今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは EPON AF-501 アイアン の7番 です。
シャフトは 島田ゴルフ K’s Tour Lite です。
ロフトは32度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106g、キックポイントは中調子、バランスはD0、クラブ総重量は427gです。
このエポンのアイアン『AF-501』は、これまでも試打してきたのですが、シャフトがこれまで試打したことのない『島田ゴルフ K’s Tour Liteシャフト』だったので、改めて試打してみることにしました。
名前だけは聞いたことがあったのですが、なかなか出会う機会が無くて残念に思っていました。
しかし、今日はこうして出会うことが出来て、とても嬉しく思いました。
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
少し軽い感じがしましたが、とてもしっかりとした印象を持ちましたし、タイミングが取りやすく感じられました。
ボールを前にして構えてみても、やはりこれまで通り、とても美しい顔をしています。
オーソドックスな顔だと思います。
いいイメージを持ったまま、試打を開始しました。
まず感じたのが、その『球のあがりやすさ』です。
やや軽量ではありますが、比較的しっかりとしているので、もっと低く抑えた弾道になるのかと思っていたのですが、思いの外、球が高く上がりました。
とても上がりやすく感じました。
やはり『中調子シャフト』だな・・・・。と思いました。
私にとっては一番手違う『ストロングロフト』ではあるのですが、それを感じさせない弾道の高さです。
『安定性』という点でも、とてもいい感じです。
打点も一点に集中させることができましたし、とても打ちやすいと思いました。
少し軽く感じたので、これまでの経験から少し球が暴れる感じも予想していたのですが、その予想はいい方向に外れ、いい弾道を描いていくことができました。
『フック』『スライス』というよりも、ひたすら『真っ直ぐ』飛んでいきました。
正直いって、私が普段愛用している『ダイナミックゴールド』以外にこれほど打ちやすく感じたスチールシャフトはありません。
すごくいい感じで打っていくことができました。
『打感』は、いいところでヒットできているので、やはりとてもいいです。
すごくいい感触を楽しむことができました。
『飛距離性能』という点でも、この弾道の高さが、かなり大きな武器になってくれているようです。
この『AF-501』というアイアンを始めて試打したときは『ダイナミックゴールド』だったのですが、明らかにこの『K’s Tour Liteシャフト』のほうが、飛距離が出ている感じです。
私はアイアンにそれほど飛距離性能を求めないので、飛ぶことに関してそれほど大きな魅力は感じませんが、アイアンでも飛距離を稼いでいきたい方は、このシャフトはとても魅力的なのではないでしょうか?
『操作性』という点でも、いい感じです。
これまでの『軽量スチール』に感じていた『扱いづらさ』のようなものを感じることはありませんでした。
このシャフトはそれほど軽すぎないので、『やや軽』といったところでしょうか?
『軽さ』が時には『難しさ』を感じさせてしまうことも、ゴルフクラブにはあると思うのですが、これくらいならば初めてでも充分対応できる感じがしました。
『フック』『スライス』どちらでも、容易に打たせてくれるシャフトです。
今日初めて出会った、この『K’s Tour Lite』というシャフトはとても好印象でした。
出来れば今度は K’s Tour というもっと重量のあるシャフトを試してみたいです。
おそらく私にとってはもっと好印象ではないかな?と思います。
この『K’s Tour Lite』というシャフトは、日頃よく出会う『軽量スチール』が、やや物足りない・・・。と感じておられる方にはとてもピッタリなのではないでしょうか?
決して重すぎるシャフトではないですし、それでいながらとてもしっかりとして、球もよく上げてくれます。
すごく高性能なシャフトだと思いました。
私はこれまで、アイアンのシャフトというのは『ダイナミックゴールド』にずっと固定されていたのですが、これから先、もし『ダイナミックゴールド』が振れなくなったとしたら、この『K’s Tour』というシャフトにシフトするだろうと思いました。
初めて出会ったとは思えないほどの打ちやすいシャフトです。
今は、他のメーカーのスチールシャフトが主流だと思いますが、私は常々疑問を持っていました。
以前主流だった『ダイナミックゴールド』をあまり見かけなくなって以来、そのメーカーのシャフトばかりを見かけるようになりました。
勿論、そのシャフトも高性能ですし、素晴らしいシャフトであることに変わりはないのですが、もっとユーザーに選択肢があるといいような気がずっとしていました。
少なくとも、この『K’s Tour Lite』というシャフトはとても素晴らしいシャフトです。
このシャフトを装着することによって、アイアンが『苦手』から『得意』に変わる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私はまだまだ『ダイナミックゴールド』を手放せませんが、いずれはこのメーカーのシャフトにお世話になるかもしれません。
完全に『ポスト・ダイナミックゴールド』です。
私はこの素晴らしいスチールシャフトを仲間達にも知らせてあげたいと思いました。
そして色々なアイアンメーカーも、このシャフトを『標準装備』に加えて欲しいです。
エポン AF-501 アイアン K’s Tour Liteシャフト
- 2010年1月5日
- エポン
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