので、『FW80』のほうが、私には易しいと感じました。
この白いシャフトも、それほど難しい感じはしなかったのですが、もう少し重量感や粘り感があると、タイミングが取りやすい感じがしました。
しかし、敬遠してしまうほどの難しさではないので、球数をこなしていけば、順調に克服できるシャフトだと思いました。
最初は少しタイミングが取りづらい感じがしたのですが、次第に合わせていくことができました。
私の感覚では、あまり振り過ぎない感じがちょうどいいように感じました。
イメージとしては、『スリークォーターショット』に近い感じです。
『飛距離性能』という点では、さすがに高性能な感じがしました。
ラウンド中にティショットで、ドライバーの調子が悪い時に、すぐにその代わりとして使っていけるクラブだと思いました。
スプーンとしては、かなり飛距離を稼いでいける感じがします。
このヘッドもいいと思うのですが、やはり『ロンゲストヤード』という、この白いシャフトも大いに貢献しているのではないでしょうか?
ドライバーは勿論、フェアウェイウッドにも飛距離性能にこだわっておられる方も多いと思いますが、このクラブは、そのような方々に高いパフォーマンスを発揮してくれるのではないでしょうか?
『操作性』という点では、最初のうちは少し苦戦してしまいましたが、だんだんとフィーリングが合ってくるようになってきました。
しかし、やはりそれほど操作性を求めていく感じはしなかったので、あまりインテンショナルな感じで打っていかないほうがいいのかもしれません。
今日はあまり意図的に左右に曲げてみようとは思いませんでした。
ヘッドというよりも、シャフトにまだ慣れない感じがしました。
久しぶりに出会ったクレイジーのフェアウェイウッドでしたが、改めてすごくいいと思いましたし、購買意欲を強く刺激されてしまいました。
今、フェアウェイウッドを購入する予定は特に無いのですが、もし購入するとするならば、このクレイジーのフェアウェイウッドも候補のひとつに入れたいと思いました。
もし購入するならば・・・。ということで今、数社のクラブに絞っていたのですが、今日改めてこのクレイジーも参入してきた感じです。
やはり実際に試打してみないと解らないことも多いですし、試打してしまうとその魅力に取りつかれてしまうことも多いので大変です。
私が購入するとするならば、シャフトは間違いなく『FW-80』を選ぶと思いますが、この『ロンゲストヤード』にも、再びチャレンジしてみたいと思いました。
私は今年、ようやくドライバーを新調することができたのですが、そのドライバーの隣りに、このフェアウェイウッドがキャディバッグの中に入っていると、とても嬉しくなるだろうな・・・。と思いました。
ラウンドの楽しさが倍増しそうな気がします。
とはいっても、今使っているフェアウェイウッドには、いつも助けられることが多いので、複雑な思いもあるのですが・・・・。
価格設定が、かなり高価なので、なかなかすぐに購入することはできませんが、できれば購入したいと考えております。
しかし、その一方で、いつもこの記事を書いているのに使っているノートパソコンの調子が最近また悪くなっているので、そちらがまず先決になってしまうのかもしれません。
アイアンを新調しようとコツコツお金を貯めているのですが、そのお金がパソコン代に変わってしまうかもしれません。
なかなか辛い部分もあるのですが、記事を書くためには仕方のないことなので、アイアンはしばらく諦めなければならないのかもしれません。
その時はできるだけ安いノートパソコンを購入しようと思います。
ちょっと話が脱線してしまいましたが、今日はこの素晴らしいフェアウェイウッドのおかげで、楽しい練習ができました。
雨がよく降りますが、その不快感を忘れさせてくれました。
また何度でも試打したいと思わせる、『飽きのこない』フェアウェイウッドです。
クレイジー BLACK FW F16(LA BOMBA)
- 2011年6月12日
- クレイジー
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三浦技研 PP-9003 アイアン